下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鴎23回戦(MLD)】スパ&外崎の挽回弾で鴎を3タテに!/ただし大事なのは明日以降も『勝ち続けること』/それは明日からの苦手な福岡でも、勢いのある鷹が相手でも、怯むことなく突き進め!目指すは「一日一善」というより 『一日一勝』を!

この鴎との3連戦カードは、
3連勝で締めることができました。


ただし、大事なことは、
明日以降も『勝ち続けること』
です。


現在、獅子は51勝50敗3分(残り16試合)です。


鷹は63勝39敗5分(残り13試合(獅子戦6))
鴎は55勝48敗2分(残り15試合(獅子戦1))です。


鷹とは直接対決が6戦ありますが、
鴎とはもう直接対決が1戦しかありません。


すなわち、当然、自分らは勝って
他力本願(上位が他で負けること)も必須です。
(特に、直対が少ない鴎に関しては)


もし獅子が残り16戦を「全部勝つ」としたら、
67勝50敗3分(勝率0.5726)であり、
鴎が残りを13勝2敗
鷹が残りを3勝10敗で乗り切られたら

獅子は彼らを越えられません。


獅子が昨年の勝率以上をキープするとしたら、
残り16戦を15勝1敗が必須になります。


もし獅子が残り16戦を
13勝3敗(勝率0.8125)で終えると、
64勝53敗3分(勝率0.5470)であり、
鷹には追いつけず(0勝13敗でも鷹が上)、
鴎が残りを10勝5敗で乗り切られたら

獅子は彼らを越えられません。


もし獅子が残り16戦を2勝1敗ペースの
11勝5敗(勝率0.6875)で終えると、

鴎が残りを8勝7敗で乗り切られたら、
獅子は彼らを越えられません。


とにかく2位以上を目指す以上、
明日以降も『勝ち続けること』であり、
残りを『全部勝つ!』意気込みが必須です。
目指すは
「一日一善」というより
『一日一勝』ですね。


負けたら終わる夏の高校野球を
思い出して戦おう!


問題は、明日から苦手な福岡
好調・鷹との対決ということです。


7月末もメラドでの鴎戦を勝ち越し、
良い勢いで挑んだ福岡・札幌遠征で大惨事に。


10月6日からメラドでの鷹戦を勝ち越し、
よし!巻き返すぞ!と思った矢先の
仙台遠征、札幌遠征で借金返せず、逆に借金増やすことに。


得意のメラドで元気になって、遠征へ挑みましたが、
翌日の遠征において、
しょんぼり状態になりやすいところは、
今年、勢いに乗り切れない処でもありましたね。


しかし、福岡が苦手です!鷹が強いです!
なんて言ってられません。


もし2位でCS進出した場合、
福岡が苦手です!鷹が強いです!
なんて言っていたら、
やる前から「終戦」ですね。


来年だって、
それを改善しないと響きますね。


福岡だろうが、鷹だろうが、
道なき茨の道だろうが、
行く先が狭き門だろうが、
とにかく、
どんな形でもいいから、
不格好で構わないから、
怯むことなく突き進み、
前進するしかありません。


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さて、今日の試合については、

鴎の残塁祭が、鴎の決定打不足が
功を奏したところはあります。


まあ、鴎の場合、獅子戦では残塁祭が目立つ印象があり、
それが対戦成績の結果にも響いていますね。


しかし、初回に先制点を奪い、
(できれば、相手のミスに漬け込みたかったですが)
中盤に一発攻勢で中押しをし、
最後にダメ押しをしたこと、
最終回は、
立ち上がりでバタバタしましたが、
平良で無失点で凌ぎ、
増田以外でストッパーの役目を果たしたこと
良かったです。


スパンジーは、悪送球で失策しましたが、
その後、4回表に、三塁線際での逆シングルからの
ジャンピングスローで好守を魅せ、その直後の4回裏、
それを挽回する貴重な勝ち越し2ランを放ちましたね。
スパンジーは、
よくわからぬ外国人であり、
相変わらず、ピンか、パーかのタイプです。
活躍するときも、やられるときも、
とにかく、やることが派手なタイプです。
個人的に、その派手さは、嫌いじゃなく、
むしろ、好きな方ですけど(^_^)


外崎は、失点に繋がる後逸をしてしまいましたが、
それを挽回する貴重な追加点となる
3倍返し3ランを放ちましたね。
外崎は復調してきましたね。


また8回表、
山野辺の二邪飛併殺
ガッツのある大好守で
森脇を助けたのも大きかったです。


これは鴎を大いに凹ますこととなり、
その直後にダメ押しをする起爆材になりました。


とにかく、
このカードの山野辺は
勢いに乗っていましたね。


一過性の活躍に終わることなく、
引き続き、結果を出し続けて、
自らの手で
出世を、レギュラーの座を
勝ち獲って欲しいですね、


ところで、山野辺は
その直後の8回裏に打席が回ってきますが、
メヒア、スパの後で3人目の打席でしたが、
ベンチに戻って直ぐにヘルメットを被って
やる気満々でしたね。


ただ、昨日、一昨日は
監督も「代打は1mmも考えていなかった」と
述べられていましたが、
今日は、一死三塁の場面となり、
ここで山野辺から
山川を代打で送りましたね。


まあ、このカードでは
山野辺にツキがありますから、
こういうシーズン終盤の土壇場や短期決戦では、
そういうツキでも、
何でも利用していきたいところはあります。


スパンジーの4回表・好守⇒4回裏・2ランのように、
乗っているときは、
身体の動きもスムーズになっているから、
何でも上手く行きやすいですからね。


ただし、最後まで突き進み、
前進し尽くすためには、
山川が復調しなければ、
その推進力は強まりません。


山川の生真面目な性格を鑑みれば、
チームが連勝で盛り上がっていても、
山川個人は凹んだままであり、

それでは、
山川自身、蚊帳の外のままで
山川の復調も遠いです。


山川もチームの勝ちへ貢献することで
山川自身も蚊帳の内に入ることができ、
チームが一丸となることを促します
から、
そのチャンスを与えた代打となりましたね。


点差は2点差しかありませんでしたが、
一応、最終回前のリードもしていましたから、
そして打点を稼ぐチャンスでもありましたから、
試すには、ちょうど良い展開でもありました。


ヘルメットをすぐに被っていた山野辺は、
ちょっと拍子抜けになったでしょうが、
この代打は、
山川を復調させるためには
良い判断だったと思います。


山川だって、もしここで凡退すれば、
山野辺に申し訳ない、
使ってくれた監督に申し訳ない

となるでしょうから、
当然、必死になります。


できれば、チームを大きく鼓舞する
一発「どすこい」が欲しかったですが、
とりあえず、バットの先だったので
打球の伸びが今一つ欠きましたけど、
低めフォークをすくい上げて
犠牲フライで貴重な追加点を挙げる
最低限の仕事ができて、良かったです。


まあ、まだ山川自身は
納得いっていないでしょうが。。。


ただ、本来なら、苦しいときだからこそ、
松田のように空元気でも、明るく振る舞うことにより
逆に光明を得るところがあるんですけどね。


心理的に凹み、暗く辛気くさいと
動きが萎縮したり、スムーズさを欠きますから、
(俗に言う「乗っていけない」という状態)
負のスパイラルから抜けにくくなりやすいんですけどね。


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ところで、今日の試合は、、、


初回表、先頭の藤原に対して、
ニールは甘く入った初球を投げてしまい、
いきなり痛打されましたね。


結果としては、藤原の暴走に助けられましたが。


スパンジーの悪送球で荻野の出塁を許しましたが、
次の菅野をインハイのカットボールで
詰まらせる4,6,3の併殺打に打ち獲り、
ゴロアウト派らしい料理をして初回を凌ぎましたね。


次の2回表は、先頭の安田に打って出られ、
福田にバントを成功され、一死二塁になりますが、
中村をインハイ2シームで空三振に仕留め、
井上には内角チェンジアップで
詰まらせる三ゴロで凌ぎました
(弱い・浅いゴロだったので、スパがランニングスロー)


3回表は、先頭の藤岡に
レフト前のポテンヒットを打ち込まれますが、
その打球のバウンドがイレギュラーな動きになり、
外崎が後逸をしてしまうと、
三塁ベースを陥れられましたね。


次の藤原には、一死三塁から
浅いフライでしたけど、左犠飛を打たれて
同点となる1点を返されましたね。


その後、荻野の盗塁失敗で
この3回表を1失点で済ますことができましたが、
荻野には、高め2シームで左安打を打たれましたね。


一応、4回表こそ、スパンジーの好守もあって
三者凡退で凌ぎましたが、
結局、ニール及びそれ以降の中継ぎ陣で、
その4回表以外の8イニングは
全て出塁を許しましたね。


まあ、そこを鴎の決定打不足、
残塁祭で助けられましたけど。


今日の先発ニールは、
67球でしたけど、5回までで下げましたね。


まあ、交代時期が早いことは、
駒不足に陥りやすいリスクが大きいですが、
今日のニールは、
ゴロアウトもありましたけど、
それはそう多くを占めてなく、
球も腰高以上の高めに
集まりやすくなっており、
甘くなっている分、捉えられやすく、
1~3回は先頭打者に打たれていましたね。


5回裏には、二死一塁の状況で、
正直、打撃面で脅威でない柿沼に対して、
初球「いきなりすっぽ抜け」のデットボールとなり、
次の藤原には、
初球「いきなりすっぽ抜け」のデットボール寸前となる
球を投げていましたね。


その後、藤原は三安打となりましたが、
止めたバットに当たるボテボテで打ち獲っており、
ゴロ打が浅すぎて、スパが送球できぬ状況で、
次の荻野には、スパ真正面の三ゴロを打たせて、
無失点で凌ぎましたね。


ただし、2球続けて「すっぽ抜け」
(与死球と、あわや与死球)
不安を増す状況でしたね。


結局、今日のニールは、
チェンジアップを駆使しながら
要所を押さえてはいますが、
そのチェンジアップも甘い球が散見されており、
球も全体的に高く、状態も良くなく、
決定打不足にある相手打線に
助けられた感は否めませんでしたね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、二番手のギャレットは、
最近、復調傾向が伺えており、
今日は、中6日での登板になりましたね。


しかし、今日は、メヒアの悪送球で
余計な失点もありましたが、
ギャレット自身、
今一つの状態であり、
バタバタして失点を重ねましたね。


6回表、先頭の菅野には
二遊間を抜けそうなところを山野辺が追いついて
逆シングルからジャンピングスローで間に合いませんでしたが、
外角へのフォークが落ちきれず甘く入って
タイミングよく弾き返されていましたね。


次の安田には、制球を乱す与四球で歩かせました。


福田には渾身のストレートで空三振を奪いましたが、
中村には、真ん中のストレートを
捉えられて左二塁適時打を打ち込まれましたね。


良い時のギャレットだったら、
例え、甘いコースでも、
ストレートの力でねじ伏せるか、
空振りを奪いますからね。


次の藤岡の遊安打も、
源田だから届きましたけど、
インハイのストレートを打たれ、
三遊間を抜かれてもおかしくない当たりでした。


久々過ぎたことが響いたのか、
わかりませんが、
ストレートは、
捉えられやすくなっていましたね。


確かに、ギャレット自身、
ストレートは速いですけど、
身体が開きやすい分、
打者も合わせやすい懸念

残る面がありますからね。


あとは、米国時代に見られていた
シュート回転しやすい制球難も
散見されていましたね。


しばらく、経過観察要ですね。


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それ以降には7回で宮川、8回で森脇、
9回で平良と継投しましたね。


今日の増田は「休投日」と決められていたみたいですね。


確かに、獅子のクローザーは増田です。
当然、増田がいなくなると、
損失が大きすぎますね。


ただし、狙うは『全部勝つ!』です。


敗戦展開だったら、勝ちパの出番は乏しく、
勝ちパは「休投日」になりやすい
ですけど、
勝ちを続けるということは、
当然ながら、勝ちパの出番も嵩みやすく、
勝ちパに負担を大きく背負わせることになりますね。


正直、今の増田では、
3連投や先日やったような4連投をさせることは、
チームの勝つ確率を減らすおそれが懸念されます。


まあ、増田に限らず、一般的に見ても、
3連投や4連投はパフォーマンスを低下させやすいでの、
救援失敗の可能性が高まりやすいですね。


それを考えたとき、
9回は増田のみ!増田以外は無し!
としてしまっていると、
連勝していく中で、
3連投や4連投をさせざるを得なくなります。


それだけに、大型連勝を見据えると、
彼らが実力をフルに発揮させることができるよう、
平良もクローザーをできるようにしておき、
勝ちパを2班体制にたいですね。


ただ、今日の平良は、
立ち上がりから制球難に陥っており、
苦しい投球になりましたね。


結果としては、先頭は左飛に仕留め、
藤原、荻野は立ち直って打ち獲りましたが。


同じ勝ちパでも
セットアッパーとクローザーでは
性質が違いますから、
セットアッパーがいきなりクローザーをやったり、
クローザーがいきなりセットアッパーをやるには、
慣れも必要ですし、適性も問われやすいですね。


クローザーの場合、
最後に投げるから、リードを死守すれば良いですが、
(3点差あったら、2点差までは可)
セットアッパーの場合、
投げ終えても、まだ試合が続きますから、
試合の流れを変えてはダメなので、
点差があっても、失点が許されない面があります。
(3点差あっても、失点することで
 その後に響く恐れがあるので失点は不可)


その代わり、クローザーの場合
最後に投げるわけですから、
リードを「絶対に」死守しないとならぬ緊迫感があります。
(ホームだったら、味方の攻撃が1イニング残りますが)
セットアッパーなら、最悪、リードを死守できなくても、
まだ巻き返すチャンスがちょっと残っていますから。


その性質の違いに慣れなければならず、
中には、向かないこともありますね。


ただし、今の獅子では、
増田の年齢やFA危機、増田への負担大を鑑みると、
次期クローザー後継者を育てなければならず、
メンバーの中でその適任ある者は平良です。


それだけに、3点差ありましたから、
平良をクローザーで慣らすのにちょうどいい展開となり、
平良も、立ち上がりに不安を残しましたが、
今日、平良で締めたことは
残り試合の勝つ確率を高める観点と、
来年の後継者育成の両面で価値がありました。


宮川、森脇は、登板数も嵩み、
疲労面が気になるところですね。


宮川は、先頭の藤原に、フォークが落ちきれず
きっちり拾い打たれましたね。
ただ、ストレートとカーブを活かしながら
堂々と大胆に投げ込んで、後続を抑えています。


森脇は、山野辺の好守に助けられましたが、
今日は、制球面に苦しみましたね。


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一方、打線については、、、


初回裏は、
先頭の金子が四球で散歩・出塁し
(最後のボール球に鴎の小島は不服そう)
源田が初球の外角高めを流して
遊撃手を抜く左前安打で続き、
1番&2番打者で
チャンスを築きましたね。


初回から得点を稼ぐためには、
1番&2番打者の出塁は大事ですね。


次の森が中飛に倒れるものの、
金子がタッチアップで三塁を陥れ、
栗山が外角高めストレートに逆らわず流し、
深いフライでは無かったですが、
金子もしっかり突っ込んだことが大きかったですが、
左犠飛で先制点を奪いましたね。


ただ、その後も二死一塁から、
外崎がボテボテのゴロ凡打でしたけど、
打球のバウンドが高く、
相手の二塁手は突っ込んで捕球するものの、
送球できず、二安打で続き、
二死一三塁のチャンスを得ましたね。


正直、外崎の内野安打は、
こちらに流れが傾き始めていることを示しており、
その流れに乗じて叩き込み、
もう1~2点欲しかったですね。


そのようなチャンスでしたから、初回から複数点を稼げれば、
こちらが序盤から主導権を掌握しやすいです。


しかし、実際には1点止まりとなり、
相手から見たら、
バタバタした割には「最小失点で済んだ」
切り替えやすく、反撃へ勇気が沸いてしまいますね。


あと7回裏の満塁チャンスですね。


二死から、
森を四球、栗山を四球、外崎を死球と
鴎による自滅型満塁を献上してもらいました。


こういう自滅しそうなときこそ、
しっかり叩くことにより
相手の心理的ダメージを
かなり与えることができます。


二死からであり、厳しい場面だったとはいえ、
試合の流れも完全掌握する大チャンスでした。


相手が弱っているときほど、
相手が苦しんでいるときほど、
相手を着実に叩き潰しておくことは、
勝つための基本鉄則の一つですから、
二死で厳しい状況でも、
最低限、1得点以上を稼ぎかったですね。


初回も、7回も、最後にチャンスは、
木村で止まって(最後に潰して)おりましたが。。。



それでも序盤の初回に先制し、
一発攻勢により
4~5回の中盤でリードを築き、
点差を広げ、
終盤に貴重なダメ押しになる1点を稼ぎ、
波状攻撃で稼げた点は価値がありました。


ただ、今日の得点は
犠飛、本塁打、本塁打、犠飛であり、
タイムリーは無かったでしたね。


やはり打撃陣が復調するには、
タイムリーは欲しく、

いかに打線をつなげるかがカギですからね。


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さて、ハードルが高くとも、
苦手な福岡でも、好調の相手・鷹でも、
『勝ち続けること』であり、
残りを『全部勝つ!』
ですね。