下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

①鷹には厄日:コロナ&400億円申告漏れ ②『GO TO 札幌』キャンペーン!そろそろ目覚めよ、山賊たち! まずは三振せずに バットに当てるところから??? ところで、彼は???

昨日の日曜日は鷹からコロナ感染者が出てしまい、
獅子との試合が中止になり、
鷹の二軍はしばらく休止ということになりましたね。


で、検査結果が遅れていたためなのか、
夜19時から鷹の「緊急会見」という話がSNS上で出ており、
ただ、その会見が遅れまくっていましたね。


結果が届くまでに時間がかかるほか、
内部でかなりてんわやんわ、
すったもんだしていたのかな?という印象ですが、
遅くなればなるほど
『大事なのか?』『かなりヤバいのか?』という雰囲気に。。。


一応、22時に会見が発表され、
関係各所(おそらく相手の楽天も含む?)の判断次第ですが、
とりあえず、
今週、予定通り開催できそう、
という雰囲気かな???

そこまで『大事』には至らぬで
一安心で良いかな???


試合を予定通りできるかは、まだ確定していませんが、
このまま大事にならず、予定意通り開催できるなら何よりです。


ただ、感染された方々には、
一日も早く回復されることを心から祈っています。


ところで、鷹はコロナだけでなく、
400億円の申告漏れのニュースもありましたね。
まあ、ダメージはそう大きくなく、既に解決済みという感じですが。


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まあ、申告漏れの話は置いておいて、
野球の方へ話を戻しますと、


今シーズンの興行に関して言えば、
もし一軍から発生していたらどうなっているのか?


もし一軍選手等で感染者が出たとき、
今の状況では、しばらく休止に追い込まれます。


でも、今年の日程はカツカツであり、
ただでさえ遂行が困難ですから、
そのようなコロナアクシデントが生じ、
一時休止になれば、当然、もっと窮地に追い込まれます。


辻監督もそこを気にされていましたね。


確かに、
獅子は『屋根付き球場』をホームに持ってますが、
千葉で、仙台で雨、福岡でコロナと
現在、パ球団の中では、消化試合数が最も少ないんですよね。

西武辻監督「今年の日程からいったら大変なこと」コロナ中止で抱く不安
8/3(月) 11:40配信

 西武の辻発彦監督(61)が2日、今後の超過密日程に頭を悩ませた。ソフトバンク戦の中止を受け、ペイペイドームで全体練習。代表取材を受け、「うちはビジター2試合を流している。また1試合増え、

(新たに)3試合も組まれる。今年の日程からいったら大変なことになる。それが心配
」と説明した。
 今季の西武は7月9日のロッテ戦(ZOZOマリン)、同14日の楽天戦(楽天生命パーク宮城)を雨で流している。さらに新型コロナウイルスによる中止。今後もびっしりと6連戦が続く中で、新たな日程が組まれることになり、13連戦も予想される。


 一方、ソフトバンクによると、新型コロナウイルスへの感染が判明した長谷川の行動履歴から、西武側との接点がないと確認された。そのため、今回の件を受けて西武側がPCR検査を行う予定はないという。指揮官は「選手にも出たわけだから、より今まで以上に注意して、自分の身を守らなきゃいけない。どこに危険があるのか分からない」と気を引き締めた。

 チームは予定通り、3日に札幌に移動。2日に先発予定だった
高橋光が4日の日本ハム戦(札幌ドーム)に回る見込み。不調の今井は中継ぎ待機
となりそうだ。辻監督は「無観客から少しずつ観客を入れてファンの前で野球できるようになった。中止にならないようにする責任もある」。最善の注意を払いながら戦いを続ける。 (小畑大悟)


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もしコロナアクシデントで休止になれば、
シーズンとしても
日程を消化しきれるのか?
消化するために相当、無理を強いられるのか?
公平性の観点からも成り立つのか?など
色々と疑問が湧き出てきます。


今は開催により社会的な娯楽としての役目を果たしますが、
そのコロナ時のリスクをあまり考えられていない日程を含み、
少観客でやればやるだけ赤字が増し、
選手らには仕事をさせている分、減棒交渉に不利になりやすいなど、
今シーズンはかなり無理な体制でやっているところの問題が大きいです。


そもそもとして、
シーズン成立の必要条件120試合こだわり過ぎたこと
が痛かったですね。


CSに関しては
その頃になったら観客数も回復するかも
の期待感がありましたから、
これは経営的にやむを得ないと思いますが、
無観客からスタートしての120試合は、
リスクしかない日程でしたね。


何かの法律等の縛りで
120試合やらなければならないとかなら、
その改正が大変ですが、
所詮はNPB内でのルールですから、
柔軟に変更はできたと思います。


そもそも今年は
開幕遅延から、既に例外年みたいなものです。


それであるならば、
今年の状況にあわせた新たな開催プログラム
戦前から考えるべきでした。


コロナで横槍がいつ入ってもおかしくない
今年の状況を考えれば、80〜100試合など
今の無理してやっている120試合より少なくし、
コロナによって一時休止等が生じても
対応できるプログラムが必要だったと思います。


片や大丈夫でも、片や休止ばかり、
ルール上のシーズン成立云々の話以前に、
それでは何を戦っているのか
わけがわからぬシーズン
になります。


他にも代案はあるでしょうが、
途中中止があってもいいように
前後期制にするなど、
今年は例年と違う
今年の状況にあわせたやり方を検討すべきでした。


ところで、
新型コロナの感染者が出たときの対応について、
改めて協議すること
になったみたいですね。

プロ野球 新型コロナの感染者が出たときの対応 改めて協議へ
2020年8月3日 23時01分(NHK)

 プロ野球・ソフトバンクの長谷川勇也選手が新型コロナウイルスに感染し、2日、1軍の公式戦が中止になったことを受け、12球団は感染者が出た時の対応などについて、改めて協議することになりました。
 ソフトバンクでは今月1日、2軍で調整中だった長谷川選手が新型コロナウイルスに感染していることがわかり、ファーム施設を利用している1軍の選手への感染の可能性が否定できないとして、2日、福岡市のPayPayドームで予定されていた西武との公式戦が中止となりました。
 これについて、NPB=日本野球機構の井原敦事務局長は「一度、12球団でこの案件について振り返り、今後の対策について意見を交換する場は必要だと思っている」と述べ、12球団による臨時の実行委員会を近く開き、改めて協議することを明らかにしました。
 プロ野球では、感染者や濃厚接触者が出た場合、その選手をチームから離脱させたうえで、試合は開催していく方針でしたが、今回、2軍の選手の感染が、1軍の公式戦中止につながる結果となりました。
 井原事務局長は「想定はしていたが、改めてそのリスクを認識した」としたうえで、市中感染の広がりによって保健所が濃厚接触者を特定するための調査に時間がかかるようになっていることなど、感染者が出た時の対応でいくつか課題があったとし、こうした点について意見を交わすということです。


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協議することは良いですが、
基本的には、開幕前に協議して
12球団でコンセンサスを図っておくべき話
ですね。


確かに、未知の問題でもありますから、
事前に策を決めていても上手く行かぬことは多々あり、
その時々の状況に応じて、
その策を改善していく、見直していくこと
必ず生じますね。
俗にいうPDCAサイクルですね。
最近は、OODAループとかありますけど。


ただ、今回の問題は、初事案(一発目)です。
一発目からオタオタしている感じが強いですね。


でも、一発目とはいえ、
巨人の坂本らの案件で西武との練習試合を中止にしていますよね。
すなわち、
一発目とはいえ、類似事例はあるわけで。
当時の練習試合中止は、
公式戦に向けて一種の予習ドリルになっていたはずですよね。


そもそも、
当然、開幕前にも協議し、合意を得ているんですよね???
しかも、想定される様々なリスクを鑑み、
それら対応案を、、、単案だけではなく。。。


上記の記事を見れば、
一応、「想定はしていた」らしく、
「その選手をチームから離脱させたうえで、
 試合は開催していく方針」を事前に見出していたらしいですね。


でも、今回のような
感染者が出たときの試合中止のリスク
誰でも想像がつけられるリスクですから、
そのリスクに対して、どう対応すべきか?
事前に検討しておくべき事案
ですよね。



開幕前では、
想定される様々なリスクに対して
読みが甘すぎたのではないんですか?
想像力が浅かったのではないんですか?


というか、
開幕したい!開幕したい!の焦りから
そのリスクには目をつぶってきたのではないですか?


で、対応方針については、
感染者は隔離して、試合開催は続行
単案しかなかったのではないですか?


『感染者は隔離して、試合開催は続行』の対応方針は
別にあって良い案であり、悪いことではありません。


問題は、開幕したい!開幕したい!の焦りから
リスクを深く考えることに目をつぶり
単案しか考えていなかったこと
ですね。


まあ、その焦りも
120試合を何としてでも消化せねば!
元凶になっているわけですが。


それが可能なリミットが開幕日6月19日でしたね。


早い話、準備不足というところであり、
あとは、
まずやってみよう!出たとこ勝負!に出たから
一発目からオタオタしてしまうわけですね。


策を考えていて、それが実際に状況が違ってきたので、
その策を見直して、改善して次につなげることと、
準備不足によって、策が後手後手になって
慌てて考えて、次につなげること全く別物ですね。


まあ、『感染者は隔離して、試合開催は続行』と
単案しか考えないぞ!それ一本槍で行くんだ!

それも一つの手です。
それなら腹をくくって前へ進むことですね。


・覚悟はできていない、
・やることも
 希望的観測のことしか考えていない、
・結局、半端で後手後手のオタオタ状態


こういうコロナアクシデントに伴う
中止騒動のリスクは、開幕前から十分考えられた中、

予行演習(巨人の事例)もありつつの
公式戦の一発目の問題が勃発してすぐに、
「一度、12球団でこの案件について振り返り、
 今後の対策について意見を交換する場は必要だと思っている」は
何か、お粗末では?想定不足、準備不足で慌てているのでは?
という気がしてなりません。


普通、二発目、三発目といくつか問題が蓄積されてから
もう一度、話し合って、
策をさらに良くするよう改訂していくもんでは?
という気がするんですよね。


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さて、今週からは
『GO TO 札幌』キャンペーン
ハムと対峙します。


最も気がかりであるのは、
ハム投手陣が好調であるため、
不安を抱える獅子威し打線
山賊化できるか?否か?ですね。


下表は、直近2週間における
ハム投手陣の登板状況と成績です。


上沢は先週にQS達成をしており、
2週続けてQS達成が
マルティネス、バーヘイゲン、杉浦とおり、
そのうちバーヘイゲン、杉浦は、先週HQS達成ですね。


そもそも、チームのQSやHQS達成率を見ると、
ハムは、QS率47.4%、HQS率15.8%に対し、
獅子は、QS率33.3%%、HQS率8.3%ですね。。。


中継ぎにしても、
秋吉、玉井が失点を許さず、宮西も好調ですね。


とにかく、
打ってくれなければ、話になりません。
そろそろ目覚めてほしい山賊たち。


まずは三振せずに
バットに当てるところから。。。
(情けない・・・)


ところで、こちらの投手陣については、
光成がスライドして頭の先発を担い、
水曜日に松本、木曜日に與座
金曜日にニール、土曜日が???、
日曜日が本田というところで、
土曜日が榎田か?十亀か?
という感じでしょうか。


十亀は、先日、巨人との二軍戦で
盟友(?)野上(3回4失点)との投げ合い(?)で
1失点完投勝利を果たしましたね。


榎田は、先週、ハムとの二軍戦で
危なげなく2イニング三者凡退でしたが、
日曜日のロッテ戦で先発してから、
中3日で登板していましたね。
そういう使い方は避けられたいんですが、、、
その後に登板していなければ、
土曜日に登板は可能ですね。


で、不振の今井は、
中継ぎ要員としてブルペン入りしますね。


まあ、不振が続いており、
どうもアップアップしていましたから、
調子が上がるまで
立場を変えて使っていくことは良いと思います。


今井ならロングが行けますから、
與座あたりと組ませても良いですね。


実際に練習試合でも
今井から與座への継投など、
相手が翻弄させられていましたね。
逆(與座→今井)も然りと思います。
ニールや松本と組ませても良いです。


ただし、中継ぎで使うにしても、
問題は、田辺政権(潮崎政権)時代に
光成が不調から中継ぎで使われた時のように、
アホな酷使にならないようにすること!
そこは考えなければなりません。
光成もそれ以降、
しばらく潰れ、成長も遅れましたからね。


もちろん、今井自身、ロングはできても、
同じことを繰り返すようでは、
敗戦処理班専門になってしまいますね。


ただ、今井を調子よくなるまで、
立場を変えて、中継ぎ起用で使ってみるのも一手ですが、
今井の大きな課題(ダメ要因)は
フォームが安定できていない、
崩れていることですから、
中継ぎで一軍に残し、
半端に実戦で投げ続けさせるなら、
むしろ、二軍でフォームを
もっとしっかり調整する方が良いのでは?
という気がします。


今井については、
リリースポイントが安定していないとかなど
前々からフォームが安定できず、
しかも、今の今井、素人目からもわかるように、
右腕が下がり切っており、
完全に崩れて、
シュート回転等も多いですね。


このまま半端に実戦で投げ続けても
今までと同様に繰り返す一方になりそうですね。


それなら、
将来性を鑑み、来年開幕時の覚醒を見据え
時間をかけても構いませんから、
安定したフォーム
じっくり身に着けて欲しく(①)、
そこを改善しないと、
これ以上の成長は見込めない

今以上に成長するには、
上記①は必要不可欠な課題ですね。


今まで、ああでもない、こうでもないと
あれこれフォームをころころ変えながら
フォームを安定させようと努力していますが、
コーチ、裏方らチーム内の関係者と一体となって、
どこまで理論的に、客観的にフォームを
あれこれ試みているのでしょうか。



これは最近の雄星の話ですけど
(今日の報道ステーションのネタ)
雄星自身、
こういううんちくが好きなタイプであることも
功を奏しているわけですが、
だいぶ科学的に、物理的なことも考えながら、
研究者のアドバイスも受けながら、
様々面から動作解析をしつつ、
客観的な観点に基づき
フォーム改善をやったみたいですね。


今回の雄星の話は、
力強いストレートを投げるためのフォーム研究ですけど。
ストライクが入るためのフォーム研究とは違いますが。


平均球速は数キロ回復させたそうです。

オフの時期だったので、
平良も目の当たりに見ていますね。
まあ、先発をやりたいという火がつきましたが。
でも、今年は、平良自身
スピードアップしましたね。


今井の場合、スピードアップ云々以前の問題ですが、
理論的に、客観的に解析をしながら
安定した最善のフォーム

早期に身に着けられたいですね。


気合だけで何とかなる、
意気込みだけで何とかなる
感覚論だけで何とかなるほど
単純な問題ではないですからね。


もちろん、
高いパフォーマンスを発揮するには、
メンタル面はかなり重要になってきますが、
今の今井は、その要因が
メンタル弱さだけではなさそう
なくらい崩れていますね。


それだけに、
例えば、年末に大将らが渡米して学んできた
シアトルのトレーニング施設
「ドライブライン・ベースボール」にも
本来なら、今井こそ、是非とも行かせたいですね。


「ドライブライン・ベースボール」
投球フォームの詳細な分析を行いながら、
それを基にした最適な練習メニューを見出してくれ、
帰国してからも、
そのメニューに則した練習を積み重ねていくこと
目的の強化が図れる「可能性」がありますね。
 ※必ず成功するとは限らないので、
  「可能性」ですけど。


とにかく、今井については、
最大の要因(フォームの不安定さ)
を何とかしないと、
さらなるステップアップは厳しいです。


時間をかけてもいい、
いや、時間をかけてでもクリアせねば
その先は無いとも言っていいほどの

喫緊な課題ですね。