下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【4/6日ハム2回戦(東京D)】獅子威し打線が超山賊化して容赦ない波状攻撃でハムを根こそぎ食べつくす『れおほ~』。まあ初回拙攻は今後の鷹戦などを見据えると不満ですが。一方、今井は過大な援護射撃も得ながら、ヘロヘロになりながら7回を投げ抜いて初勝利。ただ今井も無駄な球数を減らせるようになりたいですね。

今日は東京ドーム
日ハム2回戦を応援しにきました。


昨日は完敗していますから、
今日は是非とも勝ちたいところです。


今日のスタメンは、


こちらの先発・今井
前回のリベンジをしたいところです。


相手の先発・加藤は、中3日らしく、
今年から日ハムが試しはじめている
メジャーで流行っている
『オープナー』を用いるらしく、
加藤は最初の短いイニングを投げて、
その次に第二先発が出てきます。

※今日はその第二先発に
 オリから移籍した金子でした。
 (詳細は後述します)
※オープナーについては下記参照ください。

で、早速ですが、
今日の結果については、、、

獅子威し打線
超山賊化して暴れまくり、

そのまま押し切って圧勝しました。


お立ち台は、
5打席4安打1HR4打点のであり、
安打は、二塁打、本塁打、右安打、二塁打と
サイクル安打リーチ状態でした。
三塁打ならメラドで打ったのにね。。。


ちなみに、現在チームは4勝しており、
がお立ち台3回と絶好調です。


さて、今日の獅子威し打線は、
爆発的に山賊化したので、
基本的には、
これ以上にモノ申すことはありませんが、
今後も先手必勝の展開になりやすい
鷹との戦いを見据えると、
初回表の雑な攻撃は、
頂けなかったです。


初回表、先頭の金子侑B1S2から
低めの4球目を上手くすくって打ち、
中安打で出塁したのはOK
です。


しかし、次の源田
インハイを詰まらされて三ゴロの併殺崩れ
(源田は間に合って一塁セーフ)
おまけに、秋山の打席で源田は、
逆を突かれて盗塁失敗。。。
これで秋山の打席は二死無塁に。。。


気になったのは、昨日の初回表攻撃でも
金子侑が先頭で出塁したのはOKでしたが、
源田が併殺崩れ、秋山が併殺打という
拙攻になってしまい、
相手投手の立ち上がりを攻め落とせませんでした。


まあ源田らのことですから、
当然、反省している
でしょうが、
先手必勝で初回が重要になる鷹戦や、
昨日のように『良い投手』や、

数多くの『天敵投手』が相手の場合、
相手投手が不安を抱える立ち上がりを
しっかり攻めたい
ですから、
今後の鷹戦や『良い投手』
『天敵投手』相手の戦いを見据えると、
昨日や今日のような
雑な初回拙攻は反省要です。


ところで、獅子威し打線は、
金子弌大に代わった
3回表に大爆発しましたね。


今回、ハムが適用した
メジャーで流行っている『オープナー』
『ショートスターター』については、
打線から見ると、
一巡目で相手投手の様子を見たのに、
二巡目で第二先発が出てきて
傾向が変わってしまって翻弄され
終盤に継投するならば、
第二先発も全力投球ができ、
中盤も得点を挙げられず、
気づいたら
終盤に勝利方程式が出てきて
きっちり抑えられてしまう
なんてこともあります。


CSの短期決戦などで
鷹には、武田らを使って
第二先発制を敷いてやられましたね。


ただし、今日はこの仕組みの課題を
浮き彫りにしましたね。

第二先発を
頻繁に登板する中継ぎタイプならいいですが、
普通の先発タイプを適用する場合、
不安になりやすい立ち上がり
第一先発の初回&

第二先発の最初と2度来るんですよね。
そこは攻撃する側から見ると、
相手によっては、ありがたいかもしれません。


そうすると、もしこの仕組みを適用する場合、
第二先発に向く?向かない?は考えて
第二先発を選んだ方がいいかもしれません。
例えれば、
序盤が勝負で、序盤に乗ってしまえば、
それ以降、手がつけられなくなるような
楽天の則本とかは、第二先発に向かないでしょうね。
立ち上がりに不安を抱える多和田
第二先発に向かないでしょうね。


まあ金子弌大自身ベテランですから、
今さら立ち上がりが云々とかは
言ってられない存在ですけど、
今日に限って言えば、
獅子威し打線から見ると、
金子弌大って、
苦手とすることなく、

どちらかというと、
好きなタイプの投手なんですよね。


それ故に、
こちらは左腕の加藤から
金子弌大に代えてくれてありがとう
というところはあり、
金子弌大から見ても
相手が嫌な獅子威し打線であり
ハム0-0西武のイーブンでの登板であるから、
おまけに、
途中からの登板も慣れていないでしょうから、
立ち上がりは不安を抱えますよね。


もし第二先発
昨日の上沢やマーティンとか
獅子自身が苦手にするタイプだと、
逆に獅子の方が苦しかったでしょうが。。。


いずれにしても、
3回表の大暴れ山賊攻撃は、
正直、ハムさん、
金子弌大に代えてくれて

ありがとうでしたね。。。


また第二波攻撃になった5回以降は、
もう相手も二線級投手ですから、
『あとの祭り』でしたね。
容赦なく徹底的に根こそぎ奪い、
全面、焼け野原とする
山賊らしい波状攻撃でしたね。


メヒアにまで
待望の一発が出ましたね。


ただ、今日、メヒアが打ったことにより
本人が気分を一変して勢いに乗りたいところですが、
昨日や今日の第一打席を見る限り、
まだ安堵できませんね。


今日、打った相手(吉田侑)は、
成長中でしょうが、手緩い格下感を否めず、
メヒアも、
落ちきれないフォークを打ち込んでいますから、
(まあ甘い球を見逃さず仕留めるのが大事ですが)
もし相手レベルが少し上がったらわかりません。


そもそも、
手緩い二軍ではガンガンに打っていたけど、
一軍で壁にぶつかってしまう
一軍ではきっちり交わされて
それを選球できずに何でも手を出してしまってアウト

というメヒアに関する
本来の課題をクリアしていません。



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一方、今日の今井については、
こちらが初回表に無失点だったのに対し、
初回裏の立ち上がりでは、
先頭の西川に粘られて与四球で歩かし、
次の大田は、暴走して走塁死にしますが、
左安打を打ち込まれて、走者・西川は三塁へ。
一死三塁のピンチ
迎えるのは近藤、中田、王でしたから、

ここは先制点を失っても
おかしくない展開になりました。


しかも、ここで先制点を失えば、
こちらが初回表に拙攻しましたから、
初回表明瞭な対称となるだけに、
試合の流れは
ハムに掌握されていたでしょう。


次の近藤は、
外角低めを引っ掛けさせて投ゴロで処理します。
この間に点を許さなかった
アウトは大きかったです。


次の中田一発、長打がありますけど、
穴が多いタイプでもありますが、
その次のは、昨日の試合を見る限り、
高打率なだけに打撃センスは良好そうであり、
インハイのボール球を上手く打っているように
アベレージを保つ打撃技術は高そうなだけに、
穴が少なそうな印象を持ったので、
個人的には中田で仕留めてくれ!
と思っていました。


しかし、次の中田には、
アウトロー、インハイで基本通り攻めますが、
結局、制球が定まらず与四球で歩かせます。


そして、二死三塁でを迎えます。
ところが、昨日は外角低めの球を
逆らわず自然にきれいに流し打ちされましたが、
今日は外角低めの球を
引っ張り気味でバットの先で引っ掛けてくれたので
二ゴロで仕留め、
この立ち上がりの危機を無失点で凌ぎました。

まあ、今井もこのピンチを
与四球から招いたことは反省であり、
大田の暴走死や
王が流さなかったことが助かりましたが、
今井自身が初回裏に失点を許さず
流れを相手に引き渡さなかったのは
高評価できます。


エース級の域への階段を登るには、
そのように流れを失うことを阻止する、
こちらに流れを引き込むことができる投球が

求められますから、
今井にとって、
そのような投球をしたことは
大きな好材料
になります。


で、今井については、
4回までゼロに抑えたものの、
12点差リードになった直後の
5回裏に失点を許しましたね。

まあ5回裏は、おかわり君から交代した
ルーキー佐藤の好守失策がありましたけど、
西川に右本塁打を被弾し、
中田には粘られて右二塁打を打たれ
最後は内角球を逆らわず引っ張られて
右二塁打2点タイムリーを放たれました。


点差がつきすぎて油断した
味方の攻撃が長すぎて
リズムを崩した
とか、
はあるかもしれませんが、
球数が嵩んできた面を否めません。
西川に被弾したのは80球目であり、
疲れも出始める頃で、
甘くなって思い切り引っ張られて被弾
します。
中田や王に打ち込まれたのは
100球近くになっており、
今井も一杯になりつつありましたね。


前回の鷹戦の後で辻監督は、今井に関して、
100球投げれば、疲れも出てくる。今井はそこ。
 大きくなるために踏ん張れるかどうか

とコメントしています。


監督が挙げた課題で見ると、
今日も100球近くで捕まってしまいましたね。
今井も多和田、光成、いずれは松本航も含め、
獅子エース群の一角を担う投手
にならねばならない存在です。
すなわち、今井も多和田らと同様に
目指すべき所は
『エースとしての投球』ができる域にありす


今日は獅子威し打線の大援護があったから良かったですが、
もし楽天の岸とかが相手だったりして、
味方の援護があまり見込めなかった展開でも、
今井に関しては、多和田らと同様に
『投げ勝つこと』は重要になります。


それ故に、
100球近くで捕まるようでは
エース級の域には達しません。


今井自身、
もともとスタミナの問題を抱えていますから、
その課題はクリアできるよう頑張って欲しいです。


今井にはエース級に育って欲しいから、
やはり長いイニングを投げられるようになりたいです。
しかし、今井の場合、
いらない与四球などで、無駄な球数も多いので、
球数が嵩みすぎることが課題でもあり、
長いイニングを投げるために
球数を節約するように努めたい
ところです。


昨年も1イニング当たりの平均球数が
18.4球/回と多いです。
前回の鷹戦も打ち込まれたのはありますが、
4回1/3で107球であり、
1失点で耐えた3回まででも62球で
1イニング当たり平均球数が20.6球/回です。

今日も5回までのイニング別投球数は、
1回22球、2回19球、3回11球、
4回24球、5回25球でした。
4回までに与四球が5個は多すぎ、
当然、球数も嵩みます。


こんな球数のペースでは、
5~6回までしか投げることができず、
エース級の域には遠いです。


スタミナの問題もありますが、
無駄な球数を減らす努力が重要ですね。


ただし、
今日は6回まで投げ切ったときに118球であり、
今日の今井は6回でお役御免と思ってましたが、
7回裏も続投したので、周囲も驚いていましたね。
結局、球数は132球と嵩み、
故障持ちの今井にとって、
この続投は酷使になりましたね。


今日は、7回表終了時に
獅子の10点差リードで
もうほぼ勝ちゲームの展開でした。
それ故に、
増田やKマート、平井、野田は
使いたくなく温存したいところであり、
そこは使わなくて正解と思います。
あとは、大将、小川、田村、リャオが
ブルペンに入っています。

リャオは、超制球難の課題があるので、
使ってみないと分からないから、
今日はお試しで連投させることを見据え、
最終回に登板したのはわかります。


でも、田村小川
昨日が短いイニングの登板でしたが、
あまり連投させることはできれば避けたいです。


となると、
今日のような勝戦処理の展開で出せるのは
間隔を開けている大将と、
連投で試してみたいリャオ2名のみです。
もし今井が6回で降板したら、
残り3イニングをどうするか?
大将イニング跨ぎをさせるか、
(あまりそういう使い方はしたくない)
田村小川連投で投げてもらうか、
しかありません。。。


やはり中継ぎ投手が
1名足りないんですよね。。。


今年は1軍枠の制限人数が
1名増の合計29名となりましたが、
今の獅子軍団の1軍枠の構成は、
野手16名、投手13名です
しかし、今日のような展開でも、
また鷹戦のような接戦でも、
1試合において、
野手を全員使い切ってなく、
ベンチで余っています。


正直、投手は大いに越したことはなく、
獅子投手陣の場合、
ただでさえ、駒不足の問題も抱えます。


そのため、今の1軍枠の中から
野手を1名減らして
投手14名に増やしたいです。
その投手で増やす1名は、
敗戦処理班レベルでよく、
できればロング可能のタイプがベストです。
もし、その増やした投手を
長いイニングで使ってしまい、
疲労が蓄積するようなら、
その使った投手を
試合後に2軍へ下げて休ませ、
別の投手を2軍から上げればいい
ことです。


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ところで、
最後に投げたリャオについては、
初めて生で拝むことができました。


ダイナミックな荒々しいフォーム
大きながたい、ですから、
150km/h以上の速い直球派とかの雰囲気ですが、
ストレートは140km/h台前半しかなく、
変化球を多く投げているんですよね。


ストレートは甘く入ると、
結構、飛ばされていましたね。

Kマートやヒースのような重厚さ
あまり感じませんでした。
ただし、低めに決まると、
角度がものすごくあるので
打ちにくそうですね。


今のところ、
今までに課題となっていた
制球難病
を発していませんが、
いずれにしても、
それを発していなければ、
勝ちパとは言わなくとも、
敗戦処理も含めてですが、
1軍でもそこそこ通用しそうですね。


でも、フォームが立投げタイプですが、
マンガに出てきそうな
超豪快な投げ方をしますね。。。


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さて、明日は、双方が
カード勝ち越しを賭けた第3戦ですね。


予定の先発投手は、
光成vs有原ですね。

ともに3/31の前回登板以降の登板ですね。


光成も初勝利を今度は得たいですね。


一方、獅子威し打線から見ると、
ハムの有原は、好きな部類に入りますから、
山賊化して有原を陥落させたいですね。