下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【オリ19回戦(京セラ)】「勝てる雰囲気」が初回から皆無の負け戦『完敗』 8回を投げる!と言っていた光成は初回からアワアワで、結果は『並』投球に。山本の方が8回まで投げて『大好物・獅子』を食い尽くす。今週はもう後退できず、残り5戦は全勝して前進すべし!

先週は4勝2敗を死守しましたが、
その前の2週は3勝3敗を続けて
オリには前回も『カード負け越し』であり、
今年の対戦成績でも『借金』をこしらえています。


少なくとも、
昨年以上の『勝率』を確保するためには、
残り試合を考えると、
今週は最低限5勝1敗で行きたいところです。


第一関門として、
来週10月4日のロッテ戦終了時に
45勝43敗2分(残り30試合)

に持ち込むこと❗ですね。


次の第二関門として、
10月6日以降のソフバン3連戦から
10月30日~11月1日のソフバン3連戦までの
24試合を18勝6敗(勝率0.75)の勢いで追い込み、
11月1日のソフバン戦終了時に
63勝49敗2分(勝率0.563)

に持ち込むこと❗(残り6試合)ですね。


でも、今週緒戦の今日を負けましたから、
もう今週は残り5戦を全勝がノルマと思います。


そこで稼げなければ、
10月6日以降のソフバン3連戦以降、
勝率8割以上など、
もっと稼がねばならなくなり、
いずれは『The END!』になるだけです。


さて、今日のオリ戦は、先発が山本vs光成になりました。


今の獅子は、内容が悪くても、
『勝つ結果』が求められる立場にあります。


山本は球界を代表する超一流の投手であり、
打ち崩すことは難しいですが、
「山本はそれだけの投手だから。
 なかなかうまくいかなかった」なんて
のんびりしたことを言ってられない立場です。


後退すれば、
道は閉ざされ『終了』するのみです。


山本は良い投手ですが、
パ球団の中で獅子は、
2年連続で一番抑えられていますね。


昨年にあたっては、防御率を見ると、
獅子:0.37
鷹 :2.25
鷲 :1.29
鴎 :1.66
ハム:2.34


今年にあたっても、今日を含めると
獅子:0.93
鷹 :2.81
鷲 :2.05
鴎 :6.94
ハム:1.00


今日、獅子は14個も三振の山を築き、、
山本にとっても1試合最多奪三振数だったみたいですね。


一応、金子が三振をせず、
先発全員三振!の汚名は阻みましたが。。。


また今年の山本は2ケタ奪三振が4試合ありますが、
その4試合のうち
2試合を獅子から奪ってます。


山本の今年のイニング数と奪三振数は、
獅子:29回     39奪三振(K/9=12.1)
鷹 :32回     34奪三振(K/9=9.6)
鷲 :22回     25奪三振(K/9=10.2)
鴎 :11回2/3    6奪三振(K/9=4.6)
ハム: 9回  13奪三振(K/9=13.0)


昨年は24回1/3で26三振と、
パ球団の中で唯一、三振数>イニング数となりました。


今年は、三振数>イニング数の球団は他にもいますが、
ハムの1試合完投1失点を除けば、
獅子は、三振数がイニング数を
大きく超えていますね。


山本から見れば、2年連続で
獅子はパ球団の中で最大のお得意様
ですね。


結局、山本対策がまともに無い、
あっても、それはまともに機能していない。
さらに、
獅子の方に苦手意識が強くありすぎるので、
本人らも打てる気がせず、迷うばかり。
ですね。


まあ、得点がゼロ点では絶対に勝てないわけですが、
山本に正攻法で勝つには、
前回、光成が投げ勝ったように、
ロースコア展開で競り勝たねばなりません。


今日、先発した光成には、相手が山本であることを鑑みれば、
前回9月8日の山本との投げ合い競り勝ったように、
『先制点を絶対に許さない』という
エースの投球が求められます。


まあ8月18日の山本との投げ合いでは、
先制点を許したものの、失点を1点に止め、
味方が逆転をして、投げ勝ちましたが、、、
確かに、
今日の獅子打線が絶対に勝てない0得点でしたが、
先制点を許しても、
とにかく失点は
最小失点(1失点)で止めることは必須であり、
それでも、やはり、光成には、
投げ勝つエースの投球のみならず、
先制点を許さぬエースの投球も求めたいですね。


光成、松本、さらに今井の
ドラ1三銃士には、
来年開幕時において、
安定したエース級の存在に
本格化して成長していること

求めたいところがありますから。


確かに、今年はまだ試行錯誤するところはあるでしょうが、
光成に『先制点を絶対に許さない』という
エースの投球を求めることは、

光成への期待度の高さを考えれば、
決して高いハードルではありません。


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ところが、今日の試合については、
初回表、獅子打線は三者連続三振!
山本を打てる雰囲気が皆無!


一方、初回裏、
先頭打者の福田に二塁打で出られ、
次のT岡田を与死球で歩かせ
送られて、吉田正は泳がせて、
コースが二塁ベース寄りで内野安打でしたが、
早々に先制点を奪われてしまう。。。


光成もボール先行も目立ちますし、
立ち上がりからボロボロ。


ジョーンズの打席では、
B2S2からの5球目、
森が内角を要求するものの、
光成が間を置いて、
首を振り、フォークに頼る様相。


でも、光成自身、苦しくなると
フォークに頼りすぎる悪い癖が出やすく、
相手にもばれているから、
フォークの誘いに乗ってくれず、
ボールカウントを積み重ねます。


立ち上がりから
結果を恐れてしまっていましたね。


日曜日の楽天戦で、録画を見返しましたが
松本は対浅村のとき、
ニヤついていましたね。

勝負が楽しかったんでしょうね。


もちろんリズムに乗っていた松本と、
出鼻をくじかれて凹んでいる光成の差
とも言えますが、
そこのポジティブさとネガティブさの差は
当然、プレーには響きますね。


低めに落とすフォークは
(ストライクゾーンへ小さく落とすのは除く)
基本的にボール球ですから、
フォークに逃げて多投すれば、
相手は誘いに乗ってこないのが当然です。


本来ならば、相手打者に
ストレートなのか?フォークなのか?
迷わせてこそ効果を発揮する武器ですから、
ストレートとフォークの相乗効果を
狙った投球が必要ですね。


ただ、光成も、
初回はストレートよりもフォークを多投しましたが、
2回以降はストレートをフォークより増やしていましたね。


※イニング別球種
1回:スト 9、フォ11、カット8、カーブ1
2回:スト10、フォ 1、カット5、カーブ2
3回:スト 6、フォ 3
4回:スト 8、フォ 5、カット2、カーブ3、縦スラ1
5回:スト 6、フォ 6、カット3
6回:スト 5、フォ 3、カット3、縦スラ1



試合全体に話を戻すと、
初回から表裏が雲泥の差になっており、
勝てる雰囲気が皆無!でしたね。


2回においても、
打線は
中村が先頭でフェンス直撃の二塁打を放ちましたが、
無死二塁から得点を奪えず!


光成は、
伏見にボール先行B3S1から
ストライクカウント欲しさに
力の無いストレートを甘く投げて一発被弾!


2点差ビハインドの展開は
オリ山本相手では、
山本が投げている限り、
トリアージタッグで言えば、
もうRed tag(重篤)に該当します。


3回には、
金子の三遊間の良いコースへ転がす内野安打、
源田が続いて一二塁間を抜くライト前へ打つものの、
一死一三塁から得点を奪えず!


2回のチャンス残塁といい、
3回のチャンス残塁といい、
まだ噴火はしなかったけれども、
徐々に噴火しそうで、
噴火も
あとは時間の問題になりそう、という
雰囲気であれば、いいのですが、

実際には、出塁は奪えても、
後続が続きそうにもなく、

ホームベースへはもの凄く遠く、
得点できる雰囲気にない!

という感じでしたね。


ある意味、
事故的な一発頼み!しかないというやつですね。


一応、ここは、光成がわずか9球で
吉田正らを三者凡退に抑えましたが、
次の4回裏は、ありゃりゃ
先頭のジョーンズへ与死球!


それでも二死まで至りますが、
またしても伏見に
甘く中へ入ったストレートで右安打を打ち込まれ、
二死になって、終えられず、
一三塁にピンチを拡大!


まあ、ここでは結果として無失点に抑えましたが、
これこそ、
失点はしなかったけれども、
失点するのも
あとは時間の問題になりそう
、という雰囲気でしたね。


ちなみに、
4回表の打線は、またしても
三者連続三振による三者凡退で
得点できる雰囲気は皆無。



5回表も得点できる雰囲気は皆無。


一方、その裏の光成は、またしても
先頭打者のT岡田に二塁打を打ち込まれ、
安達に送られて、
吉田正にフォークが落ちきれず
一塁手山川を抜く、
右適時打を打ち込まれて、
致命的な3点目を献上しましたね。


確かに走者を溜めたくないですが、
相手が吉田正ですからね。
歩かしても良かったところですが、、、


3点差ビハインドの展開は、
オリ山本相手では、
山本が投げている限り、
トリアージタッグで言えば、
もう
Black tag(死亡)に該当します。


獅子が山本が先発転向して以降(ここ2年)で
山本から3得点以上を奪ったことは
全くありませんから。


しかも、ここまでの攻撃の様相を考えれば、
山本にアクシデントでも無い限りは。。。


6回表も、先頭のスパンジーが
弾きかえして打って出ますが、
次の栗山がゲッツー・・・
やはり、球数が嵩んでも
山本から得点を奪える雰囲気がありません。


あとは、山本の交代後の
リリーフ陣を狙って行くしかありません。


そのためには、1イニングでも早期に
山本を降板させないとなりません。


一応、3回に栗山が粘って四球を選んだり、
4回に三振でしたが、森が粘って球数を嵩ませたり、
5回に金子も粘りましたが、、、
山本の球数は、
1回15球、2回11球、3回23球、
4回16球、5回15球、6回16球、
7回13球、8回11球と、
終盤に球数も稼げず、
終わってみれば、8回で合計120球
1イニング平均15球と
少なくも、多くもない「並」の状況で
結局、8回まで投げ切られてしましましたね。


まあ、球数が嵩んできた山本に対しても、
7回&8回ともに
得点を稼げる雰囲気が皆無!でしたね。


結局、最終回のディクソンにも
もう降参状態でしたね。。。


一方、光成の方は、
QS達成と言えば、達成ですけど、
光成に求められる
投げ勝つエースの投球
今日はできませんでしたね。


8月25日のハム戦でも、
1回に1点、2回に2点を失点したものの、
一応、QSは達成しましたけど、
辻監督は「クオリティスタートとか、そういう問題じゃない! 週のアタマに投げている以上、相手もいい投手が来るわけで、1、2回に3失点では、味方打線の攻め方が打つしかなくなり難しくなる。立ち上がりをもっと慎重にいかないと」と怒っていましたね。


今日は2回までに2失点でしたが、
オリ山本相手では、厳しい状況に追い込まれます。


やはり、光成に求めるのは、
そんなQS達成すればOKとかいうレベルではなく、
投げ勝つエースの投球ですからね。


まあ、今年の山本との投げ合いは、
今日を含めて3戦目となり、
今日は今年初の負けとなり、
今年通算が2勝1敗となったわけで、
そりゃ、山本も光成に3連敗するほどヘボではなく、
今日の山本が確かに良かったことは大きかったでした。
今のチーム事情では、
後退している余裕が無いわけですから、
エースになるならば、
そういう苦境でも投げ勝たないと困ります
ね。


もしこれがCSだったら、日本シリーズだったらどうですか?


もし、CSでオリと戦うとき、山本が良かったから、とか、
もし日本シリーズで巨人戦うとき、菅野だったから、とか
「良い投手に好投されたから」といくら言い訳しても、
待っているのは、
敗退して「おしまいdeath」のみですね。


ただし、もちろん、
これは、光成ばかりではなく、
獅子威し打線の方にも通じる話でもありますね。
ゼロ得点では、
逆立ちしても絶対に勝てませんから。



ところで、今日、良かった点と言えば、
球は荒れていましたけど、
ギャレットの三者連続三振でしょうか。。。
ギャレットには
復調してもらわねばならず、
復調すればかなりの強者になりますから。


ちなみに、ギャレットは
来年、手放しては絶対にダメです。

彼はとにかく適切に使用すれば
もの凄く良き特効薬になりますから。
問題はその使用状況にあります。


もしかしたら、
かつてノーコーンボーイと呼ばれた
サファテのように化けるかもしれません。

ただし、それを実現するためには、
もう少し身体の開きを小さくするとか、
球だけで勝負せず、投げ急がず、
もう少し間を開ける
とか、
もう少し角度をつけて低めに集めるとか、
ストレートの質をもっと高めるほか、
1種でいいから
変化球の精度をもっと上げるなどの課題はありますが。。。


さて、前述したとおり、
今週の残り5戦は全勝されたいです。
4勝2敗で乗り切っても、
後に6勝0敗必須とかに迫られてしまいます。
ただでさえ、難しい勝率7割5分とか、
8割でも済まなくなる週が生じますから


オリに2カード連続負け越しなどと、
後退している余裕はありません。
後退⇒⇒⇒おしまいdeath
ということになっていきます。


ところで、今週は、
伊藤抹消で
木曜日の先発が足らず
ノリン抹消で
土曜日の先発が足らず
です。


十亀、伊藤は抹消から
再昇格までの10日で間に合わず。
本田は土曜日?でも二軍で炎上。
與座&今井は調整優先すべき。大将は力不足。


そうすると、思いつくのは、
内海、榎田くらいですが、
今日、榎田は
二軍DeNA戦で先発登板しましたから、
またまた今週も『榎田一軍昇格』はありません。

本人も、もう気力が無くなっているのでは?
中堅の二軍塩漬けは、
下手すると、リリース行きもあり得ますからね。。。


で、明後日の木曜日の先発には、
今井を挙げてきましたね。。。


問題は、今井自身の課題は
クリアしてきたのか?の1点に尽きますね。


とにかく、今井の課題は、
『フォーム安定化』にあり、
その課題クリア無くして
今以上の成長は見込めません。
今までの繰り返しになりやすいです。


しかし、今井の資質の高さを鑑みたら、
今までの繰り返しで
頭打ちで終わる投手ではありません。


ドラ1三銃士の一角として、
光成、松本らと揃って
来年開幕時には、本格化して
安定したエース級の存在

になってもらいたい投手です。


それだけに、今井自身には、
来年の開幕時を見据えて、
今年を棒に振ってもいいから、
時間をかけてでも、
課題克服に専念・調整されたい!
です。


今井の将来を見据えれば、
例え、相手を抑えたとしても、
それが崩れたフォームで投げたものだったら
その抑えた投球には、価値は無く、
むしろ、マイナス評価であり、
逆に、打たれたとしても、
それが適切なフォームで投げたものだったら
その投球には、価値があり、
むしろ、プラス評価にもなります。


まあ、一軍戦だったら、
その今井自身の問題のほかに、
チームとしての問題(何が何でも勝つこと)もあるわけですが。。。


ちなみに、最後に二軍戦で投げたのは、
9月22日の二軍ハム戦でしたね。
このときの結果は、
7回1自責点(2失点)、11奪三振であり、
被安打6、被本塁打1というところでしたが、
問題は、与四球5個、与死球2個ですね。
球数は142球と、
1イニング平均が20球超です。
如何に無駄球が多かったか、が伺えますね。


このような中途半端な状態
一軍に昇格させることは、
チームの今の勝敗の観点からも、
今井自身の将来の観点からも、
チームの将来(来年)の観点からも、

不安は隠せない面はありますね。。。


まあ、先発で登板する以上は、
腕が下がらぬよう、
フォームを意識し続けながら
でも、大胆さを失わず、
投げて欲しいですね。
上から大きく振りかぶって!


適切に大胆に投げ込めば、
結果は出てくる可能性はありますから。