下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鴎18回戦(千葉)】援護無き苦境の中でのゼロ封リレーで投げ勝つ!最後の最後で「メヒアさまさまや~」現る!できれば、もう少し早く打って頂けると、もっとありがたいんですが。。。問題は明日のご乱心采配「ギャ先発」からのブルペンデー。明日こそ初回から山賊の出現を!

今日から首位争いをしている一角の鴎との三連戦であり、
来週前半は、首位を行く鷹との三連戦です。


昨日までで鷹との差は8ゲーム差
鴎との差は7ゲーム差でしたね。


10月の鷹との直接対決は9戦(メラド6,福岡3)
鴎との直接対決は6戦(千葉3、メラド3)です。


上位との直接対決は、当たり前の話ですが、
1つの勝ちが、1つの負けが、
単に勝ち負け数がカウントされるばかりではなく、
ゲーム差が浮き沈みと必ず変化するだけに、
昨日までのオリ戦以上に重くなりやすいですね。


10月の鷹との直接対決では、
福岡で2勝1敗と勝ち越し、
メラドで6戦全勝、若しくは5勝1敗で凌ぎ、
合計9戦を8勝1敗、若しくは7勝2敗
直接、7ゲーム差、若しくは5ゲーム差を縮めたいです。


鴎との直接対決では、
オリにも負け越していますから、
今週3勝3敗と『前進無し』で終わらせるわけに行かず、
先週同様に4勝2敗で1つでも前進する必要があるので、
そのためには、先週同様、週後半戦は3連勝が必須です。


で、10/20~22の鴎三連戦はメラドですから、
得意な相手であることを鑑みれば、そこも3連勝が欲しく、
結局、合計6戦を全勝で凌ぎ、
直接、6ゲーム差を縮めたいです。


すなわち、
首位争いをしている鷹、鴎の双方には、
直に勝って自ら差を詰めることが求められるので、
負ければ、差が広がるわけですから、
負けている余裕はありませんね。


さて、今日の試合については、簡単に述べれば、
獅子打線が二木に手こずり得点稼げず
投手陣を援護することができない中、
ニールが、ゴロ併殺打も稼ぎ、
最後は苦しいながらも、無失点で試合を築き
続く平良増田は、
普段の戦いから万全でない中も、
底力を振り絞って、無失点で切り抜け
延長戦でようやく、
メヒアさまさまや~
高々とした一撃で均衡を破って得点し、
最後は、今年の一番成長をしている森脇
与四球で出塁を許しましたが、
4つ目のゴロ併殺打
虎の子、いや獅子の子1点を死守して
何とかゲームを制しました。


今日は投手全員がヒーローです。
投手陣さまさまや~\(^o^)/です。


メヒアも最後を決めてくれて
メヒアさまさまや~\(^o^)/です。


ただし、本来は、もっと早く
打って得点を稼いで欲しかったですね。


明日はギャレット先発という
首脳陣のご乱心采配です。


ギャレットは頑張っても2イニングまであり、
ロング要員というと、平井???
まともなロング要員は不在ですので、
明日はバタバタしたブルペンデーですね。


それを考えると、
延長戦にして森脇を消耗したことは、
正直、避けたかったですね。


まあ、6回くらいから綻びが見られてきたニール
7回最後まで引っ張ったのも、
明日のブルペンデーがあったから、
でしょうが。。。


いつもだったら、
7回二死満塁の時点で宮川投入していそうですが、
宮川も温存しましたね。


そもそも、
明日は、急遽、ノリンが離脱したからとは言え、
本当に緊急的なブルペンデーは避けれなかったのか?
と言えば、
その回答は十亀や榎田を有効活用することで
『避けることは可能だった』ですけどね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、今日の試合に話を戻しますが、
まず打線については、
二木が好調とは言え、
チャンスはありましたが、
それをモノにできませんでしたね。


初回、先頭の金子が
インローのフォークを
上手くすくい上げながら打って出ますが、
源田は、高めストレートで詰まらせながら左飛
差し込まれて打ち損じましたね。
森は、エンドランの中、
逆球のインローのフォークで当てるだけの
詰まらせるボテボテの三ゴロ(一応、進塁打に)。
メヒアがフォーク攻めで追い込まれ、
最後は、内角ストレートで詰まらせて中飛に終わり
二木の立ち上がりを攻めきれず、
残塁に終わりましたね。


二木の場合、角度のあるストレートが売りでしたが、
立ち上がりは、
ストレートが低めではなく、浮いていましたね。


2回表は、
栗山が真ん中のストレートで球の下を叩いて
打ち上げてしまう打ち損じの中飛
次のスパンジーは、低めに照準を絞っており、
高め釣り球の誘いに我慢していましたが、
(4球目は、避けるインハイでしたが)
5球目のフォークは何とか当てますが、
最後はインハイ一杯のストレートで見三振
本人は、判定に不服だったみたいで苦笑いで帰りますが。
山川は、2球目の甘いカーブを振り急いで仕留められず、
最後は、カーブ攻めからの速いストレートで
緩急差で惑わされながら、振り遅れで三球空三振。。。
僅か10球で三者凡退death!


二木の場合、
緩いカーブ、フォーク等の変化球攻めから、
最後は速いストレートで攻め、
緩急を活かそうとするのも面倒ですね。


3回表は、早打ちに出て、
僅か7球で三者凡退death!


4回表も、
源田が高めストレートを引っかけ二ゴロ
森がボール先行のB3S0カウントでしたが、
そこからのストライクを入れに来た4球目で、
振り急いで大ファウルとなり仕留められず。
次ぎに内角球がシュート回転して、中へ入り、
森もタイミングが合わずバットを止めて見逃し。
最後はフルカウントから
内角スライダーで詰まらせて真正面の右飛
メヒアが外角高めを引っかけて遊ゴロと、
3イニング連続で三者凡退death!


でも、5回表大チャンスが訪れます。
先頭の栗山は、内角ストレートを捉え、
フェンス直撃の中二塁打で打って出ます。
あともうちょっとで、ラグーン席に入っていましたね。
ただ、インパクトがバットの根本側で芯からちょっとズレて
やや詰まった分、もう一伸び欠けましたね。


次のスパンジーはインハイのスライダーを鋭く打って
飛びつく二塁手のグラブを弾く右安打で続きます。
これで無死一三塁の大チャンスです。


そこで迎えるのは、山川です。
初球から三塁走者を還すことを狙った
流すことに徹して打ちますが、
シュート回転した分
バットのやや根本側で詰まらせてしまい、
ライト・マーティンの守備範囲内で、
ランニングしながらの捕球となり、
走者が動けませんでしたね。


いつもだったら、
初球から
外野フライを狙うとかせず、
ホームランを狙う
ので、
あの甘い球を「引っ張って」フルスイングしていたら、
シュート回転した分、
外角から中へ入っていたので
引っ張って始動が早くなる分、
バットの芯で捉え、
レフトスタンドへ3ラン弾も
あり得たかもしれませんね。


まあ、振り急いで、
レフト側の大ファウルも十分あり得ますが。。。


いつもならホームラン狙いのはずが、
最近の不振から、弱気になり
犠牲フライ狙いになって

「山川らしくない」打撃になって
倒れましたね。


山川は、『どすこい』封印について、
成績が悪すぎるので、どすこいをすること自体恥ずかしくなってきた。乗っていたら、いいんですけど」と述べていましたね。

こう言ってはなんですが、
調子が乗っているときは、
何をやっても上手く行くから、

そういうパフォーマンスは無くてもいいわけですけど、
逆に『不振』なときほど
そういうパフォーマンスをやるべき
であり、

それが良薬にもなり得るんですよね。


そういうパフォーマンスは「成功」したときにやりますから、
それを行動することにより、
その成功体験が

脳裏に強く焼き付けられるので
また、心理的に前向きに明るくなりますから、
不振故の弱気になりがちな面も低減でき
力をフルに発揮しやすくもなります。


対照的なのが、ソフバンの熱男です。
今の松田は、年齢的な下降線との戦いなので、
元気に振る舞ったくらいでは、なかなか難しいでしょうが、
不振だからこそ「空元気」で
『熱男!』スタイルを崩しません。
今日も一発打って吠えていましたね。
苦しいときこそ、
それが大事なんですよね。


話は逸れましたが、次の外崎は、
フォークを空振り、ファウルで追い込まれます。
ただ、3球目のファウルは、
抜けた甘い高めのフォークを
仕留め損ないましたね。
最後は、B1S2からの4球目、
内角一杯に決められ、
全く手が出ず見三振に終わります。


これで二死一三塁となり、打席には木村が。
しかし、初球、フォークがワンバンして、
捕手の柿沼が前に落とす中、
スパンジーが二盗を仕掛けますが、
盗塁を失敗し、
チャンスを活かせず終了しましたね。
スパンジーもスタートが遅かったんでしょうね。


結局、
数少ないビックチャンスを潰すことになり、
本来だったら、鴎がピンチを凌いでノリノリになる分、
試合の流れは鴎へ傾くシチュエーションでましたね。


二木自身、僅か8球
無死一三塁のピンチを
凌いだわけですから。。。


まあ、その直後の5回裏、
ニールが踏ん張って抑えてくれたので、
流れを引き渡さずに済みました。。。


で、6回表は、
先頭の木村がフォーク攻めで空三振
次の金子がストレート攻めで空三振
源田が外角に落ちぬフォークを引っかけて
初球凡打で遊ゴロ。


再び三凡祭へ突入し、6~8回と
3イニング連続で三者凡退death!


8回に山川が打った遊ゴロは、
相手ショート藤岡のダイビングキャッチで
阻まれましたね。


しかし、6回以降となれば、
二木も球数が嵩んできますから、
打ち崩すチャンスは増すはずですが、
二木をなかなか攻略できず
歯がゆい展開が続きましたね。


二木の球数を見ると、
1回15球、2回10球3回 7球
4回14球、5回 9球、6回11球、
7回11球、8回 8球合計85球です。


1イニング10球以下が
4回もあります。
すなわち、
獅子は早打ちのギャンブルに出ており、
それが裏目になって
二木を助けてしまった、、、
球数を節約させて
二木を長く投げさせてしまった、、、
というところですね。


確かに、
二木はストライク先行で
投げてきますから
追い込まれると、
打つことが厳しくなりやすいですね。


一般的に、
打率は初球の方が高い傾向にありますが、
二木の初球における被打率は、
4割超になっており、
平均的な率より高い傾向にありますね。


それらを鑑みれば、
早め目に打ちに行くこと
否定されるモノでもありません。


しかし、早打ち策の失敗は
相手を大いに助けますので、
甘い球は打ち損じは避け、
着実に仕留めなければ
なりませんね。


少なくとも、
大チャンスのあった5回表は、
山川の弱気で甘い球を打ち損じ、
外崎も3球目の甘い抜けたフォークを
仕留められません
でした。


ただ、気になる所は、
最近、獅子打線は低迷しておりますから、
その中でで、打てぬと、何でもかんでも
早打ち策ばかりになっていないでしょうか?
というところですね。


何か「打つ対策=早打ち策」の一本槍
という印象が、最近の試合で感じますね。
それはダメですよね。


「早打ち策」を講じるにしても、
そのときの相手投手、状況、
こちらの打者特性などを鑑みながら、
状況に応じて対応されたい面がありますね。


例えば、
全員が全員、早打ちをするのではなく、
メヒアやスパ、山川、中村などは早打ちをしても、
カットできる源田等は早打ちせず、
粘り打ちを見せてもいいですよね。



さて、今日の二木は、、、まとめると、
先日のオリ山本と比したら、
そこまで今日の二木はよくありませんから。
やはりゼロ行進を展開するというのは、
獅子打線に問題あり!
ということですね。



そして、9回表には、
二木から益田にスイッチされました。
合っていなかった二木は8回85球と完投ペースでしたが、
代えてもらうことができ、益田は打ってもいるので、
この交代は、獅子にとって好都合でしたね。


で。いきなり先頭の木村が初球の甘い球を仕留め、
流し打って右中間を割る二塁打でチャンスメイクします。


後には、金子、源田と続くわけですが、
とにかくここは1点が欲しい場面です。


無死二塁のチャンスであり、
走者を三塁に置けば、
攻撃の幅が広がりますので、
しかも9回表と船長戦を除けば最後ですから、
ここでの金子のバント作戦は良いと思います。


問題は一死三塁のチャンスを
どう活かすか?ですね。


犠牲フライで1点を狙えます。
でも、一塁手は井上、三塁手は安田です。
金子のバントで警戒もしているでしょうが、
ここは、その両翼狙いで、
スクイズを狙っても良かったですよね。
狙って欲しかったです。


しかし、源田は打って出ましたね。
まあ、今の源田は調子が良いですから、
打って出るのもありでしょう。


ただし、2球目のファーストストライクでは、
強振してフルスイングで空振りをしてましたね。


ロッテも、1点を死守するために、
相手は前進守備を敷いているから、
その外野手らを越えたかったのかもしれませんが、
また、昨日のホームランを打ったことで、
大振りに出てしまった気もしますが、
あと、ゼロ行進で展開しましたから、
源田自身、功を焦った気もしますが、
少なくとも、
『強振してフルスイング』というのは
源田らしくなく
結果的に、空振りにより
相手にカウントを稼がせる手痛いミス
となりましたね。


結局、源田は空三振に倒れ、
走者・木村は動けず
二死に追い込まれましたね。


次の森は、
低めボールゾーンへ沈むシンカーに
手を出してしまい、すくい上げますが、
余裕のセンターフライに倒れ、
9回表にして、
無死二塁⇒一死三塁の大チャンスを
活かせませんでしたね。


逆に、そのピンチを凌いだ相手・鴎の方は、
安堵するとともに、
「サヨナラ勝ちを狙うぞ!」と盛り上げてしまい、
この攻略失敗は、
流れを失う材料になっても
不思議では無かったですね。


ところが、9回裏も
増田がなんとか抑えて延長戦に突入しますが、
10回表、澤村が登場しましたね。
(鴎から見れば、それは悪くない)


で、先頭のメヒアへの2球目。
やや外角の腰高へ甘く入ったストレートを
メヒアがその甘い球を捉え、
豪快に高々と打ち込み、

待望の1得点を一撃で手にしましたね。


まあ、打つんだったら、
もっと早めに打ってくれ!
とは言いたいところでしたが、
最後の最後で決めてくれて良かったです。


現在、追いかける獅子にとって、
『引き分け』は試合数を減らすだけですから、
『負け』に等しいと言っても過言ではないので。


ところで、澤村の場合、打者から見れば、
角度のあるストレートと、フォークの見分けに
細心の注意が必要でありますが、
投げるタイミングは
『1、2、3!』と単調に来ますから、

捉えやすい面はありますね。
見事にメヒアは捉えましたね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、投手陣についてです。


今日の試合については、
打線の援護が無い中、
苦しくても崩れず
無失点を死守しましたね。


それだけに、今日は
ニール~平良~増田~森脇と
投手陣全員がヒーロー!
と言ってもいいでしょう。


ニールの場合、
2シームがあまり良くないために
チェンジアップで誤魔化しながら
投げ込むことが散見されていましたが、
今日は2シームが悪くなく、
その2シームで
ゴロアウトを奪ってましたね。


彼のバロメータは、
ゴロアウトの数が指標の一つになりますね。


今日は19個のアウト打のうち、
8個がゴロアウトでしたね。


確かに、
もう少し多くても良い気はしますね。


ニールのアウト構成比を見ると、
今年はゴロアウトが全体のアウトのうち46.7%であり、
フライアウトが31.3%、三振が20.8%ですね。


今日は、ゴロアウトが全アウトの約42%であり、
今日を含めず、今年の成績を比すると、
ゴロアウト数がやや少ない、
という気はしますね。


昨年は、ゴロアウトが全体のアウトのうち53.7%であり、
フライアウトが26.7%、三振が18.2%でしたね。


昨年のゴロアウト数が
全アウトの半分以上だった53.7%と比すると、
まだゴロアウトがもっと欲しいですね。


それでも、2併殺を奪っており、
ゴロアウトの魔術師らしい
仕留め方でしたね。
まあ、今日、4併殺の鴎打戦の方に問題あり、とも言えますが。。。


ただ、最後は6回、7回と
苦しかったですね。


6回裏、先頭の中村には
ボール先行カウントからの与四球でした。


さらに藤岡には、
バスターエンドランを仕掛けられ、
一死一二塁のピンチを築きましたが、
柿沼のスリーバント失敗が
こちらを大きく助けてくれましたね。


で、7回裏は、一死から
菅野を歩かしてしまい、
代走・和田により二盗が成功され、
一死二塁で、安田との対決に。


しかし、その安田を空三振に打ち取り、
二死二塁まで持ち込みましたね。


次の井上は、一塁が空いていましたから、
無理に勝負へ行かず、歩かせて一塁を埋めました。


ただ、二死一二塁で、福田までも歩かしてしまい、
二死満塁の大ピンチに陥りましたね。


それでも、次の中村には、
早めに追い込み、
最後は膝下一杯のインローに決めて
奪見三振で料理し、無失点で凌ぎましたね。


ただし、今日のニールは、
7回裏、安田の与四球はしょうがなかったですが、
結局、7回裏のピンチは
与四球だけで築いていましたね。


どうも、今日のニールは、
ボールカウントも目立っていましたね。


制球力の良さを売りにしているだけに、
そのあたりは、課題
ですね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
8回裏からは平良が、
9回裏は増田が登板します。


2人とも、
昨日からの『連投』になります。


ただ、普段からの疲労のせいなのか、
平良も、増田も、失点を許さずとも、
投球が苦しくなっていますね。


平良については、昨日のオリ戦でも
ロドリゲスなどに対して、
球が大暴れしていましたね。


で、今日の平良は、先頭の藤岡には、
制球面を意識しすぎて、
球威、球速の欠けるストレートを
真ん中に甘く投げ込み、

弾きかえされて中安打で出られましたね。


次の柿沼にバントで送られ、
一死二塁で荻野と対すると、
わずか2球で追い込みましたが、
見極めながら粘られる中で粘り負けして
与四球で歩かせてしまいます。


ただし、一塁を埋めたので、
一死一二塁の場面になりましたね。


それが功を奏して、
マーティンを
外角低めのストレートで引っかけさせ、
源田真正面の遊ゴロ併殺打で
失点を許しませんでしたね。


ただし、ストレートの球速を見ると、
154km/hが最高であり、
藤岡に打ち込まれたのは149km/hでしたね。


ZOZOの球速は、パークファクターを鑑みると、
平均的な数字が出る球場です。


平良自身、球速が下がっている、
と見てもいいでしょう。


その要因として考えられるのは、
〇昨日のオリ戦で球が暴れまくっていたから、
 制球面を意識して球速が下がったか?
連投でパフォーマンスを下げているのか?
ですね。


ただ、昨日は球が大暴れしていました。


昨日の投球も含めて考えると、
平良自身、連投以前に、
普段からの疲労蓄積により
既に下降気味になっている懸念
は残りますね。


一方、増田は、
一筋縄で片付かぬケースが
かなり多く見られていますね。
ピンチになってギアが上がって、
無失点に抑えていますが。

(昨日はソロ弾を打たれましたが)


まあ、安田に打ち込まれたのは、
抜け気味のフォークでしたが。


増田の調子のバロメータは、
やはり、ストレートが指標です
から、
ストレートで打たれていたら、
要注意になってきますが。


変化球は、
もともとから、精度がいいわけではないので、
ストレートで打たれるより重みは軽くなります。


ただ、今日も
冷や冷やモノだったことは確かですが。


井上に対して、
3球目の外角スライダーは甘過ぎ、
危なかったですね。
タイミングが遅れていた分、助かりました。
そして、最後、外角ストレートを弾きかえされ、
二遊間を抜けそうも、
源田の好守で助けられましたね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
で、最終回は、リード1点差を死守するべく
森脇が登板してきました。


今の森脇の安定性は優れており、
安心感が最もあり、
基本的に危なげなく凌ぎますね。


ただ、一死から佐藤トシヤには、
初球、きっちり空振りを奪いましたが、
最後は、歩かしてしまいましたね。
慎重に行きすぎた面が響きましたね。


リードを最後に死守するクローザー
最終回より前に出てくるセットアッパーでは、
やはり、心理的に大きな格差がありますよね。


優秀なセットアッパーでも、
クローザーになると
「向かない」ことは多々あります。


投球術というよりは、
やはり、最後を締める!という
心理的な重圧の差ですね。


ただ、逆も然りであり、
クローザーは、最後に勝っていればいいので、
3点差だったら、2点まではOKと考えるけど、
セットアッパーだと、自分の役目で試合は終わらないので、
下手に失点は許すわけにいかず、そこがクローザーと違う
みたいなことを、以前、上原が語っていましたね。


一応、佐藤を歩かせてから、
西口Cがマウンドへ行きましたね。


それで森脇も吹っ切れたのか、
次の荻野を外角低めできっちり源田真正面に打たせ、
遊撃併殺打で試合を締めましたね。


まあ、今日はロッテから見れば
4併殺打と残塁祭でしたが、
こちらの投手陣も苦しいながらも
ゼロ封リレーをして、
投げ勝ったことは価値があります。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
問題はやはりブルペンデーになる明日ですね。


今日と違って、
打線が真剣に序盤から猛攻仕掛け、
投手陣を大量援護されたいですね。


相手の先発は中村稔です。
リリーフで4イニングを2失点で投げられ、
初先発になったメラドでは、
5回1失点と抑えられていますが、
最近2試合でハムや鷹に
早期撃沈されていますね。


こう言っては失礼でしょうが、
5回1失点と手こずってはダメな相手、
早期撃沈すべき相手です。


イニング別失点を見ると、
二巡目に入りやすい3~4回で
失点が多いタイプですが、
こちらの投手事情を鑑みれば、
立ち上がりの初回から得点を稼がねば、
初回から得点を稼げる相手です


初回からフルスロットルの勢いで
山賊と化せ!荒稼ぎせよ!


今の獅子は、
明日も勝って行かねばなたない立場です。
大敗はもちろんのこと、
惜しい負けもいりません。
「良いゲームだった」の
負けゲームもいりません。


欲しいのは、
とにかく「勝つ」こと!