下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

★★★★日ハム18回戦(旭川)★★★★連敗止める意地の『れおほ〜!』先制されて多和田苦しむも、おかわり逆転弾!ダメ押し点奪い、秋山の神好守(金子も)、中継ぎが抑えて凌ぎ勝つ。さあ明日も勝つぞライオンズ!

京セラでオリに連敗し負け越し、
鷹の脅威が迫る状況下の獅子軍団。


今日から旭川で
ハムとの2連戦となり、
連敗を阻止し負けられない状況に。


今日は全国的に台風騒動となり、
大阪などでとんでもない状況でしたね。
被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。
また台風も北上しており、
明日は前線による雨の影響もあるので、
被害が少ないことを祈っております。


旭川においては
途中、雨風はありましたが、
他地域で見られるようなことはなく
試合の方は進められました。


今日のスタメンは、


外崎は旭川まで来たようですが、
結局、左腹斜筋をやってしまい
出場できず無理はさせずで抹消して、
代わりに木村が昇格しました。
外崎の戦線離脱
走攻守の面で痛手でありますが、
早期に治して復帰してもらいたいです。


で、今日はおかわり君が5番へ昇格。
できれば、7番で固定して
相手も嫌がるダブルクリーンアップを築く方が
有効と思いますが、、、


おかわり君は、離脱した外崎について
「今までずっとレギュラーでやっていた選手。
 なんとか穴をカバーして、やっていけたらいい」
とコメント。


で、今日と明日のハムは、
獅子が左腕を苦手としていることを重視し、
今までの先発ローテと違う
左腕の掘&加藤をこの二戦に当ててきました。


その左腕対策として
左投手相手の方がいい木村を入れて、
左を苦手とする源田を9番に変更し、
逆に1番には左投手相手(右打席)の方が
打っている金子
を入れてきました。
まあ金子の場合、
右投手相手では左打席に、
左投手相手では右打席に入り、
左投手相手の方が打っています。
ただ、印象としては、
左投手が相手だから打つというより、
右打席に入っているから打つ
という気がしており、
確かに金子の足を考えると
左打席も、スイッチも大事でしょうが、
いっそうのこと
全打席を右打席で打ったら
もっと打てるようになるのでは?
という気もしますが。。。
元々は右打ちですからね。


投手陣の入れ替えはありませんでした。
投手不足にならぬよう
配慮した適用采配が欲しい
デス。


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結果については、、、


ハムの先発・掘については、
前回、5回2/3の3失点
安打は3本でも2本塁打です。


今日の掘の立ち上がりについて、
先頭の金子
初球のストレートを振り遅れから空振りし、
4球目もストレートでさし込まれ
外角チェンジアップを浅い右飛に終わります。
次の秋山は、8球粘りながら四球で出塁します。
4球目を打ち上げて遊飛?と思いきや
風で流されて三塁線を切って落ち、
ハム陣営はそれをお見合いして落球と助かりました。

失策では無いですが、
このようなハムの守乱秋山への与四球
こちらに流れを引き込むきっかけになりやすい
です。
次の浅村には全くストライクが入らず連続与四球。
掘も走者を置いて力んでました。
これで一死一二塁でチャンスを得るのですが、
山川は詰まらされて右飛、
おまけに走者秋山は動けず。
おかわり君も、
低めスライダーを振り急いで大ファウルも
変化球待ちからど真ん中ストレートで空三振。
後続があっさり倒れ、
立ち上がりの不安を抱える掘を攻めきれず

せっかくのチャンスを潰してしまい、
流れも引き寄せることができません
でした。


一方、先発・多和田
初回裏の立ち上がりについては、
いきなり先頭の西川に粘られ与四球。
次の太田は、
初球をストレートを打ち込みますが、
秋山の好守で中飛で処理し、
近藤には、なかなかバットを振ってもらえず、
最後の6球目の外角ストレートで
三遊間割りそうな打球を打たれ

二塁カバーに入った源田が上手く処理し、
このように好守により二死まで持ち込ます。
しかし、
中田には、甘く高めに入る
スライダーで2ラン被弾します。

その動揺もあったのか、
次のレアードにも
フォークが落ちきれず
右安打を打たれます。
その後は失点を広げること無く終えますが、
ハムが序盤で流れをつかみました。


多和田の立ち上がりについては、
昔からの重要な課題になっており、
今日も初回で失点してしまいました。


多和田のストレート自体については、
風にも乗ったかもしれませんが、
ノビが凄いあってさし込ませたりしますが、
全般的にやや制球力に欠け、
初回は空振りを奪えず、
ファウルで当ててこられて粘られます。


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その後の多和田については、
2回裏先頭の淺間に
初球の外角低めストレートで右安打されます。

一応、3バント&暴投により
走者は三塁まで行きますが、
後続を抑えて無失点で凌ぎます。


3回裏近藤に一死から打たれますが、
ここも中田、レアードの後続を
さし込んで二飛、遊飛と

打ち上げさせて無失点で凌ぎます。
ただ、近藤に7球、レアードに8球と
結構、粘られやすく
無駄に球数を嵩んでしまいます。

やはり今日はストレートが多く、
コースは比較的甘いところが目立ち、
ハムもストレートを待っていましたから、
ハムも仕留めきれずとも、
当ててきてファウルで粘られてしまう
というところでしょうか。
制球が課題ということですね。


4回裏も、1回&2回同様に
先頭の淺間ど真ん中ストレートで
左安打を打たれて出塁を許しますが、
後続の早打ち拙攻で無失点に抑えます。
ちなみに、
後続には全てストレートでした。


5回裏は、
後述する5回表の走塁ミスにより
ハムに流れが転じそうになるイニングでした。


まず西川中安打と再び先頭打者で出ます。
これで先頭打者の出塁は、
1回、2回、4回、5回で出しており、
苦しい投球が続きます。
しかも、西川には、
送球もできず楽々盗塁を決められて、
太田凡退の間に三塁へ。
近藤にタイムリーを決められて
1点返されます。

その後、多和田は
制球苦しみカウントを悪くしますが、
中田が打ち損じて打ち上げ、
スライダー待ちのレアードには、
最後のストレートを
外角一杯に決めて見三振を奪い、

流れが向こうへ行くのを
阻み踏ん張ります。


結局、6回裏一死
渡邉に左安打を打たれて
野田に交代しました。


多和田の結果は
5回1/3(110球)で3失点
被安打8、与四球1で
久々の勝ち投手になり、
ストレートも走っていましたが、
とにかく、相手に粘られたり、
制球良くなく無駄なボール球を重ね、
被安打が多かったり
により
球数消費が速く、
今回も最低限5イニングで一杯一杯でした。

これで3試合連続6イニング持たず
という状況です。


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後続の野田
難なく抑えて行きます。


7回裏は、
野田が回マタギで三者凡退に抑えました。
野田の三者凡退金子の好守は大きかったです。


もし近藤の打球について、
スタンドインなら失点になっていましたし、
もし近藤が出塁していたら、
次の中田右打者になるので
たぶん平井を出して
平井は回をまたがせないただろうから、
下手をすると
こちらの中継ぎ陣の駒不足になるので、
野田1人だけで7回裏を抑えたことは、
中継ぎ陣を温存できました。


やはり8回、9回の2イニングには
Kマート&ヒースのほかに
平井又は野田を1名残しておきたい
ですからね。
Kマートが急に与四球祭りとかになる
かもしれないですしね。


8回裏Kマート登板します。
中田は、スライダーで引っかけさせ
遊ゴロで処理します。
ただし、レアードには、
バックスクリーンへのホームラン?!
と思いきや、
秋山の神のような超スーパープレイで
その本塁打を阻止しましたね。

このプレーにより
流れは完全掌握しましたね。。


最後はヒースが登板します。
清宮に内角ストレートを攻めつつ、
最後は変化球で
見三振を奪います
結局、危なげなく
最終回を無失点で抑えます。


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その後のについては、
2回の掘は
森、メヒアを手玉にとって空三振。
前の回から三者連続三振です。
次の木村は初球の内角低めストレートを
弾き返して出塁しますが、
後続の源田らが続きません。


しかし、3回表、先頭の金子は
初球で与四球で出て盗塁を決め、
秋山が沈まぬチェンジアップを打って左安打に。
次の浅村は二ゴロ併殺打コースでしたが、
リプレー検証で浅村はセーフとなり
併殺打だけは避けました。

その間に1点を返します。
で、山川が中外角ストレートで
右中間を割って中二塁打を打ち、
浅村一塁からホームへ突っ込みますが、
オリ戦と同様に遅くて走塁死に。

リプレー検証では
コリジョンも問われたようですが、
浅村と清水が接触してませんので
コリジョンはとられませんでした。
もしコリジョンを狙うなら、
浅村は捕手めがけて接触するべきでした。


ちなみに
今年4/29ロッテvsハムでは
コリジョンが成立しており、
このときは走者のロッテ清田と
捕手のハム清水が捕球後に衝突
しており、
結果捕手のブロックとして
コリジョン判定されてました。


ただし、この肝心な時期ですから、
接触して故障する方が痛いです。
浅村の膝への不安も踏まえれば、
暴走させたことがミスでした。


しかし、二死三塁で5番おかわり君
3球目の低めカーブ
半端なハーフスイングで
空振りしていたわけですが、
6球目、3球目より
ちょい高めに入ったカーブ
きっちりとタイミング合わせて修正し、

しっかり捕らえてすくい上げ
レフトスタンドへ逆転2ラン弾を放ります。
これは見事でした。

「風が無くても入りました」


5回表、獅子が攻め込みます。
先頭の秋山外角カーブで中安打をうち、
先頭打者としてきっちり出ると、
浅村詰まり気味でも、
中安打を続いて打ち、掘を降板させました。
2番手には鍵谷が登板してきて
山川の打席で5球目に暴投し、
二三塁へチャンス拡大
します。
しかし、山川は
外角に外されたストレートを
強引に手を出し、泳がされながら空三振。

でも、次のおかわり君軽打狙い
三遊間を割る左適時打で1点を挙げます。
次の森
外角低めフォークを
片手打ちで上手くすいくい上げ
タイムリー連打でもう1点奪います。

さらに栗山も右安打で続きます。


木村空三振に終わりますが、
次に三番手公文が登板します。
左の源田を対象に投入したでしょう。。
で、二死満塁で源田の打席
ハムバッテリーが暴投してしまい、
おかわり君三塁からホームへ突っ込みます。
しかし、余裕のアウトであり、
満塁からのさらなる得点チャンスを

活かせず残塁祭りになります。
迷いがあったらしく
完全に遅い走塁ミスでした。


確かに、こういう走塁ミスは
得点を奪えず痛いミスですが、
むしろ怖いのが
このミスにより、
掴んでいた流れを失いやすくなり、。

下手をすると、
今日のターニングポイントになります。
実際に、前述したとおり、
この直後の5回裏に
ハムへ流れが傾きそうでした。

走者が飛び出していたり、
なかなか止まりにくいですが、
迷うなら、走ってはダメです。


ただ6回表
金子が足を活かして内野安打で出ますが、
盗塁を余裕で失敗してしまいます。
秋山はファウルで粘るも
淺間の好守による左邪飛に終わります。
この金子の盗塁失敗淺間の好守
流れを転じるきっかけになる可能性
があります。


特に淺間の好守については、
その直後の6回裏が
淺間から始まりますので、
そのまま淺間が先頭打者出塁すると
ハムへ流れが一気に傾くおそれがあります。
結果は、6回裏、
淺間は外角フォークを引っかけ
二ゴロで終わり、

ハムは流れをつかめません。


7回表は、
最近、お得意様にしているトンキンです。
お得意様が出てくる局面では、
着実に得点を奪いたいです。
結果は、おかわり君が猛打賞で出て
相手の暴投もあって
一死満塁
栗山が綺麗に適時打で+1点
斉藤はしっかり見極め

与四球&押し出しで+1点
と追加点、ダメ押しを図ります。

1700安打
おめでとうございます!


ここでの2点追加は大きかったです。
ただし、押し出し1点と相手にとっては、
最悪な内容で失点してますから、
できることなら、
相手の流れの無さを突いて
その後のもう1~2点を欲しかったです。
そこまで奪えば、敵地でも
試合の流れを完全に掌握できますからね。


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とにかく、連敗を広げることなく、
今日、勝てたのは大きかったです。


明日もハムは左腕・加藤をぶつけてきます。
しかし、今日の掘のように
球数を嵩まして
しっかり攻め落としたいです。


今回、日ハムは
獅子が左腕を苦手にしているということで
わざわざ経験の浅い堀中継ぎの加藤
強引に獅子戦へぶつけてきました。
加藤に関しては、昨年、抑えられており、
今年は中継ぎで抑えられているものの、
今年先発した4月1日は
5回1/3で失点3、被安打7、与四球2と
そこそこ攻めてはいます。
まだハム戦は7試合ありますから、
そんな戦略で獅子は動じないところを
見せつけたい
ですね。
というか、
そのような相手の術中にハマってはダメです。
しっかり、加藤を打ち崩していきましょう。


逆にその戦略を潰して、
ハムに火をつけることとなり、
マルティネス、上沢ばかり
ぶつけられても困りますが。。。


こちらは2ケタ勝利目前で
足踏みしている榎田です。


さあ明日も
勝つぞライオンズ!