下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【①山川契約更新】倍増で合意。でも3240というスカっとしない半端な額は何?背番号33×百万円くらい気分良くあげりゃいいのに。ちょっとケチって人の心を掴み損ねている気がします。【②新外国人投手】それなりの高給取り2人を招聘。でも動画を見る限り、先発候補は外れっぽい?中継候補は故障の爆弾大丈夫?今年もハズレか?しかもこれで2億円も使ったから、この2人で打ち止めになりそうな心配大。【③森友問題】故障して緊急帰国。おいおい。。。でも無理はダメです。ただしインドアでもできる捕手のお勉強はしっかりとね。

【①山川契約更新】
今日、前回サインを保留した山川と球団の
二度目の契約更新交渉が行われ、
倍増で合意を得て山川がサインしました。


今オフの契約更新では、
源田が3倍増、後輩の外崎が倍増となる中、
山川の1回目はそれらに至らず、
本人の目標3千万円にも達成せず。


理由は1軍の勤務時間(試合数)が半分だから
ということだったようです。
そりゃぁ、1軍で長く活躍することが大事ですが、
なんか、日雇いか、時間給かの
アルバイトじゃない
んですから。


確かにシーズン半分の試合数で、
普通の働きなら、良くてもそこそこの働きなら、
わかりますけど、
今年の山川の働きは、試合数こそ半分でも
尋常じゃない大活躍と大貢献を果たし、
その結果の内容は濃密・過密状態でしたから、
外崎をベースに考えると、
最低限、最初から倍増にしてあげても
誰も文句を言わない・言えないレベルだった
と思います。


むしろ、最初の保留を聴いた時には、
外崎が倍増で、源田も3年待たずの3倍増と
景気が良かったでしたから、
てっきり、1600万円の倍増にしたけれど
4千万円くらいほしがっているのか?
とも思いましたが、
目標が3千万円であったのに達しなかったとは。。。
(それでも遠慮している目標レベルじゃない?)
まあ1千万円増などでお茶を濁そうとしたんでしょうね。


で、今回は倍増で思いが一致してサイン。
まあそりゃ、それでいいんですが、
金額が3240万円と半端な数字です。
今年の年棒が推定1600万円でしたから、
おまけもあって、
それも含めてきっちり倍額にした印象を感じます。


本人は納得しているでしょうが、
なんか、すっきりしない半端感を否めません。
球団の渋々倍増にした感も否めません。


どうせ3240万円払うんだから
端数切り上げ、釣りはいらないぜ!
くらいの器量
が欲しいものです。
どうせ、支払うんだから
渋々支払うより、気分よく支払った方が
相手も喜びが違うでしょ。


山川だって高いことに越したことはなく、
球団から、
我々は倍増の評価をしたい。
となると、3240万円だね。
でも君には獅子の4番として
絶対的な期待を寄せている
ので、
今回、端数は切り上げることとし、
ここは背番号33にちなんで
3300万円にしてあげるよ!

なんて言われたら、
山川のモチベーションだって
調子に乗っちゃって!の勢いで
今以上にもっと上がると思うのですが。
その労力をあまりかけずに済む
プラスαが意外と大きいと思いますけど。
一番安価なのは「ねぎらいの言葉」です。
昔のマクドナルドのスマイル0円じゃないですが。


たった60万円で
心掌握度をかなり高めることができれば
お安いものだと思いますけど。。。
例えば、
上司が部下たちにこの金で飲んで来い
というときに、
3万2400円を渡す上司より、
3万5千円か、4万円を渡す上司の方が
ゴチになりました感を強く感じると思いますけど。
タクシー代ね。と言って彼女へ乗る前にお金を渡すとき、
ここからあそこまでは3200円くらいだから
と言って、3200円きっちりくれるよりも、
そこは多少のどんぶりで
4000円、5000円をあげた方
好感が高まると思いますけど。


それが人の心理ではないでしょうか?
※もちろん、もともと金にがめつい人には
 この策は逆にもっとくれと、
 ドツボにはまるから使えませんが、
 山川はそんなに金にがめついわけでも無い
 と思うんですが。それなら有効だと思いますけど。


目先の金をケチって、
それを買わないのは損
だと思います。
ある意味で、契約更新は
チーム力アップのための投資でもある
わけなんですから。



西武・山川
希望通りの倍増3240万円でサイン
「ボクと球団の思いが一致」
12/12(火) 14:31配信 (東スポ)

  西武・山川穂高内野手(26)が12日、メットライフドームで2度目の契約更改交渉に臨み、当初の希望であった倍増の3240万円でサインした
  1週間前の保留会見とは別人の笑顔だった。「1週間たってボクも考えましたし球団にも考えてもらった。ボクの思いと球団の思いが一致したので大満足です」という山川のこだわりは年俸5億円の“最強同期”メヒアからのポジション奪取の評価についてだった。
  山川は「入団してメヒアとずっと同期で、彼に勝たないと試合には出られないという気持ちでやってきた。今年はメヒアの調子もあると思うが、(ポジション)争いに勝って試合に出られた」と切り出し、続けて「ボクの中でメヒアはアドバイスをくれたりすごくいい先輩なんですけど、その人に勝たなきゃいけない。守備ができない自分が勝つにはメヒアに打ち勝つしかないので、本塁打数(23本)でも勝って、やっと同じ土俵に上がれたかなという感じ。その気持ちで来年も絶対に勝ちたいです」ときっぱり。巨大な壁を乗り越えた思いと球団側の評価が一致した満足感を語った。
  
「最初から3000万円(税別)と決めていましたので」(山川)という強い思いで前回提示からの微増を勝ち取った。
  鈴木球団本部長は「彼の前回の話も聞きましたし
(出場78試合という)ゲーム数もという球団側の意向もある。(交渉を)何度もやったら上がるという意識を持たれても困る。ただ(査定の)仕組みは分かったからという話はしました。だからといって山川が一つのチャンスをつかんだということははっきりしている。今年は飛躍の年であったし、来年以降がより大事になってくる」とやりとりの内容に触れ、来季以降のさらなる奮起、4番定着を期待していた。
 (金額は推定)


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【②新外国人投手】
西武はとにかく投手陣の補強が急務。
しかし、
FA選手にも、戦力外やトレードにも目もくれず、
確率の低いギャンブルとなる
新外国人頼み一本の姿勢のライオンズ。
それが全く動きが見えず静穏状態でしたが、
ついに2人と契約したことが発表されました。


1人は中継ぎのワグナー33=メッツ3A)
もう一人は先発候補の
カスティーヨ
(28=ドジャース)


年俸は推定で
カスティーヨが90万ドル(約1億260万円)
ワグナーが80万ドル(約9120万円)と
2人合わせて2億円。


それを聞いて一瞬嫌な予感がしたのですが、
まさか、まさかとは思いますが、
新外国人獲得はこの2人で
フィニッシュということはないですよね?
既に2億円を投資していますので、
そんな嫌な予感が気になるのですが、、、
はっきり言って
この2人が活躍することは保証できず、
今までの海外スカウトの眼力を踏まえると、
むしろ外れるリスクの方が大きい傾向です。
当然、下手な鉄砲打ちの如く、
球を多く持っておかなければ
ヤバいことくらい誰が見てもわかる話です。
※今までは球を持っていても
 当たらなかったという傾向。


万が一、この2人で打ち止めにするということは、
この外国人2人が絶対に活躍するという保証付き
ということを前提になければなりません。
そんなこと実現性低いことは、
誰の目から見ても明らか
ですから、


本当にこの2人で打ち止めることは
フロント総辞職レベルの問題に値する愚行、
むしろチーム弱体化を故意にやっていること
に値する行為です。
さすがにそこまでアホや無い
と信じたい
ですけど。


なんか、この満足げの笑顔が
嫌な予感を漂わせる
んですけど。。。


妄想で脱線してしまって、申し訳ありません。


話をワグナー、カスティーヨに戻します。


獲得の記事はこんな感じ(↓↓↓)で
報道されていました。

西武が新外国人ワグナー、カスティーヨ両投手を獲得
12/12(火) 13:18配信
(日刊スポ)
  西武は12日、2人の新外国人投手を獲得したと発表した。大リーグ通算2勝のニール・ワグナー投手(33=メッツ3A)と同通算0勝のファビオ・カスティーヨ投手(28=ドジャース)。ともに右腕でワグナーは救援、カスティーヨは先発として期待される。
 米国出身のワグナーはブルージェイズなどで大リーグ通算52試合に投げ、2勝4敗、防御率4・92。今季はマイナーで40試合に登板し、2勝1敗、3セーブの成績を残した。「埼玉西武ライオンズの一員となることにとても興奮しています。2018シーズンを通して、エキサイティングな勝利に少しでも多く貢献できるよう、ベストを尽くすことを約束します」と球団を通じて意気込みを語った。渡辺久信シニアディレクター(SD)兼編成部長は「フォークが使えるのが特長。リリーフ専門で経験豊富」と期待した。
  ドミニカ共和国出身のカスティーヨは今季、ドジャーで大リーグに初昇格したばかり。大リーグでは2試合に投げただけだが、マイナーでは353試合に登板し、35勝55敗25セーブの実績がある。「埼玉西武ライオンズとの契約をとても嬉しく思います。2018シーズン、日本シリーズチャンピオンを勝ち取るために、必ず力になれると信じています。メットライフドームで会いましょう」とコメントした。
  渡辺SDは「右のパワーピッチャー。真っすぐは平均で155~156キロぐらい出る。コントロールもまとまっている」と、獲得した理由を語った。



 カスティーヨが年俸90万ドル(約1億260万円)で背番号47、ワグナーが年俸80万ドル(約9120万円)で背番号12。
 2投手とも今季は主に3Aでプレーした。渡辺久信シニアディレクター兼編成部長は「カスティーヨは先発として期待している。直球が156キロ出る右のパワーピッチャー。ワグナーは150キロ前後のボールに、フォークボールを投げるリリーフ投手」と説明した。(金額は推定)


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まず肝心な先発候補となる
カスティーヨの方に興味があります。


下記は今年3月3日の
カスティーヨが登板した試合の動画です。
時期的にオープン戦ですかね?
調整も入っているでしょうが。。。
カスティーヨは
3回裏の無死満塁になった場面で出てきます。
(動画の1時間7分の時点)
でも、見るには、
このようにピンチになった時の方が
地力を問われるので、いいかもしれません。

LAN AT ARI - March 03, 2017


この日は調子が良くなかったのかもしれませんが、
結果は、無死満塁になってから出てきて、
最初の3人に三連打を浴びて5点を失い、
次のイニングは1死を奪いますが、
2安打でもう1点を失い、
次に死球を与えて、最後は味方の失策で
一死満塁ピンチを招いて降板
となりました。


パワー投手というふれ込みで、
バスケスのような印象を持ちましたが、
この動画を見る限り、
直球はそこそこ速いですが、
ピンチの3回裏では
変化球を比較的多めに使っていました。
ただフォーク?スピリット?は落ちるんですが、
スライダーが甘く痛打されまくっていました。
コース全般で甘いためか、打たれまくります。
また直球もそこそこ速そうですが、
重みをあまり感じることができませんでした。
本当にパワー投手なの?という印象です。


3回は、無死満塁から三連打を簡単に浴び、
その次は緩急を使って打ち損じさせます。
その次は遊直で二死目を奪いますが、
球が甘いため、当たりはヒット性でした。


4回は頭から投げたわけですが、
1人目には、高めの甘い直球を右安打。
2人目は高めの球を叩きつけられ、
バウンドの高い遊ゴロでその間に走者二塁へ。
3人目は初球の真ん中を叩かれ右安打タイムリー。
4人目には球がすっぽ抜けて与死球。

※このぶつけたときで34球目。


そう、この抜け球が目立っていたのも
気がかりでした。


あくまでこの動画を見る限りですが、
カスティーヨは、
例年通りの期待薄の第一印象です。


正直、昨年のポーリーノの方が
だいぶマシに思えております。
ポーリーノ来日当初は
それなりに投げていましたからね。
ただ真面目すぎることが仇になって
勝っていないことが精神的ダメージとなり、
またチームのダメダメ雰囲気の影響も受けて、
追いつめられる形で
ノイローゼ的に自滅していきましたからね。
1勝でも挙げていたら気分も違ったでしょうが。
逆に田辺ライオンズではなく、
今の辻ライオンズなら
上手く行くかもしれませんよ。


ただし、カスティーヨはまだ28歳です。
もしかしたら日本に慣れて
ハマる余地(伸びしろ)が残っているか?


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一方、中継ぎ候補のワグナーについては、
松井氏やソフバンのムネリンの元チームメイトらしいです。

ただ、ファイフだってムネリンの知り合い
でしたから、アテにはなりません。
また松井氏と言ってもリトル松井ではありません。
外国人は日本にどれだけ馴染めるかが肝要ですから、
この知り合いが松井稼頭央だったら、
心強かったのに、、、というところでしょう。


でも松井稼頭央には、米国帰りですから、
彼らが日本に馴染めるよう好きになるよう、
彼らのフォロー、サポートに入ってほしいですね。
投手だからと言って遠慮は不要です。
そこに稼頭央のメリットがあるはずですから。


さて、ワグナーについては、
14年8月に右肘のじん帯再建手術を受けた後、
16年にマウンドに復帰。
今季は3Aで計40試合に登板、
2勝1敗3セーブ、防御率2・48
54回1/3を投げて52奪三振
だったらしいです。


これだけを聴くと、まずは
三振を奪えるタイプと思われます。
単純に比較はできませんが、
増田が56回1/3で58奪三振
平井が45回で42奪三振
一方、シュリが63回2/3で23奪三振
武隈が57回1/3で36奪三振でした。


ただ問題は故障の爆弾を抱えながら
60試合前後の登板が可能か否か?
です。
まあ今年、3Aで50回以上を
投げていたことは長所になりますが、
勝ちパターンに組み込まれるなら、
少なくとも
60試合以上60回以上を投げないと、
シュリちゃんの穴は埋めることができません。
今は復活したでしょうが、
右肘のじん帯再建手術の経歴が不安です。


で、肝心な投球は、、、
3年前の動画です。
ブルージェイ対インディアンスの試合です。
ブルージェイのワグナーは
1点リードの場面で8回裏頭から登板
(2時間46分のところです)
で、この動画はワグナーの参考として
今、あちこち出回っておりますが、
ブルージェイの方でムネリンが出ております。
さらには、あの西武に居たC.Cリー
インディアンスの方で9回に登場します。
(3時間00分のところです)
ある意味、お宝映像ですね。

TOR AT CLE - April 18, 2014


このときのワグナーについては、
自チームが1点リードの中、
難なく三者凡退で8回裏を凌ぎました。
まあ3人目の初球は、
フォークがすっぽ抜けて、
マウンドと捕手の中間地点にワンバンするなど
笑われていましたが、
球威がそれなりにあり、
低めにも投げつつ、緩急も使えたので、
多少甘くとも詰まらせる形でした。


1人目は低めの直球で浅い右飛。
2人目は外角低めを浅い左飛。
3人目は高め甘めの変化球でしたが
 その前の速球で緩急を使い
 タイミングを狂わせて浅い右飛。
また落として空振りも奪っていました。


これだけ見ると、
そこそこ期待できそうな投球内容でした。
ただ、この投球は
右肘のじん帯再建手術前のもの
ですから、
手術後の今がどんな投げ方をするのか?
故障前と同じレベルで投げられるのか?
という不安
が残りますね。


まあ、とにかく、西武は、
外国人獲得には下手な鉄砲撃ちですから、
二の矢、三の矢と
次々に駒を招聘し続けてほしい
です。


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【③森友問題】

西武の森が左膝負傷=プロ野球
12/12(火) 21:01配信 (時事通信)
 西武は12日、オーストラリアのプロ野球リーグ、メルボルンに派遣していた
森友哉捕手が左膝を負傷したため、同日帰国したと発表した。
 渡辺久信シニアディレクター(SD)は「内野ゴロを打って、一塁に走っている時に違和感が出た。大事を取って帰国することになった」と説明。近日中に精密検査を受ける。


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大丈夫ですか?
状況がわからないから、
なんとも言えませんが、、、


慣れぬ外国の地ですから、
そこで無理をして負傷につながったのか?


捕手の練習で足に負担がかかっていて
それが疲れ蓄積になったけど、
無理してそのままやり続けていたのか?


気になるのは
外国遠征までしているんだから、と言って
結果を出さないと、多少の疲れも無視して
無理しながらやり続けていないか?

ということです。


これは光成や中塚にも言えることです。
まあ投手の場合は、
肩、肘をダメにしないよう配慮している
と思いますけど。


とにかく、
負傷の程度が大きくないことを祈ります。
でも、この休む時間では
当然、野球そのものはできませんけど、
捕手のお勉強の時間に費やすこと
はできます。


本人が本気で1軍のプロ捕手になりたいなら、
球団が本気で1軍のプロ捕手をやらせたいなら、
時間を決して無駄にせず、
休み時間でも
相手のデータ、自チームのデータを
頭に叩き込むことを徹しない
とですね。
スコアラー等の裏方だよりにせず、
試合録画、データ記録等を自分の目で見て、
四六時中、勉強しないと頭に入りません。


本当なら今年、故障で長期離脱中に
それをすべきだったんですけどね。
それができていないから、
やりたくなさそうだから、
プロ捕手としての適性が薄い
と思わざるを得ないん
ですけどね。