【8/20日ハム19回戦(MLD)】8月防御率が5点台に!連日で先発が大事ということを示す一戦に。8月防御率6点台の投手陣が連日で失点を2点で止める。ゴロアウトの魔術師ニールがゴロアウトの山を築きミンチェ以来の獅子外人6連勝!獅子の中で優良外国人先発投手に!鷹マジック点灯に「待った」をかける。
昨日の鷹戦を敗れてしまい鷹と6ゲーム差。
今日、獅子が引き分け又は敗戦で
鷹のマジックが点灯します。
獅子の方はメラドへ帰参しましたが、
まだハム&鷲戦カードで6連戦残ってます。
今日は天候が怪しく暑さは減じておりますが。
なお、鷲は鷗との三連戦のようで、
鷗戦カードで岸、則本、美馬を投入するそうです。
ということは、
獅子戦で彼らは不在なのでラッキーです。
まあ弓削とかが出てくるでしょうが、
そこはリベンジしないと!ですね。
おまけに、鷲は三連勝狙いで挑むも、
鷗さんが石川を立てて
初日から鷲の目論見を木っ端微塵にしてくれました。
今年の鷗さんは
鷹や鷲をやっつけてくれて、
うちに貯金を献上してくれますから、
とても、ありがたい存在になっています。
※鷗さん
鷹戦12勝6敗、鷲戦11勝6敗2分、
獅子戦7勝12敗1分 ありがとう!
さて、今日のスタメンです。
ハム先発ロドリゲスに対しては、
昨年、打ち込んでいたのですが、
今年は打てておりません。
ロドリゲスの獅子戦防御率(戦前)は
上記のとおりであり、1.29と低く、
24打数3被安打で被打率も0.125と低すぎです。
今日の結果については、
8月防御率6点台投手陣が踏ん張り、
連日でロースコアに抑えるゲームになりました。
8月防御率も昨日の6.02から5.78に。
5点台に突入です(恥ずかしながら)
今日は
投手陣の活躍が勝因になり、
連日で
先発の大事さ示す一戦になりました。
先発ニールが西川に先頭打者HRを浴びますが、
その直後、自分の投球を取り戻し、
得意とするゴロアウトの山を築きます。
(3回まで)
4回はピンチになってフライアウトで凌ぎ、
その後は再びゴロアウトで真価を発揮します。
ゴロアウトの魔術師ニールは、
11個のゴロアウト山を築き、
6回1失点3被安打1与四球1奪三振。
球数は打たせている割に多かったのが課題ですが、
(97球、1回平均16.1球)
6連勝で7勝目を得て、QS達成で7勝1敗に。
獅子外国人では
ミンチェ以来の6連勝に。
まさに久々の
獅子の優良外国人先発投手ですね。
4月の頃「大丈夫か?」と疑ったこと
大変、申し訳ありませんでした。
今では獅子先発投手陣の中で
最も安定感がある一番手ですね。
その後、
後続(小川&平井、増田)はお疲れ様でした。
準備していた野田とかを
使っても良かったと思いますが。。。
増田も20セーブ達成、おめでとうございます。
久々のお立ち台です。
獅子威し打線の方は、
ロドリゲスに抑えられていましたが、
相手の守乱に乗じて逆転しましたね。
山賊化までは至らず、
投手陣の踏ん張りが
今日の大きな勝因になりましたね。
やはり安定して勝っていくためには、
先発投手がしっかり試合をつくること!
基本的な話ですが、もの凄く大事な話です。
先発投手の重要性を
連日で再認識させる一戦になりましたね。
(昨日は打たなきゃダメなのよということも再認識)
おまけに、今日は
ハムのロドリゲスを打ち崩せませんでしたが、
ハムの守乱を突いて逆転したわけなので
(正直、2点止まりはもったいなかったですけど)
守乱はダメよ!を
再認識させる一戦でもありました。
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まず先発のニールについて。
初回の立ち上がり、先頭の西川に対して、
チェンジアップが落ちず真ん中に入り
一発被弾しました。失投でしたね。
しかし、その後のニールは、
大田をインハイ2シームで詰まらせ投ゴロ、
近藤を内角カットボールで詰まらせ一ゴロ、
清宮をインローち落とすチェンジアップで三ゴロに。
2回表は、
渡邊を外角高めカットボールで泳がせ遊ゴロ、
田中賢を高めチェンジアップを引っかけさせ二ゴロ、
王を外角高め2シームで二ゴロに。
3回表は、
石井を外角高め2シームで遊ゴロ、
宇佐見を外角低めで泳がせ一ゴロに。
(宇佐見にはボール先行しますが)
球が高い処もありましたが、
相手バットの芯を外し(打ち損じもあり)
8者連続で
ゴロアウトの山を築きます。
次の西川は遊直でしたが、
2シームをインハイに投げ切って詰まらせます。
ニールの球について
2シームは
シュート気味に沈み、
カットボールは
ホップ気味に浮き上がり、
チェンジアップは
シュート気味に落ち、
でも、落ちた方が大小様々で
タイミングを狂わします。
またチェンジアップなど
諸刃の剣ですが、抜け球が
タイミングを狂わす場合もあります。
(合わせられたら打ち込まれますが)
あと、これも諸刃の剣ですが、
荒れ球もあるので
相手も絞りにくい面もあります。
結構、逆球もあります。
それら各球種で微妙に変化していくので、
バットの芯を外して
ゴロアウトを稼いでいきます。
相手も打ち気になってしまうと
ゴロアウトの魔術師の術中に嵌まります。
4回表に入って
先頭の大田には三安打で出塁を許します。
まあ、打球はボテボテで打ち獲ってます。
ライン際でおかわり君が
ノンステップで踏ん張りながら送球しますが、
それがかなり手前でワンバンし、
遅くしかも山川も捕球できず、内野安打になりました。
おかわり君もスタートダッシュが遅いので
捕り方が真正面から行けず、下手でしたね。
次の近藤には、慎重になりすぎたのか、
外角高めに2シームが制球乱れ、
最後はインハイの2シームで与四球に。
無死一二塁と大ピンチを迎えます。
その後、
危ないチェンジアップとかありましたが、
清宮、渡邊、田中賢と
フライアウトですけど、
ピンチを無失点で凌ぎました。
清宮には抜けた感じでタイミングを狂わしました。
渡邊には逆球が目立っており、
内角要求なのに、2シームが外に入り、
ちょっと打球も鋭かったです。
ただし、低めだったので打球は伸びませんでした。
田中賢は腰高も2シームをタイミング良く打ち込まれ、
深いフライになりましたが、バットの先で助かりました。
ハム打線は歯がゆかったと思います。
5回表は、
王を外角高めのボール球となる2シームで遊ゴロ、
石井を内角に外す2シームで空三振に、
(カーブも見せながら緩急活かして速い球で仕留める)
宇佐見を外角2シームで遊ゴロに料理し、
再び三者凡退で凌ぎます。
6回表は、逆転してもらった直後のイニングでした。
西川に外角高め2シームで右安打を打たれました。
まあゴロ打が一二塁間を割りました。
ゴロ打ですから、そう気にする必要はありません。
ある意味で、このようなヒットは、
ゴロアウトの魔術師の宿命です。
大田を内角2シームで詰まらせて遊ゴロ併殺打に。
計算通りに詰まらせたゲッツーです。
これこそまさにニールの真骨頂でした。
ただし、次の近藤を与四球で歩かしてしまいます。
4回表のとき同様、近藤を意識しすぎていましたね。
まあハム打線の中で最も脅威となる存在ですからね。
しかし、最後は清宮を
外角に外した高めシームの初球を
バットの先で打ち上げさせて
三邪飛で仕留めます。
清宮君の焦りから来る初球拙攻でしたね。
(打ち急いでくれました)
これで今日のニールはお役御免になりました。
100球近くになっていましたから、
交代しても良い時期ではありました。
確かに6回表、
併殺後に与四球を出してしまい、
何か嫌な形になっていましたが、
相手が近藤でしたからね。
4回表にも歩かしているように、
正直、近藤を意識(警戒)
しすぎての与四球でもありました。
それを考えると、
ニールをもう1イニング
投げさせても良かったのでは?
という気もしています。
ハムから見ても、
打てそうで打てないタイプです。
以前のウルフのようなイメージです。
それ故に、
ハムの方は歯がゆく
ストレスが相当溜まっています。
そうなってしまうと、
ハムの方は
心理面では凹みが大きいですから、
焦るばかりで流れをつかみきれません。
正直、7回表からニールが出なくなった
というのは、
ハム側から見てありがたかった
と思います。
それは、獅子の方で言うと、
なかなか打ち崩せなかった、
しかも今年苦手にしているロドリゲスが
5回で引っ込んでくれたのも同様であり
ありがたかったです。
ロドリゲスは5回に
球数が嵩んで崩れかけていましたが、
二死満塁でおかわり君が凡退して
僅か2点しか奪えなかったように、
今年、苦手にしているだけに
やっぱり厄介な存在でしたから。
それでも、
ニールはしっかり仕事をしてくれました。
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で、7回表、二番手に誰が?
ブルペンでは野田の姿があったので、
のだなのだなのかな?
と思ってましたが、、、
小川獅子也の登場です!
ここ最近、小川への信頼度がアップしており、
鷹戦から、左打者じゃなくても任されており、
左右に関係なく
しっかり1イニング投げ切る勝ちパ
の扱いになっています。
このような使い方をしてくれるのは
賛同しますし、ありがたいです。
ただ、
『今日もなの?』という疑問はあります。
回跨ぎ2戦を含む三連投、
中2日しか開けずに連投させられ、
中1日しか開けずに今日の登板です。
そりゃぁ、ヘロヘロ状態から
脱しているはずがありません。
正直、ここは野田で良かったと思います。
野田ならそこまでヘロヘロではありません。
ヘロヘロの小川獅子也と
元気なのだなのだ、どっちが良いか?
のだなのだは乱調することはありますが、
正直、リフレッシュ度の観点から
のだなのだを優先して選びたいですね。
若しくは、ニール続投でしたね。
ニールも球数嵩んで疲れておりますが、
明日以降の連戦も考えると、
小川を温存しておきたいので、
しばらく間を開けるニールで
負担を消化したかったですね。
外角低めストレートでしたけど、
先頭の右打者・渡邊に
いきなりフェンス直撃の右三塁打を打ち込まれます。
一瞬、スタンドイン?と思いました。
田中賢を遊ゴロに仕留め、その間に1点失い、
王に低めスライダーで右安打を打ち込まれます。
それでも、石井に対しては、
ストレートをインハイに投げきり、
計算通りに詰まらせた
二ゴロ併殺打で凌ぎました。
正直、小川もヘロヘロな分、
危うかったですね。
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で、8回表は、リードしていても
点差は僅か1点でしたから、
三番手に平井が登板しました。
確か『三連投』になりますね。
ただ、回跨ぎはNGのようですけど。
平井の談話によると、
『(残り試合を)全部行くつもり
じゃなきゃダメですね。』
とコメントされていたようです。
まあそのくらいの意気込みでないと
やり切ることは難しいですからね。
いずれにしても、
平井はやる気に満ちている様子ですね。
気迫でアドレナリンが
出まくっている感じですね。
今日の平井に関しては、
ストレートを比較的、
多めに使いましたね。
(16球のうち11球がストレート)
西川には5球全てストレートでした。
スライダー等の変化球のキレが
鈍いときも目立つので、
速いストレートで勝負しながら、
緩急を効かして
変化球を活かせるように
工夫させているようにも見えましたね。
平井もヘロヘロ状態ではありますが、
結果として三者凡退に抑えました。
それは、平井も頑張ったと思います。
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最終回には、2点差リードの展開で
守護神・増田が登板しました。
この場面は、増田しかいませんね。
増田でなければダメな局面ですね。
増田は危なげなく三者凡退で
(源田、山川、木村の好守も貢献)
試合を締めました。
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獅子威し打線については、
序盤、ロドリゲスに思うように抑えられましたね。
ハムのロドリゲスは、
ゴロアウト:フライアウト=16:10ですから、
ニールと同様に
ゴロアウトに仕留めるのが得意ですね。
特に打者の手元で動く2シーム使いです。
ロドリゲスも、ニールも、かつてのウルフも、
ゴロアウトの魔術師に対しては、
打ち気になってバットを振り回していたら、
魔術師の思うツボに嵌まってしまい、
ゴロアウトの山を築く一方ですね。
結局、ニールと同様に
3回までゴロアウトの山を築いていました。
(ゴロアウトは3回まで6個)
ただし、もったいなかったのが
3回表二死一三塁の場面で
重盗しようとしたのか、
秋山が二塁へ飛び出してしまっており、
そのまま秋山が走塁死に終わり、
チャンスを潰してしまったことですね。
相手から見れば、この走塁死は、
ピンチだったけど無失点で凌いだぞ!と
相手が盛り上がるきっかけになりやすいですね。
そして、5回裏、
先頭の外崎が中安打で出て、
次の山川が三飛に倒れ、一死一塁の場面から
次の木村がインハイの2シームで
詰まらせて三ゴロの併殺打コースに打ってしまいます。
5,4,3の絶好な併殺打コースです。
しかし、
サード近藤による二塁への悪送球に!
一死一三塁から木村が二盗を決め、
金子侑が粘り勝って四球で散歩し、
一死満塁の大チャンスが訪れます。
こういうような
相手のミスによって
得たチャンスは
絶対に活かしたいです。
また、相手がミスで凹んでいるならば、
せっかく得たチャンスでもありますから、
とにかく、
奪えるときは徹底的に奪え!
潰せるときは徹底的に潰せ!
ですね。
満塁チャンスから
秋山が高め2シームで
右安打2点タイムリーを打ち込み、逆転しました。
その次は源田が捕飛を守備妨害してアウト。
バットを折られており、そのまま打ち上げましたね。
でも、次の森は、外角攻めから四球で歩き、
二死満塁のチャンスとなり、
満塁男・おかわり君を打席に迎えます。
もうここの局面は、
こちらの押せ押せムードですから、
大量点を入れて相手を突き放したいチャンスです。
しかし、おかわり君は、
外角高めスライダーを打ち損じて三ゴロで料理され、
せっかくのチャンスを潰してしまいました。
この勝機を逆転しただけ、
しかも1点差しかつけられず
あまりにももったいなかったですね。
ただ、次の6回裏も追加点を得たことは大きかったです。
6回裏は、玉井が二番手で上がってます。
玉井の制球があまり良くなく、
先頭の栗山が四球で出塁し、
次の外崎でバント作戦に!?
今年は、源田や外崎のバント作戦は多いですが、
バント作戦の方が一死を献上することが大きいため、
ヒッティングと比べて
得点確率を低下させやすいです。
ただし、試合後の監督談話によると、
『外崎バント作戦』は悩んだそうで、
次が山川だったので、
走者をバントで送らせることで
山川に奮起してもらいたかった、
ということらしいです。
そして、監督自身、
山川が決めてくれるという
勝負勘があったようです。
それなら、
外崎のバント作戦はやむを得ません。
戦っているときの『勝負勘』というのは
もの凄く重要であり、戦っている者が
試合の流れ、展開、選手らの心理状況等を
肌で感じ取りながら、決めていくものです。
それ故に、
そういう勝負勘が働くときは、
確率度外視にもなることがあります。
また山川に復調のきっかけを与えたかった
という想いもあったのでしょう。
いずれにしても、
獅子威し打線は山川が復調してくれないと
効果が大きく減じてしまいますから、
山川の復調を優先させるのも
やむを得ない面もあります。
一応、山川については、
『どすこい』にはなかったですが、
外角高めカットボールで
中安打タイムリーを放ちましたね。
そして、8回裏も貴重な追加点を得ました。
外崎が左中間を割るフェンス直撃の左二塁打を放ち、
一死二塁で山川を迎えました。
相手は掘かた井口に交代しています。
山川は外角低め攻めをされており、
タイミング合わぬ縦スラやカーブを空振り、
僅か2球で追い込まれましたが、
(その後、大きく外す場合も)
山川も見送りながら、
フルカウントになりました。
とにかく二死ですから
相手もあと1つアウトを奪えば
そのイニングは終わります。
一般的な目線で見れば、
山川より木村の方が打ちそうに見えます。
しかも一塁が空いていますから、
カウントが悪くなってしまえば、
山川も歩かされるのも当然であり、
山川のお散歩はやむを得ずでした。
結局、歩かしてもらえました。
ただし、
一塁も空いており、次が木村ですから、
相手は山川と勝負をするのであれば、
与四球を恐れず(覚悟しながら)
縦スライダーの連投でしょうね。
(厳しい所しか投げてきません)
となると、フルカウントとは言え、
それならそれで追い込まれているでしょうから、
次は山川が
空振りしてしまう可能性はあります。
それ故に、
山川を歩かしてくれたのは良かったでした。
あとは木村に託されたわけですが、
今日の木村は、
当たっていないので不安はありますね。
しかし、3球目、フォークが抜けてど真ん中に入り、
木村が三遊間を割るタイムリーを放ち、
ダメ押しを決めましたね。
最後の最後ですが、
ここで1点差で9回裏に突入するか、
ここで2点差で9回裏に突入するか、
大きな差になりますからね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現在、盆明けの9連戦は、
2勝2敗で相変わらず一進一退状態です。
ただ、今日の戦いを見てもわかるように、
ハムも下降線を辿っているように
あまり状態が良くありません。
清宮が4番に入っていることも
左右していると思われます。
また鷲の方も
岸、則本、美馬が出てきません。
おまけに、
必勝を期して挑んだ鴎戦カードも
初戦からコケています。
弓削等が出てくるかもしれませんが、
そこはきっちりリベンジを果たさなければなりません。
獅子の意地を見せて欲しいです。
それらを考えると、
残るハム&鷲の5連戦は、
勝って勝って勝ちまくりたいですね。
そのためには、
先発がしっかり試合をつくり、
相手投手を打ち崩すことですね。
当たり前の話ですが。
ただし、明日はさすがに
平井も小川も使えません。
どうするのか?
その運用もポイントになりますね。