下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【9/8鷲20回戦(宮城)】極薄の紙一重で『れおほ~✌️』最後は島内バットが折れて助かった。獅子二大巨頭で打点稼ぎ二人で競う👍 源田の幻一発は残念。でも源田たまらん劇場を展開👍 投手陣もカツカツだったが、ギリギリ踏ん張る。2日休みで英気を養って(2日では足らぬだろうが)鷹戦で奮起してくれ🙏 明日は鴎さん宜しくね🙏でも鷲にまた一人天敵現れるとは。内角に投げ切ってくる石橋が新たな天敵化しそうである。

今日は鷲を叩き潰して、
鷲からの借金を1つ返上するとともに、
鷲をCS戦線から脱落させることを助長し、
来週の鷹との天王山・最終決戦で
連勝して逆転首位の芽を残しておきたい戦いでした。


「連覇」を実現するには、
鷲からの借金を残している場合ではなく、
当然、貯金に転じたいところです。
(借金していたら「連覇」は危うい)


一方、CSに関しては、
正直、獅子キラーの天敵投手の多い鷲とは対決したくないです。
岸、塩見、辛島、福井と、獅子が苦手にしている天敵投手が多く
(塩見は出てこないでしょうが。福井も出てこない?)
則本はカモでしたが、今年は何とも言えず、
美馬も調子が良いと獅子の苦手タイプに転じます。
そして、
今日の戦いでも、石橋という新たな天敵が増えそうです。


CS短期決戦においては、
投手陣(特に先発)の駒数の多さはモノを言います。


もしこちらが優勝してファイナルで戦うにしても、
鷲では鷹の防波堤にはならず、
ファイナルでの決戦は鷹との戦いになります。
しかし、鷹が苦手とする鴎が3位通過してCSへ参戦すれば、
ファイナルでの決戦の前に鷹が敗れる
という可能性は考えられます。
 ※鷹は千葉での戦いなら脆弱ですが、
  福岡では五分だから御利益薄いですけど。
そして、ファイナルで鴎との決戦になれば、
獅子は鴎にアレルギーがないのでCS突破の確率を高めます。


もしこちらが2位通過になったらCSではファーストから戦い、
それが鷲相手であれば、前述の天敵投手陣の影響や
今年は今まで以上に鷲への苦手意識があることから、
2017年の二の舞になる可能性は一昨年以上に高いです。


しかし、鴎相手であれば、
獅子は鴎にアレルギーがないのでCS1st突破の確率を高めます。
それ以降は、鷹との勝負になりますが。


それを鑑みれば、
CSには獅子、鷹、鴎の三者参戦が望まれます。


いずれにしても、
獅子が優勝するためには、残り鷲戦を全て勝ちたく、
そうなれば、自動的に鷲はCSから脱落しますね。


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ところで、試合前に【悲報】が届きましたね。


昨日先発した光成が試合後に
右ヒジの違和感を訴えたため抹消されました。


昨日の光成は、
シュート方向に抜け抜け状態
抜け球が目立っていましたね。
その右ヒジ違和感の影響だったんですね。


まだ、診断結果次第のようですが、
この時期にきて、
光成の離脱は手痛いですね。


勝っていくためには先発が基本ですから、
先発駒数が不足するというのは、
中継ぎ駒数が不足する以前の深刻な問題ですので。
(中継ぎは中継ぎで大事ですが)


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さて、今日の鷲戦のスタメン結果です。


2回裏、ダイビングキャッチでチームを救う源田たまらん

8回表、決勝打を決める山川
二塁ベース上での『どすこい』(ばんざい?)


今日の試合結果については、簡単に表現するなら
昨日同様に先制するものの、
流れをつかみ獲ることができないまま
耐えるに耐えて何とか勝つことができた
紙一重の『れおほ~』でしたね。


初回、先頭の秋山が四球で出塁し
源田は昨日のバント作戦と違って
ヒッティング(強行)作戦を敢行しました。
結果は二ゴロの併殺崩れに終わりました。
(源田の場合、併殺崩れが多いのは特徴の一つ)


結果は失敗しましたが、
作戦としてはそれで良かったです。
バント作戦は残り2つのアウトで勝負すること、
強行作戦は残り3つのアウトで勝負すること、
残りアウト数の差が得点確率に大きく響くからです。
走者を1つ進塁させれば確率は高まりますが、
 (無死一塁から無死二塁の差は約20%増)
アウトを1つ消費すれば確率は低めますからね。
 (無死二塁から一死二塁の差は約20%減)
その上で、バント成功率が絡んできますから、
当然、確率は下がります(バント成功率は100%でない)。


その次の森も、詰まらせて二ゴロ併殺打コースでした。
しかし、奴の送球を遊撃手が捕球できず、
相手失策により一死一二塁のチャンスを得ました。
そして、おかわり君は初球の甘い真ん中カットボールを見逃さず
左中間を割る二塁打タイムリーで2点先制しました。


不安を抱える石橋の立ち上がりを攻略します。


さらには、初回裏、
本田は一ゴロ併殺打を打たせて三人で凌ぎます。
本田の球は、甘かったど真ん中でしたが、
銀次は振り急いだ分、引っかけてしまうミスショットでした。
3→6→3の形の併殺でしたが、
山川の二塁への送球が少し逸れたので
源田は二塁ベースから離れて捕球し、
ベースを踏んだら、
的確に素早く山川へ返球する冷静な処理をし、
さすがでしたね。


初回表の先制初回裏の併殺(3人で終了)は、
序盤からこちらに流れを引き込むきっかけになるのですが、、
それ以降、流れをなかなかつかみ獲れず、
得点も終盤まで奪えない状況
が終盤まで続き、
苦しい戦いを強いられましたね。


しかも、3回表は、
その直前(2回裏)にフェルナンドの打球を
ダイビングキャッチして遊直から
ブラッシュ走塁死の併殺をやりとげた源田からの攻撃でした。


そのファインプレーにより
流れがこちらへ一気に傾いてもおかしくない状況下、
源田の2球目の打球はライトスタンドへ!
ところが、判定はファウルとなり、
リクエスト検証でも判定は覆らず。。。
このファウルは、
こちらへ傾きかけた流れを完全に堰止め、
相手を大きく助けましたね。


その後、源田が意地の二塁打を見せ、
森が四球で出塁しましたが、
おかわり君が左飛で倒れ、
栗山の二ゴロ併殺により得点することができず、
流れを引き込むどころか、
相手に流れを傾かせるきっかけになり、
それ以降、流れは鷲にありましたね。


しかし、6回裏に追いつかれてから、
相手へ一気に流れが傾きそうでしたが、
その直後の7回表、山川が四球を献上してもらい
木村のバントでは、鷲の捕手・堀内が悪送球に。
鷲の自滅により絶好のチャンスを得て、
主導権を一気に得る勝機になりました。
しかし、
金子侑がセーフティバントを失敗し、
秋山&源田も倒れて、そのチャンスを逃しました。


ところが、7回裏、交代した小川
辰巳に打ち込まれましたけど、
島内を遊ゴロ併殺打に仕留め、
三人でこのイニングを切り抜け、
相手へ傾く流れを堰止めました。


その次の8回表、
森原が登板して昨日と同様に中軸との対決に。
森がストレート狙い打ちで
1、2の3で打ち込んで、おかわり君が四球で出塁し、
無死一二塁のチャンスを得て
勝負強い栗山を打席に迎えます。
 ※栗山の得点圏打率は獅子の中で上位5位
  森1位、中村2位、源田3位、外崎4位


しかし、栗山にはバント命令が下され
結果、打ち上げてバント失敗!


確かに終盤で1点勝負の展開です。
これが木村(得点圏打率0.150)とか
低打率の打者ならバント作戦でも良いです。
でも、栗山がバントしては
得点確率を下げます、
無得点になる確率を高めます。
それは前述した通り、
一死を献上すること
バント成功は100%でないことに起因します。


しかも、栗山のバントでチャンスを
次の外崎や山川に託し、残り2つのアウトで勝負しますが、
外崎は楽天戦で最も打てておりません。
外崎の鷲戦での得点圏打率は0.143です。


※外崎対戦戦成績
 鷲:打率0.206、得点圏打率0.143
    (栗山の得点圏は2割超)
 鷹:打率0.236、得点圏打率0.267
 牛:打率0.284、得点圏打率0.333
 鷗:打率0.282、得点圏打率0.294
 公:打率0.310、得点圏打率0.333


相変わらず
『バント=手堅い1点を奪う作戦』という
固定概念に執着した作戦
バント失敗でもろくも崩れました。
次の外崎は見逃し三振で倒れます。
(あの低め一杯の球は森原が凄かったですけど)


しかし、二死の崖っぷちで
山川が左中間を割る二塁打タイムリーで
勝ち越しを決めましたね。
おかわり君は暴走して2点目はダメでしたが。


さすがに7回、8回と
2イニング連続で残塁祭だったら万事休すでしたが、
山川の一打が九死に一生を得る勝ち越し打になりましたね。



それでも
流れはまだつかみ獲れ切れていません。


終盤において、勝ち越してからも、
楽に切り抜けたいんですが、
何かとあと一歩のところで試練へ突入
苦しめられましたね。
(勝つためにはその試練をクリアせねば)


8回裏の二死には、
ブラッシュを打ち獲れば、
この回は奴に回らずに済むわけですが、
ブラッシュを打ち獲るものの、
ゴロが浅すぎて送球できずの三安打に。
1点差で二死一塁の中で奴を迎える試練に。


9回裏も、フェルナンドに打たれましたが、
後続を打ち獲れば下位打線で終えるのですが、
上位の島内以降を迎えずに終える
辰巳に詰まらしながらも、ポテンヒットを打たれ、
1点差で二死一三塁の中で島内を迎える試練に。


このように最後の最後まで
あと一歩のところで、試練から逃れられず
試練に突入してしまうということは、
こちらが最後まで
流れをつかみ獲れ切れていなかった
ということであり、最後の最後まで苦しめられました。


点差を考えると、昨日の松井裕に迫ったとき以上に
こちらの方が厳しい試練でした。


それら試練を乗り越え、
何とか『勝利』を得ましたね。
まさに1勝を挙げる大変さ
再認識させる教訓の一戦になりました。


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ところで、今日の鷲・先発の石橋には、
序盤に先制しましたけど、
前回同様に苦しめられましたね。


石橋について、
序盤は、抜ける球も見られていましたが、
内角にしっかりと投げ切ってくる処が
最も厄介ですね。

特に、右打者に対しては、
内角をエグるシュートはもの凄く厄介です。


あの内角に投げ切られる球(特にシュート)
打っても詰まらされて凡打になりやすく、
右打者では、
インハイ、インローに投げ切られると
左打者では、
腰高以上の内角に投げ切られると、
まともに打てません。


 ※石橋コース別被打率(ストライクゾーン対象)
  右打者:インハイ0.111、インロー0.071
  左打者:腰高以上0.105


そして、それを今日も堂々と投げ切ってきます。
内角に投げて怖いのは、
内角に投げ切れず、中に入ってしまうことですが、
右打者に使うシュートは、
中に入るどころか、打者寄りをエグってきます。
ただし、そんな球ですから、
右打者に使うシュートは
見送れば、捨てて行けば
ボール球になります。
前回、木村がそれを活用し、
今日も山川は7回に四球で出塁しました。


でも、石橋については、
獅子の苦手とする新たな天敵になりそうですね。


前述したとおり、
鷲には、岸、塩見、辛島、福井と、
獅子が苦手にしている天敵投手が多いです。
美馬も好調だったら、獅子が苦手とするタイプです。


さらに石橋まで加わってしまうと、
鷲には獅子の天敵投手だらけという傾向が
さらに促進されてしまいますね。
この天敵問題は極めて深刻な問題です。


CS短期決戦でも
彼らを並べられれば敗戦確率が高くなりますから。
まあ則本が基本的に得意系(今年はまだ微妙ですが)
というのは救いですが。。。


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ところで、気になるのは、
今年、チャンスに弱くなっている秋山ですね。
今日も2回、7回とチャンスで打てませんでした。
(7回は島内の好守に阻まれましたが)


秋山の過去5年における打率得点圏打率を見ると、


2015年 打率0.359、得点圏打率0.347
2016年 打率0.296、得点圏打率0.295
2017年 打率0.322、得点圏打率0.318
2018年 打率0.323、得点圏打率0.320
2019年 打率0.310、得点圏打率0.236


秋山の場合、過去の結果を見ると、
打率と得点圏打率はあまり変わらぬ傾向があります。
すなわち、今までは、
得点圏に走者がいようと、いまいと、
コンスタントにヒットを打っているということですね。


しかし、今年に関しては、
得点圏打率は0.236ともの凄く低いです。
もちろん、不振の時期もありましたが、
打撃不振が原因なら、打率も低くなるはずです。
普段3割以上は打っているのにも関わらず、
得点圏になったら打率が低迷しているというのは、
やはりチャンスで弱くなっていると考えざるを得ません。


その理由については、
普段の3割以上の打率を鑑みれば、
打撃そのものにあるというよりは、
別のところにあると思われます。


得点圏に走者がいる局面ということは、
相手にとってはピンチの状況にあります。
そのピンチで強打者・秋山を迎えるのですから、
相手投手もギアを上げてくるでしょうが、
投げる方の気持ちは苦しくなっているでしょうから、
(相手も、木村とかを相手にするほど気楽ではない)
秋山の方が相手投手より心理的に優位にあります。
それでも得点圏(チャンス)になると打てなくなる
というのは、、、
秋山自身がチャンスになればなるほど
あれこれ考えすぎ
なんではないでしょうか。


考えるのが秋山らしいですが、
打席に入るときには
『無』になって直感で打つ
打撃の天才児・森友哉のように
たまには
『無』になってみたらいかがでしょうか。



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一方、今日の先発・本田については、
甘いコースに入り込む変化球(抜け球含め)が目立ちましたが、
良い感じで抜けてタイミングを狂わしたり、
緩急でタイミングを狂わしたり、
最近、奴も不調だったりして、
相手のミスショットに助けられたり、
味方の好守により助けられたりして、
6回は投げ切れませんでしたが、
試合を壊さず前半を投げ切りましたね。


1~2回は併殺で切り抜けたことが大きかったです。


ただし、ゴロアウト、フライアウトの数を見ると、
フライアウトの数が4回以降から増えています。
アウト形態については、
3回まではゴロ4個、フライ2個、ライナー1個に対し、
4回以降はゴロ2個、フライ6個となっています。
合計で見てもゴロ6個に対しフライ9個と、
フライアウトの方が多かったです。


もともとから、本田の場合、
ゴロアウト:フライアウト=32:46と
フライアウトが多い傾向にあります。


別にゴロアウト多いグラウンド ボール投手でも、
フライアウトが多いフライボール投手でも、
どちらでもいいわけですが、
本田の場合、
一発を含む長打を浴びることが課題ですから、
フライアウトよりも
ゴロアウトを増やせるタイプになりたいですね。


低めを突いて投げてもいますけど、
やはり、腰高以上の高めに
集まるところも見られます。


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今日、本田は6回二死一塁で降板しました。
できれば、6回を三者凡退にして銀次で切り、
7回をブラッシュから始まるようにして
そこを頭から平良投入と行きたかった
わけですが、
結局、6回二死で銀次に上手く低めを打ち込まれ、
銀次の出塁を許しました。
何かとあと1人のところで試練突入です。


本田自身、まだ74球であり、
もう少し投げることができました。
それだけに、
ここは「本田続投」も選択肢にあるでしょう。
しかし、前述したとおり、
このとき流れは鷲にありました。
そんな中で、
ブラッシュ、奴を迎えることになります。


鷲の立場になって考えると、
流れに乗じて追いつき、追い越し、
一気に獅子を畳み込みたい局面であり、
ここが大きな勝機です。


獅子から見れば、
そんな鷲の勢いを打ち消さねばならず、
ここを突破されれば敗走一途に転じます。
それができる投手は
獅子投手陣の中で平良増田しかいません。


結果として、
ブラッシュに同点弾を浴びましたが、
ここで平良を投入した
首脳陣の判断は支持します。


正直、本田続投では、4回以降、
フライアウトも増えていたように
大炎上していた可能性はあります。


ここで平井投入も考えられますが、
2試合に1試合の頻度で失点している今の平井には
正直、厳しいと判断します。
あとは、小川くらいでしょうか。
それ以外では、
正直、逆転まである炎上の懸念があります。


ブラッシュに同点弾を浴びて、
本田の勝ち星を消してしまいましたが、
逆転を許さなかったことで御の字でした。


確かに平良は、経験の浅さを露呈しました。
昨年までは中塚を上回る制球難でした。
緊迫感から変に力みが入り、
その顔を少し出してしまいましたね。


また、ストレートは一級品でも
変化球はまだ二級品ですから、
ストレート一本調子になりやすい分、
相手もストレート一本に絞ってきますね。
ブラッシュはパワーがあるから
力と力のパワー勝負に挑まれて敗れました。


平良の方も、カウントを悪くしていたので、
ストライク欲しさに投げ込んだ分、
真ん中のちょい下に入ったので、
タイミング良く打ち込まれましたね。
その後は、
奴には変な力みが出て歩かしてしまい、
茂木には詰まらせながらもポテンヒットを打たれました。


最終的には、
ストレートに絞って狙っているフェルナンドに対して
裏をかいてスライダーでタイミングを狂わせて凌ぎます。
ただし、平良も来年への課題になってきますが、
サブ球種となる変化球を1つ磨いて欲しいですね。
今後の成長に向けて、
反省すべきところは反省して
もっと飛躍してもらいたいです。


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三番手の小川については、
いつもの『左対左』神話に基づく形で投入されていますが、
辰巳にヒットを打たれたものの、
今日の小川は低めに球を集めて、
スライダーもキレがあって良かったですね。


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今日の小川のデキなら
8回裏、走者が無い状態であり、
6回ほど鷲の勢いがあったわけでもなかったので、
ブラッシュに対しても小川続投で
この8回を最後まで小川で良かったわけですが、
『左打者には左腕を、右打者には右腕を』神話の信者ですから、
右打者になれば、平井が登板します。
 ※ここは平井しかいないから出した、というより、
  ここは右打者だから平井を出した、という思考ですね。


平井は、ブラッシュを打ち獲り、
浅いゴロでおかわり君が突っ込むが、
捕球するのがやっとで送球できずと、
三安打で出塁を許して、
奴を迎える試練に突入します。


結局、奴に対しては
フェンス手前まで深いフライの打球となり
右飛で仕留めました。
危なかった大きなフライですが、
低めに投げ切ったので、
それを打ち上げさせました。
まあ、奴も調子が下降線だったのもあるでしょう。


ところで、平井については、
最近、失点する頻度が多くなってますね。
特に15~20球を超える
もう苦しくなってきてしまいます。


10球前後なら気力だけで投げることができても、
15~20球となっていくと、
その気力も続かなくなり、
身体が開き始めてしって
リリースがバラバラとなり、
スライダーのキレの鈍化などに陥り、
打ち込まれやすくなってしまう
という面があります。


それを考えると、連投連投にするとかは別にして、
今、『左対左』神話にやみつきですから、
左腕をワンポイントのような使い方で使うことが多いですけど、
(左が3人続けば、その3人ではそのまま使い続けますが)


平井を本当に何とかしたい局面で
ワンポイント的に
1イニングより短めで使う
(球数を10球前後を上限にして)
というやり方があるかもれません。


ここ2試合はそれで上手く行っていますね。


弱い打者のときのワンポイントではもったいないので
例えば、鷲が相手だったら、
ブラッシュや奴の打席のみ、
鷹が相手だったら
柳田やグラシアル、熱男の打席のみなど。


今日もそうでしたが、
鷹は熱男が打つと、チーム全体が盛り上がり
チームの勝利につながりやすいです。
ここぞというときに熱男を抑えたいというときに
ワンポイント的に使うことは考えられます。


ただし、ワンポイント的に使うことは、
そこに照準を合わせて投入するわけですが、
どこが勝負処か?を的確に見極めねばなりませんから、
結構、使い方(投入の仕方)は難しく、
肝心処を的確に把握する勝負勘の資質が問われますね。


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最後は、増田が登板しましたが、
茂木には粘られてしまい、
フェルナンドには狙い打ちで打ち込まれ、
辰巳にはポテンヒットを打たれ、
二死で一三塁のピンチを背負いましたね。


増田自身も、疲労が蓄積していますから、
ストレートのキレが鈍化しており、
相手に粘られやすくなったり、
合わせて打ち込まれたりしていると思われます。


最後の島内の打球については、
内角を攻めて詰まらしていましたが、
バットが折れたので、
その分、打球速度が失速し、
外崎の真正面に落ちましたけど、
もしバットが折れていなかったら、
外崎の頭上を越えるポテンヒットになって、
同点になっていましたね。


島内のバットが折れて助かりました。


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さて、今日、鷹の方は鴎に逆転勝ちしましたね。
まあ、「さすが」としか言いようがありません。


やはり、熱男が打つと勝ちますね。
『熱男は眠らせておくこと』が大事ですね。


でも、鷹の方はまだ明日も鴎戦があります。


明日は鷹先発は谷間のようで
松田遼が先発するみたいです。
ということは、椎野なども使う
ショートスターター戦略が考えられますね。
来週のメラドでのうちとの対決に向けて、
中継ぎを数多く
消耗してくれるだけでも助かります。


なお、鴎さんは二木が先発のようです。
二木は鷹戦で
5試合登板で3勝0敗(防御率3.00)です。


鴎さん、明日はくれぐれも、
宜しくお願いしますm(_ _)m


明日までは
埼玉&千葉連合ということで。