下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鴎5回戦(千葉)】『與座との約束』を守る有言実行を果たすレジェンド栗侍! まあ與座も『初勝利』ならずは残念だったが、次は鷲相手に成し遂げよう!とりあえず、カード勝ち越しは果たした。問題は来週の敵地・仙台遠征。地獄の一丁目へ勇猛果敢に乗り込んで『鷲撃退』を!

今日はロッテとの連戦カードの最終戦であり、
カード勝ち越しをかけた一戦でした。


今日のスタメンです。


獅子の方は、若獅子らをスタメン起用し、
サードに関しては、
昨日、守乱をした山野辺から呉へスイッチしてました。


一応、監督がワンツーマンで
山野辺の守備練習に付き合っていた
らしいですね。


またスパンジーに対しても、
監督自ら内角の打ち方について、
「右ひじの抜き方が早い」
試合前に何度もアドバイスしていたみたいですね。


まあ、も三塁手としては、
ファウルフライの捕球などが怪しく
下手な方です
から、懸念が残ります。


一方、ロッテの先発フローレスは、
獅子が苦手なキーワード【初物】に該当します。


3月末に二軍戦で
2イニングを抑えられてはいますが、
川越などは、一度だけ対戦経験があります。


今日の結果については、
栗山らの働きによって制することができ、
ロッテ戦カードの勝ち越しを決めました。


栗山は、與座に
『先に点を獲って、中押しもする!』
約束
をしていたようで、
実際に、栗山自身が先制タイムリーを放ち、
大きな追加点となる3ランを決めて、約束を果たしました。
まさに『有言実行』の男でした。


ただし、與座の方は、
目前で初勝利の権利を逃し、
レジェンドの期待には応えらえませんでしたが。。。


でも、レジェンドは『次も援護する』とのこと。
次こそ、與座も『初勝利』を手中におさめたいですね。


さて、今日はまず獅子威し打線から振り返ります。

今日のロッテ先発フローレスに関しては、
データも乏しいことから、一巡目は苦労しました。


2シーム主体の直球系に、
スライダー、チェンジアップを駆使するタイプです。


厄介なのは、
左打者に対しする
外角低め一杯に決める2シームでした。


今日の審判は、
左打者の外角低め右打者の内角低めに関しては、
ストライク判定をする範囲が広い傾向にありました。


與座の方も井上に決めた内角低めの見三振は
この恩恵を受けていました。


今日の獅子威し打線は、左打者を7人も並べており、
左打者から見ると、遠いアウトロー
隅一杯にズバッと決められると、
手が出ず、カウントを稼がれてしまいました。


しかし、獅子威し打線は、
相手のミス(四球&失策)を突破口に
先制点奪取に成功しましたね。


2回表、先頭の山川は、
ストライクが入らぬ四球で出塁すると、
次のは、外角高めのチェンジアップを
泳いぎながら引っかけ、ボテボテの浅いゴロに。
しかし、レアードがランニングスローで悪送球になりました。


これで無死一三塁の大チャンスを得て、
栗山を打席に向かえます。
3球目、
2シームを外角低め一杯に決められ追い込まれます。
しかし、B2S2からの5球目、
内角低め、ひざ元の低めスライダーを
上手くすくいながら、
強い打球で右適時打を打ち込みました。

しかし、相手のライトの返球も良く、
が三塁を飛び出してから、
躊躇してしまい、立ち止まってしまうことになり、
三本間で挟まれて刺されました。
一応、栗山はその間に三塁へ。


まさにもったいないプレーであり、
行くと決めたら躊躇してはダメです。
(昨日の源田の盗塁失敗も同様)


ただ、最近、チーム全体で、盗塁失敗も含めて
走塁ミスも目立っている気がします。
そのあたり、しっかり見直されたいですね。


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でも、その直後の2回裏に逆転されてしまうわけですが、
さらに、その直後の3回表
獅子威し打線は、二巡目に入って、
フローレス攻略を本格的に敢行し、
再逆転を果たしました。


一死から将平が外角の2シームを弾き返し、
フローレスのグラブを弾く強襲ヒットで出塁し、
次の源田が外角高めの2シームを
逆らわず自然に合わせながら流し、
三遊間を割る左安打
で続きます。
ショートも逆を突かれました。


そして、一死一三塁のチャンスで外崎
あまり変化しなかった2シームを
完全に捕えて左中間を割る二塁打タイムリー
2点を奪って逆転しました。
すぐさま三連打で再逆転に成功します。
二巡目でフローレスを捉えましたね。


で、フローレスも苦しくなり、
続く山川を歩かしてしまいました。


ただ、このとき、山川自身、フローレスを掴み切れてなく、
まともに勝負されていたら、凡打だった可能性は高いです。
山川の3球目は、外へ逃げる球を盲目的に空振りし、
4球目のファウルは、振り急いでおり、
前に出つつ身体が開き、腰を引きながら当てるだけでした。
こうなっては、簡単に打てません。
それでも、5球目は誘いに乗らず我慢しましたね。
それは四球につながりました。


そして、続く栗山外角球を逆らわず流し、
バットの先でしたけど、打球が伸びて、
ラッキーゾーンへ放り込む
貴重な追加点を得る2ラン弾を放ちましたね。
この2ラン弾は、勝ちムードをもたらす
価値のある一撃となりましたね。

まあ、與座がそれに応えられず
二番手の小野に抑えられ、試合はまだわからぬ状況でしたが。。。


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しかし、楽天から移籍してきた
二番手の小野に対しては、
きっちり抑えられましたね。

しかも、前回の練習試合もそうでした。


大胆に速い角度のあるストレートを投げ込み、
タイミングが全く合っていませんでした。


山川に対しても、
相手が力んで制球を悪くして
ボール先行と有利なカウントにも関わらず、
コース一杯に投げ続けられ、
立て続けに見逃して追い込まれ、

最後は、体勢を崩されながら空振りし、
手玉に取られる空三振に終わりました。


小野が楽天時代、対戦経験が乏しいのですが、
「抑えられている」という印象はあまりなく、
今年においても、
オリックスや楽天は
きっちり打ち込んでいる相手です。


小野に関しては、
他球団は打ち込んでいるにも関わらず、
獅子威し打線は手が出ない、、、
そんな獅子が苦手な天敵コレクション
新たに加わりそうな雰囲気です。


打線の結果は「相手次第」であることは、
一般的にも言える話なんですが、
獅子威し打線の場合、
その傾向が顕著であり、
二線級投手も含め、比較的、
苦手とする天敵は多く見られます。

楽天の福井あたりは、典型的な例ですね。


しっかり、
小野攻略は徹底して策を講じられたいですね。



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三番手の中村稔に関しては、
良いストレートを持っていますが、
制球難の傾向にあり、
格下感が否めぬタイプでした。


まあ、4イニングを投げられて、
スパンジーの2ラン一発でしか
得点を稼いでいない
のは、
併殺打を2つも献上していることは、
不満が残りますが、
まあ40分の一時中断もありましたし、
試合を長引かせて疲労を蓄積し、
来週の楽天戦に響いても困りますからね。


しかし、今日の山川は完全に合ってませんでしたね。


まあ、スパンジーの方は、
たまたま投げ込まれた高めストレートを仕留めましたが、
当たれば飛ぶことを再認識させたわけですが、、、


全体的には、
苦手な変化球ばかり意識すぎていることから、
得意の直球系に対しても、

打てなくなってきてますね。


そもそも、変化球に対して弱いのも、
どうしてもボール球を
見極めず手を出してしまいますからね。



まあ、米国時代の3A成績を見てもわかるように、
三振率はメヒアより多いタイプであり、
闇雲に、盲目的に、
来る球を何でもかんでも、
ブンブン振り回しまうことがネック
です。



それでも、ボール球の見極め率は、
愛斗レベル(60%程度)と同程度だったものの、
そこからちょっと(数%)はアップしてきたわけですが、
未だに65%しかありません。
1軍レベルで欲しいのは
70%以上です。
メヒアでも68~70%ですね。
まだ足りませんね。



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ところで、若獅子については、
将平がマルチを放って活躍しています。


しかし、呉の三連続空三振はいただけません。


確かに、について、今日は、
不安のあるサードの守備をこなしていましたが、
呉のセールスポイントは、
やはり『打撃』にあり、

選球眼の良さから『粘る打球』です。



しかし、あっさり三連続三振、
しかも、そのうち2つは三球三振
これでは、使ってもらえません。



また、が途中から代打で出場し、
最終回の2打席目に
粘って四球で出塁したのは良いのですが、
次の将平バント構えをしようとした初球、
投球前に岸が飛び出してしまい、

一二塁間で挟まれて刺されました。



普通に考えて、バントをしようとしたとき、
走者も速くスタートしますが、
投球前に飛び出すことはしません。
これって、
岸のサイン認識間違えではないか?

(盗塁かなにかのサインと誤認識)と推測しています。


とにかく、
こういうミスは新人でもお粗末ですから、
しっかりと反省されたいですね。


ところで、今週は金子が抹消されており、
若獅子にとっては、
アピールするのに絶好な一週間でした。


結果を出していれば、
金子が帰ってきても、
レギュラーの座が近づくわけですから、
しかし、結果が出てなければ、
金子が帰って来ると、
スタメンから外されやすいわけですから、
とにかく、
若獅子にとっては、
どんな形でも、どんな運を使っても、

今週は、何が何でも「結果」を
出さねばならぬ一週間でした。


ところが、
のように三連続三振とかやっているとダメですし、
川越に関しても、
良い当たりをしていたり、
守備でも強肩などでアピールし、
四球をしっかり選んでいますが、
(出塁率なら0.333)

11打数1安打(打率0.091)
は物足りません。

金子、木村の打率より低いのはダメです。


川越の場合、
長打がセールスポイントの一つでもあります。
それだけに、四球を選ぶのは良いですが、
その四球止まりではダメです。


金子がいなかった間は、
11打数4~5安打くらい打ち込んで
強烈にアピールして欲しかったです。
それ以上のアピールをすれば
金子が帰ってきても、
中翼手のスタメンの座も奪えるチャンスが見えてくるわけですから。


逆に、将平は良いアピールができました。
今週は5試合連続でヒットを打っており、
そのうち4試合でマルチ安打です。
秋山の「1日1本」を守っています。
今週は、22打数7安打(0.318)でした。


いずれにしても、
チームの底力をアップするために、
適用の選択肢を増やすために
消去法によるレギュラー争いではなく、
若獅子らも、中堅らも、
双方で活躍して切磋琢磨しながら、
レベルの高いレギュラー争いをされたい
です。


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一方、投手陣についてです。


先発・與座については、
踏ん張りながらも、試合は壊さぬまでも、
今日の投球は苦しく、
今日も『初勝利』が目前ですり抜け
約束を実行した栗山に応えられずでした。


結局、勝ち投手の座は、救援した平井の方へ。。。


基本的に、甘いコースが目立ちました。
特に、外角要求が甘く中に入るとか、
完全な逆球になるとか、
捕手が構えているところから外れる
「逆球傾向」も目立ちました。


ただし、
そのような逆球傾向などの制球の詰めの甘さは、
今日に限らずの話であり、
前々から指摘させていただいているように、
練習試合や、開幕して以降も、
序盤から見られる甘さでもありました。


確かに、與座は制球力が高い方です。
しかし、そのような「逆球傾向」など
制球の詰めの甘さは、

まだまだ課題を残しています。


それでも、タイミングさえ合っていなければ
その甘さは火事になりにくいわけですが、
今日のようにタイミングが合ってしまうと、
もともとから、球威がないですので、
その甘さは炎上の火種になりやすく、
最悪は、バッティング投手と化してしまいます。


また、逆球でもストライクゾーンに入っているから、
「見逃し」なども見られてはいます。
結果的に「見逃し」になったケース)


今日の被安打8つのうち、
4つはそんな球でしたね。


あと、2回裏の中村や、5回裏の菅野のように、
タイミングを計ろうとされて粘れると、
辛いところがあるわけですが、
結果として、中村や菅野には
粘り負けしましたね。


こういうときは、粘り勝たないと
球数も嵩まされて
ダブルでダメージを食らいます。


すなわち、
粘られるということは、
相手にタイミングを掴みやすくさせ、
球数も嵩まれてしまうわけなので、
極力、避けたいところです。


打ちやすそうに見えて、
打って見たら芯を外されて打ち取る
與座のような打たせて取る変則タイプにとって、
それが大事でもあります。


打ちやすそうに見えれば、
打つ気になって、功を焦ってくれます。
そうなれば、
打ちにいってしまい餌食にハマってきます。


それを実現するには、
投げ方も、配球を含めて
もっとバラエティーに富まねばなりません。


まあ、そこまではまだとしても、
とりあえず、最低限、求めたい話をすると、
與座にとって、
タイミングを狂わすことが第一ですが、
制球力も詰めの甘さを低減するよう
極めた緻密さを習得して欲しいです。
捕手が構えたところへ着実に決める制球力


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で、今日は点差が開いても、
今週、消耗が少なかったこと、
明日が休みであることから
(「休み」と言っても「移動日」ですが)
平井~平良~ギャレット~増田と
勝ちパのオンパレードで継投しました。


今日に関して、
4回裏二死二塁で井上の打席において、
與座を下げたことは正解でした。


これがまだ下位打線だったりしたらまだしも、
一発のある井上の打席でしたし、
その前のレアードには、
バットの先であったにも関わらず
あわやラグーンインの本塁打になりそうな

フェンス直撃を食らっていますから、
與座の球には、
力はもうありませんでした。


まあ、そこで、次に火消役として、
平井平良あたりが適任者でありますが、
昨日からの連投となる平井にするか?
平良を持ってくるか?
の選択肢は考える余地がありましたね。


少なくとも、
来週は、攻撃力を高めている楽天が相手であることを考慮すると、
無理をせざるを得ない面(下手したら三連投以上も)があるので、
平井には、連投で疲労を蓄積させることは避けたいですね。


明日が「休み」と言っても
そもそも「休み」はたったその1日しかなく
しかも、その「休み」は「移動日」ですからね。
来週がホーム開催がなら「休み」になりますが。


それを考えると、
火消役として、
平良を二番手に投入の方が望ましく、
まあ、平良の6回マタギはやむを得ないとしても、
(駒が足りなくなるので)
ちょうど運よく、
6回表にスパンジーの2ランが出て
4点差になった
わけですから、
中1日の宮川を使っても良かったですね。


まあ、このロッテ戦で
全く使っていない小川もありでした。
ただ、左打者の藤岡、マーティンと回るのが嫌ですけどね。


少なくとも「連投」は避け、
平井は温存しておきたかった
です。


とりあえず、結果については、
平良は1つ歩かせましたが、
平井、平良は
危なげなく抑えました。


ギャレットは、ピンチを築き、
最後の佐藤都には、
甘かった分、一塁強襲もされましたが、
球威で押していた面もあり、
そこまで心配するほどではないだろうと考えています。


心配するとしたら、
現時点では、露呈していませんが、
一応、制球難の課題は米国で見せていたわけですから、
安田へ力んですっぽ抜けながら、
ストライク無しで歩かせたところでしょうか。
まあ、今ならここは修正可能でしょうし、
余計な力みを入れぬよう修正してもらえればいいですが。


問題は増田ですね。。。
レアードにタイムリーを打たれて
失点したこともそうですが、
最も気になったのは、
抜け球を含めながら、制球を乱したこと
であり、
次に気になった点は、
マーティンに対し、
空振りを奪えず、ファウルで粘られたこと
ですね。


すなわち、気になったのは、
荻野へのボール球
マーティンの打席ですね。


とりあえず、来週の楽天戦では、
フル回転が想定されるだけに、
「すっぽ抜け」を含む制球の乱調
空振りを奪えぬ状況
は、気になるところですね。


まあ、来週、負け戦展開が続きすぎて、
勝ちパとして出番が乏しい
という大惨事も考えられますが。。。


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さて、来週からは、敵地において
攻撃力がアップしている楽天との6連戦
です。


鷹を相手に、有観客になってから、
松田とかが爆発して、
鷲は負け越したらしいですが、
獅子自身(特に投手陣)、
奴を中心に鷲に苦手意識もあります。


まじめな話、歯車が狂えば、
ロッテの二の舞となる大惨事ウィーク
下手したら
6連敗という大惨事ウィークになる懸念もあり得ます。


とにかく、4勝2敗での勝ち越しを
意地でも果たすことです。


そして、奴に対しては、
打席毎(特に1打席目)、カードの試合毎(特に序盤)など見据えて。
〇ストレートというカードをどのように切るのか?
〇内角というカードをどのように切るのか?

がネックになります。


いずれにしても、
今年は、昨年のように
カモられまくるという無様な恥にならぬよう
じっくりと適切な策を検討してそれを講じ、
しっかりと抑えてカモにして下さいね。