明日は天敵・石川!
ライオンズは
ソフバンの武田、ロッテの石川、
オリックスのディクソン、
日ハムのメンドーサなど
苦手とする投手が多く、
しかも何度もやられ続けて
各球団から見れば、彼らを投入すれば
カモになるので、完全にいいお客さんになっている。
苦手の武田に一矢を報いることができ、
目下3連勝でホームに帰ってくる。
ロッテとのカードで初戦に雄星を投入できる。
しかし相手は天敵・石川である。。。
当然、不安が募るばかりである。
とはいえ、苦手苦手と言ってばかりいられない。
そろそろ石川にも一矢を報いたい。
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石川は制球力が優れた投手であり、
今年は124回1/3投げて与四死球が21個しかない。
1アウト当たりの平均球数も、近6試合では、
負けがついた7/9の日ハム戦が5.5球であったが、
他の5試合が4~5球と無駄なく凌いでいる。
前回のソフバン戦は
2安打完封を成し遂げ、球数も107球で仕上げている。
※石川:近6試合の1アウト当たりの平均球数
7/2ソ:5.0球、7/9日:5.5球(負)、7/22楽:4.4球、
7/29楽:4.1球、8/5オ:4.7球、8/12ソ:4.0球
例えば我がエース岸の場合、近6試合では
7/11楽:5.6球、7/18ロ:4.9球、7/26日:6.7球、
8/2ソ:5.9球、8/9日:5.9球、8/16ソ:5.3球
であり、
石川の無駄のない投球
がどれだけすごいかがわかる。
また石川の武器は
伝家の宝刀・シンカーである。
この魔球にいつも翻弄される。
ストレートと同じ軌道で
最後に手元で落ちる厄介な代物である。
ただ、持ち前の球種は、
ストレートとこのシンカーの2種類
だけなんですよね。どちらかにヤマを張るしかないのでは?
安定しているので
打ち込まれているサンプルが少ないけど、
たとえば、最近で負けが着いたのが7/9の日ハム戦。
このときの成績は、
7回2/3を投げ自責点4、
35打者9被安打1被HR与四球1与死球2
この日は1、2回の序盤で各々1点ずつ失っている。1回に先頭打者の西川がレフト前ヒット、
次の中島が送って、陽だいかんもヒット、
中田の犠牲フライで先制点を許す。
2回には岡に死球を与えて、西川ヒットし
陽だいかんがセンター前へタイムリーを放つ。
この試合を見ていないので
詳しいことはわかりませんが、
面白い記事が出ていました。
(記事の転載)
敗れたロッテ・石川は打たれるべくして打たれた。配球の傾向を日本ハム打線に完全に読まれていたためだ。立ち上がりは直球で押し、2巡目からは変化球を増やしていく。初回、先頭の西川に直球を2球続け、左前に運ばれた。1死二塁から陽岱鋼(ヨウダイカン)にも直球で左前打を許し、中田の中犠飛で先制された。西川は「真っすぐを狙った。序盤は真っすぐ、後半は変化球(が多い)っていうイメージ」と振り返る。石川の決め球はシンカーだが、初回の24球中18球が直球。シンカーはわずか2球だった。その直球を日本ハム打線に狙われたわけだ。
2回にも陽岱鋼に直球を適時打され、2点目を失った。3回以降は変化球を駆使し、7回までの5イニングを1安打無失点と完璧に抑えた。だが、投げ合った有原は付け入る隙がなく、8回に2失点で力尽きた。右腕は「立ち上がりだけですね」と悔やみ、伊東監督は「相手は連勝して勢いがあるので、初回を抑えて流れを止めなければいけない」と言った。初回を抑えれば、試合展開は違った。
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ちなみにライオンズは今季3連敗中。
昨年から数えれば8連敗中である。
前回の6/24の前橋では、
序盤から捉えて点を奪い、
しかも森(2本)、メヒア、浅村で
合計4本もホームランを打ち、
石川を珍しく攻略したのにも関わらず、
光成が崩れて負けてしまった。
天敵に負け癖までついてしまっている。
対戦チーム別成績を見ると、
勝敗はソ1勝2敗、日1勝1敗、
楽2勝0敗、西3勝0敗、オリ2勝0敗
とライオンズがカモになっています。
一方、前橋の一軒も影響しているので、
気休めですが、防御率については、
ソ1.48、日2.84、楽0.60、オリ1.02に対し、
西武は3.32と最も高いのである。
※前橋の件を除くと1.29ですが。。。
いずれにせよ、
注目すべき球種は二者択一である。
どんなときに・誰にシンカーを投げるのか?
ストレートで押すのはどこで誰に?を分析しつつ、
ヤマを張って打ち込むことに集中してほしいです。
ライオンズの明日はどっちだ?