下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【3/31ソフバン3回戦(ヤフオク)】黒い開幕三連星という結果に。。。ヤフオクでは昨年から9連敗中。得点差だけ見れば、接戦から惜敗続きの開幕カードであったが、鷹の勝負強さが目立った力負け。それでも光成の投球は今後に期待できる収穫に。今日は援護に乏しかったのが辛い。あと3回表の『おかわり君走塁死』は痛すぎた判定に。おかわり君の腕の長さはあれでアウトになるほど、そんなに短いのか?

今日もヤフオクへ応援に行きました。

現在、獅子は苦しい状況にあるため、
苦手ヤフオクというバイアスも鑑みれば、
連敗はやむを得ない面がありますけど、
同一カード3連敗というのは、
 一気に3ゲーム差開くほど影響は大きく、
 その後の戦いへの影響を及ぼす懸念も大きく
 (特に苦手なヤフオクの舞台なのでそのトラウマが増す)
 今は苦しい状況であるが故に、
 交流戦までは、勝ち越さなくとも、
 せめて勝率5割は最低限キープしたいと考えたとき、
 どこかで3連勝してやっと5割でありますけど、
 そもそも今苦しい状況だからこそ、
 3連勝するというのはそう簡単ではないですから、
  ※3連勝できる状況なら交流戦までは貯金を稼ぎたいくらい。
   そんな状況なら、
   目標を最低限5割なんて考えず、勝ち越しを狙いたい。
極力、避けたいところでした。


今日のスタメンです。
光成の肩にかかっていますが、
「打ってなんぼ」のチームですから、
当然、獅子威し打線の援護は必須です。


先に結果を述べますと、、、

結局、開幕カード3連敗
となってしまいました。。。
しかも、昨年から
ヤフオクでは9連敗中。。。


鷹のホーム(ヤフオク・北九州)での鷹vs獅子では、
一昨年が1勝12敗、昨年が4勝8敗、今年は現在0勝3敗。
それらを累積すると、、、5勝23敗(勝率0.179)


それでもヤフオクの狭いビジター応援エリアでは、
もの凄い熱い応援終始行われ続けておりました。


今回、初めてヤフオクで観戦してみて、
鷹になかなか勝つことができない中、
それでも一心に熱く応援し続ける
福岡獅子党の皆様の凄さとその苦悩
少しだけ実感することができ、
頭が下がる思いを感じました。


子供の頃、根本政権時代は
「観に行けば負ける」を繰り返していましたが、
ヤフオク観戦の場合、
強敵の鷹が常に壁になっている相手ですから
歯がゆさ、ストレスは溜まりますね。。。


ヤフオクに来られた
獅子党の皆様、本当にお疲れ様でした。


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ただし、この開幕三連戦は、
1、1、2点差の接戦になりましたが、
さすがに、惜敗が3つも続くというのは、
現時点において、獅子と鷹との
実力差は認めざるを得ません。


今日は鷹も併殺打を重ねたりしましたが、
この開幕三連戦では、
鷹の勝てる術を、勝負強さ

見せつけられた印象が残りました。


例えば、打撃に関しても、
こちらは良い当たりはしながらも、
きっちり処理されてしまう反面、
あちらは当たりが詰まっていても、
バットコントロールが優れているから、
こちらの守備位置等を意識して打ち込んでいるから、

上手いところへ巧みに打球を落としてくるので
こちらはピンチを広げてしまう。


俗に言う
こちらの不運なアウト、
あちらの不運なヒットでは片付けられず
あちらの攻撃は、
最後の決め手はホームランでも、
局面を左右する嫌らしいポテンヒットも目立ちます。
それがヤフオクではメラドより多く、
それだけ鷹の方は
地の利が十分活かされています。


また森と甲斐の捕手力差も見られています。


柳田には連日でやられましたが、柳田に限らず、
例えば、
1番打者に選ばれている牧原を見ても、
この三連戦では、牧原には
牧原が好むファーストストライク
散々に暴れられました。
このカードで
セーフティバントヒットを
2度もやられているのも痛いです。


逆にこちらは
金子侑、源田の1番、2番が連携できず
しっかり抑えられています。


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さて、今日の試合については、
序盤は双方でゼロを並べる我慢の展開に。
その均衡を破ったのが、
5回表おかわり君の先制ソロ弾でした。
しかし、獅子威し打線はその後も点を挙げられず、
好投を続ける光成を援護できず、
6回裏一死今宮に死球を与えると、
柳田には、
初球で内角を攻めたところが甘く中に入って
昨日と同様に初球一撃必殺の逆転弾を浴び、
その次の7回裏には、
上林にホームランテラスぎりぎり入る
手痛い右本塁打を被弾し、
それでゲームが決しました。


今日は光成
なかなか援護を得られない序盤の苦しい展開
必死に踏ん張って鷹の先取点奪取を阻止し、
おかわり君のソロ弾でこっちが先取点を得ました。


一昨年以降の結果を見ると、
『先制した者が試合を制する』という傾向が
57試合中32試合(約75%)と多いだけに、
序盤戦を渋太く粘って先取点を奪ったこと
良かったのですが、、、
残念ながら、その傾向になりませんでしたね。
やはり1点しか得られなかった
しかもホームランの単発ですから、
先取点を奪っても、
なかなか試合の流れまでを奪えるほどの
インパクトにはならなかったですね。


ところで、今日の序盤については、
初回表、
金子侑、源田が出塁できずゴロアウトに倒れます。


本来、1番打者としての最大の攻め処は、
必ず最初に回ってくる初回にあり、
どんな投手にも不安を抱える立ち上がり
(特にアウトを全く奪ってない最初)
相手投手のリズムを崩すことにあります。
 2回以降になれば、
 1番打者が先頭に来るか、なんてわからないですから、
 2回以降はその都度状況に応じてになってしまいます。
 だから「打線をつなげる」という働きは
 ある意味で、どの打順でも求められるわけですから。

この開幕三連戦では、
鷹の方は1番、2番が初回に機能していましたが、
獅子の方は初回に機能することができませんでしたね。
今回の三連敗となった要因の一つに
初回の差、1番2番打者の差は挙げられます。
今日は、光成が何とか失点を許さず
初回のピンチを切り抜けましたが。。。

やはり、投手が不安を抱えている立ち上がり初回
中軸の前に走者を置くこと
もの凄く大事ですし、
先手必勝傾向になりやすい鷹戦では
命運を握る岐路になるくらい大切です。


結局、初回表は、
二死から秋山が四球で出塁しますが、
次の山川が緩いカーブでタイミング狂わされ
打球は伸びずに左飛で終わってしまいました。


一方、初回裏は、
先頭の牧原に対して、
ファーストストライク
低めのボール球に手を出させて
ファウルでカウントを稼ぎました。


現在の牧原については、
ヒットを打ってくる場合、
だいだいファーストストライクのカウントです。
1~2戦目は
そのファーストストライク叩かれ続けました。
しかし、ストライクを稼いだ後は、
特に2ストライクに追い込んでしまえば
結構、料理しやすいタイプになっています。


今日の初回裏は、
光成の武器であるフォークで
最後は空三振を奪いました。


ただし、牧原に関しては1つだけあります。
それは牧原が8回裏の先頭打者になったとき、
腰高くらいの高さの初球
セーフティバントヒットを決められてしまいます。
この8回裏というのは、
ただでさえ最終回で2点を追う苦しい中、
ここで追加点1点を奪われたら
完全に獅子がThe Endになる場面
でした。


この牧原での打席における問題点は、
牧原のセーフティバントヒット
開幕戦でも見られており、
同一カードで2度も
奇襲を仕掛けられて

やられてしまったということにあります。


ある意味で、
このセーフティバントヒット問題
牧原ファーストストライク問題にも通じます。
すなわち、
今の牧原に対しては、
ファーストストライク

安易に投げてはダメ、
もっと警戒しないと

やられちゃうよ、という課題があります。


さて、初回裏の話に戻しますが、
牧原を抑えたのは良かったのですが、
その後、今宮、柳田を連打で出してしまいます。
しかし、それまでの2戦と違って
光成はデスパ、グラシアルを抑えて
初回の先取点献上を許しません
でしたね。


また2回表はこちらの攻撃も淡泊に終わりましたが、
2回裏、光成は内川、松田、上林を
あっさり三凡で料理しました。
投げるコースは、相変わらずバラついていましたが、
そんなことを気にすることもなく、
思い切りダイナミックに投げ込んでおり、
ストレートは力強く走り、フォークも落ちていました。


そして、3回表
この試合の重要なポイントになります。
まず先頭のおかわり君が、
初球の甘い高めストレートを叩き込み、
左中間のフェンス直撃の二塁打を放ちます。
こちらの席からがスタンド真下が見えず、
てっきり左飛と思いましたが、
時間差で周辺の歓声も沸きました。


そして、次の木村が流し打って
二塁手に何とか止められましたが、
二安打で今年初ヒットになり、
無死一三塁の大チャンスを迎えます。
この大チャンスは、
肝心な先取点を奪えるチャンスであり、
試合の流れを制するチャンスでもあり、
先手必勝に持ち込みたい、
持ち込まれたくない
獅子、鷹の双方にとって、

どちらにとっても
超重要な局面になりました。


しかし、次の金子侑は
インハイの球を詰まらせながら
弾き返しましたが、
マウンドの高橋礼が
好反応で投直に処理。
甲斐は木村が飛び出している
一塁へ投げることを指示しますが、
高橋礼は飛び出したおかわりを
刺そうと三塁へ送球
でも、その送球が逸れてしまい、
サード松田もそれを捕球するのが精一杯。
送球した球が
松田のグラブに入る前に、
おかわり君がヘッスラで

サードに戻っていたように見えたので、
『セーフでしょ』と思うや否や、
石山塁審の判定は
『アウト!』
すなわち、投直からの三塁走者アウトの併殺
という判定です。


当然、西武ベンチよりリプレー検証が申請されて
検証が行われ、球場内でも動画が流れますが、、、


(↓↓↓球場内のビジョンを撮影したもの)


(↓↓↓後で映像を抜粋したもの)


上部の黄色い〇印は、送球された球の位置を示し、
松田のグラブにその球が
まだ入っていないことを示します。
こちらからは、
おかわり君の指先ベースの関係が
直接映っていないですが、
ベースを踏んでいる
松田の右足の位置と、
おかわり君の頭の位置&腕の長さ
を鑑みれば、
送球した球が
松田のグラブに入る前に、
おかわり君がヘッスラで
サードに戻っていた
ように見えます。


おそらく確認した映像で
おかわり君の指先ベースの関係が
直接映っているものがない
から、
最初の判定を覆すだけの
証拠映像がないという理由で
最初の判定通りで決したのかな、
と推測します。


もしそうだとしたら、
そんな映像を撮影していないのだから、
そもそもリプレー検証をやる意味があるのか?
という問題になります。


とにかく、この場面は、
先手必勝の流れに持ち込みたい、
そのながれに持ち込まれたくない
獅子、鷹の双方にとって、
試合を左右する

超重要な局面でした。


それだけに
このアウト判定は、
試合の流れを左右する
重大な決定とも言え、
獅子に大きく不利に働き、
鷹に大きく有利に働く
ものになりました。


このアウト判定
獅子にとって、
大きな勝機を失った

鷹にとって、
大きな危機を回避した

結果になりました。


昨年、鷹vsオリックスの試合
鷹に大きく有利に働いた
誤審ホームランがありましたが、
もし今日の判定が誤審だったら、
そのときの
『誤審ホームラン』に
匹敵するレベルの
誤審になります。


昨年のCSのときに
秋山の盗塁アウト判定がありましたね。
当時、パ・リーグTVインサイトで
アウトの証拠となる画像が出ていましたが、
角度でどうとでも見える画像でしたし、
足のサイズとベースの長さが微妙で、
秋山も立ち上がってからタッチされており、
ベースに到達して無くて
立ち上がるのも不自然
でした。


まあCSのことを
今さら言うつもりはありませんが、
双方にとって、
試合を左右する
超重要な局面において、

もし誤審をしていたら、
当然、判定の公平性は
保たれることはできず、
審判団のみならず、
野球そのものの
信用失墜をもたらし、

結果が信頼できない
悪気のないデタラメ試合
(悪気があればそれはイカサマ)
とも言えます。


話を試合に戻します。
そんな大チャンスを潰した直後の4回裏、
光成にとっては、
ゼロに抑えなければと重圧のかかり、
もの凄くしんどい展開であり、
先頭の柳田に
初球ど真ん中の変化球を右安打に痛打されましたが、
これがソロ弾にならなくて良かったですけど)
次のデスパを遊ゴロ併殺打に打ち獲って
鷹の攻撃の芽をしっかり摘みます。
ただ、次のグラシアルには
与死球を許してしまい、
暴投で二塁へ進まれますが、
次の内川には、
与死球の影響なく臆せずインハイも攻め、
最後はコースが甘かったですけど、
変化球でタイミングを外したことにより
打球も伸びず、左飛に処理しました。


それなりにストレートが走っていましたから、
内川にそのストレートを意識させることができたから、
緩い変化球でタイミングを狂わすことができました。


正直、4回裏は
試合の流れを鷹に持って行かれても
不思議ではない局面
でしたが、
光成は、
出塁を許しても失点は許さずと
粘りの投球を魅せて、

鷹へ傾きそうな流れを
阻止しましたね。


5回裏は、
おかわり君の先制弾の直後であり、
一般的に、1点だけリードしてもらうと、
しかも、勝利投手の権利が絡む場面ですから、
その権利を意識しやすくなり、
逆に投手が『その虎の子1点を死守するぞ!』
意気込みすぎて力んでしまうこと
があります。


光成の5回裏は、一死の場面で
上林にフォークが落ちきらなかった初球を
中安打に打ち込まれますが、
次の甲斐を
冷静に投ゴロ併殺で処理しました。


しかし、6回裏は、
まだ球数もそう多くはなかったので
スタミナ問題はあまりなかったでしょうが、
一死から今宮すっぽ抜けて死球を与えてしまい、
次の柳田には、森が内角を構えるものの、
初球のストレートが中へ入ってしまい、
それを見逃されずレフトスタンドへ
逆転2ラン弾を運ばれてしまいました。
制球ミスで必殺の一撃を
食らいましたね。


ただし、制球ミスでもありましたが、
そのストレートにも力がありませんでしたね。
球に球威があれば、詰まらせることもありますから。
与死球後でストライクを意識しすぎたのか?
その分、縮こまってしまい、
力も球に乗らなかったのかな?とも思いました。


でも、連日で初球の逆転弾
柳田に許しています。
もちろん柳田が脅威のある打者だから
やむを得ない面がありますけど、
柳田を抑えないと、
鷹への勝利はありませんから、
それを『やむを得ない』で片付けたら
光成も、森も成長はありません。

しっかり反省材料にされたいです。


しかし、7回裏二死での
上林による追加点のソロ弾は痛かったですね。
残りの攻撃が8回、9回の2イニングしかなく、
甲斐野や森の登板が見込まれていただけに、
ここでさらにもう1点、
差を広げられるというのはダメ押しになり、
逆転するにはかなり辛くなります。


まあそれでもインハイの糞ボール球で
詰まらせているので、
ホームランテラスの影響が大きかったですね。
欲を言うと、食らいついた上林があっぱれですが、
4球目の外角低めのフォークで
空を切らせたかったですね。


ヤフオクのホームランテラスについては、
初めて見ましたが、
おかわり君や山川の一発もその恩恵を受けましたが、
打球は打ち上がっちゃったかな、と思うような
外野フライコースがスタンドインしちゃうのですから、
嫌なゾーンであることを再認識させられました。
今年はロッテのZOZOにも設けられましたから、
今後も注意要ですね。


それでも、今日の光成は、
出塁を色々と許しましたが、
獅子威し打線の援護が乏しい中、
併殺打で打ち獲ることを含め、
粘り強く7回3失点で
試合をしっかり作りましたね。
あと1つアウトを奪っていれば、
HQS達成でしたから、
先々が十分期待できる
好投をした
のでは、と思います。


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今日の問題点は
獅子威し打線が
なかなか得点を奪えず、
その得点もソロ弾のみであり、
山賊化できなかったことですね。
結局、7安打4四球と多く出塁させながらも、
得点はわずか1点で、9残塁というのは
苦しいです。


もともとから
『打ってなんぼ』のチームですから、
そんなチームが得点を奪えないと
勝負の面でかなり厳しくなります。

打てない獅子
ただのネコですから。


今日は今年ノーヒットだった
木村(マルチ)や金子侑(金子らしい足で稼ぐ安打)に
ヒットが出たのは大きいです。
しかし、全般的に打線が線になってなく
山賊化できていません。
しかも、1回、4回、5回(おかわりHR後)、
6回、7回と
5イニングの出塁が「二死から」
というのは、
得点に結びつけるには
なかなか難しいですね。


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さて、三連敗で所沢に帰ってきます。
明後日からはメラドでロッテと戦い、
休みなしで
あまり相性の良くない東京ドーム
ハムと戦います。


交流戦前まで、少なくとも、
最低限の勝率5割をキープするなら、
ロッテ戦のホーム開幕カードは、
最低2勝1敗の勝ち越しが必須、
可能ならば、3連勝達成したいですが、
次のロッテ戦カードは、
先発が武隈、ニールのみであり、
3戦目の6人目が
まだ決まっていません。


いずれにしても、本拠地へ帰って
ヤフオクの連敗を引きずらず、
一旦、リセットして思う存分、
暴れて欲しいです。


また次のとの試合については、
4/19~21のメラドでの対決です。
今回の三連敗勝率5割の方向性を鑑みると、
最低、2勝1敗の勝ち越しが必須です。
メラド開催になる分、
ヤフオク苦手意識が減り
本拠地での地の利が効くバイアスがありますが、
今のチーム状況では、
負け越しても不思議ではありません。


次の対戦までの約2週間で、
投手陣の改善は時間不足ですが、
獅子威し打線の状態は
少なくとも山賊化に

回復しておきたいですね。