今日はCS１st最終戦でした。
今日は熊本に出張でしたが、
宿に戻ったとき１回表途中だったので、
そこからNHK BSで中継を観ることができました。
その後は呑みに行ってしまいましたが。。。

以下は、
中継を観ながらまとめた今日の結果です。

【１回表】
＠野上は完全に力んで
　実力を発揮できていない状態じゃないですか。
◇先頭の茂木を与四球で次に藤田が送る。。
◇ペゲにも与四球
　ボール先行でカウントを悪くしています。
◇島内にもボールから入り２球続く。
　３～４球目は甘く高めに入る
　　ストレートをファウルで助かる。
　５球目も内角低めに直球を外し、
　　見極められ手を出さない。フルカウント。
　６球目も高め直球をファウル。
　　球威で押すが、軽打されると危ない。
　７球目も外角ベルト高をカット
　８球目はフォークに手を出さず与四球
　ボール先行でカウントを悪くしています。
※与四球３つで自滅型満塁を形成
◇ウイラー
　ここも初球・低めスラをボールから入る。
　２球続けて外角低め直球を見逃し、ファウル
　４球目が外角カーブを引っかけ
　深い遊安打で先制許す。源田の送球間に合わず。
◇岡島
　初球ストライクも甘い高め直球
　２球目は内角低めに直球外す。
　楽天も低めは見極め振らない。
　３球目、内角低めチェンジアップをファウル
　４球目、中の低めチェンジアップをカット
　５球目、中の高め直球をファウル。
　最後は外角直球で空三振。
※この１回表は、
　野上が立ち上がりから力んで制球定まらず。
　与四球重ねる自滅型満塁から先制点失点。
　失点の仕方が一番ダメなパターンです。
　また３５球のうち
　１１球をファウルで粘られます。
　おまけに低めを見極めて手を出しません。
　すなわち、楽天側は
　立ち上がりから野上にリズムを作らせぬよう
　ファウルで粘り、甘い球・外れる球を誘い、
　野上のチェンジアップ、フォークを警戒し、
　低めにも手を出さず、
　野上崩し作戦で徹底します。
　野上自身、ガチガチ状態の立ち上がりの中、
　その策を講じられて攻め込まれます。
    結局、１回表は、
　野上のガチガチ→自滅と
　楽天の野上策の徹底による失点でした。

【１回裏】
◇秋山
　初球に高め直球でストライクから。
　２球目に内角低めシュートを
　　右中間を抜ける三塁打。美馬も逆球。
◇源田　無死三塁
　初球は外角高めにシュート外す
　２球目は外角にカーブがワンバン
　３打目は外角低めにシュート外す
　４球目は外角ベルト高に直球を置きに行き見逃し
　　B３S０だったので、
　　美馬もストライクを取りに行き甘く入ります。
　　ここは行って欲しかった。
　　相手もここは振ってこないと考えているから、
　　奇襲を仕掛けて欲しかったです。
　　（ウイラー方向へのスクイズ）
　５球目は中の高めスライダーをファウル
　６球目は真ん中スライダーをファウル
　７球目は中の高めスライダーを浅い左飛
　※B３S０（B３S１）の場合、
　　与四球チャンスだから手を出さない方が賢明
　　とも言えるでしょう。
　　ノーコン投手ならその方が賢明です。
　　しかし、美馬や岸のように
　　制球力に優れているタイプが相手なら、
　　簡単に四球を与えないから、
　　ストライクで来る確率が高いです。
　　際どくなければ打ちに行っても良いと思います。
　　これはノムさんも言ってますよね。
　　B３S０の４球目は打っていけ！って。　　
　※また相手も手を出さないだろう、
　　と思っているときの奇襲は有効です。
　※まあ４球目以外でも、この源田の打席では、
　　もちろん、相手も無死三塁ですから、
　　犠牲フライやスクイズ、内野ゴロゴーなど
　　様々な策を警戒していますが、
　　サードはウイラーですから、
　　ウイラー方向へスクイズを仕掛け、
　　１点をもぎ獲って行きたかったですね。
　　ストライクを入れた４球目以降、
　　相手は犠牲フライか、内野ゴロゴーのみで警戒し、
　　スクイズという選択肢の一つを消してましたね。
　　源田のみならずベンチの方も、
　　次に森、山川と続くから、
　　三塁走者を大事にしすぎて
　　１点をもぎ獲る執念が
　  少し足りませんでしたね。
◇森　一死三塁
　初球、内角低めに落とすカーブ空振り
　２球目、内角高めに直球外す
　３球目、中の低めフォークをファウル
　４球目、内角に直球外す
　５球目、外角高め縦のスライダーで空三振
◇山川　二死三塁
　初球、内角高めシュートをファウル
　　美馬は右打者に詰まらせようと、
　　内角シュートでも攻めてきます。　
　２球目、外角に直球外す
　３球目、外角低めフォークを空振り
　４球目、内角低めフォークで空三振
※無死三塁を得点できずは痛い。
※この１回表裏は、楽天と西武で　
　１点を奪う執念の差が出ましたね。
※また双方の先発の緊張度は、
　野上は自滅もあって１回ずっと続き、
　美馬は源田の打席で初ストライクを取るまで
　でしたね。
　美馬は無死三塁となって源田への最初３球は
　絶対に点を失えないと力んでボール先行しますが、
　４球目をストライク入れてホッと落ち着き、
　それ以降は、開き直って
　西武打線を攻めてきました。
　それだけに源田の４球目は悔やまれます。

【２回表】　
◇枡田
　初球、外角ベルト高の甘いカーブを中安打
　先頭の初球を警戒せず。
◇嶋がバント成功。
　楽天は２度目の犠打であり、
　とにかく「塁に出たら送る」を徹底。
　初球は打ち上げてしまい、
　銀が突っ込みましたが、捕れませんでした。
　このあたりを見ても、
　序盤から楽天に流れを掌握されています。
◇茂木　一死二塁
　初球、真ん中スライダーを打ち損じ浅い中飛
　　甘かったが、拙攻により助かりました。
◇藤田　二死二塁
　初球、外角に直球外す
　２球目、外角高めスライダーを見逃し。逆球。
　３球目、外角にフォークがワンバン。
　４球目、外角高めに直球外す。
　　B3S1としてボールが先行。
　５球目、真ん中の直球をファウル。
　　甘かったが、打ち損じにより助かりました。
　６球目、内角低めチェンジアップを
　　　　　上手く打たれてヒット性の当たり。
　　　　　しかし、切れてファウルとなり助かります。
　７球目、外角低めチェンジアップを二ゴロ。
※野上は甘い球が目立ちましたが、
　打ち損じ続けてもらい助かりました。　
　ここまででもう４６球であり、５回はもたない。

【２回裏】
◇浅村
　初球、内角高めにシュート外す。
　２球目、外角低め直球を大きく打つがファウル
　３球目、中の低め直球をファウルでペゲがポロリで助かる。
　４球目、外角低めに直球外す
　５球目、内角フォークをファウル
　６球目、内角高めにシュート外しフルカウント
　７球目、中の高めスライダーで空三振。
　　完全に手玉にとられます。
　　昨日の岸は高めストレートで決めましたが、
　　攻め方は昨日の岸と類似。
◇栗山
　初球、外角低めスライダー見逃す
　２球目、外角低めスライダー見逃す
　３球目、外角低めにスライダー外す
　４球目、中の高め直球を遊飛
　　攻め方は昨日の岸と類似。
◇おかわり
　初球、逆球の抜けた内角高めスライダー
　　　　をファウル。
　　　　この失投を振り急ぎ仕留められず。
　　　　もうこんなチャンスは二度目は無い。
　２球目、外角スライダーを見逃す
　３球目、外角低めフォークをファウル
　４球目、外角に直球を外す
　５球目、真ん中の直球を見逃す。
　　　　意表を突かれて全く手が出ず。
※この２回裏は
　昨日の岸の高めで決める戦法を
　今日も浅村、森に展開。
　結局、美馬に勢いをつけさせる
　三凡祭りで終わります。

【３回表】
◇銀次
　初球、中のフォークを見逃す
　２球目、内角低めにチェンジアップ見逃し　
　３球目、フォークをワンバン
　４球目、中の高め直球をファウル
　５球目、中の低め直球をファウル
　６球目、外角高めに外す直球を遊ゴロ
　※昨日の十亀に対して講じた
　　「内角見逃し、外角流せ」作戦を徹底
◇ペゲーロ
　初球、内角スライダーを二ゴロ
◇島内
　初球、外角低めにカーブ外す
　２球目、外角チェンジアップをファウル
　３球目、中の高め直球を二ゴロ
※ペゲの早打ち拙攻凡退は助かる。
　
【３回裏】
◇外崎
　初球、外角低めスライダーを見逃す
　２球目、外角低めカーブを外す
　３球目、中の低め直球をファウル
　４球目、甘い高めシュートを
　　　　　打ち損じ投ゴロ。力む。
◇銀
　初球、　外角スライダー見逃す
　２球目、外角低めスライダーを
　　　　　バットの先で二ゴロ
◇秋山
　初球、　内角高めに直球を外す
　２球目、外角カーブを見逃す
　３球目、真ん中フォークを
　　　タイミング合わず打ち損じ一ゴロ
※美馬を調子に乗らせる三凡祭り続く。
　とはいえ、美馬は決していい感じでは無く
　甘い球があるが、焦りから打ち損じる。
　美馬はここまで４３球。

【３回裏】
◇ウイラー
　初球、内角直球を見逃す
　２球目、外角低めにカーブ外す
　３球目、外角低めにスライダー外す
　４球目、外角低め直球を見逃す。
　　　この直球は野上の良いときの球。
　５球目、外角ベルト高の直球を打ち返され中安打
　　　追い込んでから功を焦って力み、
　　　低めに行かず甘く入る。
　　　ここは昨日の十亀と同じ。
◇岡島がバントで送る。徹底して３犠打。
◇枡田　一死二塁
　初球、内角高め直球を空振り
　２球目、内角高めに直球外す
　３球目、フォークを暴投で
　　　　銀が完全に球を見失い、
　　　　二塁からウイラーが
　　　　還って２点目を失う。
　４球目、内角スライダーファウル
　５球目、外角ベルト高の甘い直球を
　　　　　フェンス直撃の左二塁打
　　※楽天側は、昨日の十亀と同様に
　　　外角を自然に流すことに徹底。
◇嶋　一死二塁
　初球、中の低め直球を右犠飛。
　　　　枡田が三塁へ進出。
＠ここで野上から野田に交代
◇茂木　二死三塁
　初球、外角低めにスライダー外す
　２球目、内角高め直球を三邪飛
※ミスにより失点を重ねます。
　とにかく、ここまでの獅子は、
　投守打と全ての面で
　完全に気負ってます。
　このため、流れを取り戻せず。

【４回裏】
◇源田
　初球、外角低めカーブを空振り
　２球目、外角低めフォークを打たされて投ゴロ
◇森
　初球、ど真ん中スライダーだけど、
　　　　打ち損じ二ゴロ
　　　　美馬にタイミング全く合わず
◇山川
　初球、外角低めカーブを見逃す
　２球目、外角低めスライダーを外す
　３球目、中の高めにフォーク外す
　４球目、内角にシュートがワンバン
　５球目、内角高めにシュートを外し与四球
　※楽天側は、一発を打たれるなら、
　　まあここは歩かした方が無難と、
　　カウント悪くなれば、
　　与四球をやむを得なしという感じ。
◇浅村
　初球、外角にスライダー外す
　2球目、外角低めにカーブ外す
　３球目、真ん中シュートをファウル
　４球目、中の高めに直球が抜ける。力む。
　５球目、内角シュートを詰まらせて二飛
※右打者に対する内角シュート→詰まらせる
　は美馬の武器の一つです。
※全く打てる雰囲気無しの状態で抑えられる。
　美馬は調子に乗っちゃって抑える。

【５回表】
◇藤田
　初球。外角高めに直球外す
　２球目、外角直球を見逃す
　３球目、内角２シームを流しファウル
　４球目、内角低めに２シームを外す
　５球目、外角高めスライダーを、三ゴロ。
　　　　　おかわりがワンバン悪送球も
　　　　　山川が上手く捕る
◇銀次
　初球、外角スライダー見逃す
　２球目、内角に直球を外す
　３球目、真ん中の甘いスライダーで
　　　　　センター方向へ打球が伸びるも、
　　　　　秋山が背走キャッチ。好守で助かる。
◇ペゲ
　初球、外角に直球外す
　２球目、内角高め直球を流しファウル
　３球目、内角直球を外す
　４球目、中の高め２シームを流しファウル
　５球目、外角低めにスライダー外す。フルカウント
　６球目。内角高め直球を流しファウル
　７球目、外角低めスライダー
　　　　　バウンド高い深い二安打。
　　　　　浅村止めるのがやっと。送球できず。
　　　　　流れは楽天にある。
◇島内
　初球、外角高め直球見逃し
　２球目、外角直球見逃し
　３球目、外角低めに直球を外す
　４球目、外角低め２シームに外す
　５球目、外角低めにスライダー外す。
　　　　　見極め手を出さず。
　６球目、外角低め一杯の直球を決め
　　　　　ハーフスイング空三振
※無失点でも、流れは楽天のまま
　秋山の好守、野田の最後の際どい球での奪三振
　でも、流れを変えるには美馬を崩すしかない。
　美馬には４回まで５６球で
　完全に翻弄され続け、
　タイミング、芯をずらされている。

【５回裏】
◇栗山
　初球、外角直球を見逃す
　２球目、内角低めにフォーク外す
　３球目、外角低めカーブをファウル
　４球目、外角シュートを弾き返し
　　　　　美馬を超える中安打
◇おかわり　無死一塁
　初球、外角ベルト高の甘いスライダーを
　　　　強引に引っ張りファウル
　　　　振り急ぎ仕留められず
　　　　（２回裏の１打席目と同様）
　２球目、外角低めにスライダー外す
　３球目、外角低めスライダーを見逃す
　４球目、外角に直球を外す
　５球目、外角スライダーを弾き返し中安打
　　　　　強引に行かず自然に任せましたね。
※ベテランの栗山、おかわりが
　外角球を強引に打ちに行かず
　楽天のように自然に弾き返し
　チャンスを構築。
＠ここで栗山に代走・金子
◇外崎　無死一二塁でバントの構え
　初球、内角高めにカーブ外し見送る
　２球目、内角低めにシュートを外し見送る
　３球目、中の高め直球をファウル
　４球目、バント成功。
　　　　　美馬の真正面で危なかったが
　　　　　三塁への金子の足が速く一塁へ。
　　　　　嶋は三塁を指示したけど。
◇銀　一死二三塁　
ここはウイラー方向にスクイズのブラフでもいい。
　初球、中でフォークがワンバン
　２球目、中の低めシュートをファウル
　３球目、外角高めスライダーを流し、
　　　　　深い右犠飛で１点を返す。
　　　　　おかわりも三塁へ。
　　　　　美馬も甘く入った。
＠二死三塁で秋山を迎え、
　美馬から高梨に継投
◇秋山
　初球、真ん中シュートを見逃す
　２球目、内角シュートをファウル
　３球目、内角低めにシュート外す
　４球目、外角高めに直球外す
　５球目、外角スライダーで空三振
※このチャンスを追いつけず、
　１点がやっとの残塁祭り。
　流れは楽天のまま。
※なお、高梨は相変わらず二段モーション。
　何故それを指摘しないんでしょうか。
　ぶり返されたくないのはわかりますが、
　もう雄星は楽天戦で投げません。
　本気で勝ちたいなら、
　わざと指摘をして、
　少しでも高梨のリズムを崩すべき。
　間違いなく
　勝負に非情な楽天なら指摘してきます。
　その勝負への本気度が
　楽天と比べて足りません。

【６回表】
＠ここで牧田が登板
◇ウイラー　
　初球、内角低め直球に見逃す
　２球目、外角高め直球をファウル
　３球目、外角高めに直球外す
　４球目、内角低めにシュート外す
　５球目、真ん中直球を
　　　　　三ゴロで打ち獲るも
　　　　　おかわりが２度目の悪送球。　
　　　　　しかも今度は大暴投。
◇岡島　無死二塁でバント成功
　　　　徹底してバント作戦を天丼
◇枡田　一死三塁　
　初球、中の高めに直球外す
　２球目、内角低めに直球外す
　３球目、内角に直球外す
　４球目、外角シュートをファウル
　５球目、内角低め一杯に直球決め見逃し
　６球目、内角高めに速い直球で空三振。
　　　　　牧田、気合いが入る。
◇嶋　二死三塁
　初球、外角にスライダー外す
　２球目、内角低め一杯に直球決め見逃す
　３球目、内角高め直球見逃す
　４球目、内角直球をファウル
　５球目、内角直球を三ゴロ
※牧田がピンチになって
　ギア上げて無失点に。

【６回裏】
◇源田
　初球、内角にスライダ－外す
　２球目、外角に直球外す
　３球目、外角低めに直球外す
　４球目、中の低めに直球決め見逃す
　５球目、外角に直球外し与四球
◇森からメヒアに代打　無死一塁
＠高梨から宋へ交代。
　メヒア、ベンチでデータを確認
　牽制入れる。
　初球、　外角にスライダーがワンバン
　２球目、外角直球をファウル。嶋に直撃
　３球目、中の低めシュートをファウル
　　　　　振り急ぐ
　４球目、中の高めに直球外す。釣り球見送る
　　　　　よく我慢しました！
　５球目、外角直球に手が出ず見三振
　　　　　メヒア、躊躇しましたね。
◇山川　一死一塁
　牽制入れる
　初球、外角高めに直球外す
　　源田が盗塁成功。一死二塁
　２球目、外角低めにシュートを外す
　３球目、外角低め直球を見逃す
　４球目、外角低めに外すスライダーで中飛
浅村　二死二塁　
　初球、外すつもりがシュート回転し
　　　　中の低めに入り
　　　　浅村が手を出して遊ゴロ。
※敬遠の雰囲気なのに、
　球がたまたま中寄りに入ってきたから、
　それに手を半端に出して打ち損じ。
　本人も敬遠を覚悟していた中での
　まさかのストライクでついつい手を出すも、
　タイミングが合わずに半端になって打ち損じ。
※結局、ここも残塁祭り。

【７回表】
＠トモミが登板
◇茂木
　初球、中の高め直球を空振り
　２球目、外角直球を遊ゴロ
◇藤田
　初球、中の高め直球を左飛
◇銀次
　初球、外角低め直球見逃す
　2球目、中の高めスライダ－見逃す
　３球目、外角直球外す
　４球目、外角直球を流しカット
　５球目、真ん中のやや高め直球を遊ゴロ

【７回裏】
＠ここで楽天はハーマンが登板
◇金子（左）
　初球　内角にスライダー外す
　２球目、外角高めに直球外す
　３球目、外角高めに直球外す
　４球目、中の高め直球見逃す
　５球目、外角直球見逃す
　６球目、外角高め直球をカット
　７球目、中の低め直球をカット
　８球目、内角高め直球をファウル
　９球目、内角直球をファウル
　10球目、真ん中直球を弾き返し中安打
※粘るに粘って甘い真ん中を誘いました。
◇おかわり　無死一塁
　初球、中の高め直球を空振り。
　　　　タイミング合わず。振り遅れ。
　２球目、外角直球をいい当たりも
　　　　　遊直。流れは楽天。
◇外崎　一死一塁
　初球、外角低めに直球を外す
　２球目、外角低めにスライダー外す
　３球目、内角高め直球をファウル
　４球目、真ん中直球をファウル。振り遅れる。
　５球目、外角高め直球をファウル。
　６球目、中の高いスライダーをファウル。
          甘いが、直球を待っているのでタイミング合わず。
　７球目、真ん中スライダーを手が出ず見三振
          甘いが、直球を待っているのでタイミング合わず。
　※金子、走る素振り見せず。相手を揺さぶれず。
◇銀　二死一塁
　牽制２度入れる
　初球、中の低めスライダー見逃す
　　※金子は走れないと判断
　２球目、外角低めに直球外す
　３球目、中の高め直球をファウル
　牽制入れる。
　４球目、外角低めスライダーを左安打
　　　　エンドランを仕掛けるも
　　　　浅いレフト前で三塁へ行けず。
＠二死一二塁で楽天は福山に交代。
◇秋山
　初球、　外角に２シームを外す
　２球目、内角低めに落ちるスライダーを空振り
　３球目、外角２シームをファウル。
　　　　　当てるのがやっと。
　４球目、外角にワンバンするフォークで空三振
※秋山の最後の投球は
　落としてくることがわかっていても
　そのまま釣られてしまい空振り三振。
　嶋の計算通り、というか
　秋山が前の打席と同様に
　勝負処で考えすぎ気負いすぎて
　嶋に転がされている。
　この無失点は痛い。
　というか、
　終盤にさしかかっているだけに、
　致命的な残塁。

【８回表】
＠ここでシュリ登板
◇ペゲーロ
　初球、外角高め２シームを見逃し
　２球目、中の高めの２シームが抜ける
　３球目、内角に直球外す
　４球目、外角低めに外す２シーム空振り
　５球目、外角低めに外す２シームで空三振。
◇島内
　初球、中の高めに直球抜ける
　　　　セーフティの構えも見送る
　２球目、外角低め２シームを遊ゴロ
◇ウイラー
　初球、内角低めに２シーム外す
　2球目、中の高めに２シーム外す
　３球目、内角高め２シームを空振り
　４球目、内角一杯２シーム見逃し
　５球目、内角低めに２シーム外す
　６球目、真ん中２シームで失投し
　　　　　致命的なソロを被弾
　　　　　追い込んでから、
　　　　　功を焦り力んで失投する。
◇岡島
　初球　中の高め２シームを
　　　　セーフティでファウル
　　※１発被弾した直後で
　　　動揺しているシュリちゃんを
　　　さらに揺さぶります。
　２球目、内角低めにカットボール外す
　３球目、内角にカットボール外す
　４球目、外角高めに２シーム外す。
　　※シュリちゃんは
　　　さっきの一発被弾で冷静さを欠き、
　　　（ちょっと短気を引き起こしている）　　　
　　　さらに初球のセーフティも気になって、
　　　集中力が欠けて力み制球も定まらず。
　５球目、真ん中２シームをファウル
　　　ストライクへ置きに来ます。
　６球目、外角高め２シームをカット
　７球目、中の高めに２シーム抜けて与四球
　　※シュリちゃん、もう集中力切れています。　
◇枡田
　初球、内角高めに直球外す
　２球目、甘く外角ベルト高に入る２シームで
　　　　　レフト方向に２ラン被弾
　　　　　跡形も残らず粉砕！
◇嶋
　初球、外角高めに直球外す
　２球目、内角高めの２シームを見逃す
　３球目、中高めの２シームを見逃す
　４球目、外角高めに直球を外す
　５球目、外角に２シーム外す
　６球目、真ん中２シームを二ゴロ
※ウイラーに打たれて
　集中力を無くしているシュリを続投させて
　２度の失投で２度の被弾。
　ここで試合は決着の空気。

【８回裏】
＠ここで福山が続投
◇源田
　初球、外角２シームをファウル
　２球目、外角低めにフォーク外す
　３球目、外角に２シーム外す。
　４球目、中の高めスライダーを中飛
◇メヒア
　初球、外角低め直球を三ゴロ
　　やけくその初球拙攻。
◇山川
　初球、中の低め直球を見逃す
　２球目、中の高めフォークをファウル
　３球目、外角高めにスライダー外す
　４球目、外角に外すスライダーを
　　　　　ハーフスイングで空三振。
※獅子軍団は、
　もう敗走一色で戦意喪失状態

【９回表】
＠ここで増田を登板
◇茂木
　初球、内角低め直球空振り
　２球目、内角高めに直球外す
　３球目、内角低めに直球外す
　４球目、真ん中直球をファウル
　５球目、中の高め直球をファウル
　６球目、内角高めスライダ－をファウル
　７球目、外角高め直球で空三振
◇藤田
　初球、真ん中スライダー見逃す
　２球目、内角スライダーをファウル
　３球目、内角低めスライダーをファウル
　４球目、外角低め直球で見三振
◇銀次
　初球、内角低め直球を空振り
　２球目、真ん中の直球をファウル
　３球目、外角にフォークがワンバン
　４球目、外角低めスライダーを流しファウル
　５球目、外角低め直球で見三振
※楽天打線は
　もう勝ちを確信する余裕で
　打つ気があまり感じられず。
※でも、増田は意地の連続奪三振

【９回裏】
＠楽天は松井裕が登場
◇浅村
　初球、外角低めにチェンジアップ外す
　２球目、外角ベルト高の直球をソロ弾。
　　　　　ちょっと遅いが、１点返す。
◇金子（右）
　初球、外角直球ファウル
　２球目、外角高め直球をファウル
　３球目、中の低めチェンジアップで空三振
　※ここで坂田代打としたいが、
　　坂田は銀のところで出すために
　　とっておいたか？
◇おかわり
　初球、真ん中直球をファウル
　２球目、外角高めチェンジアップをファウル
　　　甘かったそれら２球を
　　　仕留められないことがダメ、
　　　（今日３回目の指摘）
　３球目、中の高め直球で空三振
◇外崎
　松井が外崎の登場曲を口ずさむ素振り
　この曲を最後にしてやるぜ！という意気込み。
　初球、中の低め直球を一ゴロ
　
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
結局、西２ー５楽の完敗で
ファーストステージで撃沈！
因縁のある鷲軍団との対決は
鷲の笑い声で決着。
亡き森コーチへの朗報となるはずの
栄光をつかみ獲れず
悔しい想いで無念にも
獅子の２０１７は終焉。

結局、今回のCSファーストステージは、
楽天がレギュラーシーズン前半戦で
金曜日の雄星戦を捨てて、
土日で連勝してカード勝ち越し
 という作戦を講じて実行してきたように、
ここでもそんな感じで挑み、
誰も力むこと無く
自分たちの実力を発揮しました。
ある意味、大舞台での力みは
第１戦で封じてしまった感じでした。

一方、西武の方は
第２戦では、力みが入りながら
岸に完全に封じられて
それを切り替えることがデキず、
瀬戸際になった第３戦では、
絶対に負けられない！
と気負いすぎてしまい、
投・守・打の全ての面で
功を焦って力み、
ガチガチになり轟沈
という感じでしたね。

投：野上は自滅してしまいます。
　　シュリは短気＆集中力散漫　　
守：おかわり悪送球
　　（これは「力み」というより「緩み」）
打：あと１本が

結局、第２～３戦は、
十亀、野上の両先発陣が序盤不安定にんり、
秋山も第１戦から終始気負っていましたね。

辻監督のコメント
「緊張する場面でプレーできた経験は大きいし、
　外崎や源田、山川といった若い選手たちは
　悔しさがあると思う。
　この経験が後に大きな財産になってくれれば
　と感じます。」

あと第２～３戦は、
中盤までに得点を
奪えなかったこと
が大きく響きました。

少なくとも、今日の美馬は、
岸ほど良かったわけではありませんでした。
しかし、
美馬が得意とする右打者への内角シュートや
昨日の岸のような高めに外す球で簡単にやられたり、
まあ、早い話、
翻弄されまくり、嶋にやられながら、
策を講じることなく手玉にとられましたね。

第１戦では、則本に対し、
追い込まれたら低めを我慢したり、
走者居るときの内角攻めを読んで対応したり
しておりましたが、
第１戦で１０点も獲ってしまったことにより、
各打者がバラバラに打ち込むようになり、
いつものように強引に打って打たされたり、
そして嶋が第２戦から配球を変えてきただけに
ベンチが状況に応じた策を講じることがデキず、
その嶋の手の上で転がされましたね。
また、１点を獲りに行く奇襲等もなく、
１点を獲りに行く執念（采配）が
楽天より薄かったですね。

しかし、楽天側は
昨日の十亀相手には、
　十亀の内角低めに落ちる球が厄介なので、
　内角を我慢して逆打ち意識した外角狙いの策、
今日の野上相手には、
　逆打ち意識した外角狙いを継続しつつ、
　野上のCアップやフォークは厄介なので、
　低めを我慢して強引に行かない策
を講じるとともに、
短期決戦で有効となる
こちら投手が嫌がることも積極的に講じてきました。

まあこの超短期決戦のCS１は
短期決戦で大きく響く要素、
ベンチの作戦面の差が出たほか、
最後の最後に
割り切り（焦り・力み・気負い）度合いの差が
露呈されて沈められましたね。

とにかく、
これで獅子軍団の２０１７年は終わりました。
ライオンズの皆様、本当にお疲れ様でした。

今年のライオンズは、辻さんを新監督に迎え、
昨年までと比べて
大きく成長した転換期になり、
ファンの我々から見ても、
今年は久々に楽しませて
頂くことができ、
誠に感謝の気持ちで一杯です。

ただし、今のライオンズは
上昇気流に乗ってきていますが、
まだ発展途上中であり、
今回の悔しいCS１敗退により
やり残したことがある状態です。

一方、このオフには、
再びFA流出問題なども懸念されるでしょう。

しかし、来年は、
FA流出など全く無く
チーム一丸となって
今日の悔しさを糧に
やり残した悲願を成就させましょう。

ソフバン優勝を見届けた翌日に
牧田さんが放った
「絶対やり返します!!」を来年こそ
チーム＆ファン一丸となって
実現しましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、今シーズンもこれで終了しました。

いつもお読みくださり、
誠にありがとうございます。

１０年越しの悲願となる
ライオンズの日本一を願って
みなさんと一緒に応援し続けたいです。

誠に恐縮ですが、
今後ともよろしくお願いします。