下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

★★★ CSファイナル第2戦 鷹戦 ★★★ 獲って獲られて獲り返して!双方壮絶な殴り合いの序盤戦を打ち勝って制し『れおほ~』獅子威し打線が中4日の影響で修正できていないミランダを陥落させて、先手必勝の展開から序盤で決着し、後は獅子祭りで盛り上がる。明日の第三戦も鷹は千賀を中4日で送り込むだけに、王手を打つ勝機はある。ただし鷹打線の勢いは警戒要で、獅子投手陣はできる限り踏ん張りたい。で、もし第5戦までいったとき、今日高橋礼を出した鷹は先発の駒不足では?まあ鷹が今日の先発を高橋礼にして、ミランダ&千賀、東浜を中5日の間隔で使う選択肢をとらなくて良かった。

昨日は雄星が打ち込まれて緒戦を落としました。
第二戦の今日は連敗したら、
鷹に勢いをつけ、獅子は嫌な雰囲気になりますから、
負けられぬ一戦です。


今日のスタメンです。


ミランダが中4日で登板し、
千賀も第三戦で中4日の強行をします。
もしかしたら、東浜まで中4日で第四戦?


今日の結果については、


鷹戦では
先制点を奪うこと
序盤戦をリードしてターンすること
が重要
であり、
鷹も①②から先手必勝を狙ってきますが、
今日の試合については、
獅子が上記①②を達成し、
『先手必勝』の展開でしたね。


今日は鷹のミランダも
中4日の影響なのか、
高め傾向で、低めにも決めることができず
状態は今一つでしたね。
CS1stハム戦での不調
修正するにも間隔が短かったですね。


もし今日が高橋礼を先発させていたら、
スタミナに問題はあったから、
中盤以降はわかりませんけれど、
今日、高橋礼の
アンダースローで手こずっていたので
序盤3回までは攻撃に手間取り、
その間に鷹に先制されて
試合の主導権を握られていた

かもしれませんね。
おまけに、
高橋礼を先発登板させていたら、
ミランダや千賀は中5日で
先発できたので、
鷹が強行策に出てくれたこと、
さらにその策が裏目になったこと
が助かりました。


ちなみに、鷹の方は、
ミランダ、千賀、東浜が中4日で先発しても
第5戦には誰かを当てる必要があり、
今日、高橋礼が登板したので、
もし第5戦まで行けば、
鷹の方は先発陣の駒が不足してきます。

それでも中田や松本といった
他チームではローテ入りする投手
残っているわけですが、、、
鷹の戦力の厚さは脅威です。


まあ第二先発の石川温存して、
第4戦か、5戦の先発に回すこと
大いに考えられるわけですが。


さて、今日の試合は
多和田の誤算がありましたけど、
獅子威し打線の地力により、
獲って獲られて獲り返して
双方壮絶な殴り合いの序盤戦
打ち勝って試合を決しました。


以下は3回までの序盤戦の結果です。

多和田については、
立ち上がりがいつも課題なんですが、
今日の1回表の立ち上がりは
甘い球も見られていましたが、
勝負処で低めを投げ込んで、
しっかり三者凡退に抑えましたね。


この初回の多和田のデキを見る限り、
今日は好投してくれそうな気が
した
んですが、、、
そこで急変するのが
大舞台ならでは生じやすい現象であり、
多和田もまだ成長途上にあること
を示していました。


それでも獅子にとって、
初回表を危なげなく三凡に抑えたことは
鷹へ嫌なイメージを、焦りを与えるだけに
上々の滑り出しを決めました。


一方、1回裏には、
先頭の秋山が上林の好守に阻まれましたが、
好調の源田が打って斬り込み、
山川にはミランダにとって手痛い与死球
二死ですがチャンスを築き、
先制のお膳立てが整います。
ただ、次の栗山は
ミランダのチェンジアップに
タイミングを狂わされ続け、
打つのに手間取り、
打てる雰囲気が見られません。
しかし、ミランダの方も
4球目は低めで空振りを奪いますが、
他はコースが浮いて甘いから、
ファウルで粘られ、栗山を仕留められず、
その間に栗山はチェンジアップの
タイミングを修正しつつあり、
おまけに6球目ストレートも外し、
フルカウントにしてしまい、
歩かしたくない面も見られ、
7球目のチェンジアップが
甘く入ったところを
栗山がきっちり捕らえて
見事な先制3ランを放ちました。

詰まらされてもおかしくありませんでしたが、
好タイミングでしっかり振り切りましたね。


結果として、
1回表の多和田の好投
1回裏の見事な先制弾と、
初回は理想的な展開になりました。


ただし、2回表、
多和田が1回とは別人のように
急変して崩れてしまい、
おまけに、山川の守乱もあって、
せっかくリードした直後、
一気に追いつかれ同点にされてしまいます。
しかも、二死まで追い込みながら、
下位打線の働きで追いつかれてしまいます。
まさに昨日の緒戦で
5失点した展開に類似していただけに、
嫌な雰囲気になります。


多和田については、
先頭の柳田には初球の警戒心が薄く
ど真ん中に入ったところを痛打されます。
デスパには、
フォークが落ちきれず痛打されます。
髙田には、警戒しすぎて制球を乱して
カウントを悪くしましたし、

甲斐には2球で追い込みますが、
力んでしまい無駄なボール球でカウントを悪くし、
ストライク欲しさで
甘くど真ん中に入った球を痛打されました。


多和田も、
先頭の柳田やデスパに打ち込まれて、
鷹打線の怖さを再認識し、
逆に警戒しすぎて崩れましたね。
中村や松田は打ち損じてくれましたが、
髙田以降は力みが響きました。
おまけに、山川も
「何とかしてやらねば!」を意識しすぎて
空回りしてしまい、間に合わないのに
手痛い悪送球をしてしまいました。
空回りが伝染してしまいました。


しかし、その直後の2回裏には、
ミランダも修正することができず、
外崎は引っかけましたが、
低めのチェンジアップが有効にならず、
高め傾向も改善されずの状態で、
森は十八番の積極策で打ち込み、
金子はボール球をしっかり見極め、
十八番の内野安打でチャンスを築き、
好調の源田は
ミランダの高め逆球
思い切り引っ張って
勝ち越しタイムリーを放ちます。

これでミランダの方は、
獅子威し打線の怖さから
制球もさらに乱れてきます。

浅村にはカウントを悪くして、
歩かしたくない一心で
甘く投げたストレート

浅村も見逃さず
鷹を突き離す3ラン弾
レフトスタンドに叩き込みます。

その後も、ミランダは
山川、栗山に連続して四球を与え、
崩壊寸前の状態になります。
ただ、おかわり君が打ち損じ、
そのチャンスを潰してしまいます
が。


でも、せっかく突き離したのに、
3回表多和田も修正することができず、
グラシアル、柳田、デスパに対して、
三者連続与四球と自滅型満塁を築き、
中村に2点タイムリーを許します。
ただし、鷹打線も
修正できていない多和田を攻めますが、
再び同点に持ち込むまでの勢いは無く、
多和田を陥落させるまでに至らず、
反撃も2点でとどまってしまいます。
鷹の方は流れを転じるまでに
至りませんでした。


逆に3回裏第二先発の大竹に代わり、
二死を簡単に奪われますが、
その後、連続与四球でチャンスを築き、
源田が2本目のタイムリーで1点返し、
試合の主導権を手放しません。

これで序盤戦も3点リードしてターンし、
試合の主導権も獅子が握ります。


優勝争いをした天王山と同様に
この序盤戦を鷹に打ち勝って制し、
試合の勝利を決めました。


もうその後は、
3番手・高橋礼に抑えられたり、
鷹の攻撃で危ない面もありましたが、
獅子祭りで一気に完勝して
勝ち星も鷹よりリードすることができました。


獅子威し打線については、
栗山、浅村と新旧キャプテンの
一発攻勢が大きかったが、
それまでに相手投手が嫌がる
ヒットや四球でチャンスを築き、
お膳立てをしっかりと整えて、
今年の獅子威し打線の
真髄を発揮しました。


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さて、明日の第三戦は、
鷹は千賀を中4日で送り込みます。


千賀の中4日は
アメリカ時代に中4日を
経験していたミランダと違って
影響がもっと生じやすい可能性が期待できます。
今日のミランダも
高め傾向、低めは決まらず、
前回の修正ができていなく、
中4日の影響があったと思います。


それらを鑑みれば、
明日の千賀の中4日先発というのは、
つけ込む隙はあるでしょうから、
勝機は今日以上に大きいと期待できます。


ただし、鷹打線も調子は良いので、
獅子投手陣がどこまで踏ん張れるか?
という課題は残ります

今日も3回表は2点でとどまりましたが、
下手をしたら追いつかれる、逆転もあり得ました。
自滅型満塁はビックイニング献上に
つながりやすいですから。
さすがに、3回表
もしビックイニングを食らっていたら、
流れは鷹に転じており、
鷹が主導権を握り、

結果も変わっていたと思います。
(そういう意味で鷹は詰めが甘かったです)


できれば、
早期に王手へ持ち込みたいですね。
王手になれば、シリーズの展開も
獅子に大きく味方します
から。


是非とも連勝して
明日、王手に持ち込みたいです。