下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【4/5日ハム1回戦(東京D)】内弁慶の獅子たち、相性が良くない東京Dになって早速『まけほ~』/『エースとしての踏ん張り』の観点で上沢と多和田の差が勝敗に響く。でも上沢を前に獅子威し打線も大チャンス活かせずが大痛手となる。一方、ハムの大王は打撃センスが良いですね。大王、やっぱり欲しかったなぁ。。。

今日はあまり相性が良くない東京ドーム
日ハムとの1回戦でした。

今日のスタメンは、次のとおりです。


多和田は、前回の開幕戦で敗れていますから、
今日はリベンジしたい登板になります。
でも、今日は相手が上沢であるので、
援護があまり見込まれないから、
失点を極力抑えていかないと厳しいこと
戦前から想像できます。
エースになるには、
そんな苦しい展開でも投げ勝ちたいです。


一方、上沢の方は、
ハムが極寒の仙台遠征で
楽天に三連敗してますから、
エースとして連敗を止めるべく意気込んでます。


気になったのは、
昨日、足を痛めた金子侑のスタメンですね。
完治はしていないけど、
状況を見ての判断でしょうから、
また今日は内野安打含むマルチヒットもあったので
もうあまり言うつもりはないですが、
この時期に無理をして
後々に長く響くようなことだけは
無いようにしてもらいたいです。
また何かあればすぐ病院へGo!であり、
球団側もしっかり主導して欲しいです。


あと、木村を下げて
メヒアを上げてきましたね。
メヒアのお試しであり、
それはそれで良いと思います。
ただ、本日のメヒアの試験結果は、
昨年と何も変わってなかった

改善傾向が何もなかったですね。


さて、試合の結果については、、、

内弁慶の獅子たちは、
相性が良くない東京Dになって
早速『まけほ~』でした。。。


詳細は次のとおりです。。。


今日の試合を総括すると、
エースの投球が
できなかった多和田
エースの投球が
できた上沢
差が勝敗を分けた
という印象です。


多和田いい投球もありましたが、
要所で制球が乱れたり、
甘くなったりする不要な力み警戒心の薄さ
二死からあと1人が奪えぬ詰めの甘さ
が見られて、やられていますね。


初回裏、
苦手な近藤を歩かしたのはやむを得なくとも、
次の中田に、
初球が警戒心薄く甘く入って痛打されました。
しかも、このとき二死ですからね。
きっちり打ち獲りたかったところです。


3回裏の2人目の大田に対しても
同様に甘かったでしたね。


6回裏二死二塁で
王に適時打を放たれましたね。


ただし、6回裏王の二遊間を抜く適時打は、
インハイの高めボール球を強引に手を出して、
詰まらせた打球でしたが、
腕を畳みながらしっかり振り切り、
そのままパワーで押し込んで弾き返しました。
これは王の方に『あっぱれ』
としか言えない面はあったと思います。


また3回裏7回裏も、
外角球に対して逆らわず自然に
流し打ちをしてきました。


打率4割も台湾野球とはいえ、
以前、台湾代表で侍Jから
打っていたのも伊達ではなく、
それなりに高い打撃技術を有し、
打撃センスの良さ
を感じました。


こちらは浅村が流出し、
お金が余っているのだから、
また台湾との関係性を深める努力を
昔からしてきたのだから、
やはり、大王獲得には
力を入れて欲しかったですね。

今となっては、時すでに遅しですが、、、


話を多和田に戻しますが、、、
今日の多和田は、
フロントドアもどきが決まったり、
バックドアが決まったり、
ストレートもホップして打ち獲ったり、
良い投球もありましたが、
フロントドアが決まらず
そのまま外れたり、ぶつけたり、
スライダーも甘くなったり、
カウントが稼げなかったり、
などなど
良い投球が安定していないんですよね。


ただし、だからと言って
多和田の勝とうとする意識が弱いから、
とかいう話では無い気がします。
逆に「何とかしなければ!」と力んでいるし、
結果を恐れるあまりに慎重になりすぎ、
こじんまりしてしまう。
また、これはバッテリーとして一体ですが、
駆け引き等も含めて
技量が安定して勝ち切るほどのレベルにまだなく
エースへの育成途上という点もあります。


あとは順調さを欠いた影響が
まだ残っていることも否めません。
万全になるには、
もう少し時間もかかる?、という気もします。


ところで、3回裏、
源田の悪送球で併殺が獲れなかったですが、
(記録は併殺崩れだから失策にならず)
あれは走者だった大田が邪魔になりましたね。
大田の背丈のデカさが、目線に入った分、
送球が高くなりましたね


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一方、ハムの上沢の方は、
7回表に怪しくなりましたが、
それ以前は、安定して抑えられましたね。
確かにフォークが抜けていたり、
好調の状態には無かったと思いますが、
状態が万全じゃなくとも、
しっかり抑えるという
エースの投球、
踏ん張りをされました。


ただし、獅子威し打線も
上沢攻略ができなかったのが痛かったです。
獅子の場合、さすがに
1得点だけでは勝てません。


初回表は、
金子侑が相手の悪送球で出塁しましたが、
源田は併殺打崩れ秋山は併殺打と、
上沢・鶴岡バッテリィーの思う壺、
併殺狙い通りの結果が連チャンします。。。


その他も、前述した上表のとおりです。


ただし、
試合の転換期は2度ありましたね。
1度目は、2点以上を得るチャンス
ハムが1点止まりで終わらしてしまった3回裏
正直、ここは2点以上を失っても
おかしくなかったでしたが、最小失点で済みました。
当然、相手は1点は得たけど、
もっと欲しかったな、というところであり、
そのハムが絶好機を逃した直後の4回表は、
獅子にとって、
流れを変えるチャンスが訪れる転機でした。
4回表、獅子威し打線が炸裂していたら
この試合の流れは
ここで一気に獅子へ傾いていました。


ところが、4回表は、
上沢に力で抑えられ三凡で終わります。
しかも、4~6回表は
3イニング連続三凡祭となり、
獅子が流れをつかむ影すら
ハムにかき消されてしまうありさま。
その三凡祭りは試合の流れを
ハムが完全に掌握してしまう
大きな要因になります。


でも、もう一度、転換期が訪れます。
上沢も球数が嵩んできて、
獅子も7回表に捕まえます。

『山川どすこい』が発せられ、
ただ、ソロ弾だから相手も痛くないが、
その後、森、外崎、栗山と続き、
無死満塁の大チャンスを得ます。
そのチャンスで打線は、
下位打線と言っても
おかわり君、メヒアであり、
ここで、獅子威し打線の
Wクリーンアップ機能が期待されます。



ただ、おかわり君
ロッテ戦でタイムリーを放っていますが、
上沢のストレートには全く振り遅れていましたし、
メヒア不安が否めないわけですけど、、、


で、結果は、その不安どおり、、、
無死満塁の大チャンスを
全く活かせず潰す
という最悪な状態に。。。


おかわり君については、
今日の上沢のストレートに
全くついて行けず、
そのままストレートで料理され、
犠牲フライさえ打てませんでした。


メヒアについては、
最初の2球連続空振りで
勝負は決しましたね。。。

メヒアにあの状況で
最初からストライクゾーンに
投げるような
愚かなバッテリーはいません。

当然、メヒアの癖を考えれば、
空振りを狙うフォークから入ります。
しかし、メヒアも
あっさりと引っ掛かり『ぶん!』

しかも、2球目も『ぶん!』
B0S2ですから、もうこれでほぼ終了です。


おかわり君も、メヒアも、
最後は落ちる球がネックになるから、
追い込まれると厳しいタイプです。


しかも、メヒアは最終回に
二死二塁で回ってきますが、、、
この打席は、
4球目で仕留めたかったですが、仕留められず、
最後は、半端に迷走してハーフスイングの空三振。


今日は、メヒアが試験されましたが、
その結果は、
昨年と何も変わってなかった
改善傾向が何もなかった
ですね。


昨年のメヒアは、、、
ケース①
 我慢だ。我慢。
 あれ?絶好球じゃないか。。。
 よし、次は打つぞ!
 →難しい球に手を出して凡退
ケース②
 我慢だ。我慢。
 あれ?絶好球じゃないか。。。
 でも、我慢、我慢。
 →甘い球がもう一度来て、
  身体が反応して、半端な状態で打って凡退
ケース③ 
 もう初球から行くぞ!
 (打ち気満々で相手に見抜かれ)
 →難しい球に手を出して凡退


という印象です。


今日の7回裏のメヒアは
完全にケース③です。
最終回のメヒアは
ケース②もどき
です。



なお、この7回表のチャンスで
最後は金子侑が
外角低め一杯に決められて見三振で終わりました。
ただし、その判定に金子侑が不服で、
一応、辻監督が審判に抗議したようです。
まあ、選手が主張するのだから、
監督もそれに応えて抗議する姿はOKです。


しかし、この最後の1球について考察するならば、
結論は
金子侑はカットを狙うべきだった!

です。


確かにこれだけを見ると、
そこのストライクは厳しすぎるよ、
それはボールでしょ、、、と思いますが、
この日の主審は、
このコースを

ストライクで判定する傾向に、
左打者から見たら
外角側を広く

ストライクで判定する傾向に、
にありました。


実際に
3回表に秋山が、4回裏に西川が
見三振を決められたコース
7回表の金子侑のコースほぼ同じでした。


まだ3回や4回ならまだしも、
そのような傾向が見られていることが
わかっている終盤の7回表です。


その日の球審が判定する
ストライクゾーンは
どの程度の範囲にあるのか?
は、
当然、ベンチが適切に把握し、
各選手らへ正確に伝え、
その審判の判定傾向
上手く活かすよう
対応していかなければなりません。

森あたりは、
その傾向を活かしたリードも必要です。
打者もその傾向を把握して
打席に入らねばなりません。


それ故に、金子侑は
終わってから、
ごねるのではなく、
カットを狙うべきだった!
と思います。


今日は、もうこの7回表における
無死満塁のチャンスを
活かせなかった時点

試合の流れはハムが完全に掌握し、
試合は決着していました。


9回表の二死おかわり君が
タイムリーを放ちましたが、
時すでに遅しでした。
これが7回表に出ていたら、
その後の追加点を
失わずに済んだかもしれませんし。


これがホームならまだしも、
相性の悪い東京ドームで、
こちらがアウェーですから、
さすがに最終回二死から
4点差をひっくり返すのは
そう簡単ではない
です。


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明日は、今井加藤が先発予定ですね。


今井はリベンジを
果たして欲しいですね。


加藤は、昨年7回無失点が1試合ありましたが、
それ以外では、そこそこ打ち込んでいますね。
しっかり打ち崩したいです。


明日は、
東京ドームへ応援に行きます!