★★★オリックス21回戦(京セラ)★★★鷹やハムのような安堵した完勝ムードと違い、こっちは息を飲む最小得点1-0の接戦を凌ぎ『お一人様負け』を回避。オリを封じ勝ってお得意様のオリ銀行でPontaポイントはゲット。おかわり風の表現だけど、本当に『勝てて良かったです。』/でも、雄星は試合後大丈夫か?/一方、山川は「落ち着いて行きや~」
今日は一日休みを挟んで
京セラでオリ21回戦でした。
試合前は12勝6敗と
オリックス金融に貯金をして
Pontaポイントも集めています。
今年のオリは、
投手陣は防御率リーグ1位と
侮れないところ。(最近、息切れですが)
ディクソンが最近、復調で
再天敵化しそうなところが気になる所。
一方、打撃陣は貧打傾向でしたが、
そこにロメロ、マレーロ、
T岡田と帰ってきているようなので、
打撃陣も強化されそう
なところが気になる所でした。
今日のスタメンは、
T岡田がベンチスタートです。
しかし、結果については、
ディクソン再天敵化は
懸念されるものになりましたが、
結局、オリ打戦は貧打のまま
でした。
鷹もハムも初回から得点を挙げ、
早々と勝ちゲームの展開に対し、
こちらは1対0のロースコアの接戦。
それでもまだこちらが勝てると
確信できそうな雰囲気があればいいですが、
いつどっちに転んでもおかしくない
試合展開であり、
状況によっては、
上位の中でお一人様負けもあり得ただけに
ヒースが出てくる最終回裏までは
安心できずシビれる感じに。
まあKマートが出てきた瞬間は、
大丈夫だろうと、
一旦、安堵したのですが、、、
それでも以前は接戦の展開に
弱かった獅子軍団ですが、
今年は今日を含めて
1点差ゲームについては、
17勝6敗といい感じです。
とにかく、
1点差ゲームを
モノにしたのは良かったでした。
---------------
さて試合の方は、、、
【1回表】
1番源田、タイミング合わず空三振
2番秋山、粘って四球を勝ち獲ります。
今日の秋山は
四球、中2、四球、右安、右飛
これなら秋山も問題は有りません。
秋山を気にしてか?と思われた
1番源田、2番秋山だったでしょうが、
今日の成績を踏まえれば、
秋山も大丈夫でしょうから、
やはり1番秋山、
2番源田に戻しましょう。
結局、次の浅村は
やっちまった併殺打で
このイニングは無失点に。
【1回裏】
いきなり先頭の福田に打たれますが、
銀がその盗塁を見事に刺します。
ただ大城には外角低め変化球で
泳がせて遊ゴロでしたが、
10球粘られ、振り切れませんでした。
ロメロは初球のストレートを
振り遅れのフルスイングで空を切ってくれます。
結局、高めに外すストレート150km/hで空三振。
勢いで振ってくれたのは助かります。
ただ、3球目のファウルは
打球が鋭かったです。
でも、振り急いくれて助かります。
【2回表】
山川は内角ファーストストライクを
弾き返しますが、二塁手福田の守備範囲。
森は外角低めチェンジアップを
泳ぎながらバットの先で二ゴロ
外崎はナックルカーブを引っかけ
真正面の遊ゴロも安達がポロリ。
ディクソンも制球に苦しみ、
外崎も粘ります。
ただし、外崎が盗塁失敗。
リクエストするものの、
判定通りのアウトに。
映像は微妙でしたけどね。
まあこの盗塁失敗はしょうがありません。
【2回裏】
吉田正は高めで打ち損じて二ゴロ
中島は内角ストレートを詰まりながらも
深めに飛ばされる右飛
安達には軽打で上手くバットに当てて
そのままセンター前へ弾き返されます。
で、次の武田には2球外してしまい、
3球目を投げる前に
急にアクシデントで
ベンチへ治療しに。
腰を痛めた???脇腹???
一応、マウンドへ復帰します。
後の報道では、
左脇腹付近がつったらしいです。
ベンチ裏で水を飲んで戻ってきたようです。
ただ、その後も戻ってきますが、
安達がこのアクシデント後の隙を
突いて盗塁を成功させると、
雄星も武田にその後2球続けて外し与四球に。
さらにマレーロにも与四球となり
二死満塁のピンチに。
雄星は銀に2度話しに行く仕草を見せ、
土肥コーチも一旦行きます。
で、若月に対しては
スライダー、カットボールと変化球連投。
若月はその変化球に全く合ってなく
結局、空三振で凌ぎます。
【3回表】
おかわり君は
ナックルカーブを引っかけ三ゴロ
栗山は
外角チェンジアップを引っかけ三ゴロ
銀は高めスライダーを左安打しますが、
しかし、源田は
内角低めナックルカーブを詰まらせて
打ち上げて浅い右飛に。
【3回裏】
雄星が続投(大丈夫か???)。
福田にはど真ん中勝負で
福田がスライダーを打ち損じ二ゴロに。
大城には内角低めスライダーで
詰まらせて遊ゴロに。
ロメロも
初球の内角低めスライダーで
詰まらさせて中飛
このイニングの雄星は、
変化球で誤魔化したかな、
という印象でした。
【4回表】
秋山が中二塁打
浅村には全くストライク入らず与四球
無死一二塁のチャンスでしたが、
山川がナックルカーブで
完全にやられ
引っかけて三併殺打
以前は追い込まれてから
切り替えていましたが、
今は、追い込まれてからも、
闇雲に手を出してしまいます。
でも、森には全てストレートで
全くストライク入らずの与四球
しかし、外崎は粘るけど、バットを折られて
高めチェンジアップを打ち上げ一飛
攻撃がチグハグで、
打線が途切れ途切れに。
あと一本が出ません。
【4回裏】
吉田正は高めで打ち損じて遊ゴロ
変化球と直球の違いはありますが、
前の打席と同様に高めの打ち損じでした。
中島にはストレートをカットされますが、
最後はチェンジアップで
タイミングを狂わして空三振に。
安達は内角スライダーで
三遊間抜けそうも、源田が止めて反転スロー。
でも間に合わず遊安打に。
しかし、武田には
高めボール球のストレートに
手を出させて二ゴロに力で打ち獲り、
後を続かせませんでした。
【5回表】
おかわり君はいきなり与四球
栗山はカウント悪くしてもらいますが、
結局、ナックルカーブで遊ゴロに。
でも、おかわり君が進塁しており、
次の銀が外角高めのナックルカーブを
弾き返して中安打で1点先制します。
ただ、次の源田は外角ストレートの
初球を二ゴロの併殺打コースの凡打。
一応、足で併殺は免れました。
走者は源田に入れ替わり、
その次の秋山は与四球となり
二死一二塁に。
で、浅村の打席では
ディクソンの無警戒の隙を突き、
源田&秋山が重盗を見せます。
(これはお見事)
結局、浅村も与四球でお散歩し、
二死満塁で山川を迎えます。
しかし、山川は
全球ナックルカーブで三球空三振で
完全に闇雲ブンブン丸です。
結局、このイニングは
1点しか入らず、
オリを引き離すことができず
ディクソンを攻略しきれませんでした。
ディクソンは制球が乱れていましたが、
結局、打ち崩せず天敵復活という印象に。
【5回裏】
先頭マレーロには
チェンジアップが高めに抜ける失投でしたが、
打ち損じてくれました。
ただし、せっかく先制してもらったのに
一死から若月、福田に連打を浴び、
一三塁のピンチを迎えます。
しかし、雄星は
大城を内角低めスライダーで空三振
ロメロにはストレート攻めから
最後はチェンジアップに切り替えて
タイミング狂わして中飛と
このピンチを凌ぎます。
【6回表】
ここでディクソンから近藤に交代します。
しかし、結果は、縦スラに迷わされ、
森三振→外崎遊安打→中村空三振
→栗山四球→銀捕邪飛と
チグハグな攻撃となりここも無失点。
【6回裏】
先頭の吉田正には
1球もストレートを投げず
外角低めスライダー攻めで一ゴロ。
中島には内角高めスライダーで
詰まらせ遊飛。
安達には低めチェンジアップで空三振。
結局、このイニング、雄星は
ほとんどストレートを投げること無く
変化球で誤魔化しながら三凡に。
【7回表】
月間18試合登板の記録のために
山田が登板します。
源田はど真ん中スライダーで
全くあってなく空振り、
僅か2球で中飛に凡退。
同じ真ん中スライダーは
仕留めたかったです。
秋山は山田から右安打で出て
ここで山田のお仕事は終了。
次の浅村も中安打で続きますが、
浅村が飛び出して
一二塁間を挟まれてしまい、
秋山がしょうがなくその間に本塁へ。
しかし、完全にアウトのタイミングで
ホームへ送球され、走塁死になります。
で、次の山川は遊飛で凡退。
【7回裏】
雄星がここまで続投します。
一応、ここも
武田、マレーロ、若月と三凡で凌ぎます。
ただ変化球で凌いだという印象です。
【8回表】
黒木が出てきて
森が黒木自慢のストレートで空三振になるも、
外崎はカウント悪い状況になったので
ストレートをしっかり読み切り
左二塁打を打ちます。
ここは一塁が開いているので
おかわり敬遠→栗山勝負
と思いましたが、、、
黒木自慢のストレートで
おかわり君を空三振にしてから、
栗山を敬遠。
オリの方は中村より
栗山の方を怖がった???
でも、銀の代打・メヒアは
高めストレートで力負けの中飛に。
とにかく、
得点が入りません。
あと一本が、、、決め手欠きます。
【8回裏】
雄星からKマートに交代します。
ただし、先頭の福田にいきなり
ど真ん中のスライダー初球で
右安打を打ち込まれます。
その後、大城には
バントを成功されます。
ただし、正直、
この場面で一番怖かったのは、
Kマートの大振りの投球フォームでは
走者は走り放題のザル状態です。
そのため、バントの前に
福田に盗塁を決められて、
その後に大城がバントして、
一死三塁の状況に
持ち込まれることでした。
そうなれば犠牲フライで
1点失いますからね。
結局、盗塁は無しで
大城バントにより
一死二塁の状況です。
これなら当たっていないロメロで
まず二死に持ち込み、
次の吉田正は
最悪歩かして一塁を埋めたとしても
中島で打ち獲れば無失点
という計算が立ちます。
もちろんロメロや中島が
打つ可能性もありますが、
Kマートの角度のある重いストレートと
落差のあるサークルチェンジを踏まえると、
気合いを入れて
普段通り投げることができれば、
ロメロや中島は打ち獲れる可能性は高いか
と思っておりました。
でも打ち獲る際には
外野フライもありなので
一死三塁では失点覚悟になってしまいます。
ところが、ここに来て
米国時代からの懸案事項であった
「制球難」問題を
露呈してしまいます。
ロメロ、吉田正に
連続与四球となり、
一死で自滅型満塁を献上します。
さすがに、こうなってしまうと
ヤバい、ヤバすぎる危機です。
結局、中島には
外角球を打たせて
二ゴロ併殺に仕留め
この窮地を無失点で凌ぎました。
まあ結果オーライ
というところでしたね。
Kマート「メヒア、一休行こうぜ」
メヒア 「ここ大阪やし。」
Kマート「串カツでもいいよ。」
メヒア 「ええで。」
【9回表】
ここで澤田が出てきます。
先頭の源田は中安打で出て
今日2個目の盗塁を決めますが、
山川も与四球で出塁しますが、
結局、ここも残塁祭りで
リード差は1点のみのまま。
【9回裏】
それでも、最終回は
16試合連続無失点中のヒースが
登板しますので、
ここまで来れば多分大丈夫だろう
と安堵はしておりました。
もちろん、ヒースも
制球難の課題を抱えていますから、
スライダー等の変化球が
ボール球で外れていくと
こちらも
ストレート一本勝負せざるを得なく、
相手も
ストレート一本に絞り込まれて
危なくなるおそれはあります。
しかし、ヒースは
いつもの如く危なげない形で
(T岡田には粘られましたが)
きっちり無失点に抑えます。
------------------
とりあえず、
鷹&ハムが完勝した今日、
「勝てて良かったです。」
さて、まず雄星については、
アクシデントがあったときは、
肩?肘?と心配しましたが、
まあ肩や肘ではなく一安心でしたが、
左脇腹付近がつったらしいですが、
脇腹痛めたことって
過去に何度かあったと思います。
(右だったと思いますが)
とにかく、
試合後の状況が気になる所であり、
次回は1週スキップして
しっかり体調の様子を見た方がいい気がします。
ところで、今日の投球については、
アクシデントがあった中、
7回無失点に抑えた結果は良かったです。
まあエースとしての意地もあったでしょう。
ただし、
雄星自慢のストレートよりも
変化球勝負が目立ちましただけに
変化球で誤魔化しながら
投げていたかな?
という気はしました。
また今日はストライク先行を
見据えた投球でしたが、
制球を意識しすぎて
投球がこぢんまり
まとまっていましたね。
ちなみに、前回の鷹戦を見た
メジャーのスカウト陣の目に
映った雄星とは???
次のようなきじがありました。
<抜粋>
あるア・リーグ球団スカウトは
「ケガ(左肩の機能低下)から復帰して、
どこかセーブして投げているところが気がかり。
それが投球自体をおかしくしている」と指摘。
別のスカウトも
「投球フォームが1試合ごとに違う。
もともとディープカウント(3―2)が多く、
コントロールが(メジャー)平均より劣る。
環境が変わって突然、ストライク先行になるとは想像しづらい」
と厳しい評価を下していまた。
------------------
一方、獅子威し打線では、
4番山川がまだ重症ですね。
オープン戦のときのように
不調状態が続いています。
山川の場合、
良いときは
四球を選ぶことを
(球筋を見極めることを)
意識していましたから、
相手も投げるところが無くなり、
そこで大きく打っていた傾向
がありました。
しかし、今は球筋を見ていく、
四球を選ぶという余裕さが全く無く
どんなに打てない難しい球でも
手を出してしまう、というところでしょうか。
おかわり君のHRラッシュに
意識させられ、
最後まで大振りになっていますが、
つい最近まで山川自身でやっていた
四球を選ぶことを見据えた打席
を思い出して欲しいですね。
まあ山川に効く言葉は
これしかありません。
あと打線全体では、
制球に苦しむディクソンを
攻め落とせませんでしたね。
チェンジアップ&ナックルカーブに迷走し、
「あと1本が」が出ず。。。
せっかくディクソンは
天敵卒業していましたが、
ここ3試合を観ると
再び天敵化、天敵復活という
ところでしょうか。
とにかく
獅子は天敵が多すぎます。