今日１軍はお休みでしたが、
２軍は鎌ヶ谷でハムと戦っていました。
そして、そのハム戦に
高木勇が先発しました。

高木勇が今日を投げるとなると
もし週6戦の来週一軍に上がれば
次の１軍戦登板は、
メットライフでの再びハム戦ですね。
そのままローテに定着すれば
交流戦で週後半に組まれている
巨人戦カードで先発もあり得ます。

で、今日の２軍戦を
パTVの録画を観ました。
ここでは、高木勇を中心に見ます。

まず高木勇の立ち上がりの１回裏は
１番平沼、２番渡邉に
　球を全く制御できず連続与四球。
　打者の頭上にすっぽ抜けもあり、
　２人目には全くストライク入らず、
「おいおい」という感じの連続与四球でした。
前回のオリ戦と同様にやっちゃいました。

その後は続けさせず、無失点で凌ぎます。
大嶋は初球の外角高めを打ち損じ三邪飛。
　（おかわり君、危うい捕球でしたが）
森山は初球が外角高めカットボール見逃し
　内角高めカットBの２球目を詰まらせて
　ショート正面の遊ゴロに。
　打者の足が速く、併殺崩れでしたが。
矢野も初球の中の高めを遊ゴロ。

無失点に切り抜けますが、
球は高く、相手も振り急ぐ形で
打ち損じてくれて助かります。
２軍戦だから通じたけど、
１軍戦だと危ない立ち上がりです。

２回裏は修正してもらいたいところ。
先頭の高濱、
　初球、２球目も高めですが、
　２球目も捉えきれずファウルに。
　４球目はど真ん中の甘いカットボールを空三振
　正直、打者はあれを空振りとはしょぼすぎます。
谷口には
　内角低めチェンジアップが
　決まって空振りを奪い追い込みます。
　最後は外角高めを打たせて
　打ち獲っているものの、
　バウンド高く浅く、
　水口も送球間に合わず
　二安打になりました。
　でも、高木勇も球がまだまだ高い甘い。
姫野は初球簡単に空振り、
　２球目は逆球で内角を空振り。
　全くタイミング合わず相手も打撃力が低い。
　でも打者も内角低めのボール球や
　内角高めをファウルで粘りますが、
　高木も外角高めにシュート回転し
　すっぽ抜ける球も重ねたり、
　球が暴れているので、
　相手も荒れ球で絞れず
　最後は内角低めを打ち上げて一邪飛で処理。
石川には初球、相手の頭上を行く大抜け球。
　よく中田も捕球しました。
　でも２球目も外角高めにカットBが入らず。
　３球目はさらに大きく外角に外します。
　でも打者はぎりぎりバットを止めますが、
　相手もあれに手を出そうとするとは、、、
　というレベル。
　最後はB3S0から高めを振り急ぎ打ち損じ右飛。

この２回裏も無失点に抑えますが、
高木勇自身は、今一つの投球でした。
２軍戦だから助かったことを否めなく、
内容はまだ修正できていません。

３回裏は
平沼、初球は外角高めカットを見逃し。
　ストライクから入りますが、
　２～３球目は内角低めに
　チェンジアップがワンバン。
　４球目は外角高めカットをファウル。
　最後は中の高めボール球の速いストレートを
　打者が手を出してしまい、
　ハーフスイングで空三振。
しかし、渡邉には
　三塁線強襲の左二塁打。
　外角を完全に捉えられます。
　おかわり君は捕れません。
大嶋にはストライクから入るけど、
　２球目の内角を鋭く一塁線へ打たれます。
　一瞬、冷やっとする当たり。
　ライン切れて助かりファウルに。
　最後は外角低めにフォークで落とし
　空三振を奪います。ここは上手く投げます。
二死二塁で森山は、
　初球を外角高めストレートを外します。
　２球目は外角高めに抜けます。
　３球目は内角にワンバンし、
　B3S0と球を制御できずボール先行。
　しかし、
　４球目は真ん中にカットでカウントを稼ぎ、
　５球目は外角のベルト高さに
　甘く入るカットを空振り。
　６球目は中のベルト高さに
　甘く入るカットを空振り三振。
　この甘い５～６球目を２球連続で
　空振りとは打者のレベルが低いです。

４回裏
矢野に初球の高めストレートを
　簡単に左中間へ弾き返されて二塁打を浴びます。
次の高濱には、
　初球がインハイでぶつけそうなボール球。
　内角高めを攻めているならいいですが、
　どちらかと言うと
　制御できなかった抜け球。。。
　２球目は高めに抜けてボール先行。
　３球目は中の低めフォークを空振り。
　ここはいい球を投げます。
　しかし、４球目は
　外角にフォークをワンバン。
　B3S1とボール先行。
　最後は高めにカットボールを外し与四球。
　球を制御できず３つ目の与四球。
これで無死一二塁。
代打の大累はバントの構え。
　初球は頭上へ大きく抜けるボール球。
　これが威嚇ならいいが、ただの抜け球。
　２球目はバントしやすい高めにカットを投げ
　きっちりバントをやられて、
　おかわり君が大悪送球。
　アウト獲れず１点失います。
　今のおかわり君はダメでしょ。
無死一三塁で姫野は、
　初球をタイミング合わず空振ります。
　２球目を外し、
　３球目、内角低めに上手く投げますが、
　姫野に上手くすくわれて
　左犠飛でもう１点失います。
次の石川には、一死一塁で
　２球牽制後に初球は
　セーフティバントの構えを見せますが、
　見逃しになってストライクから。
　２球目、中田が好送球で盗塁を刺します。
　４球目、外角ベルト高さを
　水口の真正面へ打つが、水口の失策で出塁。
　でも高木も球が甘いです。
　当たりはヒット性のライナーでした。
平沼にはB1S1から
　外角高めに球が抜けて、
　次は内角低めに外し、B3S1。
　結局、ストライクを入れに行った
　真ん中を叩きつけられて右安打。
ここで球数も７０球超です。
二死一三塁で渡邉は、
　初球の真ん中カットを仕留められずファウル。
　２球目の真ん中やや下のカットを空振り。
　３球目は中の低めだけど
　フォークが落ちきれずファウル。
　４球目は外角に大きく外し、
　５球目も外角にカットを外します。
　最後の６球目は
　外角高めのカットボールで
　空三振を奪います。

この４回裏は２失点の結果となり、
おかわり君や水口の失策があり
ここはダメダメでした。
でも、高木勇自身も
球が甘く、打ち込まれても
不思議でない投球内容でした。

５回裏
大嶋には初球ストライクから入り、
　外角高めカットの３球目を
　ファウルとし追い込みますが、
　４～５球目を外角低めに外しフルカウント。
　最後は６球目、
　中の高めに甘く入るカットで空三振。
　あの甘い球を空振りするとは、
　打者がしょぼすぎる。
次の森山には、
　外角カットボールで打たせますが、
　水口の２個目の失策。
　髭があかん！
　ちなみに、
　パTVの解説者にあっさりと
　『（髭が）似合ってませんね』
　と一掃されていました。
　まあ浅村に憧れて髭をはやしたけど、
　しょぼくなった感じでしょうか。。。

難波は、顔を骨折したそうで
　顔にマスクをかぶって登場。
　３球で追い込みますが、
　外角の甘い球を鋭く打たれ、
　一二塁を抜けそうなところを
　水口が間に合って止めますが、
　足も速く、二安打に。
一死一二塁で高濱には、
　高めで制御できず、
　ストライクが全く入らずの与四球。
　これで４つ目の与四球で一死満塁に。
大累は、
　外角低めのカットを決めます。
　２球目はカットがもっと低く決まって空振り。
　３球目はカットが外れるけど、
　４球目は大きく外へ外れるカットで
　バットをぎりぎり止めますが、
　こんなボール球に手を出そうとしていた。
　５球目も外へ外すカットを
　簡単に空を切って空三振。
　まあ４～５球目の大きく外へ外す
　ボール球のカットを手を出すようでは
　相手の打者がしょぼいです。
　外をぶんぶん振り回す
　メヒア、木村よりひどいです。
姫野は、
　内角低めにフォークを決めて
　空三振を奪います。
　ここは高木勇が威厳を魅せます。

６回裏
石川には、
　初球インハイを突いてストライクで
　２球目は外を打たせて二ゴロ。
　ここは高木勇が威厳を魅せます。
平沼には
　初球をストライクから入り
　２球目、内角低めを突きます。
　結果は山田ハルカが背面から入り
　グラブに当てるも捕れず、遊安打でしたが、
　高木勇はいい球を投げました。
渡邉はバントの構えも
　初球をまず意図通り外しました。
　２球目も外角に外します。
　３球目はインハイを突いて
　バットを折らせて三ゴロに打ち獲ります。
　相手もエンドランを仕掛けてますが、
　ここは高木勇もいい攻めをしました。
大嶋は初球を打ち損じ二ゴロ。

この６回裏は、
高木勇も出塁を許しましたが、
制球力を取り戻し、
意図するところに投げることができ
ようやく修正することができてきました。
６回にしてようやくエンジンが掛かってきた
という感じでしたね。

７回裏
６回裏に修正してきた高木勇ですが、
またまた悪くなってしまいます。
森山には、外角低めにワンバンで外し
　２球目は外角高めにすっぽ抜け、
　３球目、高めに甘く入るカットを
　しっかり弾き返されて中安打。
　再び制球力が悪くなり、
　球数が嵩んで球威も落ちます。
難波はバントの構えをしようとするけど
　ヒッティングに切り替えます。
　なんかバント打球で顔を骨折したらしく、
　それが治ってきて顔にマスクしているとか。
　初球は外角高めがシュート回転してボール。
　でも２球目はセーフティバントでファウルに。
　３球目は外角低めに決めるカットを空振り。
　４球目は外角をカットされます。
　５球目は低めチェンジアップを打ち上げて遊飛。
　ここは高木勇が低めを攻めて打ち獲ります。
次の高濱には、
　初球、外角にストレートを見逃させます。
　ここで１２０球。
　２球目は外角にストレートを外します。
　３球目は
　右中間をしっかり打ち込まれ二塁打に。
　でも、ライト～セカンドの中継送球により
　本塁で刺して失点を許さず。
　ただ、中田も線上で待っており、
　走者と交錯接触。
　結果はアウトのままでしたが、
　本来ならコリジョンでしたね。
　中田もそりゃダメだよという
　走塁妨害的なプレーで
　まあ久々にコリジョンを観ました。
　でも、審判もあの判定はダメです。
　走者は衝突で倒れ込んで
　しばらく立ち上がれなかったですね。
大累には、
　初球、真ん中カットでストライクを入れて
　３球目で追い込んでいきますが、
　その後がストライク入らず
　ど真ん中のカットでファウルを１つ挟みますが
　今日、５個目の与四球で歩かせます。
これで二死一三塁で姫野は、
　初球を内角を打つも刺し込まれてファウル。
　２球目も引っ張ってファウルで追い込みます。
　３球目はフォークがワンバンし、
　中田が何とか止めたけど、、、
　４球目は内角低めのフォークを
　何とかバットに当ててファウルに。
　５球目は真ん中ストレートを打ち損じ二ゴロ。

結局、この７回裏は
怪しい無失点で凌ぎましたが、
どちらかと言えば、
高木勇の内容は再び悪くなり
おまけに球威も減じてきたので、
打ち込まれましたね。
１軍戦だったらフルボッコ
～ビックイニング献上でした。

高木勇は、結局、
７回を投げて２失点で終えて
８奪三振でしたが、
被安打９、与四球５であり、
無駄な球数も嵩みました。
今日はハムの２軍諸君が
高木勇のカットボールに
タイミングが合ってなかったので、
助かりましたが、、、
とにかく、
高木勇自身の投球としては、
抜け球も多く球を制御できず、
高め甘めも多く見られており、
レベルが低い２軍戦だから
打ち損じ、振り損じも多く助かったけど。
１軍戦でこの投球だったら
フルボッコでしたね。
正直、前回に敗れたオリックス戦と比べて
なんか状況が改善されたようには
見受けられませんでした。

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ところで、
西２－２日で同点のまま９回を終えて
そのまま延長戦に入ります。
それはそれでいいのですが、
１０回裏に
リリーフとして
出てきたのがドラ３の伊藤？！

結果は
先頭の大類を与四球で歩かせ、
次の姫野にバントを決められ、
次の石川にサヨナラ右適打を決められ
敗戦投手になってしまいました。

まあここでやられたことは
別として今後、糧にすればいいのですが、
問題は潮崎２軍監督の起用方法です。
伊藤は新外国人ヒースと入れ替えで降格し、
確か、このとき土居コーチは、
「伊藤には先発として
　下で調整してもらう」
と言っていた気がします。

なのに、降格してすぐに
なんでリリーフで使っているの？
です。しかも
サヨナラ被弾で
精神的にも凹むおまけつきです。

先発で調整するのと、
中継ぎで調整するのでは、
準備が全く違います。
ましてや、
伊藤はまだまだ新人ですから、
プロとしての先発の調整方法等は
慣れていないでしょう。
そんな不慣れな新人に対し、
先発で頑張れ、中継ぎで頑張れと
どっちつかずの使い方で
振り回してばかりいたら
伊藤自身も潰されますよ。

もちろん、
今日、延長戦になって
投手不足となったから
緊急的措置として出してしまった
というならしょうがないので指摘はしません。
でも、今日は本当に
そんな投手の駒不足に
陥ったのでしょうか？
今日は高木勇が７回、
中塚１回、大石１回から伊藤でした。
昨日は南川が６回、田村が２回、中塚が１回
（南川が先発？？？）
一昨日が藤原３回、玉村４回、川越１回でした。
その前日が相内７回1/3、大石2/3、中塚１回。
投手不足による
スクランブル登板とは思えません。

１軍と２軍で考え方、適用の仕方が
チグハグではダメです。
しっかり統一してやっていかないと。

現在、２軍から投手が育たない問題は
選手の責任で流さないで
深刻に受け止めて
首脳陣の布陣から見直す
必要があるように思えるのですが。。。

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ところで、
おかわり君は、今日も２軍戦で
笑顔でサードスタメンで出場しておりました。

で、１打席目では
甘く外の高めへ入った初球
でしたが、打って左安打に。

しかし、２打席目はあっさり空三振。

３打席目は肘をかすった死球。
でも審判は「かすった？」と半信半疑の中
おかわり君はそれを強くアピールし
そのままお散歩で出塁します。
ただ、試合では出塁することも大事ですが、
それが１軍試合ならわかりますが、
今は調整中の練習試合のような２軍戦です。
実際に「かすった」かもしれませんが、
おかわり君は、自分の今の立場を踏まえれば、
与死球で出塁しても全く意味がなく、
打って出塁することが大事なんですよね。
（まあ四球を選ぶことは歓迎ですが）
ある意味で、
今は打つことの実戦練習ができるわけなんで
ここはそんなに「かすった」こと
をアピールせず、
ボールのカウントのまま
その打席を打つ練習にすればいいのに、
と思いましたね。
でも、その後、戸川のタイムリーが出ますが、
結局、おかわり君は、
二塁を飛び出して走塁死のミスをします。
あれだけアピールして出たのに
何のために出塁したのさ！
というくらいのしょぼいミスです。

４打席目は杉浦のストレートに
ついていけず空三振。

５打席目は、
甘い真ん中ちょい上のスライダーを
２球連続で空振りして三振。
これは、、、さすがに。。。

おまけに今日はバント処理で
悪送球の守乱もありました。

まあ辻監督も「まだ１軍に上げない」
と言っていたし、
さすがにこの内容で上げたら
若手が腐りますからね。。。
坂田が切れるかもしれません。

とにかく、
もし１軍に上げるとするならば
チームのため、本人のためになるよう、
この２軍戦において
１ヶ月以上続けて
３試合に１本の本塁打
打率は３割以上
が１軍へ上げるか否かの
最低限の判断基準にすべきですね。
正直、それをクリアしたって
１軍と２軍では相手レベルが違うから
１軍で活躍できるか否かの不確実性は
残りますよね。
ましてや１本打ってすぐ１軍復帰は
本人のため、チームのためには
決してなりません。
戻る以上は、
１軍でしっかり働けるだけの
実力を取り戻していること
が最低限必要ですからね。