下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ハム19回戦(札幌)】光成が目下15イニング連続でゼロ封積み立てコツコツ!打線は1点積み立てコツコツ!「明日はハマちゃんに頑張ってもらって、頑張ります!」by光成

昨日は土曜日ノーゲームの代替試合の予定でしたが、
再び雨で流れ(仙台、何十億円もあるなら屋根つけたら)
こちらとしては中継ぎ陣を休ませることができました。
(あちらもでしょうが)


11月の仙台→千葉→福岡の連日遠征の
最初に仙台で連泊になり、それも辛いですが
とりあえず、5日は試合がありませんから、
8連戦(土曜日の労働も含めて事実上13連戦)よりはマシでしたね。


で、今日は札幌へ遠征しており、
このカードが今年のラスト札幌遠征になりますね。


今日の戦前では、ハムに6勝12敗と負け越しており、
その負け越しも、今年の低迷を促しましたね。


特に、コロナ騒動を含めた
7月末~8月お盆前における
福岡~札幌遠征の大惨事以降、
今年の低迷が始まりましたね。


いずれにしても、ハム戦は残り6つですから、
ハムの6戦をぜんぶ勝つ!
対戦成績をイーブンに戻して
フィニッシュしたいですね。


で、今日の試合に関しては、
仕事だったので、
リアルには1球速報しか見ることができていませんが、
帰ってから録画を見て簡単に振り返ります。


でも、今日は前半で流れを完全に掌握していたので、
1球速報も、後半は安心して見る頻度が減りましたね。


獅子打線の方については、
チャンスの割に点数が物足りないかな?
と思うイニングもありますが、
9試合連続のQS達成中の上沢を相手に
先制を果たして、
6回まで2回以外の5イニングで
1点をコツコツ積み重ね続け、
ジャブの波状攻撃により
相手へダメージを与えていきます。


一方、先発の光成は、
ハムに5連敗中でしたけど、
堂々と投げ込んで
8回でゼロ封をコツコツ積み上げ、
これで15回1/3連続で失点を許さず。


ホームランこそ出ませんでしたが、
ジワジワと真綿で相手の首をしめながら
相手が凹む展開で快勝を果たしましたね。


まあ、ハムの場合、目標を見失っており、
例年、後半に失速するように負け癖が染みついているのか、
覇気に欠けていた気もしますが。。。(あくまで印象です)


まずは先発の光成ですね。


前回の鷹戦のときは、
ストレート、フォークを3割程度、
カットボールを2割程度で
バランス良く投げて相手を迷わせました。


今日はフォークを2割程度に減らして、
ストレートを4割、カットボールを3割に増やし、
今一つのフォークでゴリ押しせず、
ハムのフォークへの意識も交わしましたね。


緩急を活かしながら、
カットボールを見せておきながら
ストレートで仕留めたり、
フォークでゴロアウトを稼ぎましたね。

またカットボールが良いところにも決まり、
打者に金縛りをかけましたね。


前回に続いて
余計な力みが消えていましたね。


前回までの光成は、
ゴロアウトが40%、フライアウトが27%、
奪三振が25%のアウト構成です。


今日は奪三振が5個(20%)に止まりましたが、
ゴロアウトが12個とアウト全体の半分を占めましたね。
(ほかフライ6個、盗塁阻止1)


初回裏は、先制点をもらいながら、
一ゴロの嵐でワン・ツー・スリーに仕留めて
立ち上がりをクリアします。


2回裏は、中田にカウントを悪くしますが、
コースが甘かったですけど、
ストレートで右飛にねじ伏せましたね。


ただ、二死になってから
大田に四球を与え、
渡邉にストレートを打ち込まれて盗塁され、
二死二三塁のピンチを背負い、
清水に球筋を見極められますが、
外角のカットボールで清水を泳がせて一ゴロに料理し、
ピンチを凌ぎます。


3回裏は、中島や平沼にフォークが甘く入りますが、
相手も
タイミング合わずゴロアウトに仕留め、
淺間にカーブを打ち込まれましたが、
淺間の盗塁を阻止して切り抜けます。


4回裏は、先頭の西川に
甘く外角へ入ったフォークを流されますが、
中田にはカウントを悪くするものの、
高めのストレートで打ち上げさせます。
その後、西川に盗塁され、近藤を歩かせますが、
一死一二塁のピンチで、
大田、渡邉と球を落として空を切らせ、
二者連続奪空三振により
そのピンチも踏ん張って切り抜けます。


5回裏は、最後の淺間に粘られますが、
内角ストレートで詰まらせて遊ゴロに料理し、三者凡退。


6回裏は、中田を歩かせていますが、
低めカットボールで平沼を二ゴロに、
高めカットボールでで西川を打ち上げさせ、
近藤には内角ストレートで詰まらせて中飛と
走者を釘付けにします。


7回裏は、渡邉の打席で
スパンジーのランニングスローが見られながら
光成はしっかり打ち獲っている
ワン・ツー・スリー!の三者凡退。


110球を超えていましたが、
8回裏も続投します。


先頭の杉谷には、
外角一杯にカットボールを決めて見三振。


ただし、次の淺間には内角カットボールを低めに投げ切れず
捉えられて、フェンス直撃の右二塁打を打ち込まれます。
今日の淺間は光成から2安打であり、粘った打席も含めると、
光成に合っていましたね。


しかし、次の平沼をインローのストレートで一ゴロ。
最後の西川にはアウトローにカットボールを決めて
Just Looking!(byGARA中継アナ)
8回まで無失点。
試合を跨いで
15回1/3連続のゼロ封!


で、最終回の9回裏は、
7点差リードの展開でしたから、
光成に完投してもらって、
中継ぎ陣を完全に使わずと、
行きたかったでしょうが、、、


中継ぎ陣を休ませるのも、
エースの大事な仕事の一つですから。。。


「監督さん、監督と西口さんに行けるか?と
 言って頂いたんですけど、
 即答で自分で「やめます」と言って、、、
 そのくらい8回まで全力で投げていたので。」


まあ132球に至っておりましたし、
本人も8回に抜け球もありましたし、
9回に出してももう息切れしていたでしょうし、
ギャレット1人の消耗で済めば御の字ですし、
光成自身、ゼロ封と良いイメージで終えられ、
カード初戦において、
チームとしても気分良く締められ、
相手はゼロ封で嫌なイメージを残しますから、
9回交代はそう悪くはありませんでした。


今年、光成も勢いに乗っており、
覚醒の片鱗を見せていますが、
今年一杯は、まだ試行錯誤して、
それを糧にするところです。
その代わり、
来年の開幕時から、連勝を積み立てられる
安定して勝ち続ける真のエースになって欲しい
です。
(最多勝、防御率1位を奪える投手に)


そのように、まだ試行錯誤するところにいますから、
「良いイメージで最後を終える」というのは、
メントレとして効果的なことであり、
それが本物に化していくのに良い糧
になります。


真のエースになるためには、
絶対的な自信という要素が欠かせなく、
そういう良いイメージは、その糧になりやすいですから。


ただし、高望みしますが、球数は、
もう少し減らせるようにされたいですね。


8回132球となると、
1イニング平均16.5球になります。
無駄なボール球がまだ散見されています。


そこを1イニング平均15球、
8回なら120球と、
あと12球節約をするようになられたいですね。


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一方、獅子打線については、
初回から攻撃を仕掛けましたね。


上沢自身、球は高く、甘い球も目立ち、
全般的に調子は良くなかったですが。。。
いつもの上沢ではなく、
踏ん張りがききませんでしたね。


中安打が多かったように、
今日の上沢には、
獅子打線も合わせやすかったですね。


確かに初回表は、
一死満塁から栗山がきっちり中犠飛で
先制点を挙げたのは良かったですが、
正直、満塁チャンスで1点止まり
物足りないと言えば、物足りなかった
です。
スパンジーも、猫じゃらしに猫が反応するように
高めの速球はついつい空振りしてしまいます。


しかし、2回表は三者凡退するものの、
3回表、先頭の金子が
慌てた上沢のポロリエラーで出塁し、
源田がバントで送って一死二塁に。


序盤の無死一塁でバントはもったいない気もしますが、
源田は上沢に昨年&今年で18打数2安打ですから
微妙な処です。
源田は上沢に対して、
一昨年は16打数5安打でしたが、
昨年以降、打つことができていません。


で、この3回表、光ったのが
モーションを盗んだ金子の三盗成功ですね。
相手バッテリーは無警戒であり、
スライディング無しで悠々セーフでした。
これはお見事でしたし、
もし二塁からでしたら、森の中安打では還れませんでした。


しかし、森もインローの難しいストレート
上手くすくい上げて、弾き返しましたね。
しかも、B3S0からの4球目であり、
前の3球目のインローを見極めてバットを止めています。
同じようなインローの4球目は、
ついつい見逃してしまいがち、様子を見がちですが、
そこを邪念無くしっかりロックオンしながら
バットを振り抜いて捉えるあたり、
本能で打つ「打撃の天才児」らしい打撃です。


4回表は先頭のスパンジーが
高めに抜けたフォークを捉えて引っ張り、
西川がクッションボールに手間取る間に、
いつもの快足で三塁まで陥れます。
2球目は振り急ぎましたが。
高めに関しては、
速球ストレートではやられますが、
緩い変化球なら捉えます。


で、次の木村には、上沢も球が暴れ、
ストライク入らずの与四球で歩かせましたね。


で、次の山川は、無死一三塁のチャンスでしたが、
内角ストレートを詰まらせて三ゴロゲッツー・・・
その前の内角2シームは、
シュートしすぎて僅かに外して見極めましたが、
次はストレートで来ましたね。
ここは苦手な内角で勝負するより、1球見送って、
次のアウトロー狙いのフォークが抜ける所を
狙っても良かった気もしますが。。。


しかし、5,4,3の併殺間に
ゴロゴーしていたスパンジーが生還して
もう1点奪いましたね。


以前、スパンジーは、山川の二ゴロで
三塁からゴロGo!をできなかったことがありましたが、
きっちり好発を切りました。


5回表は、先頭の金子が高めを弾き返して出て、
源田がバントで送って、
森は低めを捉えますが、大田の好守で阻まれるものの、
その中飛で金子がタッチアップして二死三塁。


二死と苦しくなりますが、
メヒアが甘く入った外角球ストレートを
弾き返して、4点目を奪取します。


6回表、先頭の山川が軽打狙いで
外角高めの甘い初球スライダーを弾き返して出て、
不振中の外崎がバントで送り、
金子が内角低めのカーブを引っかけ二ゴロで
二死に追い込まれますが、
次の源田が
嫌らしく粘って
8球目の低めに曲がるスライダーを
捉えて弾き返し、5点目を奪取します。
源田らしい粘り勝つタイムリーになりましたね。


今日の光成の投球状況も加味すると、
ハムから見れば、
各イニングを最小失点で済まし続けますが、
失点を許しやすく、得点を稼げなくの苦しい展開で、
心理的にも凹みやすくなり、
試合の流れが序盤から獅子が握っており、
こちらが急変しなければ、
勝負は大方6回で決着したゲームになりましたね。


で、最終回はダメダメ押しの2点をゲットしました。


今日は打線にビックイニングの派手さは無く、
もちろん、
もっと得点が入っても良かった気もしますが、
要所を抑えながら得点を稼ぎましたね。


相手も、1点ずつとはいえ、
6回までほぼ毎回失点となると、
ジリ貧状態となり、
心理面も最終的には、

6回頃には大きく凹んでいますからね。


今日は、ある意味、
日曜日の楽天戦敗北とは逆になりましたね。


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さて、明日の先発は、
こちらがハマちゃん、あちらがバーヘイゲンです。


西武球団通算
3000勝目の節目となる勝利となったゲーム以来の
対決になります。


浜屋は、とにかく
「落ち着いて行けや~」ですね。


チームは負けられない戦いを強いられている立場にありますが、
それは、松本らにも通じる話ですけど、
正直、今となっては
順位に関して失うものは何もありません。

Aクラスが目前に迫っていますが、
基本的に、CSへ突破できなければ同じです。


昔の西武は、優勝できなければ、
2位も最下位も同じ!と考えていた観点に通じる話ですけど。


もちろん、勝つ気持ちは大事ですが、
それが過剰になると、気負いにつながります。


そこに結果への恐怖心が加われば
さらに悪化します。


しかも、浜屋自身はルーキーです。
ルーキーならルーキーらしく、
結果を恐れず、
堂々と思い切り当たって砕けなさい!


とにかく腹を括って先の結果を考えず、
1人1人の対戦に集中し、

思い切り自分の投球をされたいです。


浜屋自身、
堂々と思い切り投げ込む投球が
セールスポイントであり、
それで好投した実績がありますから、
自信を持って自分の投球を尽くせば、
結果も後からついてきます。


一方、バーヘイゲンに関しては、
初戦は完璧に抑えられましたけど、
ここ2戦、負かしていますね。
(バーヘイゲンは、鷲をカモにしていますね)


ただし、バーヘイゲンは、
150km/h級と速球2シームを使う
ゴロアウト派であり、
高速で球が動いています。


しかも、
4シーム&2シームは、球速が速いほか、
長身から繰り広げる角度もあります。


また、カーブも
縦にスライスして大きく曲がります。
狙って打たないと、タイミングが合いません。


ここ2戦の鴎・鷲戦で
復調傾向が伺えますから、
あまりナメられません。


バーヘイゲンも、
前回のメラドでは、調子が今一つでしたが、
今回はホームの札幌になりますから、
攻め方が大事になりますね。


とにかく、
内外どちらにくるか?はありますが、
来る球の軌道に逆らわず、強引に行かず、
自然体で打つことは大事
ですね。
強引に行けば、餌食ですから。


前回(9/6)の札幌で負かしたときも、
来る球の軌道に逆らわず、強引に行かず、
自然体で打ち込みましたね。



いずれにしても、
明日の先発は、ルーキー浜屋ですから、
打線には浜屋を楽にする大援護が欲しいですね。