下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

岸ロスに伴う楽天からの補償は? 人的補償を勝手に考えてみました。。。(現在、背番号7は空いていますよ)

今回の岸ロスに伴う
西武球団並びに我々ライオンズファン
のショックは、
覚悟していたとはいえ、
計り知れません。。。


とはいえ、決まったことを嘆いても始まらず、
補強を考えていかなければならないのも事実。


岸の流出に伴って
球団は人的補償を求めるのでしょうか?


金銭のみの補償も選択肢の一つにあるでしょうが、
基本的に人的補償を狙って欲しいです。


下記は、楽天の選手&2016年の成績を
まとめたものです。
外国人、今年に引退・戦力外、育成
に該当しない選手の中で
人的補償候補を予想し、
補強したい選手をとりまとめてみました。


名前の前に
「×」かつ紫色文字はプロテクト対象と予想。
「○」かつ赤色文字は人的補償の対象になることを仮定。


【投手(22名)→プロテクト予想13名】
          試合 回         防御    勝 負 ホールド HP  S
X松井裕樹 58    62 1/3  3.32    1  4   10   11  30
X塩見貴洋 24    148        3.89     8   10    0    0   0
X濱矢廣大 13    9 2/3    10.24     2    0     1    3   0
X則本昂大 28    195        2.91   11   11    0    0   0
X小野 郁 11    13 1/3    8.78     0    0     0    0   0 
O森 雄大 (1軍出場無し)
X安樂智大 15    84 1/3   3.42      3    5     0    0   0
X釜田佳直 20    113       4.14      7    5     0    0   0
O戸村健次 11    34 2/3   4.41      1    5     0    0   0
X金刃憲人 54    41 2/3   2.38      3    1   14   17   0
O石橋良太  6     5 1/3     13.5      0     0    0    0   0
X美馬 学 26    155         4.3      9    9    0    0   0
O武藤好貴  2          3         6        0    0     0    0   0
X西宮悠介 29   26 1/3   4.44       3    0    0    3   0
O青山浩二 50    50 1/3  4.83       1    5  14  15   0
O大塚尚仁  4     3 1/3    10.8       0    0    0    0   0
O入野貴大  4     3 2/3   12.27      0    0    0    0   0
X辛島  航 13     72        3.88       3    7    0    0   0
O菊池保則  7   22 2/3    5.16       1    1    0    0   0
X古川侑利  6     7          7.71       0    0    0    0   0
X福山博之 69  69 2/3    2.71      4    5   19   23   0
O宮川 将  9     9 2/3    0.93      0     0    1    1   0


投手陣については、
松井、塩見、則本、小野、安楽、
釜田、金刃、美馬、西宮、辛島、福山
の11名まではあっさりと
プロテクト対象にしたくなります。


あとは、投手陣から2名選びたいですが、
3~4年目だけど21~23歳の
濱矢(左腕)、古川、大塚(左腕)、
あと25歳だけど1年目の中継ぎの石橋
でボーダーラインとして悩みました。
一応、先発できる濱矢、古川を選びました。


ただし森雄大は若いけど、制球難の印象から
プロテクトから外しました。


【野手(25名)→プロテクト予想15名】
        試合   打席   打率 HR  打点 OPS
O阿部俊人 (内)  55     28    0.185    0      2     0.444 
X吉持亮汰 (内)  21     37    0.161    0      1     0.461
X茂木栄五郎(内)  117    481   0.278    7    40     0.738
X藤田一也 (内)120    449   0.265    0    46     0.618
O松井稼頭央(外)    56    179     0.213    2    13   0.591
X今江敏晃(内)  89    351     0.281    3     23   0.671
Xオコエ  (外) 51   130     0.185     1      6    0.527
X聖澤 諒 (外) 94   229     0.294     3    19    0.723
X福田将儀 (外) 36    74      0.200     2      8    0.627
X岡島豪郎 (外)127  485     0.252     6    35    0.683
O小関翔太(捕)   7      9       0.000     0     0     0.125
X枡田慎太郎(外)   45    66      0.278    1     6     0.761
X銀次        (内)125  497     0.274     2   43    0.702
X島内宏明 (外)114 388      0.287     9   41    0.753
X内田靖人  (内) 17   58      0.204      2    7     0.648
X嶋 基宏  (捕) 80  256     0.271     2   17    0.750
O下妻貴寛(捕) (1軍出場無し) 
X足立祐一(捕)    73  208    0.227     1   14     0.534
O伊志嶺忠 (捕)     27   22     0.167     0    1     0.367
X哲朗        (内)    11   21     0.100     1    1     0.393
O中川大志  (内)    22   80     0.203     2   18    0.564
O三好 匠 (内)     38   70     0.222     3     6    0.644
O堀内謙伍 (捕)(1軍出場無し) 
O村林一輝 (内)(1軍出場無し)
O柿澤貴裕(内) (1軍出場無し) 


野手陣については、
捕 手:嶋、足立
内野手:吉持、茂木、藤田、今江、
    銀次、内田
外野手:オコエ、聖澤、福田、
    岡島、島内
の13名まではあっさりと
プロテクト対象にしたくなります。


残る2名は
桝田(外,29歳)2軍:29試合、打率0.289、HR4、ops0.885
哲郎(内,25歳)2軍:59試合、打率0.281、HR6、ops0.875
三好(内,23歳)2軍:60試合、打率0.271、HR2、ops0.677
柿澤(内,22歳)2軍:98試合、打率0.286、HR4、ops0.768
中川(内,26歳)2軍:85試合、打率0.287、HR9、ops0.825
の5名で悩みましたが、
戦力として欠かせない桝田、

不足しがちな二塁を守ることができ、
2~3年前は1軍でも活躍してた哲郎を残します。


中川は長打力のあるけど、
守備位置がファーストのため、
外国人でも代用できるとして外しました。


柿崎、三好はショートを守れ、
柿崎は外野も行けますが、
過去の1軍実績を重視して漏れました。



ーーーーーーーーーーーーーーーーー
そこで上記の予想プロテクト外の中から、
どの選手で補うのか?
を考えてみます。


まずは投手の獲得目的とする場合
実績投手を重視するなら、
青山や戸村が挙げられ、
中継ぎの補強となるでしょう。


青山は即戦力となるでしょうが、
やはり33歳と下降線であることと、
楽天相手のとき、青山が出てきたとき
こちらとして安心できる存在だったことを
踏まえると、青山or戸村の二者択一なら、
青山より戸村の方を獲得した方がいいでしょう。


また戸村と似たような年齢に、
武藤、菊池といますが、
戸村の方が実力的に上
でしょう。
宮川は右肘の爆弾が不安です。
よって、
【案1】
 ◇方針:実績投手を重視の場合
 ◇獲得:戸村投手


若手投手を重視するなら、
森雄大(左腕)や石橋、大塚(左腕)が
挙げられます。
先発なら森雄大でしょうが、
制球力はあまり良くなく、
どちらかというと期待外れの印象。


2軍での成績は、
森 (22):9試合、36回2/3 防御3.93、3勝3敗
石橋(25):26試合、29回2/3 防御2.73、1勝1敗
大塚(22):25試合、24回1/3 防御2.22、0勝0敗1S
( )は年齢


この3名の中からなら、
左腕の中継ぎ大塚でしょうか。


このほか、宮川はいい投手でしたが、
右肘の爆弾が不安です。


【案2】
 ◇方針:若手投手を重視の場合
 ◇獲得:
大塚投手



次に野手の獲得を目的とする場合、
まず、1つの案としては、
西武は捕手不足ですから、
若手の捕手を獲得すること
考えられます。


もし捕手を狙うなら
高卒1年目の堀内謙伍でしょう。
1年目ですが、おそらく堀内まで
プロテクトが回らないのでは?
と思います。
2軍でも打率1割台でしたが、
伸びしろ十分です。


【案3】
 ◇方針:捕手を重視の場合
 ◇獲得:
堀内捕手


ただ、野手で魅力があるのは、
プロテクトの予想で迷った
柿澤です。
ちなみに野上の後輩で、
4年目の22歳です。
昨年、育成に落ちましたが、
今夏に支配下に復活しています。


守備力の程度はあるにせよ、
彼は内野で遊撃、一・三塁ができ、
一時期、外野手で登録されていました。
でも一番の魅力は打撃です。


1軍では未出場ですが、
2軍では今年が昨年より向上しています。
2015年:82試合、打率0.217、HR4、ops0.591
2016年:98試合、打率0.286、HR4、ops0.768


【案4】
  ◇方針:ここ1~2年でブレイク
     しそうな野手を重視の場合
  ◇獲得:
柿澤内野手


あとは、番外編案として、
松井稼頭央
敢えて狙うという手
もあります。


松井は今年の内容を考えると、
現役の一線で活躍するのは
正直、厳しそうな印象です。
それだけにプロテクトから
外れるでしょう。


おそらく獲得しても、
来年、大いなる活躍を
期待するのは酷でしょう。


しかし彼の場合、
若手選手たちへの模範的存在、
さらにチームの精神的な支柱となるはずです。


もちろん今のライオンズには、
栗山、直人、上本といった
若手の模範となるベテランが居ますが、
松井の場合、日米の野球を知っていて、
厳しさも指導できそうですし、
ベテラン選手として、
辻監督のサポートもできるでしょう。
直人も他の球団を知っていますが、
直人の場合は、癒し系・励まし系で相談役ですね。


特に松井のすごかったところは、
現役を続けるために、昨年、
チームで手薄だった外野手へ
本格的にコンバート
して、
400イニング以上出場した右翼手として
リーグNo1のUZR9.7を記録し、
オールスターまで出場した
その意気込みです。


そのような心意気は
若手にも伝わるはずです。


【案5】
  ◇方針:若手指導役・将来の指導者
     という長期的視野を重視の場合
  ◇獲得:
松井外野手


ーーーーーーーーーーーーーーー
以上のとおり、
【案1】戸村投手
【案2】大塚投手
【案3】堀内捕手
【案4】柿澤内野手
【案5】松井外野手

人的補償の候補案として
考えてみました。


人的補償を行うなら、
おそらく岸を流出しただけに、
投手不足となることから、
多分、投手を選ぶ
のでしょうかね?


でも、獲得可能となりそうな
投手陣は、正直、微妙です。


上案の戸村投手にしても、
そこそこ即戦力になるでしょうが、
失礼な言い方ですが、
所詮はそこそこで、B級感を否めません。


大塚投手も伸びしろがあるにせよ、
何かB級感を否めないです。。。


一方、堀内捕手の案3は
まだ未知数で、捕手不足を補いますが、
何か活躍するまでほど遠そうです。


一か八かのギャンブル的な印象ですが、
もしかしたら化ける???
という期待感を持てそうなのが、
柿澤内野手です。


活躍を期待するのであれば、
(もちろんダメかもしれませんが)
第一希望として、
案4の
柿澤内野手を挙げます。



第二希望としては、
チームを牽引する役目として、
案5の松井外野手を挙げます。
この松井案は、勝手な私見ですが、
個人的には、
正直、第一希望の柿澤案と
入れ替えてもいいくらい
希望しています。
現在、背番号「7」は
空いております。
戻ってこないかなぁ???


第三希望としては、
捕手不足の課題を緩和するために
案3の堀内捕手です。


まあ、実際、どのような補償を
進めていくのか、まだまだわかりませんが。。。


今回、人的補償を考えてみましたが、
いずれにしても、補償に関わらず
今の西武には補強が必要です。


補償は置いておいて、
西武フロント陣が考える補強は、おそらく
外国人頼みのギャンブル補強のみでしょうが、
他球団とのトレードも見据えて欲しいです。