下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

普通にやっても勝つのにしんどい鷹軍団。今週は苦手のヤフオクで鷹軍団とオープン戦2試合です。しかし事前に勝ってヤフオク呪縛から解き放たれて自信をつけたいでしょうが、本番に向けてここは新戦力を使わず全力を出すべからず。(まあそもそもオープン戦でも簡単に勝てないだろうが『お~怖!』)

侍ジャパンの強化試合2試合も無事終わりました。
まあこの強化試合も、
正直、2020年オリンピックに直結するか?
と言ったら、本番はまだ先の話ですからね。
稲葉さんの監督としての実戦練習
というくらいだと思います。


選手達にとっては、
まあ侍経験~意識高揚がありますが、
2018年シーズンに向けて
本格的な実戦で調整できた
というところが大きいと思います。


そして我々ファンにとっては、
まだシーズンが始まる前から
野球を楽しめる機会であった
というところでしょうか。


まあこの2試合を拝見しての感想は、
秋山はやっぱり凄い選手である
 ということを再認識させられたこと。
◇外崎が出てくるときには、
 あの外崎応援歌に耳を傾けたくなること。
◇千賀、東浜、岩嵜、則本、堀、高梨、松井裕
 柳田らの仕上がりと凄さを見ると、
 2018年、奴らと戦うのか・・・
 という不安
というところですね。


ソフバンなんかは、
捕手陣に不安が残っているようですが、
投手陣とかはだいぶ早い時期に
結構、みんな仕上がっていましたからね。
ストライクが入らないとか、
7失点とか、9失点とかは
さすがに無いでしょうね。


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さて、今週は6日、7日と
苦手のヤフオク
ソフバンと2試合連続でオープン戦
を行います。


ヤフオクの舞台
昨年1勝11敗という
悲惨な状態でしたことは
記憶に新しいところです。


そもそも次やっても
勝てるかどうか?保証はありません。
また負けを重ねる可能性も高いです。
それ故、開幕までにヤフオクで
連勝とかをして自信をつけたい面はあります


しかし、オープン戦で勝ったところで
その勝ち星をカウントはされません。
昨年のロッテさんが良い例です。
重要なのは
どんな形でもいいから
本番で1つでも勝って
最終的には勝ち越すこと。
そのため、まず重要なのは、
開幕週後半のソフバン3連戦です。


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当然、最近の野球は
動画もあちこちに残され
研究もされ尽くしております。
ソフバンはそういう
情報収集~活用に長けており
今では各選手に配布しているスマホで
他選手らの動画も確認できるほどです。


ただし、動画で見たり、
スコアラー等の人の話を聞くのと、
実際に自ら目のあたりにして見るのでは
違い
があります。
それ故、できることなら、
特に新戦力投手の球は
事前にソフバン打者らへ
披露はしたくないです。


用意周到のソフバンですから、
すぐさま対策を講じてきますので。


当然、戦っていけば
相手もすぐに慣れてきます。
早ければ二巡目に慣れてきます。
また、次の戦いに向けて
相手も対策を講じてくるわけで、
こちらとしては
二度目の公式試合に向けて
その相手の対策も見据えながら
策を講じることが必要になるわけですけど。


だけど、わざわざ本番前に
見せる必要はありません。

せめて一度目の公式試合だけでも。
わずか1カードだけかもしれないし、
ほんの一巡目だけかもしれませんが、
それでも、本番では
できる限り、少しでも僅かでも
情報は隠した状態で挑みたいです。
それで1つでも勝てれば御の字ですから。


もちろん、鷹との戦いは、
開幕週の1カードだけではなく、
その後のカードも勝ち越し続けて
いかねばならないわけですが、
まずは目前の開幕週の1カードです。
どんな形でも、マグレでもいいから、
とにかく勝っていかねばならなく、
ただでさえ鷹相手の勝算は高くないだけに、
勝率を1%でも無駄にデキません。


確かに、試してみたい、
事前に勝って自信をつけたい気持ち
理解できますが、
今さらです。今の戦力状況を鑑みれば、
試したところで、選択肢の乏しい戦力です。
どのみち、
今のチームで行けそうな投手を
ぶつけるしかない状況です。


また相手の西武に対する自信・得意意識
そのまま悲惨な結果につながっている面
もあるので、事前にフルボッコにして
今のソフバンの仕上がり具合を踏まえれば、
 それをできる可能性すら低いですが。

相手の西武に対する自信度を少しでも減らす
ということが考えられますが、
まあ昨年まであれだけやられといて、
多少のことで相手の自信は低減しませんし、
むしろ警戒して対策を講じるだけです。
講じずともフルボッコにされる
 かもしれませんが。


それ故、
今週のソフバンのオープン戦では、
少なくとも、投手陣については、
高木勇、カスティーヨ、ワグナー、
大将、伊藤の
新参者5名は登板させないこと
が考えられます。


彼らは、
正直、最初からビビるタマでもなさそう
でしょうから(たぶん。特に高木&外国人は)、
ぶつけ本番で挑ませてもいいと思います。
まあ慌てるときは打たれ始めたときでしょうが、
オープン戦で一度投げたからと言って、
それは抑えられないですし、
オープン戦でフルボッコにされていれば、
そのときに免疫がつくわけでしょうが、
本番に向けて不安の方が大きくなり、
力む方の方が懸念大です。
カスティーヨあたりなんかは
知らぬが仏であの自信のまま
最初から投げさせた方が
力を発揮する可能性は高い
です。
どうせ打たれるときは打たれますし。


もちろん初物で動じる鷹軍団ではないですが、
わずかだろうが、神頼みだろうが
初物効果も期するしかないのが
今のチーム投手陣の現状です。


そりゃ、新参者たちは
ヤフオクのマウンドに慣れたい面
はあるでしょうが、
強敵なだけに慣れたところで
打たれるときは打たれます。

むしろデータをとられる、
目前で球を実感される方がです。


もちろん、シーズンは長期戦であり、
短期決戦とは違うわけですが、
また初物効果で勝てる相手ではないですが、
鷹軍団に対しては、
いつ勝ち星を稼げるかわからない強敵相手なので
勝ち星を1つでも稼げるなら稼ぐ、
それが相手もよくわかっていない序盤(開幕週)
稼げるなら貪欲にそこできっちり稼ぎたいです。
その緒戦のためにいらぬ情報を与える必要はない
です。


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しかし、ヤフオクでのソフバン戦で
雄星の登板は既に決まっています。
もちろん、雄星も鷹に勝っていないだけに
ここは勝って自信をつけたいでしょう。
しかし、全てを披露してはダメです。
習得中のフォーク等は
試したい気持ちはわかりますが、
あまり投げぬ方がいい
でしょう。
今のままでは上手く通じるかは
 わかりませんが。


雄星については、オープン戦では、
ストレート中心でスライダーを混ぜる程度で。
ストレートが雄星らしく走っていれば
鷹打線だって、そう簡単には打てません。
そして、このオープン戦
ストレートの強烈な印象
植え付ておき、
本番でフォーク、カーブも織り混ぜて
相手を戸惑わせることができれば
ベストです。


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できることなら、
新参者らは温存しておき、
雄星(3回)のほか、
既存戦力である
小石(4回)、洋介(4回)、
豊田(1回×2試合)、
大石(1回)、野田(1回)
増田(1回)あたり。
あと2回不足しており、
ともみ(1回)、平井(1回)
ただ鷹と対戦が少ないので、
できれば
本田、國場あたりで
開幕すぐに出てきそうにないから
勉強がてら強敵相手に試験したいです。
小石、洋介とセットで
藤原も有りです


さて、本来2番手の十亀については、
今さら隠すモノはありません。
ただ、十亀は今年から
二段モーションに変えているので、
本番までその二段モーションを
鷹軍団に実感させたくないですが、
むしろ十亀自身に自信をつけさせること
の方が優先
で投げさせること
が想定されます。
しかし、4日に第二で4回投げていますから
無理はさせたくないです。
多和田土曜日に投げたばかりなので、
いませんからね。
ローテを考えると、
高木、カスティーヨあたりが順当ですが。


小石、洋介は、ロングで
ビックイニングを与えないか否か

を試したいところです。
球筋云々はもうバレバレですから。


豊田に関しては、
もともと多様なタイプでもないから、
また開幕以降も残れるかは微妙ですから、
むしろ強敵を相手に通じるか否か
試したい感じです。


大石、野田は、昨年の経験から
既に見抜かれているわけなので
今さら隠してもしょうがありません。
また2イニングが余るので、
他投手に比べたら、
この2人で
その2イニングを埋めてみました。


平井については、変則ですし、
昨年、それほど対戦していません。
ともみについては、
昔のイメージがあるでしょうが、
復帰以降は未対戦です。
それ故に、できるなら
平井、ともみは外したいです。
ただし、2イニング不足します。
できれば、
藤原、國場、本田あたりで
当て馬にしたいです。
むろん國場、本田経験のため、
藤原は小石、洋介と同様に
ロングの便利屋の試験として。
(スクランブル登板や敗戦処理含む便利屋)


このほか既往戦力では
ウルフ増田がいますが、
ウルフのような微妙な球を投げるタイプは
なるべく余計な対戦はさせたくないこと。
また4日に第二で投げていますので、
から外します。


増田については、
習得中の縦スラがどうなっているか?
わかりませんが、
もし出てくるなら、
雄星と同様に縦スラは封印して、
ストレート中心で押して
そのイメージを植え付け
ながら
本番で縦スラを織り混ぜて
戸惑わせて欲しい
ですね。
縦スラがそこまで使えればの話ですが。
 使えるようになったんだろうか?
 昨年の不発フォークのようにならねば。。。


あとは武隈です。
武隈も既にバレていますし、
質的に変わりはありませんから、
登板させても構わない面はあります。
しかし先発させるとき、
鷹軍団に一番相性が良いから
本番では鷹戦で登板させるのがベターです。
鷹には2012年あわやのノーノー劇
その次はきっちりと策を講じられ
借りを返されております。

オープン戦で好投→本番返上と
その二の舞は避けたいですから、
わざわざ出す必要もありません。



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しかし、打撃陣は別です。
少しでも鷹軍団の投手陣の球に
慣れさせる必要
があります。
できる限りベストメンバーで挑むべきです。
(侍3人は間に合うかはわかりませんが)


ソフバンの投手陣は
現時点でだいぶ仕上がっていますから、
実戦に近い球筋を実感できるはずです。
それを実感し、慣れておくとともに、
きっちり対策を講じておくことです。


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とはいっても、現場の首脳陣は
この2戦で投手陣を色々と試したいでしょうから、
上記のようなことは考えないでしょう。
強敵の鷹軍団を相手に、
雄星も習得中のフォーク等を試したいでしょうし、
高木、カスティーヨ、ワグナー、
大将、伊藤といった新参者も試したいでしょう。


首脳時も試すことで
不安を少しでも低減したい
でしょうからね。
まあ野球に限らず、
不安があれば事前に準備をしておきたい
というのは人の心理
ですからね。


また3~4日に
多和田、光成、十亀、ウルフと

投げたばかりですから
高木、カスティーヨ、武隈あたり
順番で順当です。


投手陣について、
やっぱり新たな手を試したいなら、
新参者や新たな球種等を試したいなら
①まずその試す結果をそれなりに出すこと
 出なかったとしても次の課題を明確にし
 それを克服すること。

 ただし、初歩的なレベルの話で
 結果を出せないというのはNG

 制球が力んでバラツキ、
 ストライク入らず自滅するとか、
 入っても甘く打たれるとか。


広島戦やロッテ戦で大敗したように
初歩的なレベルでやられてしまうのは
話になりませんし、修正も時間がかかります。
それだけはダメであり、
論外のお先真っ暗です。


次が肝心です。
鷹軍団はこちらの新たな手に関して
 本番に向けてしっかり対策を講じてきます。

 こちらとしては、本番に向けて
 相手がどう手を打ってくるかを推察し、
 それを見据えて戦えるよう、
 しっかりと策を講じておくこと
です。
まあ②はそう簡単な話では無く、
二度目の公式試合に向けては必須の対応事項
ですけど。。。
まあ難しい話なので、
せめて一度目の公式試合だけでも、、、
と思いますが。


ダメなパターン
オープン戦では勝つことがデキても、 
(勝てなくとも)
新たな手で見通しが立っても、
本番できっちりやられてしまうこと
です。


オープン戦で勝ったから、
新たな手で見通しが立ったから
そこそこの勝負がデキたから
それなりに内容が上々だったから
といって
本番に向けて一安心
なんていってはダメです。
相手がしっかりした強敵であるが故に
逆に警戒を高めなければなりません。


むしろ鷹軍団の方は、
競争が激しいチームですから、
色んな人を試すことを重視しますし、
そこでフルボッコにした相手
ふるい落とされて本番で出てこないかも
(鷹軍団の中ではベストで無い選手層)
しれませんし、
一度やられたことに対しては、
しっかりと策を講じてきますから。


オープン戦で負けても、失敗しても
本番で勝てるなら”No Problem”です。
むしろオープン戦では負けているくらいが
鷹軍団を余計なことをさせないためにも
油断させるためにも、丁度いいかも
しれません。


とはいっても、
ズタボロに実力差を感じさせる大惨敗
では先行き真っ暗になりそうですが。。。


まあオープン戦でもぼろぼろ
本番でもぼろぼろなんてこと
になるおそれもありますが。。。



ほんと、鷹軍団と戦うのは
普通ではそう簡単に勝たしてくれません。
『お~怖!』



おー