下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【9/14鴎22回戦(MLD)】劇的なさよなライオン!双方負けられぬ執念が激突となる『埼玉vs千葉』決戦!まあ「残塁祭」により流れを停滞させてしまったことが劇場型結末を呼んだんだけど。余計な負担・疲労・消耗は増やしましたね。でも『劇的な勝利』はチームを心理的に盛り上げ、結束力を高めて「諦めぬ」勇気も与えるから、その心理的に盛り上がる勢いを持ちながら、まだまだ続くノンストップのチキンレースをブレーキ踏まずに突っ走って勝ちまくれ!

劇的なさよなライオン!という形で
天王山以降『2勝目!』を挙げ、残りが10試合ですね。


今日は試合後、現地観戦に来られていたtthgさんと合流し、
獅子ネタを肴に飲みながら色々話ができ、
また隣にいらっしゃった獅子党の方々とも会話ができ、
とても気分良く楽しい時間を過ごせました。
みなさま、本当にありがとうございました。


まあ、気分良く楽しめたのは、
勝っていたことが大きかったですね。
ありがとう、西武ライオンズ!


そして、帰ってから
海外競馬・アイリッシュチャンピオンS(アイルランド)
を見てから、これを書いておりますが、
1番人気のマジカルは強かったです。
怪物エネイブルの2着ばかりというのは伊達ではなかったです。


今秋の欧州競馬の名物大レース・凱旋門賞では、
連覇中の怪物エネイブルを脅かす存在が出てくるのか?
明日は日本馬のキセキが前哨戦フォワ賞に出ますが、
本番では、、、きついかな。。。
もう一度、英国ダービー馬アンソニーヴァンダイクを狙うか?
今日は2000mでしたが、
本番では距離がダービーディスタンスに延びますから。。。
まあ、そのときになって考えます。


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さて、今日の試合については、
まずスタメンにロッテ井上が外れていましたね。
井上は調子が良くないようなんですが、
代わりに4番に入った清田は今井から3割打っていますが、
こちらの今井にとっては、
実際に一発を打たれている井上がいないというのは、
最も恐れる一発脅威が無いなだけにありがたいです。


そして、今日の結果は、、、

メヒアさまさまや~サヨナラ打

どうしても欲しかった『どすこい弾』

電光石火の2ラン放つ森友哉!
森の初球打ちは、
打率0.479 本塁打9本!?
何じゃ、こりゃ???
打撃の天才児ですね。
彼が大好きな『無』になって打つ!
天才だからできるんですね。

森の一発で、ライオンを救うHR80本目!

國場祝!初勝利。
角中からの奪三振はお見事!
角中も迷って半端なスイングになりましたが、
國場の勢いでボール球に手を出ささせましたね。
立派!立派!
平良に続いて二人目の『沖縄出身の売り出し中』に入れるか?
入るよう、頑張ろう!!

今井はバックに支えられながらも、
QS達成してリードを許さず試合を築く。
これで4戦連続で先発が試合を作る流れ!
獅子先発陣の奇跡???
やはり先発が試合を築くことは基本であり、
先発がロースコアに抑えていれば、
締まりますね。
このように先発が抑えるという流れは、
チームの勢いにも欠かせませんから、
極力、今後もその流れを維持していけるよう
先発には踏ん張られたいです。

ただ、今井は今日も指から出血していましたね。
薬指の第一関節あたりを切ったのか?


さて、今日の結果の詳細です。


今日は劇的なサヨナラ勝ちになりましたけど、
そうなってしまったのも、
相手に土壇場で追いつかれたのも、

そもそもは、
チャンスを決められぬ残塁祭
流れを停滞させたことが最大要因ですね。


打線は森の先制弾から始まり、
6回表に反撃されて、その直後に返したいわけですが、
6回裏、外崎の併殺打により、
流れが相手に傾きそうなところ
どうしても流れを引き戻したい
きっかけが欲しいときに
「どすこい弾」は出ましたが、、、
ドームなのに場外弾となり、
空気を一変させて流れを引き戻しそうでしたが、
結局、タイムリーが欠乏して
9回までの得点はホームランのみ
多くのチャンスを潰す残塁祭りでした。


それでは、相手は凹むことはなく、
流れを、主導権を握ることは難しいのは当然です。


象徴的だったのは、2回までの序盤戦でしたね。


①初回表、与四球は1つあったけど、
 今井が抑えて立ち上がりをクリア
②初回裏、森が電光石火の先制2ラン弾
 しかも西野に20球以上投げさせてスタミナを奪い
 リズムを崩させる。
③2回表、好守で無失点に抑える。
 ※角中の当たりを金子侑→源田→外崎で刺す!
  打球はフェンス直撃となり、
  バウンドが金子侑の真正面に転がったのが大きかったですが、
  それは、こちらに流れが傾いている証拠。
 ※レアードの三遊間を抜けそうな打球を
  源田が華麗に適切に処理の好守
④2回裏、ヒットで出塁した木村が二盗を狙い、
  田村が悪送球して、木村が三塁まで進塁!
  相手のミスからチャンス拡大


上記①~④と、
こちらが抑えて先制し、こちらに好守が出た反面、
あちらが守乱でこちらのチャンス拡大!


どう見ても、
これだけこちらに有利な布石がそろえば、
獅子に流れが傾く絶好な勝機でした。
こういう絶好な勝機は、
逃しては絶対にダメです。


そういう絶好なきっかけを逃すということは、
心理的な変化としては、
チャンスを失ったこちらが大いに凹み、
ピンチを切り抜けた相手に安堵感が生まれ、
反撃に向けて大きな勇気を与えますから、
せっかく、こちらに流れが傾きかけて、
序盤から主導権を握ることができ、
こちらの勝ち展開に持ち込みやすかったのに、
こちらに傾きかけた流れは滞りやすく、
下手をすれば、
流れが相手へ傾く懸念も大というものです。


せっかく、この2回裏は、
手に入れた無死三塁のチャンス
活かせず潰して無得点で終わりました。


当然、相手の心理からすれば、
『1失点は覚悟したけど、無失点で抑えたよ!
 では、ここから反撃して行こう!
 ピンチを凌いだ直後にチャンス有りだ!』
となりやすいですね。
そうなれば、流れが変わる潮目を迎えやすいです。


とは言っても、
鴎の方も得点できずイニングが続くから
流れは均衡状態になって滞ります。


結果的には、
獅子は9個、鴎は8個の残塁を見せ
双方とも残塁大祭合戦でしたね。


まあ、最後は國場が好投して
一番、当たっていた角中を空三振に仕留め、
こちらに流れを引き戻すきっかけになり、
最終回10回裏、
メヒアのサヨナラ・タイムリーにつながったわけですが。


最後、ロッテのセンター岡は、
メヒア対象だったから後方守備体形を敷いていたので、
強引に突っ込まずに落下させてから手前で捕球すれば
おかわり君をホームに還すまでは至らず、
一三塁でもう1勝負が必要になりましたね。


ただし、岡も捕球できると思って突進しまし、
メヒアも「打ち上げちゃった」という様相でしたが、
メヒアの打球がドライブ回転しており、
球の落下位置を岡も見誤りましたね。
それが功を奏しました。


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一方、今日の今井については、
薬指からの出血もあったでしょうが、
相変わらず力んでの抜け球は目立ちましたし、
決めたくてもなかなか決めることができず
球数も多く嵩んでいきますし、
それでもストレートは使えていました



結局、苦しみながらも、
そのストレートを活かしながら、
源田、金子侑、外崎、山川ら
バックの守備に支えられつつ、
相手の拙攻も含めて、
6回を1失点でまとめましたね。


正直、次回も投げてみないとわかりませんね。


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継投について、今日は野田とかが準備をしていても、
いつも見られる
『左には左を、右には右を』神話はありませんでしたね。


7回に平良、8回に平井、9回に増田と
普通に勝ちパを投入し、
延長戦に入ってからは、
國場に託し、左の角中になったとき野田へ交代?
と思いましたが、
國場にそのまま投げ切らせましたね。


今の平井2試合に1試合の頻度で失点しているので、
この継投でカギになりそうなのは、
平井プロの8回と踏んでいましたが、
源田プロの「たまらん」守備オンパレードに
助けられましたね。


ストレートも棒球気味で、
鈴木大地に捕らえられるものの、
源田の真正面で助かりましたし、
スライダーはキレが鈍化しており、
清田へ投じたスライダーは抜け気味でした。
源田ゴロで助けられましたね。


一応、平井の8回が無失点でクリアしたので、
最後は増田でそのまま逃げ切れるだろう!
と思いきや、、、
マーティンのセーフティバントヒットで出塁を許し、
 ※このバントヒットは無警戒でしたね。
  でも、マーティングラシアル
  こういう小技をやってきますね。
  CSの短期決戦も含めて、今後、注意要ですね。
次の井上を仕留めましたけど、
次以降のレアード&岡に連打で
初球打ちでタイムリーを打ち込まれ、
同点に追いつかれましたね。


増田の場合、ストレートが中心であり、
相手も、その球を見ているわけですから、
初球から球を絞って、
好タイミングで打ち込むこと
は十分考えられるので、
初球の入り方には注意し、
警戒心をもう少し持って欲しかった
です。


でも、最後は連投なのに、昨日打たれているのに、
しかも、昨日、打たれた相手からの打順なのに
國場をよく投入したなぁ、と思いました。
(あそこで國場の登板は想像していませんでした)


それだけ、首脳陣の國場への評価、信頼度が
高まっているということなんでしょうね。
是が非でも、そのチャンスは活かされたいですね。


ただ、信頼度がアップすると
『酷使の世界へようこそ!』とお誘いがありますが。。。


ところで、帰宅してから、所沢のケーブルテレビを見ていて、
西武ライオンズの応援番組「LTV」が再放送されていたのですが、


平井プロのお言葉
『回跨ぎが疲れるというのは都市伝説ですよ。
 (回跨ぎすることは)楽しくなっちゃいますよ


さすがです。脱帽です。
楽しくなるくらいでないと、
ここまで投げ続けるのは厳しいですからね。


まあ、回跨ぎすることは予めわかっていれば
スタミナの問題以外では、そこまで苦にならないでしょう。


回跨ぎでカギになるのは
『一旦重圧から解き放たれた』ときですね。
抑えれば切り抜けた達成感、安堵感、
打たれれば苦境が終わった安心感です。
これを感じてしまったら
もう一度作り直すのは難しいです。
一旦終わってからOFFモードにしてしまうと、
そこからONモードにするのは難しいですね。


でも予め回跨ぎするとかを知っていていれば
『まだ続くんだ』と思い気落ちはしにくいです。
一旦終わってからもOFFモードにはせず、
そのままONモードを継続しておけば良い
ですね。


ただし、平井の回跨ぎの問題は
球数が尋常じゃなく嵩むことにつながる
多く投げている分、
消耗度、疲労蓄積が大きくなるということですね。


文春砲で指摘されてからは、
回跨ぎがあまりなくなっていたので
球数ペースはだいぶダウンしましたけど。
一時は、年間1500球以上のペースで球数が嵩んでいました。


一応、現在は、今日を含めて
75試合77回2/3で1364球です。
残り10試合で5試合登板したとして、
1400球超というところでしょうか。


でも、例年、中継ぎの球数は
リーグ1位で1200球くらいです。
昨年のリーグ1位の鷲・松井裕
53試合66回2/3で1208球でした。
今年、下降線になった鷹の加治屋は、
昨年72試合66回2/3で1114球でした。


1400球超はさすがに上限を超えています。
消耗度が大きいと、
翌年、消える可能性はありますね。
短命の者も多いです。


息長く活躍しているハムの宮西は、
例年、多くて年間900球くらいで抑えていますね。


まあ、消耗しすぎて短命になるということも
都市伝説で終わればいいですが。。。


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さて、残りは10試合になりました。

結局、今日は鷹も勝ってマジックを減らしましたね。
とはいっても、今の差ではマジックは流動的です。



まあ、今日は最後の最後までバタバタしなくても
何度も得られたチャンスさえ活かせれば、
もう少し楽に勝てたでしょうし、
延長戦に突入して、
余計な負担、疲労、消耗を増やしましたね。


それでも、
劇的な勝利は
チームを心理的に盛り上がりながら、
一体となって結束させて
「決して諦めぬ」という勇気を与えます。


増田さんが打たれたけど、
みんなで増田さんのためにも
諦めず逆転してサヨナラを決めるぞ!と。


この終盤になれば、気力もモノを言うので
心理的な盛り上がりは大事になってきます。


その心理的に盛り上がる勢いを持ちながら、
まだまだ続くノンストップの鷹とのチキンレース
ブレーキ踏まずに突っ走って勝ちまくれ!


ただし、『残塁祭』は負けるリスクも高めますから、
流れが滞るどころか、相手にもっていかれるリスクがありますから、
チャンスは着実に活かして行きましょう!
チャンスがやって来たら逃さずつかめ!