下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

牧田がパドレスをリリースされる。先日報道されていた『西武復帰』の速やかな実現を期待したい。絶滅危惧種はトトロの森が近所の所沢で保全しましょう。ちなみにこれを機に『牧田のメジャー成績』を整理してみましょう。/で、鷹の日本シリーズ勝利で2018NPBが終了。ということは・・・・これで遂に恐怖のFA宣言解禁。。。吉と出るのか?凶と出るのか?理想は浅村&銀の残留+牧田の復帰。

牧田がリリースされてしまいました。。。


メジャー牧田の神投球93kmカーブ⇒128kmストレート


牧田はこの後、どうするのでしょうか?
①まだ1年でしっぽを巻いて帰りたくない
 という気持ちから、2Aでもいいから
 アメリカで頑張って放浪の旅に出る。。。
②国内帰国となり、
 NPB様々な球団で牧田獲得競争になる。。。
 石井氏のいる楽天とかが危険???
そのまま西武に復帰!


②の国内獲得競争は
絶対に避けなければなりません。


気が済まないなら、①もやむを得ないです。
現在、メジャーの他球団で
獲得する見込みは無い
ですが、
まだまだ頑張るんだ、踏ん張るんだと、
2Aでもどこでも武者修行も覚悟して旅に出る!
と言うならば、本人の考えを尊重し応援します。


ただし、すんなりと
③西武復帰を果たしてもらいたいが希望です。
西武球団の方も
バイアウトしてでも取り戻すこと
先日、報道されていました。


また現在、帰国しているようで
西武・松下1軍サブマネージャーと
飯を食べに行ったようで。。。
球団にも挨拶に行ったか、
近いうちに行くのでは?

という気もします。


いずれにしても、先手必勝の対応で
牧田復帰を実現して欲しいです。


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ところで、
牧田のメジャー成績はどうだったのか?
簡単にまとめてみます。

序盤は良かった、
アンダースローに、スローボールに
相手も合わなかったわけですが、
打ち込まれるときはとことん炎上する
という感じで5月には3A降格も見られ、
その後はもう1度チャンスをもらいますが、
結局、ダメで6月以降は登板回数も激減って
リリースされてしまいました。


下記ホームページにはもっと詳細が出ております。
https://www.mlb.com/player/kazuhisa-makita-628318?stats=career-r-pitching-mlb&year=2018


防御率は5.40であり、
WHIPは1.26、被打率は0.241
奪三振率は9.51与四球率は3.09だったようです。


被打率昨年も0.253ですから、
野球が違いますが、まあしょうがないかなと。
ただし、与四球昨年は62回2/3で4つと少なく
今年は多くなっていたかなというところです。
基本的には、メジャーのストライクゾーンやボール、
マウンドに慣れることができていなく、
制球も乱れてしまっている可能性はありますね。
中継ぎだったから、
与四球率3.09はもっと減らしたい数字です。


逆に奪三振率が昨年5.03と比べて
9.51と倍近く高くなっていました。
制球が乱れて荒れ球が武器となってくれて
その中で打者がブンブン振ってくれたから
かもしれませんね。


次はコース別被打率です。
昨年のデータも参考までに併記します。
※昨年のデータは©データで楽しむプロ野球さんの
 ホームページから。


昨年も左打者側の低めは打たれていました。
右打者から見ると外角低めで被打率0.583、
左打者から見ると内角低めで被打率0.500でした。


でも、低めの球は今年も打たれており、
(左右別は不明ですが)
昨年と比べると、
中央と右打者寄りに偏っており、
高めも同様でした。
右打者には内角で、左打者には外角
上手く料理できていないようですね。


ちなみに、一昨年の2016年では、
高めは左打者の外角で0.400と
打ち込まれていましたが、
右打者の内角低めは0.186でした。
低めに関しては、
左打者の内角低めで打たれており、
昨年の2017年に似ています。
(2017年は右打者外角低めも打たれてますが)


アンダースローの牧田が
右打者側に球威のある球を投げ込むには、
トップポジションからリリースポイントまでが短いため、
その間に上手く加速できていない?
などが推測されます。。。


ちなみに、牧田の球の回転数
平均値で2021 (rpm)であり、
メジャー平均値2263 (rpm)は下回っています。
ただし、牧田の場合、
そのときに応じて指力で回転数を変えており
また回転数が少なくとも、
ホップなどの縦横変化量で球のノビはカバーできるので
(オリのアルバースなどがそのタイプ)
この回転数だけでは評価できぬ面もあります。


ただし、ゴロアウトとフライアウトの比
(GO/AO=ゴロアウト÷フライアウト)
2015年が1.19、2016年が1.13、2017年が1.47
西武時代はゴロアウトの方が多かったですが、
メジャーでの今年2018年は0.43と
ゴロアウトよりフライアウトの方が多くなってました。
もちろん、この数字だけで
一概に言い切れぬ面はありますが、
西武時代と比べて、
一発を食らいやすく、低目への制球への課題
になっている可能性は懸念されます。


メットライフドームのマウンドは、
改修していますが、
それでもまだ低い特性がありますが、
メジャーは高いマウンドであるため、
投げ方もアンダースローですから、
そのマウンドが高くなったこと
マイナスになっている可能性
があります。


またアンダースローは左打者が天敵であるように、
牧田自身、左打者には相変わらず弱いみたいです。
左右別で成績を見ると、
被打率右打者が0.211に対し、左打者が0.274
防御率右打者が3.66に対し、左打者が7.63
WHIP右打者が0.86に対し、左打者が1.76
のようです。


右打者はそれなりに抑えていますから、
アンダー宿命の左打者に
やっぱりやられていますね。


ただ、ホームとアウェーでも大きな差異があり、
ホームが合わなかったようですね。
被打率アウェーが0.164に対し、ホームが0.295
防御率アウェーが2.87に対し、ホームが7.45
WHIPアウェーが0.70に対し、ホームが1.71


27試合のうちホームが16試合ですから、
ホームの影響は大きかったようですね。
やっぱりホームのマウンドが合わなかった?


いずれにしても、
慣れたメラドのマウンドで投げれば、
と思います。


そのためには、
絶滅危惧種・牧田さん、

トトロの居る狭山丘陵が近所の
所沢に帰っておいで!


「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存
 に関する法律」(種の保存法)に従い
自然豊かな所沢で保存を!


でも、本日、日本シリーズが鷹勝利で決着し
2018年プロ野球は終了しました。
これで遂に
恐怖のFA宣言解禁です。。。

宣言されたら終わりです。
浅村、銀が宣言しないこと
を祈ります。


(追伸)
今日は入間基地で航空祭でした。
60周記念で19万人が来たとか。。。


混んでいるので基地には行かず、
毎年、ブルーインパルス
基地近所の飛行ルート上で見ますが
今年も晴れていて青空とマッチしておりました。