下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鷹20回戦(福岡)】鷹との野球は9回まで非ず!2回で終戦!苦手福岡で負け越して『V3消滅』しかし、今年あと2度は『行くぞ福岡!』『GO WEST!』

昨日は、ブルペンデーで凌いだライオンズでしたが、
今日は、先発の松本が長く投げて
中継ぎを休ませながら勝つことを前提とした
首脳陣の読み
も空しく、
松本が早期KO降板に。。。
連日でブルペンデーに。。。

まあ負け戦でしたから、
増田や平良らは連投なくお休みで
敗戦処理班の出場展開でしたが、
便利屋の平井が連投する形に。。。
小川もね。


今日の試合のスタメンと結果です。

相手は先発ローテの谷間みたいな状況でしたが。。。


詳細の結果は前半の5回まで示します。

一般的に野球は9回まで行うスポーツであり、
プロの試合では、降雨等の事情が無い限り、
9回まで実施しますね。


しかし、今日は
2回で決着・終戦となりました。
少なくとも
3回表でKO決着です。


鷹戦の場合、
鷹は「先行逃げ切り」展開を得意としているだけに、
鷹は序盤でリード奪取に集中しやすいです。


もちろん、一般的にも
序盤戦でリードした者がその試合を制す
という傾向はあります。


最近の野球は、
後ろになると勝ちパ投入などで
勝ちパを相手に得点を稼ぐことは簡単ではなく、
また、序盤からリードすることで
心理的に優位に立ちやすいからですね。


ただし、獅子の戦いを見ていると、
鷹戦の場合、他球団との戦いよりも
序盤戦(3回終了時)を制した者が
その試合を制する傾向が濃い
という特徴が伺えます。


そして、過去3ヶ年の結果を対象に見ると、
鷹が序盤戦(3回終了時)を
3点差以上のリードで折り返した場合、
獅子が勝ったことは一度も無し、皆無!
ということです。


今日を含まず過去に鷹が序盤戦(3回終了時)を
3点差以上のリードで折り返した結果
を見ると
獅子は16戦0勝15敗1分です。


逆に獅子が序盤戦(3回終了時)を
4点差以上のリードで折り返した結果
を見ると
獅子は11戦11勝0敗です。


当然、ビハインドの点差が広がれば広がるほど
互いに逆転が苦しくなります。


当然、今日のように3点差どころか、
5点差ビハインドで折り返せば、

獅子の勝ち目はゼロであり、
今日は3回表で決着!終了!
ということです。


まあ、あくまでも過去データからの統計ですから、
もちろん、
勝つ確率が本当に完全なゼロとは言えないですが、
少なくとも、勝ち目はほぼ無し!という状況です。


だからこそ
鷹戦の場合、勝つためには
こちらが序盤からリードを奪うこと
もの凄く、著しく重要な条件となり、
点差を広げられたビハインド展開には
絶対に持ち込んではならない!

ということですね。


しかも上記の数字は、メラドも含めての話です。


それが福岡開催のビジター試合になると、
3回終了時の序盤戦にリードを奪われること
そのものが負ける確率を増やします。



【獅子vs鷹の3回終了時の状況と試合の勝敗】


で、今日の試合のキーマンは、
やはり松本ですね。


先々週の楽天戦と同様の結末で
それより酷いKOとなりました。。。


確かに、チームは負けられない一戦です。
昨日、ブルペンデーだったので、
勝ち展開で投入すべき中継ぎ陣を消耗しており、
今日は、松本自身が長く投げて
中継ぎ陣らの負担を減らしながら勝つことが求められていました。


しかし、その「絶対勝ってやる!」意気込みは良いのですが、
意気込み過ぎでは、
余計な力み、焦りを生むから
まともな投球ができるわけがないです。


しかも、立ち上がりの弱さから
立ち上がりの不安が大きいため、
さらに、結果への恐怖心
加わっています。


勝つぞ!抑えるぞ!気持ちは大事ですが、
それが過剰になると、
気負い、焦り、力みにつながります。
そこに結果への恐怖心
加わればさらに酷くなりやすいです。



松本自身、
勝たねば!抑えなければ!臭いコースへ投げなきゃ!
立ち上がりは気をつけなきゃ!
あっ、先頭打者出しちゃった。抑えなきゃ!
その一方で、
やられちゃうかな?ストライク入らないかな?
立ち上がりは攻められちゃうかも、
あっ、先頭打者出しちゃった。ヤバいぞ!
そんな気持ちばかりが先行しすぎて、
結局、力みから空回りし、
空気に呑まれていましたね。


先週のオリ戦では好投しましたけど、
守乱(悪送球)がありましたね。


気が楽になっていたら、リズムに乗ったら
もの凄く良いストレート等を大胆に投げ込む
のですが、
気がまだ楽になってなかったり、リズムに乗るまででは、
気持ちばかりが先行しすぎて、

萎縮してこじんまりして自滅も目立つ
というところですね。


先日、浜屋が西口Cから
『打たれてもいいから大胆に行け』
という助言を受けて、一変して好投しましたね。


気持ちばかり先行しすぎて
気負って空回りするくらいだったら、
堂々と投げ込んで
思い切り打たれて来い!



そのくいらいの気持ちで
打者1人1人に集中しながら
大胆に投げられたいですね。


威風堂々と大胆に投げ込めば、
そう簡単に打たれる投手ではないのだから。


ただし、今日、鷹は松本に対して、
も講じられましたね。


強引に打ちに行ったりせず、
強振したりせず、軽打も見据えながら、
合わせながら
弾き返したり、流されたりと。


松本の場合、ストレートが自慢であるから、
ストレートで勝負しやすかったり、
ストレートを投げてリズムをつかむことも見据え、
特に序盤は
ストレートの頻度が多くなる傾向にありますね。


中盤になると、
変化球を混ぜる傾向もありますが。


今日も、ストレートは
初回は26球のうち19球、
2回は29球のうち20球ありましたね。


まあ、苦しくなって
得意のストレート頼みになった面

もありますが。。。


今日は制球難も問題でしたが、
ストレート一辺倒になり、
単調になってしまうため、

相手も合わせやすかったように見えました。


光成は、以前、苦しくなると
得意のフォーク一辺倒になって自滅しましたが、
球種こそ違いますけど、
ある意味、一辺倒に伴う単調化により
相手も見極めやすくなりますね。


確かに、一般的に他の投手でも
初回はリズムをつかむために
ストレートを増やす者も散見していますが、
そもそも、
松本の初回の立ち上がりの弱さ
初回にストレート一辺倒になりやすく、
相手も見極めやすくなっていること
一因になっている可能性も懸念されます。


確かに、松本の場合、
ストレートは一級品ですが、
変化球はレベルが落ちます。


しかし、あの平良でも、
ストレート一辺倒では厳しいですね。
(変化球を習得できぬ増田もそれが悩み)
ましてや先発ですから。


良いときは、
ストレートと緩いカーブ、カットボールが
良いコンビネーションになっていますね。


そのあたりは考えられたいです。


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ところで、柳田の中安打から
そのまま金子が後逸をしてしまい、
柳田に一周走られてしまいましたね。


金子も、
周東を刺そうとして突っ込みましたね。
まあ、突っ込みすぎてしまうことは
内野手出身の外野手あるあるですね。
外崎も突っ込みますよね。


ただ、誰もカバーがいませんでしたね。
なんで誰もカバーに入ってないの?
木村はどこに?という印象が。


現地で観ていたわけではないので、
状況はわからないところがありますが、、、


木村の場合、
守備範囲が狭くなってきているため、
URZが低下していますね。


普段、木村の場合、左右の動きうち、
センター寄りの動きに課題を残していますよね。


金子の場合は、昨年までのレフト時代も含めて
左右の動きは天下一品ですが、
前後の動きが怪しかったりしますね。


そういう点では課題を残しています。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、今日の打撃陣については、
点差が開いてきて
大竹が落ち着き、
リズムをつかむように
なってきたことも大きかったですが、
勝負の流れを考えると、
1点を返した2回表が超重要ポイント

でしたね。


せっかく相手が苦しくなっているのに、
併殺で相手を助けてしましました。
流れを奪還できず、
むしろ相手は最小失点で済んだ
と安堵してしまいましたね、


鷹へ傾く流れを
助長した併殺になりましたね。


相手から奪えるときには徹底的に奪う!
相手が弱っているときには徹底的に叩く!

それは勝つための鉄則の一つです。


逆に2回裏、
こちらが自滅して弱っているときに、
徹底的に叩かれましたね。


チャンスは一瞬です。
「幸運の女神には前髪しかない」ですから。


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戦前(今日を含まず)の
優勝・CSラインが下記のとおりでしたから、
今日の敗戦により、
獅子の優勝の可能性はゼロになりました。

獅子は残り13試合を全て勝っても勝率は0.556
鷹は残り10試合を全て負けても勝率は0.565で
上回りことがありません。


一応、鷹のマジックが2になったので、
来週のロッテ戦で鷹が1勝すれば優勝が決まります。


結局、この福岡3連戦の収穫は、
鷹V爆弾をロッテにパスしたことくらい。。。



これで目指すところはCS出場です。
今年、あと2度は
『行くぞ福岡!』『GO WEST!』


今年の獅子は、
ホームで勢いをつけながらも、
翌週のビジターで
その火を鎮火してしまう
ケース
が目立ちました。


その象徴として、最も大きかったケースが
7月下旬にホームで鴎に勝ち越し、勢いがつきそうだったのに、
翌週以降、コロナ禍騒動もあった苦手な福岡遠征で大炎上し、
次の札幌遠征では轟沈してしまい、
そのまま転げ墜ちていきましたね。


その大惨事の『福岡&札幌Go To キャンペーン』
今年の低迷生活の大きなきっかけになりました。


確かに一般的に(どの球団も)
ホームよりビジターの方が弱くなり、勝率も下がります。


ただし、今年の獅子は
そのビジター戦での勝敗が

大きく響きましたね。


今日時点までの結果を対象に
獅子の昨年と今年を見比べると、
昨年は
ホームで勝率0.597、
ビジターで勝率0.529
でした。


しかし、今年は、
ホームで勝率0.604、
ビジターで勝率0.411
でした。


すなわち、今年は、
ホームなら昨年並みに
勝ち星を稼いでいましたが、
ビジターで

星を落としまくったこと
大きく響きましたね。


とにかく、
来週からは鷲戦、鷹戦、ハム戦と
ハードな9連戦ですが、
得意とするホームでの戦いになります。


ただし、今の立ち位置を鑑みれば、
そこで勝率6割では話になりません。
ギアを上げて
来週『全部勝つ』9連勝することです。


一方、対峙するの方は、
来週前半がビジター福岡で鷹戦であり、
後半からはホームに戻り、
残り9試合が全てホームでの戦いになりますね。


鴎の勝率(今日を含む)は、
ビジターで0.446であるのに対し、
ホームで0.620となっています。


鴎については、
今週ビジターで1勝5敗となって、
勢いが弱まって下降線になっていましたが、
来週後半以降、
ホームに戻って復調する可能性は考えられます。


獅子の方は、来週から再来週11月4日までの
鷲戦、鷹戦、ハム戦の9戦をホームで戦いますが、
最後の4連戦は、
仙台→仙台→千葉→福岡と、
仙台で1泊できますけど、
移動と試合がその日に重なる
ハードな遠征になっています。


すなわち、こちらが最後の4連戦で
ハードな遠征ビジター戦を控えているため、
それに突入する前には、
アドバンテージを持って
鴎より上位に位置付けておきたい
ですね。


あちらは前半がビジター、後半がホーム、
こちらは前半も後半もホームの戦いとなる
来週のうちに追いついて
2位に浮上しておきたいです。


まあ、現在3ゲーム差開いていますから、
相手の勝敗も関わってきますので、
来週のうちに2位へ浮上するのは
難しいかもしれませんが、
(こちらが6連勝、あちらが3勝以下が条件)
遅くても
ホーム最終戦となる
11月4日ハム戦までには、

2位に浮上しておくべきですね。


とにかく、
結局、福岡でも1勝2敗と負け越したように
ビジターでは苦しくなりますから、
それを鑑みれば、
ホームでは『全部勝つ!』
が求められますね。