下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鴎4回戦(千葉)】初回の表裏の差が命運を分ける。そこで狂った歯車を修正できず。そのままリードを保たれながら逃げ切られる。

今日はできることなら勝って
カード負け越しの芽をつぶしておきたかったですが、
初回の表裏の差が命運を分け、
あとはそこから狂った歯車を修正できず、
常に1歩及ばず、そのまま逃げ切られました。


簡単にまとめれば、
試合後に投稿したTwitterのとおりです。

今日の結果です。


確かに獅子の方も追い上げてはいます。


しかし、その追撃も常に一歩及ばず
6回や8回は1得点ずつではダメなんですよね。


種市がヘロヘロになってきている6回、
ロッテの勝ちパのアキレス腱になっている8回
そんな状況下で1点しか奪えないというのは、
ロッテから見れば1点ずつで御の字
1点だったら大丈夫!と思わせる
という結果です。


そもそも、相手の先発・種市については、
確かに途中で3得点を挙げていますが、
本来、力投げしてくるタイプなので
勢いに乗ると手が付けられなくなります。

ある意味、楽天の則本に似ています。


しかも、コース一杯を突く球も持っているから、
勢いに乗ると厄介です。


おまけに、西武に打たれてもいるけれども、
西武打線をそこまで苦手にしてないから、
あまり臆してきません。
それは勢いに乗ればなおさらです。


また、今年は、
ここ3試合でしっかりQSを稼いでいます。
楽天相手に負けていますが、
6回2失点でQSは達成しています。


昨年も3回が最も失点するタイプでしたが、
種市攻略の基本路線は、
序盤から叩いて勢いに乗せぬこと

にあります。


まあ、あとは序盤からイーブン状況で展開し
球数が嵩んだ中盤になって攻め落とす
という手も使えはしますが、
気楽に投げられると勢いを増すので、
序盤から試合を壊して、
楽に投げさせてはいけません。


しかも、今日は、歯車が初回に狂い、
追い上げても常に一歩及ばず、
そのまま修正できず、ずるずる負けました。


それだけに、正直、
今日、語るのは初回だけで十分と思い、
そこを中心に述べさせていただきます。


初回の結果です。

初回表、立ち上がりの種市
そこまで良くはなく、

崩しても不思議ではない状況でした。


将平が倒れるものの、
次の源田が足を活かして内野安打で出塁しました。


源田の打球は、
当てただけの弱いボテボテであり、
普通の三ゴロコースでした。


しかし、レアードののんびり送球により
源田の足が勝り、ぎりぎり間に合いましたね。


問題は次の外崎のときの二盗失敗です。


まず初球はフォークで外していますから、
次はストレートの可能性が高いですから、
2球目は盗塁成功率が高くなるということはありませんでした。


一般論ですが、ストレートだと、
フォークより10%減になります。

http://www.baseball-lab.jp/column/entry/267/


それでも、源田の場合、グリーンライトなので
源田任せになっており、源田のタイミングで盗塁が認可されています。


確かに、スタートは悪くありませんでした。


問題はそこから
全力疾走になるまでの時間を要したことです。


スタートしてからも、
しばらく投手の方向を向きながら
走っているんですよね。


初回裏に盗塁を成功させた荻野は
もうこのとき、一目散で全力疾走に入っていました。


すなわち、好発は切ったけれども、
源田自身、腹をくくることができず
躊躇していたところがあり、

その分、全力疾走になるまでに時間をロスし、
結局、余裕の盗塁アウトとなっていましたね。


躊躇しながらの半端な盗塁が失敗を招きました。
走ると決めたら、
腹をくくって一目散で走らないと。


それでも、次の外崎の打球をセカンドが捕球できず
相手の失策により出塁をすることができました。


しかし、続く山川は、
外角球を強引に引っ張って、
三塁線のレアード真正面で裁かれ、
結局、相手のミスを活かすことができず、
種市に立ち上がりの不安を解消させて、
勢いをつけさせてしまいます。


一方、初回裏は、
山野辺が捕球できずの守乱により、
先頭・荻野の出塁を許してしまします。


山野辺の守備の脆さが出ましたね。


特に、二塁手としてでも上手くありませんが、
まだ長年やってきた二塁手の方
三塁手よりマシです。


外崎を三塁手において、
山野辺に二塁手をやらせる選択肢はありますね。


ただ、センターラインが
脆弱化することへ不安はあります。


とはいっても、山野辺の場合、
打球判断が遅いため、
打球が読めぬ分、始動が遅れているので、
アドリブ守備がきかないところが厄介です。


三塁手の場合、
打球が速く、しかも強く来ますから、
打球判断が遅い分、
打球の行方が読み切れないと厳しいですね。


二塁手で下手なままなのに、
あらたに三塁手を挑戦し、
結局、二兎追う者、一兎も得ず
と半端な状態
になっています。


あとは、外野手への転向もあるわけですが、
フライ捕球の落下位置の読むセンスが怪しいんですよね。
それは外野手にとって、致命的な欠陥です。


その詳細は、こちらをご参照ください。


いずれにしても、
一応、打撃力など良いものを持っているのにも関わらず、
山野辺もいい年齢にもなっていますから、
このままでは、
台頭するのも、生き残るのも難しい状況になっています。


守備に関しては、別にファインプレーとかは求めません。
ポカをしないこと、
安定して平均的な守備を魅せること。


とにかく、そこを目指してほしく、
場合によっては、
山野辺&球団の双方でウイン・ウインとなる
トレードも視野に入れられたいです。


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で、もう一つ、守乱がありましたね。
山川のファウルフライ捕球できずです。


確かに、今日は風が強かったので
打ちあがった打球は風に流されて、
落球位置が読みにくいという面がありましたから、
まあ、やむを得ず、というところはあります。


でも、山川が構えたところと、
落球した位置は1~2m以上離れていましたね。


他の者も強風によって
打球の落球位置を読むのに苦労しましたが、
まず落とした者は皆無でしたし、
(一応、プロですから)
もし捕球できなかったとしても、
あんなに離れてはいませんね。


まあ、これが普通のファウルだったら
「しょうがないね」で通じますが、
松本が完全に弱りかけていただけに、
あそこで捕球しているのと、
していないのでは大違いでしたね。


強風の影響はあったとはいえ、
正直、お粗末な守乱でしたね。


そして、問題の松本ですね。


足を引っ張られたのは確かです。
でも、一発被弾はダメです。
しかも、三失&盗塁→一発被弾、与四球→一発被弾と
繰り返してしまったのはダメダメです。


菅野に関しては、
菅野がストレートに合ってませんでしたが、
ストレートに粘る中で
タイミングを合わせられつつあり、

最後は完璧に捕らえられました。


4球目あたりは、
ファウルを逸らすのも後ろの方に近づいており、
タイミングが合ってきた証でしたね。


しかし、井上の方は、
それまでストライクが入らず、
ストライク欲しさに行って打ち込まれました。
気持ちが完全にキレており、

ストライク欲しさに雑になりましたね。


典型的な与四球後の一発被弾でした。


松本に求める投球は
光成、今井らと同様に、ドラ1三銃士として
次期エース候補生らしい投球です。


味方に足を引っ張られ、苦しいのは確かですが、
その苦しい状況で初回から崩れて
チームを負けに引き込むのは絶対にNG
です。


そもそもエースに求められる投球って何なのか?
①その試合を勝てる投球
 劣勢でも、苦境でも、勝てる投球
②白星を稼げる投球
③中継ぎの負担を減らす投球
④相手先発より先に崩れぬ投球
 好投合戦だったら、相手に競り勝つ投球
味方に弾みをつける投球
⑥ピンチになっても、失点しても
 そこからズルズル落ちずに
 踏ん張る投球

などなどですね。


それらを安定して
見せ続けることができる投球が求められます。


前回は素晴らしい投球をしましたが、
今日はダメダメでしたね。
一昨日、雨天でノーゲームになりましたが、
中村&山川の両横綱による守乱があったとき、
本田は、
後続を連続奪三振で凌ぎましたね。


このとき、本田は、
もうバックはアテにならぬなら、
俺自身が相手を三振で討ち獲るまでだ!

と思っていたか?はわかりませんが、
松本には、
そういう強気が欲しいところです。


結局、ここでの4点は
種市に安心感を与えてしまいましたね。
それでも獅子威し打線の脅威は残りますが、
確かに、獅子は追い上げましたが、
種市の余計な力みを減らす
大援護になりましたね。


やはり、初回から試合を壊し、
種市を気楽に投球させることになったこと
ができなかったのが大きかったです。。


初回の表裏の攻防の差が
歯車を大きく狂わし、
そのまま最後まで修正できずの敗戦でした。



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さて、明日は與座知らない外国人の先発予定です。


獅子威し打線が苦手なキーワードには
『初物』『左腕』『技巧派』などがありますが、
明日のフローレスには、
『初物』のキーワードが該当
しますね。


一応、米国時代は、独立リーグ&2Aクラスであり、
富山のBCリーグから育成枠でプロ入りし、
育成から支配下枠に昇格したみたいですね。


格下なのは確かですが、
日本野球は熟知している可能性は高いですね、。


井口監督曰く
「速いスピードと
 動く球を含めていいものを持っている」とか


変化球は、スライダー、チェンジアップを持っていて
大きく曲がるらしいです。


どうやら、3月27日にうちの若獅子らが対戦しているようで、、、

支配下登録された ロッテ ホセ・フローレス のスライダー ピッチング


2イニングを抑えられています(><)
まあ、与四球2つは注目点かもしれませんね。


若獅子とは違うのだよ!
若獅子とは!
と言えるようにしっかり打ち込んで欲しいですね。


まあ、今の一軍打線には、
売り出し中の若獅子らが含まれ、
川越らは初対戦ではないのですから。