下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

3/20ハム戦(メラド):疑似開幕戦?メラド桜が咲くも、お客は皆無で静穏なメラド。獅子威し打線は熱く16安打も打ちまくったが、、、コスパ悪いかな。。。

今週はDeNA(二軍)などとの練習試合も行われ、
光成、今井らが投げていましたけど、
個人的には、残念ながら
年度末のバタバタで出張に行きっぱなしだったため、
しばらくブログを更新できませんでした。


今日はメラドで行われたハムとの練習試合に関して、
久々にブログを更新させて頂きます<(_ _)>


まあ、明日は仕事なんで生放送で見ることはできず、
見るとしても録画ですけど。


明後日の松坂は生放送で見ることはできるかな。。。



ところで、今日3月20日は
本来なら「2020年 開幕戦」でしたが、
新コロナ旋風で開幕延期になり、
調整や若手試しなどのための練習試合が続きますね。


当面におけるその練習試合の日程については、
当初、公式戦で予定されていたカードを基盤に設定されましたね。


ある意味で、疑似開幕カード?、疑似公式戦?


まあその方が新日程を組みやすいですが、
チームが最遠で
北は北海道から、西は福岡まで移動するので、
感染予防という観点からは「?」がつきますね。


DeNAのパットンは、自身のツイッターで
「安全のためにシーズンは延期したのに、
 飛行機や電車で移動してホテルに滞在して、
 なおかつ
 (レギュラーシーズンの試合として)カウントされない
 試合を行うのは大丈夫だなんて。
 僕にとってみれば、あまり納得はできない。
 矛盾しているような気がするね」と述べていましたね。


まあ対策が「頭隠して尻隠さず」みたいな印象は否めませんね。



さて、今日からの三連休では
開幕カードと同じメラドでのハム三連戦です。

今年は例年より桜開花も早く
メラド桜が咲いているのですが、
メラドは静穏の無観客ゲームですね。


ところで、今日のスタメンについては、
日ハムは当初の開幕予定投手だった有原が登板。
しかし、獅子の方は、ニールが熱発で体調を崩したので、
(一応、別メニュー対応だけど、大事には至ってないとか)
期待感溢れるドラ2ルーキー浜屋
先発としてマウンドへ登りましたね。

結果に関しては、
獅子威し打線が16安打と山賊化しましたけど、
また5点も入れていれば、ある意味、ノルマは達してますが、
ただ、16安打2四球で5得点のみというのも、
残塁が12もあって、効率性が微妙ですね。。。


さて、投手陣についてです。


まず全般的な課題として言えることは、
6イニングで先頭打者の出塁を許したことですね。
しかも、そのうち4イニングが与四球からの出塁でしたね。


イニングの先頭打者を出塁させることは、
失点する確率が高まりますから、
しかも、それを与四球で許すのはもったいないですから、
当たり前の話になりますけど、
①先頭打者の出塁を抑制すること
 特に先頭を与四球で歩かせないこと

当然の課題であり、かつ今日の反省材料ですね。


ただし、実際に先頭打者の出塁をゼロにすることは難儀です。


だからこそ、①がダメだった場合、
次ぎに②出塁は許しても失点を許さぬこと
という課題が重要になりますね。


すなわち、この問題に関しては、
二段構えで課題に取り組まねばならぬ
というところです。


今日は②をクリアできたイニングもあれば、
クリアできぬイニングもありましたね。
まあ、全般的に3失点で済んだというところは評価しますが。


ちなみに、昨年における獅子の結果を見ると、
「無死一塁の状態になった場合」に関して、
それが生じるイニング数は
獅子の方が鷹より少なかったんですよね。


獅子の場合、
 ①与四死球で無死一塁 →100イニング
 ②被打や失策で無死一塁→221イニング
 ③無死一塁合計(①+②)321イニング


鷹の場合、
 ①与四死球で無死一塁 →121イニング
 ②被打や失策で無死一塁→211イニング
 ③無死一塁合計(①+②)332イニング


①イニングの先頭打者へ与える与四球数
鷹の方が獅子より多いです。
(全体の与四球率も鷹>獅子)


一方、②先頭打者から単打を打たれたり、
失策したりして出塁を許した場合のイニング
は、
獅子の方が鷹より多いです。


しかし、その合計(①+②)になると、
鷹の方が獅子より多いです。


ただし、その差も10イニング程度でしたから、
まあ、無死一塁の発生頻度は
獅子と鷹で同程度と考えても良いでしょう。


ところが、
「③無死一塁の状況」になった場合を対象としたとき
被打率や失点確率等の投手成績になると、


失点する確率は、
鷹が30%近くに対して、獅子は45%超です。
また、被打率鷹が0.242に対して獅子が0.281と高く、
その差は通年の全体被打率の変化量よりも大きいです。


結局、鷹の場合、
獅子と同じくらい先頭打者の出塁を許していますが、
その後は獅子以上に抑えていると、
勝負強さを発揮しています。


当然『先頭打者の出塁
  を減らす努力』はかなり大切であり、
優先的な課題でありますが、
それだけではなく、
『出塁を許した後』の対応も、
出塁許しても失点許さずの勝負強さも、
もの凄く大事な課題になりますね。


すなわち、勝負強い粘りのある投球
できるようになって欲しいところです。


そのためには、出塁を許した後も、
被打率を低減させ、奪三振率を高めるような
努力されることが必須と言えます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
で、個別に見ていきますと、
先発したドラ2浜屋については、
立ち上がりが緊張して力んでしまい
それでリズムをなかなかつかめませんでしたね。


開幕で想定されていたレギュラー陣が相手でしたし、
まだまだ経験が浅いルーキーですから、
緊張度が高まって力むのもやむを得ないですし、
なかなかリズムをつかめないのもしょうがないです。


4イニングを投げて、
先頭打者を2与四球、1被安打で
3つも出塁を許しました。
しかも、出塁を許さなかった3回表も
西川に対してB3S0までボールが先行しました。
1~3回では3イニング連続でB3S0に。


また力みから自分のリズムをつかみきれずズルズル、
良い球もあるが、球も全般的に高いというところ、
そしてその影響もあって球数を嵩ましましたね。。


もちろん、これらは反省材料であり、
今後に向けた良い糧になりますね。
しかし、その反面、今後、経験を積んで行けば、
この問題はクリアできるようになるのでは、
と思わせたのも確かです。
すなわち、
そこまで心配は無用かな、という印象です。


ただし、甘く入れば自在に痛打される
ということも実感したでしょう。


2回表、渡邉、石井と続けて
腰高の甘い球を左に、右にと
好きなように打ち込まれましたね。


例えば、石井の打席では(次写真)
外角要求が中へ甘く入ってしまいましたね。

その後のビヤエヌバへの与四球押し出しも含めて反省ですね。


まあ、押し出しで1失点を失いましたが、
要所を押さえてその1失点でとどめたことは評価できます。


一戦一戦毎に、経験を積みながら成長し
同時にアピールもして頑張って欲しいですね。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二番手のについては、、、
先頭の宇佐見に対して、
力んで四球を簡単に与えてしまいました。。。


ちょっと待って下さい!


先発の浜屋は新人なんだから、
緊張して力むのもやむを得ないですが、
誠先輩は何年生なんですか?


毎年、崖っぷちと言われ続けてきましたが、
41番を取り上げられたことも鑑みると、
もう本当の本当の崖っぷちですから、
生き残るためには、
どんな形でも活躍・貢献しなければならず、
力んでダメ、とか言っている猶予は
1mmもありませんね。


無失点で切り抜けたことは評価しますが、
誠本人が一番問題にしている
自滅系投球を露呈しましたね。
ピンチの築き方が
相変わらず自滅系投球でしたね。


そもそも、
2ストライクに追い込んでいるのに、
二死に持ち込んでいるのに、
そこから、とっとと片づければ良いんですが、
あと1歩のところを詰め切れず、
逆に窮地に追い込まれる、というところですね。


誠らしい、と言えば、誠らしいですけど。


もし、今日が公式戦だったら、
誠が念願の初勝利だったかな???


最後は清宮が相手で助かりましたからね。
ただ、清宮も
誠を打てないようでは先が暗いかな。。。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー
3番手以降は、6回が武隈、7回が平良
8回がギャレット、9回が増田と継ぎましたね。


武隈は一軍メンバーらと久々の登板になりましたね。


いきなり先頭の渡邉には、
外角高めの甘い球を完璧に捕えられましたが、
その後、石井には気合が入ったストレートを投げたり、
宇佐見にはバットを折るストレートを投げたり、
一方、緩急を活かしながら、
キレのあるスライダーチェンジアップ
持ち前の武器を発揮して後続を難なく抑えましたね。


特に武隈については、年齢的な衰えも隠せませんから、
緩急を活かして、
自らの武器(スライダーやチェンジUP)を駆使
し、
後続を難なく抑えたことに価値があった、と思います。


例えば、渡邉に打ち込まれたストレート
石井へ投げた初球ストレートは球のノビが違いましたね。
(球速は渡邊の方が上だけど)
そして、石井には、
2球目のストレートと合わせて、
その後、スライダーで緩急を活かして惑わせました。


武隈が復活してくれたら、
中継ぎ陣(特に左腕)の戦力層への助けになりますし、
今日は復活の兆しを魅せてくれる登板になった
と思います。


ビヤヌエバに対しては、
チェンジアップ攻めで最後は一ゴロに。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
7回を投げた平良については、、、
相変わらずの課題である
「制球難」「変化球の甘さ」を露呈しました。


もともと、一年目は二軍戦で
中塚よりノーコンだったところがあり、
まあ、荒れ球タイプでありますが、
豪快なストレートが売りなので、
過度に制球を気にしすぎて
思い切りの良さを失って欲しくないですが、
(西川への2球目は制球を意識しましたね)
1イニングで2与四球は乱れすぎですね。
とにかく、与四球は減らしたいですね。


もちろん、変化球の精度向上も課題ですね。
前々から持っているカットボールもそうですが、
新たに覚えたチェンジアップは、
大田に1球しか投げませんでしたが、
抜け球でしたね。。。


-------------------
8回を投げたギャレットに関しては、
相変わらず、ストレートは速く立派ですね。
相手も振り遅れて、空振りを奪えるのは良いです。


ビヤヌエバをストレートで空三振に仕留める


ただ、気になるところが2点ありましたね。
まず石井、ビヤヌエバと
フルカウントになりやすくない?
という懸念です。
ストレートでも抜け球が散見しているんですよね。


もう一つは、ストレートが
腰高以上の高めばかりに集まる点
ですね。
ストレートの質は良いのですから、
低めに決めて、角度が増すようになれば、
相手はもっと打てなくなってきますね。


まあ縦スラの変化球もまだ粗さが残っていますが、
その精度向上も時間が嵩むでしょうから、
とにかく、変化球は今のレベルのままだとしても、
自慢のストレートに関しては、
抜け球を減らすこと、
低めを突く球を増やすこと
急務として強化されたいですね。


ただし、ギャレットは、まだ20歳代ですから、
2年くらいのスパンで見て行くことも大事でしょうね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後の増田については、
難なく三者凡退で締めましたね。


増田自身もそうですが、
守護神の場合、
セーブポイントがつく場面の方が
緊迫感(アドレナリン)が出るけど、
そうでないと気が緩む、という傾向は否めません。


一応、今日はセーブポイントが付く場面でしたから、
そういうこともあったかもしれません。


ただ1つ気になるのは、
宇佐見に対して、初球&2球目が
後ろに逸らすファウルでしたね。
まだ振り遅れてくれてればいいのですが、
後ろに逸らすということは、
宇佐見は、
増田のストレートに振るタイミングは合っていた
ということですからね。


大田の初球もそうでしたね。


もちろん、
相手もストレートでヤマを張られてはいますが、
そのようにストレートで
タイミングが狂ってなかったあたりは
気になるところですね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、獅子威し打線については、


山川が猛打賞で3打点、森も、金子も猛打賞でしたね。


まあ森の場合、日ハムは相変わらず
三塁をがら空きにする森シフトを組んだりしているので、
3回裏の打席では、
ハムも内角攻め一辺倒(引っ張らせたいから)で、
一方、森はとにかく流し打ち一辺倒で対峙し、
窮屈そうにバットを縦に斬り込んで
当てるだけの流し打ちで空いている三塁を抜けましたね(^o^)。


森の場合、昨年、打率で首位打者をとりましたが、
流す打撃もするようになったことが高打率に貢献しましたね。
その流し打ちの増加も、ある意味で、
ハムの森シフトも一因になったかもしれませんね。
(森の意識を変えさせてくれた一因に)


山川に関して
フルスイングの「どすこい」狙いというより、
今日は軽打狙いばかりでしたね。


まあ3回裏とかは、
泳がされ気味で打っていましたから、
もしここで一発狙いだったら、凡退していましたね。


気になるのは、外崎ですね。


7回裏、外角のボール球で強引に手を出し、
球に合わせるように流し打ちしてヒットを打ちましたが、
初回は打球も伸びず、三塁走者が動けぬ浅い右飛、
4回裏は、全く合っていなく盲目的な空振りや
当てるだけの半端なスイングでの凡退。
外崎については、今日に限らず、
まだ本調子に仕上がっていない面が否めませんね。


それでも外崎は仕上げてくるでしょうが、
もっと肝心なのは、
新外国人としてハズレになっている余裕が許されない
スパンジーの打撃に係る大不振ですね。


まだNPB投手の球をたくさん見る練習もしており、
研究熱心である面もあるから、開幕も延期になりましたので、
成果はもう少し先でもいいところもありますけど、
そろそろ片鱗くらいは見たいものですが、
今は逆に迷走しまくっていますからね。


外国人としての争いなら、メヒアの方が好調ですね。
栗山がレフトを守れるなら、
現時点では、スタメンにスパンジーが入るより、
DHメヒア、レフト栗山の方が良いと思いますが、
何か栗山がレフトを守る機会が極端に減ってますからね。


一方、今日は木村も、将平も打ったし、
川越も犠飛打を決めました。
競争者ら皆が打って
外野手レギュラー争いを高めること

チームの地力アップの面で良いことです。


スパンジーが厳しいなら、
外野手の陣形を
レフト川越、センター金子、ライト木村
試すのもいいかも
しれません。
(将平を含めることも見据えて)


もちろん、NPBに慣れさせるために
スパンジーに場数を踏ませたい面もありますが、
それもどこかで目処は立てなければなりません。


一方、川越ら若獅子も経験を積ませて
オン・ザ・ジョブで成長させたい面もありますから、
彼らにも場数を踏ませたいところもありますね。


とにかく、
1年間と長きシーズンを戦うわけですから、
選択肢が多い方がベターですので、
今のうちにあれこれ試し、
使える目処を立てた選択肢を増やしたいですね。


ところで、
今日、5得点を挙げたこと、それはそれで良いのですが、
16安打も打ったこと、それはそれで良いのですが、
16安打も打って得られたのは5点止まり
残塁も12個と、
非効率的(無駄が多い)な攻撃
になりましたね。


初回については、
金子、源田、森で築いた無死満塁の大チャンス
初回攻撃としては最高の展開に持ち込みましたが、
結局、犠牲フライの1点止まりでは
あまりにももったいないですね。


3回の一死一二塁からスパンジー、栗山の連続三振、
4回の無死一塁からの金子の初球ゲッツーなどもそうですね。


今日は16安打を打ちましたが、
なかなかそんなに大量に打てない試合も多いですから、
効率的に、着実
決め手を活かして得点を稼ぐ
無駄のない攻撃は肝心になってきますね。