下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【中日2回戦(MLD)】ファビオ、気力の106球熱投で7回を投げきり、立ち投げ合戦を制してお立ち台へ『勝つティーヨ !』/中3日の強行登板で前回64球を合わせると今週累積が170球と『働き方改革』なんて関係ない。行け行けファビオ どんと行け!(その後の疲れ不安。月末に備え抹消でしょうね。)/山賊たちは相方の満塁弾やアップルパンチ弾、機動力などなどで竜軍団を轟沈/明日は松坂と対峙。松坂大輔という男、意外と侮れないぞ。

昨日のサヨナラ勝利の余韻に浸る間もそう長くなく、
今日は、中日との2回戦(MLD)でした。
今日は現地で応援でした。


座席いつものここから
応援で盛り上がりました!


今日のスタメンと西武控え選手です。

今日のスタメンでのポイントは、
◇前回が危険球退場で早期降板とはいえ、
 前回64球を投げて中3日の強行登板
 になったファビオがどうか?
 どこまで投げさせるつもりか?


   でも、今日のファビオは頑張りましたが、
 やはりファビオの中3日は理解できません。
 多和田の曜日変更を見据え、
 ファビオも明日末梢する可能性がありますが、
 今の時期は無理をさせる時期ではなく、
 夏場に向けて選択肢の幅広げる可能性を
 試す方が大事
ですからね。
 これから戦いが激化していく時期に向けて
 層を厚くしておくことはかなり大事
ですからね。


◇相手先発は左投手であるが、
 今日はおかわり君ではなく、
 木村がスタメン。
 木村対右投手0.209に対し、対左投手0.429
 の打率であり、おかわり君よりマシ。


◇メヒアのDH枠に
 稼頭央が入り今年初スタメンに。


相手の先発がソフバンを完封した
 好投手のガルシア 
 左腕の立投げ投手です。
 ファビオの左版?
   立投げ投手同士の戦い、
   立投げ合戦ですね。

 球種はストレートに、主な変化球が
 スライダー、チェンジアップを操ります。
 フライアウト率が約5.0に対し、
 ゴロアウト率が約9.2と
 ゴロアウト好きのパワー投手の印象
 (ファビオ+ウルフのような左腕?)
 ただし、ストレートは速球でも、
 回転数やホップ程度が少なく、
 このあたりはファビオと同様です。
 でも、変化球は
 打者からすると球種の判別が難しく、
 チェンジアップと組み合わせられることで、
 緩急を活かされて厄介です。


で、今日の結果については、
ファビオおつかれさん
『勝つティーヨ』でしたね。


お立ち台は、


まずは中3日で先発したファビオについて。
立ち上がりの初回表は、わずか10球
右飛、中飛、中飛の三者凡退でクリアします。
先頭の大島には低めスライダーで処理しますが、
次の2人は高めで勝負しておりました。
最後のアルモンテの打球センター前に落ちそうも、
秋山が突っ込んできて捕球しました


2回表は、一死から平田を歩かせました。
しかし、平田が盗塁を行って
一旦、セーフ判定になりましたが、
源田がタッチを主張してリプレイ検証に。
検証動画では、アウトのタイミングで、
源田がグラブで平田の足をタッチしており、
検証後はアウト判定に修正されました。
まあ源田のグラブが
平田の足をタッチしいながら
持ち上げてベース踏むことを阻止

するような源田の巧みな技がありました。
検証後、源田のドヤ顔が笑いましたが。
「ほら、ボクの言っていたとおりでしょ」みたいな。
なお、このイニングは15球で凌ぎ、
ここまで25球で球数を節約しています。


3回表には、一死から大野に初安打を浴びます。
しかし、その後、
京田を初球の高めボール球で左邪飛に、
大島を2球目の高め変化球で投ゴロに処理し、
無失点に抑えます。ここまでが37球です。


ただここで1つ気になったのが大野の打席です。
大野に初安打を放たれたわけですが、
大野に投げた球は4球全てが外角。
(大野は内角が得意ではないです)
ここまでファビオが投げたインハイは、
この後の大島に投げておりますが、
それは変化球でした。
ここまでインハイのストレートは
全く投げておりません。

結局、この日は、インハイの変化球が4球、
インハイのストレートモヤの打席のみで4球。
1打席目(5回表)が2球で
 その2球目は粘られた10球目でボール、
2打席目(7回表)が2球で
 その2球目で奪空三振。


すなわち、インハイのストレート
4回までは皆無であり、
その後もモヤ以外には皆無でした。
5回表に先頭打者を出した次のモヤのときに
はじめてなげますが、打者方向へ投げたのは、
10球粘られた末の苦し紛れの投球
与四球を決める球になりました。
インハイそのものについては、
3回表の一死までは皆無であり、
二死一塁の場面での大島のところではじめて投げます。


これらを踏まえると
(特に中盤までは)
前回の危険球の嫌な思い出が
ファビオ自身に響いている?
という懸念を感じました。
この仮説的課題については、
次回でも観察要というところでしょうか。


話は少し脱線しましたが、
ファビオは4回表5回表
先頭打者の出塁を許し、
さらなる苦しい投球が続きました。
4回表は、無死一塁から高め球でしたが、
後続を左、中、右飛で凌ぎます。
ファビオの荒れ球も武器になりましたね
5回表は、
先頭の高橋に高めストレートを右二塁打を打たれ、
次のモヤには10粘られて与四球になり、
次の大野に送られて一死二三塁のピンチになります。
そして京田の打球は二ゴロでしたが、
浅村がホームを刺そうと送球しますが、
結果は、送球もちょっと悪く、
森も必死で刺そうとしますが、
間に合わずゴロアウトの間に1点許し、
オールセーフでアウトを稼げず
一三塁のピンチを残しました。
記録は浅村のフィルダースチョイスでした。


まあここは浅村が
ホームを刺したい気持ちはわかりますし、
これで刺せば効果大の好守になります。
ある意味、ギャンブルでした。
しかし、浅村の守備位置が少し深めだったので、
急いで送球したので、ド・ストライクにならず
少しの差で間に合いませんでした。
ただし、考え方次第なんですよね。
中継ぎに不安もありますから、
ここは何としても無失点で凌ぎたい!
という考え方もわかりますし、
ある意味、攻めの守りとも言えるでしょう。
もちろん失敗の確率は高く(実際も失敗)
そのときは一死一三塁のピンチが残り、
次の失点も許す確率が高くなり、
また、ファビオもさらに窮地に追い込まれるので、
次の投球が怪しくなり、
長打被弾等のリスクもあります。


一方、2点リードの状況でしたから、
一死二三塁になった段階で、
1点を失うのはやむを得ない!
でも2点目の同点は許さない!
という考え方もあるでしょう。
このとき、当然、アウトを1つ1つ稼ぐために、
浅村は1点を許しても、
一塁へ送球し1つアウトは着実に稼ぐことになり、
二死までたどり着けます。
もちろん、二塁走者が三塁へ進塁しますが、
二死になるのでファビオも気が楽になります。


正直、これらはどちらが正解とは言えません。
勝負している当人らが感じている流れもありますから。
ただし、浅村の位置は少し深めであり、
前進守備体制とは言い難い位置だったのだから、
ホームを刺せる確率が低くなっていた
ということは言えます。
それだけに、ここは1点許しても
着実に二死にしておきたかったかな?
という気がします。
また、功を焦ってしまったように
少し余裕が無かったんでしょうね。
(中継ぎ問題の一件もありますから)


1点を失った後、そのまま
一死一三塁のピンチ
が続きます。
次の大島の二ゴロの間に
もう1点失って追いつかれ、
二死二塁のピンチが続きます。
しかし、その後、ファビオも崩れず、
亀澤を三ゴロで処理し、同点止まりで凌ぎました。


ただし、この5回終了時点で
ファビオの球数は80球に達します。
前回が64球でしたから、
これで今週は累積144球になります。
中6日の先発でも
144球も投げることは稀です。
ましてや、ファビオは
スタミナに課題がありますから、
普通に投げていても80球超になると
怪しくなるリスクが付きまといます。
さすがに、この5回で降板でしょ!
と思いましたが、、、
ブルペンで誰も準備していない?!
ヒースが準備体操しているだけ?!

えっ、ファビオまだ投げるの???


で、6回表ファビオがマウンドに上がってきました。
やはりスタミナもだいぶ消耗していますので
ストレートもそう多く投げられず、
変化球でごまかす投球をするようになります。
逆に竜打線は
その変化球攻めでタイミングが合わず、
相変わらずの荒れ球で絞り切れず
拙攻を続けて三者凡退に終わりました。
ここまでの球数は93球となり、
今週の累積が157球となります。


さすがにこの6回まででしょ!と思いきや、
ファビオは7回も続投?!?!
一死から150km/hのストレートも投げますが、
モヤには前打席と同様にファウルで粘られます。
最後の6球目(今日の101球目)は
やけくそになったのか?
インハイのボールゾーンへ
150km/hのストレートを投げ込み、
結果として空振りしてもらって空三振に。
その次の大野には、
変化球攻めでしたが、ファウルで粘られ、
最後は
渾身のストレート(151km/h)を投げ込み
相手もタイミングを外して打ち損じ右飛に。


結局、ファビオ7回まで投げ切ってくれて、
失点を2点で抑えてHQSを達成します。
被安打も3、与四球も2と上々の結果でした。
ただし、ここまで球数は106球に、
今週の累積が170球となります。


今日の試合そのものは
悪くない勝ち方をしましたが、
唯一、心配なのが
このファビオの酷使と、

その後の影響です。


辻監督の試合後コメントでは、
7回続投は想定の範囲内だったようで、
また報道では、試合前に
「どこまで行ける?」と本人へ聞いたとき、
ファビオは「6回まで」とのことでしたが、
「7回までお願い」とあったようですね。


ファビオ自身、
本音で納得した100球登板だったのか?
本人は60球くらいのつもりではなかったのか?
首脳陣に対して
不信感、遺恨を

残さねばいいですが。
疲れていたこともあるでしょうが、
笑顔がいつもに比べて少なかったですから
そのような点の懸念は残ります。


『働き方改革』
なんて関係ありません。
まさに昭和的な根性の力投でした。


思いこんだら 試練の道を♪
行くが男の ど根性♪
真っ赤に燃える 王者のしるし♪
獅子の星を つかむまで♪
血の汗流せ 涙をふくな♪
行け行けファビオ どんと行け♪


腕も折れよと 投げぬく闘志♪
熱球うなる ど根性♪
泥にまみれ マウント踏んで♪
勝利の凱歌を あげるまで♪
血の汗流せ 涙をふくな♪
行け行けファビオ どんと行け♪


やるぞどこまでも 命をかけて♪
山賊ときたえた ど根性♪
でっかく生きろ 剛球燃えろ♪
男の誓いを 果たすまで♪
血の汗流せ 涙をふくな♪

行け行けファビオ どんと行け♪


ファビオよ、
これがジャパニーズだよ!

リゲイン 24時間戦えますか


来週末のロッテ戦では
土曜日23日が今井で予定しているようで、
週前半のままなら再来週までないので、
いずれにしても、
しばらく登板がないので、
そのまま抹消されて
月末に備えるでしょうね。
しっかり休んでください。
ご家族と楽しく過ごしてください。
お疲れ様でした。


そして、ファビオに対して、
首脳陣もしっかりと
ねぎらいのコミュニケーションをはかり
心身への配慮に関して
事後のフォローを丁寧にしておく必要があります。
不信感、遺恨は残してはダメですから


田辺政権時代も
現2軍監督様を中心に
中4日方針を立てて
ヤバいことにななりましたよね。
その二の舞は
避けなければなりません。


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その後、2番手以降は
8回に松本、9回に南川が登板しました。
点差も開いていましたが、
結果として無失点で抑えました。


まあ中継ぎ陣については、
それら結果(無失点で凌ぐ)も大事ですが、
ファビオの早期降板による
中継ぎ総力戦を覚悟していましたので、
松本&南川以外が休めたのが大きな効果でした。
(もちろんファビオの過労効果ですが)


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一方、打撃陣については、
初回裏に二死から満塁の大チャンスを築きましたが、
森が空三振に終わって
序盤のチャンスを活かせませんでした。


2回裏先頭の木村がお散歩で出て盗塁し、
稼頭央の二ゴロの間に木村が三塁へ進塁しますが、
金子、秋山が続かず、一死三塁から無失点残塁します。


しかし、3回裏から試合が動きます。
先頭の源田がお散歩して盗塁し、
無死二塁から浅村が三ゴロに倒れますが、
源田は三塁へ進塁します。
このとき、源田は二塁にいて、
打球は三ゴロになるから、普通なら
源田は二塁釘づけになりやすいですが、
三塁手の高橋は捕球後に
二塁走者の源田と目を合わせていました。
このとき、高橋は「源田は二塁から動かない」
と判断したのでしょう。そのため一塁へ送球します。
一般的にもその一塁送球の判断は悪くないもの
と思います。
しかし、高橋が一塁へ送球する態勢に入ると、
その仕草を把握していた源田が
三塁は警戒が薄いと判断し、
源田もその隙を一気に突いて
三塁への進塁しましたね。


その後は山川&外崎が与四球となり、
一死で相手から自滅型満塁を献上されます。
森の2打席目も1打席目と同様に
満塁で迎えます。
森も今度は中安打で
先制タイムリー(+1点)を決めます。
また満塁状態は続き、稼頭央の打席
与四球・押し出しとなりもう1点を得ました。


5回裏追いつかれた直後でしたが、
外崎が先頭で左ソロ弾を放して
貴重な1点(追加点)を得ました。


またビックイニングは6回裏でして、
二死から浅村、山川、外崎と
三者連続与四球から
相手の自滅型満塁を献上してもらえます。
で、満塁チャンス3度目となるを打席に迎えます。
最後、フルカウントから低めな変化球を
ライトスタンドへ放り込み、
相手を突き放す
グランドスラムを決めました。
試合はこれでほぼ決しましたね。


あとは7回裏にダメ押しを決めます。

先頭の稼頭央が真ん中に入るストレートを
思い切り振り切って一二塁を抜く右安打を放ち、
一死になってから秋山の打席で盗塁も決めました。
秋山は左安打でてチャンスを拡大し、
源田は空三振に倒れますが、
浅村の打席で暴投から1点を得て、
最後は山川が低めのフォークを
上手く打って中適打でもう1点を得ます。。


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ところで、今日の打線では、
獅子・山賊打線が
10安打9得点2本塁で
暴れましたが、、、
竜軍団の投手陣の自滅も
大きく効きましたね。
中日側の与四球(獅子の四球)は
10個に渡りましたからね。

10被安打&10与四球
となったら、普通は負け戦ですからね。


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とにかく、今日の試合は、
いい結果を得ることができましたが、
大きな課題は前述した
ファビオの事後状況&対応ですね。


なお、今日の試合で
敷田球審が急に倒れられました。
てっきり足がふらついて
倒れ方が尋常じゃなかったので
脳溢血などを心配しておりましたが、
その前の金子の打席で
左膝にファウル打球が当たっており、
その影響で倒れられた
ようで、
まあ大事に至らず良かったです。
早いご復帰を祈っております。



ところで、今日のパ球団の動向は、
オリ、ロッテ、楽天が負けましたが、
ハムやソフバンは
また勝ちましたね。
結局、試合に勝っても現状維持
というのが辛い
ですね。


しかも、ソフバンで内川が復帰したらしく、
その復帰初戦で
3打数2安打1本塁打

2打点の活躍とか。
リーグ戦再開以降が不安材料ですね。


なお、今日のハムはヤクルトと対戦していました。
もちろん交流戦の優勝争いを考えると、
今日のようにハムが勝て
ヤクルトの勢いを止めてくれればOK

ということが考えられます。
しかし、交流戦で最も大事なのは、
交流戦で優勝することではなく、
パ球団の中で1番になって
交流戦を終えることです。
交流戦優勝はその延長に過ぎません。
極端なことを言えば、
皆で負ければ怖くない交流戦ですから、
セ球団が全勝してもいいわけです。


今日のヤクルト敗戦により
西武は交流戦優勝の芽がまだ残りますが、
こちらにとっては、
ヤクルトさんには
「交流戦優勝の座」をあげるから
明日は日ハムを徹底的に叩き潰して!
というところですね。
カープさん、つば九郎さん、
明日は徹底的に暴れまくって下さい。


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さて、明日の中日との3回戦では、
先発予定は、

↓↓↓今日の松坂

↓↓↓今日のドアラ(宣伝しまくり)


松坂のコールが響くと
大歓声で包まれました。


確かに松坂は昔の影は全くなく、
速球派から技巧派に生まれ変わっていますが、
その力を最大限に発揮し
鷹&牛を相手に好投を続けています。


今の松坂は、変化球を多様に操り
比較的、荒れ球傾向もありますから、
意外と、明日の山賊は、
松坂相手に苦労し、
下手をしたら、抑えられるおそれ
は否めません。


油断は禁物です。
そんなことにならぬよう
松坂もスタミナに
課題はありますから、
またあの立投げなら
走れる隙もありますから
しっかり球筋を見極めて
球数を稼がして、

機動力や小技も駆使して

着実に沈めましょう。


特に序盤立ち上がりは
与四球も目立っておりますので、
その隙を突いて
チャンスを広げて
着実にモノにしたいです。
序盤攻略、先手必勝です。