下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【広島3回戦(マツダ)】今日も投手陣の補充は無く辛い戦いになりそうも(大石は今日も元気に第二で投げてました)、何かにとりつかれたのか「これでもか!」の一極集中の『#山賊とまらん』で逃げ切る。ウルフは誤策に出た相手の拙攻に助けられましたね。松本はお疲れでワグちゃんは1球お勤めになったが、野田・平井・武隈・増田を温存できたのは良かった。/ただ不調だった鷹軍団が虎に3連勝で1歩詰めてきて、ハムもうちと同じ結果で現状維持。交流戦は本当に厄介です。/ついでに今日の二軍戦も追伸

先週の福岡決戦から
連戦しんどい戦いが続き、
昨日は疲れ損になる
押し出しサヨナラ負けになりました。


やはり、ただでさえ投手不足なのに
そこからさらに減らしてしまう人事で
敗戦処理すら不足していることが
中継ぎ陣の疲弊度を促進しています。
先週までの稼頭央枠の1人不足から
さらにもう1人減らした形ですから。
投手陣の人数については、
先週までの控え8人体制が最低限、
できれば控え9人体制にしたいところですが、
今は控え7人体制ですからやはり辛いです。
もちろん
「いねぇーんだよ問題」諸悪の根源であり、
通用する/しないは別にしても
人数そのものがいないのは
どうしようもできません。
「(通用する奴が)いねぇーんだよ」の問題
「(人そのものが)いねぇーんだよ」の問題
になっていますからね。


このため、
今日は緊急的に2人の補充が欲しかったです。
例えば、そのうち一人には、
大石あたりがどうか?と思ってました。
(もう一人は勝手に選んで、ですが)
確かに大石開幕前から
「肩への不安」が懸念されていましたが、
また4月は制球が乱れて24日に抹消されましたが、
今は2軍戦でガンガンに元気に投げております。
5月に入ってからを見ると、
4日1回0失点、6日1回0失点、
13日1回1失点、15日2/3回0失点、
18日1回0失点、22日1回0失点、
23日1回0失点、26日1/3回1失点、
27日1回0失点です。
もちろん、この成績が
「2軍の帝王」のおそれということもありますが、
大石の場合、
少なくとも中塚らと違って実績があり、
「2軍の帝王」とは、通じないとは
言い切れません。
でも、中継ぎ陣が疲弊し、
しばらく6連戦も続く緊急事態ですから、
多少打たれようが、
いないよりは、いた方がマシです。
でも、今日も第二球場で元気に投げており、
1人目をカーブを打たせて三ゴロ、
2人目をカーブで見三振
3人目を低めスライダーで一ゴロが戸川失策
             (トンネル?)
4人目を外一杯のストレートで見三振
でした。第二で投げるなら
広島で投げさせればいいのに、、、
まあ打たれたって良いんですよ。
とにかく少しでも足しになれば。 


結局、投手陣の補充はなく、
控え投手陣は昨日と同じ。


次が今日のスタメン控え投手陣です。


まず今日
2回表山賊打線の猛攻が大きかったですね。
昨日は立ち上がりが不安な岡田
攻めて先制点を挙げましたが、
徹底的に攻め落とすまでは至らずでした。


しかし、今日は藪田に対して、
相手が弱っているときこそ
徹底的に叩きつぶせ!

という勝負の鉄則を果たすかの如く、
また先日のハム戦でも6点を得ましたが、
これでもか!これでもか!これでもか!
まだ足りぬ!まだ足りぬ!まだ足りぬ!というくらい
打者14人攻撃で10点を奪う貪欲な猛攻と、
大打撃を与える猛攻を繰り広げました。


もちろん、
相手が慌ててのミス(失策)もありましたが、
打者一巡しても無死状態で、
11人目でようやく訪れた1アウト
犠牲フライで10点目を奪っています
ただし、その後、スコアボードには
無失点が続き、7回&9回に1の数値のみ。
まさに2回表の猛攻一極集中の奇跡を呼び、
山賊たちが何かにとりつかれているのでは?
と思われるくらいの
『#山賊とまらん』状態でした。
なんか別のスポーツになってない?みたいな。。。


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一方、投手陣については、
まず先発したウルフは、、、
復帰緒戦の先週はソフバンにやられましたから、
今日はどこまで回復しているか?
が課題でしたね。


ウルフの好調不調のバロメータ
ゴロアウトが多いこと
球数が少なく

 リズム良く投げていること
の2点
です。


今日のウルフのイニング毎の球数は、
初回が18球/回ですが、
10得点してもらった後は、
(広島もショック消沈した影響もあったでしょうが)
2回が9球/回、3回が9球/回と節約します。
ただ4回には29球/回と苦しみます。
しかし、その後は、
5回13球/回、6回13球/回とまずまず。
ウルフの上限が約90球くらいですから、
結果的に91球で6回を投げてくれて
(多くもなく少なくもなくという感じ)
先発が早め降板になった
日曜日のハム戦や、昨日や一昨日よりは
先発で普通に踏ん張ってくれました。


また今日は、何気にゴロアウト
2つの併殺打を含む12個
鯉打線を狼の術中にハメました。
まあ4失点はちょっと多かったですが、
ウルフ無失点に抑えるタイプでは無く、
6回を2~3失点で試合を作るタイプですから、
失点はそこまで気にしません。


ただし、投球内容を見ると、
高い球、甘い球も散見していたように
投球内容が良かったか?というと
疑問を残しておりましたね。
むしろ、
鯉打線ウルフのことをあまり知らなく
拙攻を繰り広げた結果、
狼の術中ゴロアウトにハマった
という印象は否めません。


Jsports1の中継を録画で観ましたが、
「えっ?」というような
信じられぬ話をされていましたね。
リポーターによると
広島の高ヘッドコーチウルフに関して、
緒戦のカスティーヨのような投手では
 ないかな。パワー系のピッチングを
 するんではないかな。

 だから甘いゾーンの球を
 振って行ってほしい
と話されていたようです。
一応、迎打撃コーチは、
ウルフの球は強い。動く球がメインになるので
 高めの球を狙いたい」と話していたようです。


まあカスティーの球も動いており、
実際に緒戦で感じているでしょうから、
ウルフもそれと同じで
パワーボールで
球を動かしてくる
という印象なんでしょう。


アナウンサーと、解説者は
そのコメントに「???」となって、
ウルフは2シームで動かしながら
芯を外してくるタイプ
ですから、、、
まともなことを話していました。
一応、解説者は
「まあウルフもストレートは
 速い球は投げますからね」
とフォローしておりましたが。。。


正直、ウルフの場合、
高めを狙え!は悪くない攻略作戦ですが、
それを打ち気で行ってしまうと
ゴロアウトの術中にハマります。
ウルフ攻略には、
流されたり、弾き返される
と嫌なところ(特に高め)
であり、
引っ張るにしても溜めて打たれると嫌です。
「甘い球だ!シメシメ」と
打ち気になって打つとゴロアウトになりやすく、
振り急いでくれると最高の拙攻になります。


鯉打線は、ウルフのことを知らずに
完全に作戦を見誤って拙攻を重ねてくれて、
決して調子が良いとは言えぬウルフ
助けてくれましたね。


まだ初物ファビオならわかりますが、
でも、ウルフって、パ専ですが、
日本プロ野球界で長く居る選手ですけどね。
広島もこの情報社会の時代に
どれだけ情報に疎いんだろう

と思いましたね。
ただ、裏を返せば、
西武にもあり得そうな話かも?
という不安が残りますが。。。
あっ、立派なデータ解析班がいましたっけ。。。



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で、2番手以降については、
7~9回の終盤3イニングを
松本~ワグナー~小石で凌ぎました。
もちろん勝ち、負けもありますが、
今後の6連戦続きを戦うことを見据えれば、
最大の懸案事項
であった
主戦中継ぎ陣を休ませること、
野田・平井・武隈・増田を
温存できたのは良かった
です。


まあワグナーは使わなくて済むなら
使いたくなかった
でしょうが、
一応、ワグナーも1球でお仕事を終えました。
ただ、出てきたということは、
ワグナーもブルペンで仕上げてきているので
1球でお仕事終わりとはいきませんが。。。


また松本7回表を三者凡退で抑え、
そのまま代打を送らずに回を跨がせました。
でも、松本も連戦で疲れているんですよね。
一方、現在、疲労度が一番軽い小石は、
2回を投げるスタミナはあるので、
8回からなら最後まで行けそうです。
だから、ここは回を跨がせず小石へ
とも思いましたが、
もしここ8回で小石に代えたとき、
小石のことだから、
いきなりフルボッコもあり得ます。
もしそうなったら、
もう野田らを出さざるを得なくなり、
最悪な状況に陥ります。
それなら、今、登板している松本で、
まずは行ける所まで行こう、
打たれるまでは松本に頑張ってもらおう、
まあ松本が生け贄ですが、替えが効く実力ですから、
疲れが残ったら明日2軍で入れ替えればいいし、、、
で、松本が打たれてから小石を出そう、
あとは小石次第ですけど、
という作戦かもしれません。


ただし、1つだけ言うなら、
やはり最近は松本も登板が過多ですから、
ここは最近の登板頻度が一番緩い
小石を先に、
次に松本という
スタンスが良かったですね。


今日、登板した3人
先週の福岡決戦から昨日までの
登板状況(イニング&球数)です

小石ソフバン戦で登板がありましたが、
ハム戦では登板無く、広島戦も昨日の1回のみで、
中継ぎ陣の中で最近の登板負荷は一番少ないです。
松本昨日が登板無かったですが、
回跨ぎを含むハム戦、一昨日の広島戦と
最近の登板は小石より増えています。


そして、小石順調にいけば、
3~4回を投げるスタミナがありますので、
小石を先に出すことによって、
最後まで一人で行ける可能性があります。
すなわち、
ウルフ&小石の2人で終える可能性があります。
松本が先では、順調にいっても
松本も2回が最大ですから、
もう一人が必須になります。
まあ松本は結果を出さぬといけない
崖っぷちの立ち位置にいますから、
疲れていようが、
とにかく結果が欲しい面はあるでしょうから
経験させてあげたいという考えもあるでしょう。
ただし、登板過多で疲労が残れば、
その後のパフォーマンスも低下します
からね。


やはり優勝していくためには、
その後の展開も見据えなければなりません。
まずは週6戦が続く交流戦をどう乗り切るか?です。
そこに死闘続きで疲労も貯まってきていますから、
今日のような試合では、
疲労度の少ない者から先に出して、
その者で行ける所まで行ってもらいたく
その考えに基づくと、
小石を先に出したかったですね。


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とりあえず、
真っ赤なやりにくい敵地から
これで所沢に帰ってきます。


せめて明日は中継ぎ陣を補充して欲しいです。
まあ大石は第二で投げさせてしまったので、
明日は厳しい
でしょうが、、、
とにかく、控え投手の人数を
7人体制から8~9人体制に!
明日は雄星が先発となりますが、
復帰緒戦であり、
2軍戦でも長いイニングを投げていませんから、
どこまで投げることがデキるか?
未知なところでもあります。
そのリスクは無視できず、
備えておきたいです。
もちろん、雄星に代わる者は居るわけないし、
そのリスクをカバーできぬおそれは十分ありますが、
烏合の衆でも居ないよりはマシです。
事情はちょっと違いますが、
田辺政権時代には、
6点ビハインドで勝敗が決した最終回に
増田を出すなんてことがありましたが、、、


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ところで、今日のパ上位勢は、
不調だったはずの鷹軍団
今日も虎に勝って3連勝を決めました。
結局、この3日で1歩詰めてきました。
一方、ハムもうちと同じ2勝1敗で
1ゲーム差は現状維持。
交流戦は本当に厄介です。


明日からは三連敗中の阪神との対決です。
現在、鷹にやられておとなしいネコ状態です。
所沢でもおとなしいネコでいて欲しいですが。


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さて、今日の第二球場では
2軍は日ハムと戦ったようです。


そこで郭俊麟が久々に先発し、
予定60球でマウンドに上がりました。
中継ぎで2試合くらい登板済みですが、
郭俊麟というと、
うちのカミさんのお気に入りの一人なので
少し注目してみてきましたが、
一昨年の清田の頭へぶつける危険球(※)以降、
(※前述した昔のブログをご参照ください)
イップス状態に陥ってしまって、
昨年は出ようとすると急な体調不良となり、
2軍戦でも全く登板しませんでしたね。


1年目の来日当初にソフバンに勝ったときも、
「怖かったけど」と漏らしたように
元々から小心タイプではあります。
まあ2年目に入ってからは
彼女と別れて心のよりどころを失った
影響もあったでしょうが。。。


で、日本怖い怖い病になっていましたから、
2017年のWBCで母国の台湾代表に選出され、
その母国チームで少しは気が晴れて改善されるか?
と思いましたが、ダメでさらに深刻化しましたね。


NPBの1軍戦で活躍することは
正直、期待極薄状態だと思います。
しかし、まだ若いですから、
そのままイップスで潰れるのも辛いです。
帰国するときまでには、
せめて、投げることはできるくらい克服し、
台湾球界で生き残れることを願っています。
(今後の台湾との友好関係もあるし)


で、今日は先発で出てきました。
投球フォームが以前より変わっており
立ち投げ気味になっていましたね。
今回はバッテリーを組んだ藤澤は、
とにかく郭の好きなように投げさせるとのこと。
まずは投げることがデキるようになることですから。


初回の立ち上がりは、
2軍相手だったこともありますが、
ストレート中心で
三者連続三振を奪いました。
球は高め傾向でしたが、
3人目の最後は
外角低めに角度のあるストレートを
思い切り決めており、
この球は1軍でも通用するでしょう。


しかし、2回に入ると、
先頭が初球の高めストレートのボール球を
打ち上げて凡フライで打ち獲りましたが、
清宮の打席になると、
いきなり制球が乱れて簡単に与四球。

次の松本にもストライクが入らず与四球。
結局、三者連続の与四球となり、
一死で自滅型満塁に。
その後は犠牲フライで1点を失い、
一応、その1点で凌ぎますが、、、
次の3回には連打も浴びます。


やはり、
何かをきっかけにいきなり崩れます。
そこがイップスの厄介さです。
ある意味、他チームですが、藤浪も心配ですね。
また2回には、藤澤のリードもありましたが、
内角に投げられず、外角ばかり
それが抜けていきます。
まだ引きずっております。


それでも、
今日は投げられただけでも
良かったのではないでしょうか。


ところで、今日の2軍戦で
心配なのは
復帰してきた高橋光成です。
久々だったこともあるから、
手探り状態で
「これから」という面はありますが、
相変わらず、ダイナミックさは無く、
むしろ、こじんまりした印象
清宮には、バックスクリーンへ
特大アーチを簡単に浴びていました。


高めスライダーで空三振を奪ったとき、
納得いかぬ投球だったのか、
がっくり肩を落としておりましたが、、、
でも、何か疲れていないか?
という印象も。。。
ただ、光成も自信の無さからか、
ちょっとイップス気質なところがありますからね。
大丈夫なんでしょうか???