下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【臨時号】FA問題:あれのFA移籍に伴う人的補償事件から飛び火した選手会の人的補償廃止の要望強化&NPBのFA改正検討?

ご無沙汰しております。


今、プロ野球界では、
あれのFA移籍に伴う人的補償事件が勃発し、
その事件が
選手会の人的補償廃止の要望強化
&NPBのFA改正検討?へ飛び火して
騒ぎになっていますね。


ちょっとこれは大きな問題なので、
久々ですけど、書いておこうと思い、
筆をとりました。


まあ、今回、言いたい内容は、
昔、書いた記事がベースになっています。
当時はもう少し細かく書いていたりもします。
もしよろしければ、こちらもどうぞご覧下さい。





◆今の人的補償は戦力均衡化になっているか?
さて、今の人的補償は
戦力均衡のための一環の対応策です。
ただ、現状は、
残したい上位29位以下が対象になる
という奪う側が優位なものだから、
人的補償選手の活躍や
戦力均衡効果への期待は小さくなりやすいです。


だからといって
人的補償廃止となれば、
人的の代替はゼロになるので
さらに均衡化を阻害します。


やはり組織は「人」ですからね。
「人」で形成されるのが組織ですから。


◆人的補償の代替案:ドラフト権の譲渡は?
それでは、人的補償の代替として
良く言われている「ドラフト権の譲渡」があります。


MLBでも適用されており、
戦力均衡化の一手として考えられます。


ただし、育成に時間かかるし、
即戦力の実績有り選手FA流出に対し、
得た新人が育たぬという可能性も高いです。
それだけに、
流出多い球団にとっては、均衡化も容易ではないです。


まさにそのことは、
獅子が身をもって何度も経験してますよね。


岸や涌井等のエース級投手が抜けて
投手陣の脆弱化が大きく響いた20年まで。
一応、光成や平良らにより、
今は育ってきていますが。


山賊打線と言われて暴れていたけど、
今、その山賊打線は解体されて、
若手もなかなか育ちきれず、
中村らをアテにせざるを得ない状況下で
獅子打線が脆弱化して、今、響いていますね。


FA選手は少なくともプロ一軍で成功した存在であり、
10年はプロ生活をしている完成品の選手です。
しかし、ドラ1の成功率は10年の生存率は25%程度。


当然、それは釣り合っているわけなく、
獲る側が優位であることに変わりがないです。


しかも、もし育ったとしても、
育った頃にFAで奪われることもあり、
もうそれは流出しやすい庶民球団が
金満球団のための畑土壌になること
を促すことになっているのと同じです。


育成を蔑ろにして
FA強奪に力を注ぐ金満にとっては
他人に新人を育てさせてから
強奪しやすい環境を築くことを
助長するようなものです。



◆人的補償の代替案:金銭のみの補償では?
では、補償を金銭のみにした場合、どうでしょう?
その場合、FA流出された球団は
その補償金で外国人を雇って
流出の穴を埋める対応が考えられますね。


でも外国人は値段に関わらず、
実際にやってみないとわからないものです。
日米野球の差から不確実性が大きいですね。


もしその外国人が活躍したとしても、
翌年は年俸が高騰化して
金満球団に札束で奪われる
なんてことも十分懸念されますね。


しかも、そのときは、補償なんかありません。


デスパやオスナ、サファテが良い例ですね。

もうそれは庶民球団が

金満球団のための畑土壌になることを促すことに。
スカウトを蔑ろにして

FA強奪に力を注ぐ金満にとっては
他人に外国人を探させてから
強奪しやすい環境を築くことを
助長するようなものです。



◆FA自動化や贅沢税制度は?
FA自動化や贅沢税制度の導入は、
FA改革論の中で良く言われる話ですね。


特に贅沢税制度の導入は
戦力均衡化を促すのに大事な対策になります。


では、もしFA自動化したらどうなるでしょう?


実力半端な選手にとっては、
雇用口や年俸の低下リスクが高まりますね。
年数が経てば自動FAになるので、
獲得したい球団がいないと
引退の二文字がよぎってきますね。
ノーテンダーのようなリスクも大きいですね。


反面、スター選手は、当然、
奪い合いマネーゲームになります。
スターばかり買い漁り、

侍ジャパンのような
チームを築く金満球団も出やすくなりますね。


そこで、それを抑えるには
サラリーキャップ、贅沢税制度の導入が考えられます。
FA自動化を行うなら、贅沢税制度もセットで必須です。


無論、FA自動化をしなくても、
戦力均衡化を図るための贅沢税導入もありです。


しかし、税を払ってでもスターを集める❗
という金満球団が出てきてもおかしくありません。


今の球団総年棒は
平均で30億円であるのに対し、
鷹はあれよあれよと高騰化して兎を抜き、
今では60億円超です。


もし上限を40億円とすれば
今の鷹の超過分は20億円であり、
もし税率を超過分の50%
(MLBの三年超過の率に相当)としたら、
支払う税は10億円になります。

その10億円という金額は

庶民球団にとって夢の金額レベルですが、
資産を多く抱える鷹なら十分出せる金額です。


鷲は、モバイル事業で赤字炎上しているので
余裕がないでしょうが、
もしモバイル事業をやっていなかったら
オーナーのポケットマネーで
十分、支払える金額です。


日本の場合、米国と違って
球団数、選手数が少ないですから、
金さえあれば、
他球団のスターをかき集めるのは、
そう難しくありません。


正直、上限の総年俸を超過したら、
贅沢税ではなく、
一軍登録人数上限の削減する方が
戦力均衡化には良いと思うくらいです。


◆人的補償制度そのものの改正は?

FA改正で良く言われている対策について、
色々と前述してきましたが、
FA精度の改革は、
今のルールからの改正が
必要であることに変わりはありません。


ただ、そのルール改正は
変更(変化)が大きければ大きいほど、
改正の実現性は乏しくなるのも確かです。


しかも、改革をする際に、代替案などで、
今との変化の大きな変更をかければ、
「改革後の状況は、
 実際にやってみないとわからない」
という不確実性が大きくなりやすい面は否めないですね。


それなら今のルールを
少し改変するところからの方が良いのではないか?
という気がしています。



そこで、人的補償を廃止&代替案ではなく、
人的補償そのもののルールを変更することを
ここでは述べます。


なお、今、言われている人的補償の障害は、
「補償で移籍する選手が可哀想」という話
が目立っております。


ただ、正直、その話は
通常トレードや現役ドラフトにも該当するのであり、
それで人的補償廃止と言うならば、
通常トレードや現役ドラフトも廃止では?
というのが個人的な本音でもあります。
定岡氏は通常トレードを拒否して
巨人の選手のまま引退しましたね。


まあその本音は置いておいて。


もし人的補償を改善していくならば、
廃止や代替案ではなく、
補償で移籍する選手に特典を多く付加し、
その選手が➕になるような改正を図るように、
人的補償そのもののルールを
少し変えたらどうでしょうか?
これは選手のためにもなります。


一般論になりますが、
何か問題点を改善するとき、
まずはその問題点を軽減させることを考え、
それが難しいときは
別の代替案を考えていくのが定石です。

例えば車が故障したからといって、

いきなり別の車を買って解決することはしませんね。
まずはその車の修理から始めますね。
ある意味、それと同じです。


その得点については、
例えば、人的対象選手には
今の年俸の割増を行うとともに、
翌年には経験年数関係なく
FA権(宣言残留含む)の譲渡などの
特典を増やすなども良い気はします。


戻りたかったり、移籍したければ、
翌年その権利を行使可能とします。

ある意味、

レンタル人的補償になる可能性は高いです。

ただし、補償を受けていた球団は

苦しくなるので、
戦力均衡の観点から
人的補償プロテクト人数上限の緩和を図ります。


例えば、FA移籍がBランクなら
Aランク相当の人数3人までプロテクト可能とします。


またCランクにも補償を付加し、
その場合、ABランク相当の人数10人まで
プロテクト可能とします。


でも、Aランクならプロテクト不可です。


無論、この場合、
最大で同ランク同士の交換になるから、
人的補償の場合は金銭は無しです。


すなわち、
今の金銭のみ、人的+金銭の補償制度から
金銭のみ、人的のみの二者択一にします。


これなら、
もし人的補償選手が翌年FA移籍しても、
また人的で代替選手が補償されます。
選手会が望む「選手の移籍活発化」も促進します。


結局、ルール改正は、今のルールから
①人的補償選手への特典付加
②プロテクトの変更だけであり、
色々飛躍して代替案で
『実際にやってみないとわからない』
という不確実性の大きな改革までしなくて済みます。


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色々と書かさせて頂きました。
長々とありがとうございました。


いずれにしても、FA制度を改正するならば、
獲る側が優位になるものではなく、
獲られる側にも立った
戦力均衡化も念頭にした改革を
是非とも、望むところです。


で、今回のFA事件では、
甲斐野が所沢に来てくれることになりました。
守護神候補として十二分に活躍して欲しいですね。
是非とも応援させて頂きます。


無論、2024年の獅子の躍動も期待しつつ!


それでは、また。