下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鴎3回戦(千葉)7/10】初有観客で終始盛り上げる 『れおほ〜\(^o^)/』 流れはカモメにあり続けたけど、石川降板で一変!レジェンド栗侍が「同点打」&「勝ち越し散歩」を決める! まあ、今日は相手の与四死球祭でもありましたが。。。でも、ニール神は「負けぬ運」が健在。

今日から人数は5千人と上限がありますけど、
今年初の公式戦『有観客試合』が始まりました。

一応、コロナ対策として、色々と制約はあり、
今までのような応援は厳しいですね。


それでも野球が生で観戦できることは
やはり幸せなことですね。


23日が待ち遠しいです。


確かに、東京都で1日の感染者数が過去最高とかなっており、
この先、どうなるのか?わかりませんが。。。


まあ、ウイルスは撲滅されていないのだから、
その増え方は様々でも、
接触していれば、感染者数が増すのは当然ですね。
海外も同様ですね。


不況は困る富裕層の支持を受け、
貧困層は知ったことではないという姿勢で
「新コロナはただの風邪だ!」と述べていたブラジル大統領は、
自らが「風邪」になってしましましたが。


感染者が増すのは当たり前の話であり、
あとは、様々な状況を鑑みながら、
それをどこまで許容するのか?が肝心
でしょうね。


今のところ、政府や自治体も
もう自粛はしたくないから、屁理屈をあれこれ考えて
なんとかギリギリまで引き伸ばしたい感じが満載ですね。


ただ、少なくとも受け入れる方の医療体制のキャパ増
どうも進んでいるように思えませんが、
「待ったなし」でしょうね。


そちらのキャパが足らず、医療崩壊になると、
さすがに負のスパイラルまっしぐらですから。


でも、コロナ受け入れを中心にすれば病院も赤字は必須。
(1日でも早く通常運営にしたい)
部屋はあっても、人やモノが不足しており、
特に、人だけは、増やすのに時間は年単位で嵩みますからね。


それを鑑みると、
「医療体制のキャパ増」と言っても
そう簡単ではないのが現実でもありますね。


話は逸れましたが、
野球界については、今の火(有観客)を消すことなく、
もっとその火が燃え上がり、今までのように盛り上がること

取り戻せる日々がくることを祈ります。


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さて、今日の試合におけるスタメンです。


まず中村がベンチスタートです。


昨日はオリ戦での死球による負傷が癒えていないのに
出場していたみたいですね。
少なくとも、
昨日はそこまで無理する一戦ではなく、
出場させたのは、アホでしたね。


で、今日は木村もベンチスタートであり、
将平、山野辺、川越
若獅子らがスタメンで起用され、
結果も残しましたね(反省材料もね)。


今の打線は、状態が今一つですから、
調子のいい者を適材適所で積極的に使っていく
それにより試し、慣れさせることができるので、
オーダーの選択肢は増しますし、
選手も育つのでチーム底力アップを促しますね。


少なくとも、控え野手らによる
「ベンチで野球観戦して終了」は減らされたい
ですね。


もし使わないのであれば野球観戦の野手を減らして、
投手を1枚でも多く一軍に用意されたい
ですね。


ところで、今日、伊藤翔が一軍に昇格して
ブルペン入りしましたね。
ただし、本田が抹消されました。
状態の問題もあるでしょうが、
次が楽天戦ですから、一旦、抹消させ、
(7/21以降のロッテ戦では復帰?)
二軍戦で好投し続けている
榎田あたりが上がって先発するのかな?
という気はします。


十亀は、前回はまともな結果でしたが、
それまでが炎上フルボッコでしたからね。
十亀より榎田の方が先かな、という印象です。


でも、熊代を下げて、投手をもう1人増やしてよ!
とは思います。


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で、今日の結果です。


今日の試合は、お客さんの前で、
序盤から動き、中盤は中抜けしますが、
再び、終盤には獅子が追い上げて、
終始、盛り上がる、飽きることがないゲームを
見せることができたのではないでしょうか。


まあ、他球場では
サヨナラ劇場が多発していたようですが。


まず初回表に待ってました!
お客さんに魅せる『どすこい!』
が出ましたね。
いきなり盛り上げます。


山川に対して、
相手バッテリーが緩急で戸惑わせようと
その前に2球続けて緩いカーブで布石を打ちながら、
ストレートで仕留めようとしたわけですが、
山川もそれに戸惑わされず、
無駄な力を入れず、
球に全力を注ぎながら綺麗に流し打ち、
スタンドに放り込みましたね。


まあラグーンでしたが、
スライスさせるように、
外角球を上から叩きこんで、
打球にバックスピンをかける本塁打でしたね。


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ところで、相手の先発・石川については、
普段、シンカーがセールスポイントですけど、
今一つのシンカーも散見されていたように、
(良いシンカーもありましたが)
多分、シンカーは、本調子ではないから、
シンカーの投球頻度が多くなかったと思います。


まあ6回表あたりでは、
シンカーにスパンジー、川越がやられましたが。


でも、今日の石川は、シンカーより、
カットボールの方が武器になり、
カットボールで抑えられる場面は
多く見られていましたね。


一方、カーブってあんなに多く投げてきたっけ?
というように、
緩い球を駆使して、緩急で惑わしたかった分、
カーブは多くなっていましたね。
カウントも稼がせることもありました。


次の得点は、4回表でしたね。
森へストライク入らず与四球、スパンジーへ初球に与死球と
石川の自滅によって得たチャンスで、
山野辺が外角球を逆らわず、自然体で流し打ち、
『守乱ごめんなさい』タイムリーを放ちましたね。


しかし、その直後の4回裏に、
あっさりと1点返されてしまい、
『流れはカモメにあり』が続きます。


そもそも、この試合の流れについては
初回に山川「どすこい」により、
こちらの心理的状況を鑑みれば、
気分が良く、乗っていけるので、
流れはこちら獅子から始まりました。


しかし、その直後の1回裏に2点返されてしまい、
ロッテから見れば、それが踏ん張る気力を促したので、
おまけに、山野辺の悪送球により、
三本間に挟んだ走者の本塁生還を許しただけに、
相手は盛り上がりますし、こちらは盛り下がりますので、
今日の試合の流れは、
この三本間で見せた守乱以降、
ロッテに傾き、
その流れは石川が投げている間は続きましたね。


確かに、それは長続きしそうに見えない
とも考えられますが、
ロッテから見れば、
失点をした直後に得点を返していますし、
今日の石川は、初回などで球数も嵩みましたが、
3回表や6回表で、
球数を省エネしながらの三凡もありました。
しかも、失点が絡むリクエストでは負けますし、


そういう要素は、
流れをキープ・促進しやすいですからね。


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ところで、山野辺も三本間での
逸らす送球は大きな反省材料になりましたね。


でも、山野辺の守備は、
どことなくぎこちなく、
動作に「流れ」が乏しいですよね。


送球も怖さがあるので、
初回裏の三本間でのミスのように
焦り出すと雑になりますし、
6回裏の井上を三ゴロに仕留めるときの送球のように、
慎重になり過ぎて変に力み、
動作も遅くなりますし。


4回裏の菅野に許した三安打についても、
打球がニールの足を直撃し、
山野辺のところへ弾いて、
山野辺も捕球できました。
しかし、
そのまま一塁へ送球していれば間に合いましたが、
慎重になり過ぎて握り直したか、
二塁を見たら間に合わず、
躊躇してしまって送球動作に入れなかったか
結局、送球できませんでしたね。


やはり山野辺自身、
守備力がネックですね。


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まあ、攻撃の方は、
森が意表を突いて初球盗塁とかも見せたり、
相手の失策や与四死球チャンスを築きますが、
4~5回は
そのチャンスを活かすことができぬ残塁祭、
2~3回&6~7回は、三凡祭であり、
その中では、球数が節約される淡泊なあっさり三凡も。


とにかく、今日の流れは
初回に攻略し、4回にも得点を稼ぎましたが、
もっと攻略できそうで、
できない石川の存在が大きかったでした。


こういうKOできそうで、KOすることができず、
こちらの状況が好転しない、、、

こういう状況は、当事者の心理的には、
イラ立ちを覚えやすく、焦りも増しやすいです。


むしろ完璧に抑えられている方が、
開き直りやすくもなりますし、
何かの拍子で一変する場合があるわけですが。


しかし、石川から東條に切り替わって、
流れは大きく転換されましたね。


ロッテの方は、
ジャクソンが急遽、契約解除となり、
(大麻だったみたいですね)
勝ちパの台所事情が
苦しくなっているところはあるんでしょうが。


東條がセットアッパー候補みたいですね。
しかし、東條は左打者が苦手ですよね。


東條の昨年の左右別打率では、
対右打者が0.228に対し、対左打者が0.311ですね。


また、うちは東條を打ち込んでもいます。


正直、森~川越と
左打者が続く打順において
東條の登場はありがたかったです。


8回表先頭の山川は、
外へ逃げるスライダーで
芯を外され打ち獲られたわけですが、
次の左打者であるは、
絶好球の2球目を振り急いで仕留められませんでしたが、
制球を乱して四球で出塁します。


そして、次の左打者である栗山は、
低めのスライダーの初球を完璧に捕らえて
右中間に大きく打ち込み、
起死回生の同点2ランを放ちましたね。
完璧なホームランでした。


まあ、ロッテの東條
左打者が苦手であることを露呈しましたね。


しかも、その直後の8回裏、
ギャレットが危なげなく三凡で締めます。


今日、縦スライダーは制球が乱れましたが、
ストレートは、速くて重くて
さらにコース一杯を突く制球力もある
ここ何試合も、ストレートで
空振りを奪ったり、コース一杯に決めたり、
カウントを稼げるのが頼もしいです。


本当に惚れ惚れする投球を
魅せてくれますね。


この8回表裏で
流れはこちらに大きく傾きました。


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で、9回表、鴎の守護神・益田が出てきますが、
先頭の将平が外角のシンカーを捕らえて弾き返します。
ショート藤岡が間に合って止められるわけですが、
その送球がワンバンでやや逸れ、
将平は気迫のヘッスラを敢行して、
内野安打を決めましたね。


もし鴎に流れがあったら、
これが遊ゴロで終わっていたでしょう。


流れって、そういうところがありますね。


勢いに乗っていれば、
動作もスムーズに出やすく、好守もやり切れるわけですが、
同点に追いつかれているし、ここで失点したらヤバいと、
どこかに焦りがあれば、
動作のスムーズさも欠き、動きに鈍りや力みが生まれ、
捕球までは良かったけど、送球で力みを生み、
詰めの甘さを露呈してしまう、というところですね。


まあ、ヘッスラよりも普通に駆け込んだ方が
本来は速いわけですが、
気迫を味方へ、相手へ強くアピールしましたね。
※味方へのアピールは、味方を鼓舞するための
 そして、レギュラー争いのためのアピール
 相手へのアピールは、追い上げられる脅威のアピールに。


しかも、一歩僅かに及ばなかったことは、
マウンド上の益田にとって、
がっかり度は大きく、精神的な疲れも増しますね。
(それが流れをさらに悪くするおそれも)


そして、源田がバントを決めて
 ※しかも、初球で決めたことは、
  相手をたちまちに窮地へ追い込むので効果が増す
1点も失点が許されない局面で
得点圏に走者が立ったことにより、
マウンド上の益田の重圧が増しましたね。


ただ、外崎の四球出塁では、
外崎も低めの変化球の誘い
見極めて我慢し続けたことが大きかったですね。
ある意味、もぎ取った四球になりましたね。


それで一死一二塁の場面で山川が打席に入り、
初球は低めシンカーをあっさり空振りしていたのですが、
初回の3ランのイメージもあったでしょうから、
すっぽ抜けて左ひざの上を直撃する死球で出塁しました。


その後、一死満塁で
には、すっぽ抜けシンカーもありましたが、
その次のシンカーが外角で決まり、
沈む球の頭を叩いてしまって、
ボテボテの二塁手真正面の二ゴロでしたが、
カモメの方も本塁を刺しましたが、
併殺まで持ち込めず、詰めの甘さを見せましたね。


で、二死満塁で迎えた栗山は、
外角低めを中心に攻められますが、
相手の制球が決まらないことに加え、
栗山のしっかりした選球眼により
押し出し四球を選び、

勝ち越し点を稼ぎましたね。


まあ、今日の打線について、全体的な話をすれば、
値千金の本塁打を2本打っていますが、
安打数はそれを含み、たったの5本しかないのに対し、
四死球が12個もあり、
ある意味、
今日は、カモメ投手陣の与四死球祭だったと
言ってもいいかもしれません。


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ところで、心配なのはニール神ですね。



確かに、ニールは今日も負けませんでした。
ある意味で、レベルの高い勝負運を持っているかも、
という気はするわけですが、
ここ3試合は、連続して、、
ニール自身が勝ってもいませんね。


今日のニールも、
2シームが今一つ状態であるから、
チェンジアップで凌ごうというところですが、
また、ニールのバロメータになる
ゴロアウトも稼いでいますが、
与四球が散見するとともに、
打ちごろの腰高の高さなど、
甘く浮いてしまって
打ち込まれましたね。


ニール神は、負けはしていませんが、
今年はまだエンジンがかかっていませんね。
このニールの投球を鑑みると、
来週の楽天戦では、
「負けぬ神話」も危うくなりそうですね。



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ところで、二番手で登板した宮川について。


緊張するプロ初登板などならまだしも、
今日もそうでしたが、
立ち上がり(先頭)においては、
変な力みにより制球を乱す
もったいない傾向があります。


その話は、今日に限らずであり、
どうも立ち上がり(先頭)には
変な力みが入っている面が目立ちます。


というか、宮川については、
変な力みスイッチが入りやすいですね。


1イニング起用をする場合、
立ち上がり(先頭)を歩かせたりするのは
もの凄く痛い話になります。


普通に投げていれば、
そう簡単に打たれる投手ではありません。
先頭打者に対して、
もっと普通に投げられたいですね。