下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【9/6鷲18回戦(宮城)】何とか鷲に勝つことができ4連勝『れおほ~✌️✌️✌️✌️』福岡ではノーノー祭だったようだが、ブレーキ踏まずのチキンレースで食らいついていくのみ。今日は満塁男の一撃が試合を決したが、猛攻もその1イニング限定で他は無得点であり、投手陣は後先考えず『左右神話』の崇拝に伴う「俺たちに明日はない」状態の消耗戦。それでも『連覇』への栄光をつかみ獲るために、鷹と繰り広げられるノーブレーキのチキンレースを駆け抜き・耐え抜き・勝ち抜きたい!

今日から鷲戦で北上しました。


残り試合で、鷹よりも
勝ち星を稼いで!稼いで!稼ぎまくれ!しかありません。


ただし、残り試合のうち
ほぼ半分近くが因縁の鷲戦ですね。
鷲とは今日を含めて8戦もあります。
でも、獅子の鷲との対戦成績は、今日を含めず
7勝10敗と借金が3つもあります。


優勝の実現に向けては、
その鷹戦が大きく左右しそうですね。
奴ら鷲を叩き潰さねば優勝は遠のく!
と言っても過言ではありません。

今日においては、
福岡ではノーノー祭だったようで、
鷹は鷗を撃破したようですが、
うちは何とか鷲にからがら勝つことができ、
優勝争いは
ブレーキ踏まずのチキンレースに発展中。
そんな過酷な中、
獅子は何とか鷹に食らいついています。


さて、今日の結果を含めての優勝ラインです。


さて、今日の結果です。

満塁男・おかわり君の一撃!

平良が奴&ブラッシュから連続奪三振含む三者凡退!
奴から奪う奪三振は痛快!

最後は増田が締める!


なお、今日は外出していてバタバタしていましたが、
試合直前には帰宅できて観ることができました。
結果の詳細です。


今日の試合について、
総消耗戦となり、
結果的に何とか鷲に勝つことができた
というところでしょうか。


今年、鷲は獅子に自信がある反面、
こちら獅子は
鷲(奴)に脅威を感じているところ
大きく左右していますね。


それだけに、残り試合の中、
数多く残している今後の鷲戦で
不安は大きいですね。



まず獅子威し打線(改名『つけ込め打線』)の方は、
結局、得点できたのは、
3回表の1イニング限定(集中)の大爆発だけ
それ以外の8イニングは無得点だったんですよね。。。


それでも、唯一、得点できたイニング3回表は、
木村&金子侑の連打で、龍世がバントで送り、
秋山が与死球で出塁し、満塁チャンスを築きます。


このとき、龍世がバント作戦敢行で送りました。


バント作戦敢行は、基本的に得点する確率を下げます


無死一二塁からの得点確率は約60%・・・①
 →これがバントしない場合の得点確率になります。
一死二三塁からの得点確率は約65%・・・②


①②は2004~2013年のNPB対象で、
ゴロアウト間の得点とかも含まれています。


ただし、バント成功率は
約82%(昨年12球団平均)ですから、・・・③
だいたい約8割と考えると、
無死一二塁からバントして得点する確率は、
②×③=約53%となり、・・・④
バントしないときより12%減ですね。


このバントしたとき、しなかったときの差は
そのときのバントさせる機会のある打者の打率や出塁率等に関わり、
すなわち、当たり前ですが、
打ってくれる打者だったら、
①の確率が高くなるので、その差は大きくなり、
あまり打たぬ打者だったら、
①の確率が低くなるので、その差は小さくなりますね。


これが源田や外崎の場面なら、バントは愚策です。
しかも、まだ3回の序盤なので、愚かさを増します。


ただ、打者が龍世なんですよね。。。
一時期、打っていましたが、
現在の打率は2割ちょっとなんですよね。
出塁率も2割半ばです。


それを考えると、
バントしないときの得点確率①が低下しますから、
バント作戦敢行も許容できる可能性があります。
ただし、問題は
龍世はバント下手なの?下手じゃないの?
ですね。前回のバント失敗は酷すぎましたね。。。
もし下手だったら、
バント成功率(③)が低下しますから、
バントしたときの得点確率(④)も下げますね。
バントしないとき①=バントしたとき④にするには、
バント成功率(③)は、数字上で9割以上欲しいです。


一応、龍世は、打球を殺してバントを成功させましたね。


源田が犠牲フライで1点返しますと、
次の森は、弓削が打球を見失っている間に
一塁へ駆け抜ける投安打で、
再び満塁チャンスを築き
おかわり君を打席に迎えます。


今日も、中村さんのために
満塁チャンスをとっておきました。
お饅頭のお礼です。(by森友哉)


このとき、おかわり君は
内角を攻められ続けます。
しかし、3球目、内角に入ったカーブを
巧みに腕を畳み込みながらバットを振りぬき、
打球は詰まりながらも、
スタンドへぎりぎり入り込みました。


これで通算20本目の満塁弾!です。
今年、満塁においては、
32打数17安打(打率0.531)
4本塁打 49打点という
驚異的な成績を残しています。


しかし、それ以外の8イニングでは、
三凡祭り(1、2、4、7、9回)
出塁してもゲッツー祭り(5、6回)
それ以外の8回表は盗塁失敗。。。


今日の打線は、満塁弾は評価できますが、
全体的に見ると、今一つでした。


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一方、投手陣については、
中継ぎ陣が
鷲にヒットすら打たせず無失点
國場が1つ四球を与えましたが、
7回以降は三凡祭り
鷲を血祭にあげましたね。


中継ぎ陣は、
ヘロヘロ状態の中、良くやっており、
彼らには、
お疲れ様ですと、本当に頭が下がります。


ただし、今日は、
今井(5回)→國場(2/3回)→野田(1/3回)→平良(1回)
→小川(2/3回)→平井(1/3回)→増田(1回)とつなぎ、
総消耗の継投になりましたね。


今井の状況を鑑みれば、
6回から二番手投手に継投することはわかります。


試合の流れが滞っており、
いつ鷲に奪われてもおかしくない状況下で、
島内、奴、ブラッシュの攻撃になる
7回での平良投入は、
鷲へ傾きそうな流れを断ち切るために、
こちらに流れを引き込むために、
奴を抑えるために、Goodタイミングでした。


今のブルペン陣の中で、
流れを良い方向に変えることができるのは、
平良と増田しかいませんから。
一応、平良も中1日は開けています。


最終回の増田投入もやむを得ません。


二番手については、
連投で國場を適用するとは思いませんでしたが、
國場への信頼度がアップしている証でもあります。


まあ、二番手に泰雄や伊藤を投入して
回跨ぎをさせて、イニングを消化させる手も考えられます。
ただし、前述したとおり、
試合の流れや展開、対戦相手を鑑みると、
7回は平良しかいません。
9回も増田しかいません。


その7回&9回を固定したら、
6回、8回が別になるので、
泰雄や伊藤を投入しても
回跨ぎ運営はできませんね。
(投げても最大1イニングまで


それ故、
中継ぎを4人まで消耗するのは
やむを得なかったと考えます。
しかし、6人も消耗とは、、、


6回は國場→野田、
8回は小川→平井と
1イニングで2名消耗とは、、、


結局、今の首脳陣の交代する判断基準は、
リードか、ビハインドかの違いはあるけど、
その日の調子、本人の特性や昨日までの登板状況、
相手との相性、試合展開などを全く無視して、
◯左打者には左腕を!
◯右打者には右腕を!
しかないんですよね。


特に8回裏は、ネックでした。
小川が連続奪三振で二死まで行っており、
最近の小川は左打者を抑えるようになっているけど、
右打者の方が抑えていますね。


それなら、
小川に8回を最後まで投げさせて、
1人を温存しておきたいですが、
実際には、右打者フェルナンデスになってから、
小川を下げて、平井を投入しましたね。
でも、そこで鷲が
鷹戦で活躍した小郷が代打で出され、
結局、左打者との対戦に戻され、
本末転倒の消耗になりましたね。


また、平井は、
抜け抜け状態でボロボロの昨日からの連投です。
しかも、そんな状況では、
セットアッパーとして機能しない不安が大です。
正直、この8回裏二死から炎上スタート?
という不安がよぎりましたね。


結果としては、平井も
外角低めのスライダーで空を切らせ、
空三振で凌ぐことができ、
このイニングは
三者連続奪三振で三凡に仕留めました。


ただし、相手が小郷と格下で助かった面は否めませんが。
また、平井の場合、今の状況では
15~20球を超えると不安定さが増します。
気力だけで投げているけど、
そのくらい球数が嵩んでくると、、
その気力が切れてしまうからですね。
「気力」というより
「集中力」と言った方がいいかもしれません。
それが欠けてきて、身体も開き気味になっていって、、、
というところですね。


今日は、ワンポイントだったことも功を奏したと思います。
今日は、ワンポイントだった分、
何とか気力で投げ切れました。


じゃあ、ワンポイントだったら何連投もOK?
というと、そうではないですね。


スライダーのキレが鈍るようになって、
気力でストレート中心で攻めていても、
最近では、それでも限界が見えてきております。


疲労が蓄積すればするほど、酷さは進行しますから。
当たり前の話ですが。


このままでは、明日&明後日を含めて
平井&増田の四連投はありそうですね。


それで抑えられるならまだいいですが、
平井については、今の不調な状況を鑑みると、
セットアッパー機能どころか、
逆にアキレス腱になるリスクは大きいですね。
格下でも他の者の方が抑える可能性も考えられます。


でも、7回の平良は圧巻な痛快劇場でしたね。
奴に対しては、B2S1からの4球目、
平良自身が森のサインに首を振りました。
これを見たら、奴も
自信のある「ストレート勝負」をしたいの?
と思いそうであり、
しかし、結局、平良が投げ込んだのは
外角低めのスライダーでした。
奴はタイミングを狂わされて
振り遅れの空振りをして、追い込みましたね。
平良の巧妙な演技プレーですかね。


そして、次の外角球ストレートで空三振を奪います。
前回のメラドでの対決に続き、痛快でした。
次のブラッシュからもストレートで空三振を奪いました。


平良のストレートは、
球速も速く、球も重いわけですが、
ホップ変化して
打者の手元でノビがありますね。
将来性がもの凄く楽しみな存在ですね。


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先発の今井については、
ストレートは力んでの抜け球もありますが、
低めからホップして手元で伸びたり、
それなりに悪くはなかったでした。


しかし、チェンジアップは
落ちぬ球が目立っており、
初回、ブラッシュには
ど真ん中に甘く入って一発を被弾しましたね。


また、制球は、相変わらず、
バラバラで荒れていましたね。
ボール球が目立っていましたね。


5イニングで
被安打は4つでしたが、
与四球が5個もあり、
それでいて奪三振は僅か2つと少なく、
結局、4失点となりましたね。


それでも、その荒れ球が武器になっていて、
相手は絞り込むことがなかなかできず、
また、変化球はキレや制球が今一つでしたが、
ストレートが効いていたので、
緩急差によりタイミングを狂わしたりしていましたね。


3回裏、奴から奪った空三振は、
落ちぬど真ん中のチェンジアップであり、
ブラッシュに被弾した球と同じで危ない球でしたが、
奴がストレートとの読み違いか、
タイミング合わず助かりました。


正直、今日の今井は、
4失点で止めましたが、
アップアップの状況であり、
大炎上していてもおかしくなかったと思います。
なかなか調子が上がりませんね。
フォームもまだ不安定だから、
リリースポイントもバラバラであり、
制球が定まらないですね。


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明日の先発は、、、


光成は、引っ張り過ぎなければ、
最近、試合をしっかり作っております。
引き続き、踏ん張ってもらいたいです。


不安があるのは、辛島攻略の課題ですね。
辛島をそれなりに打ち込んでいますが、
基本的に苦手タイプの左腕ですから、
ハマると打ち込めなくなる危険はありますね。
しかも、今日は弓削を1イニング限定で打ち込みましたが、
それは弓削も投げ急いで崩れた面があり、
結局、他イニングでは打ち崩せてません。
おまけに、他の中継ぎ陣にも抑えられています。


獅子威し打線は、成績が示すとおり、
尋常じゃないほど打ちまくっていますが、
相手投手次第で、
全く打てずの閑古鳥と化しやすいですね。


しっかりと辛島攻略を早々から遂行して
光成への援護射撃を手厚くしたいですね。