下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【6/11巨人1回戦(MLD)】スタメン年俸20億円と高価な兎をシャットアウト!まあ兎の早打ち拙攻や早期の戦意喪失にも助けられたが、スクランブル登板の泰雄が、緊急回跨ぎのKマートが暴れることなく好投。しかし、中継ぎ陣はさらに駒不足状態に陥ってさらに底なし沼へ足を突っ込む。2軍から他投手を上げなければ、破綻への地獄の道をまっしぐら・・・

今日は先発予定の今井が発熱
泰雄がスクランブル登板しました。


正直、ただでさえ中継ぎ陣
疲弊しながらで人数不足。
間隔を開けて、ロング可能な誠ら別の投手を
2軍から上げたい
ところでした。


ところが戦前、コーチ発言で
2軍からは誰も上げない。
今の中継ぎ陣の総力戦で賄う。
 今日はブルペンデー
という方針が報道されました。


で、スタメン控え投手です。

メヒアが2軍戦で今村を打っている
ということで、メヒアがスタメンでした。
あとは、愛斗がスタメンに入り、
金子侑&木村はベンチスタートに。


ちなみに、スタメンの総年俸は、
獅子15.7億円vs兎20億円でした。
メヒアの5億円が無ければ、
概ね倍半分の金銭差でしたね。
(どうでもいい話ですが。。。)

「有言実行」でした。
昭和の男に武士に二言はないですね。


まあこうなってしまうと、
次の願いとしては、
今日は週6連戦の頭であり、
明日以降も5連戦を残しており、
今日かもしれませんが、
絶対に平井&増田、ヒースではないと
ダメな局面
必ず生じるので、
そのときに最大限力を発揮できることを見据えて、
①平井&増田を回跨ぎさせないこと
 (超最優先事項です)
②平井&増田、ヒースは
 どうしても
 使わなくてはならぬ場面以外は、
 極力、節約すること

 (例:3点差以内でリードの展開以外)
2点がこの試合での目標ですね。


さて、今日の結果です。

ブルペン陣が高価な兎打線を
ゼロ封、シャットアウトでしたね。


が勝ったのは気に入りませんが、
は引き分けてくれたので0.5ゲーム差は稼ぎました。
まあぎりぎりまで虎リードでしたが、
虎さんが9回に追いつかれ延長に持ち込まれましたからね。
それでも、12回裏、
虎さんが自滅して無死三塁のピンチに陥っていたのに
サヨナラを回避できたのは大きかったです。



まあ、こちらに関しては、
兎打線早打ち拙攻や、
終盤の早期戦意喪失にも助けられましたが、、、
最終回は覇気も無かったですね。)


しかし、泰雄&Kマート
制球ご乱心することなく冷静に勝負し、
兎打線を手玉に取る好投をしましたね。


泰雄については、甘い球もありましたけど、
持ち前のスライダーもキレがあって、手元で曲がり、
緩急を活かしながらストレートで差し込み、
兎打線を翻弄しましたね。
そして、打者一巡目の3イニングを
パーフェクトで凌ぎます。
しかも、早打ち拙攻も見られましたが、
球数は3回まで28球
1回平均10球下回る節約投球。


まあ兎の早打ち拙攻もありましたが、
岡本に粘られたときも粘り勝ちました。


打者二巡目に入る4回表になると、
坂本にはボール先行で与四球
丸に浮いてきた腰高以上の高めを打ち込まれ
リードしていると言っても
1点差しかない中で
一死一二塁のピンチを築きます。
いつもなら、
ここで崩れるのが獅子投手陣の傾向ですが、
しかし、次の岡本には、
低めのチェンジアップ
計算通り引っかけさせ
遊ゴロ併殺打で料理
しました。


泰雄の球数は、ここまで42球。
まだまだ行けそうな雰囲気でした。
でも、Kマートが
ブルペンで仕上げていました。


このままだと、泰雄4回、
普段回跨ぎしていないKマートは1回
それで行けば、
残る4イニングは?駒が不足してきます。
いつもの適用傾向を鑑みれば、このペースで行くと
6回を森脇&小川で1イニング
 (若しくは森脇1人で小川が延長戦要員)
7~8回を平井で回跨ぎ
9回を増田投入。
もし延長戦に入ったら、
10回を増田で回跨ぎ、
11回をヒース
12回を松本直???
 若しくはヒース回跨ぎ?
 6回で1人で1回なら残る方?


そんなことを考えていました。
そこで、つぶやたTwitterは


正直、泰雄には行ける所まで行ってもらって、
明日は、泰雄を休ませるための抹消をして、
誠ら他の投手(ロング可がベスト)を上げて!
と考えていました。


まあ、泰雄も
二巡目になったら相手も捕えやすくなったり、
泰雄自身、勝利投手の権利がちらつき、
権利までは考えなくても、
5回は一つの区切りになるので、
その区切りが見えてきて功を焦り、
自滅してしまう?
という不安は考えられます。


また40球というのは
事前報道のコーチ談話にあったとおりですから、
(40球ずつで小刻みにつなぐ)
泰雄も40球程度だから、
最初から全力で飛ばせたので
好投できたということもあります。


ただし、投げることができる状態にあるならば、
投げさせることが
泰雄の育成に、糧につながります。


ところが、Kマートの3回好投
その不安を低減してくれました。
3イニング投げてくれたので、
延長戦にならない限り、
残るは8回&9回の2イニングなので、
上記目標①「回跨ぎさせない」は
実現できそうな展開
になりましたね。


Kマートの場合、
「3分前の君は何処へ?」という
急性乱調症を抱えていますから、
集中力を切らす回跨ぎは向かない
と考えていました。


ただし、Kマート来日前の
3A時代(2018年前半)の全試合結果を見ると、
30試合のうち
27試合が回跨ぎしています。
そして、そのうち
6試合3イニング目に
突入する回跨ぎをしております。
ただし、3イニングを投げ切ったことはなく
最長イニングは2回2/3でした。
何で投げ切っていないのか?は不明です。
最多球数は52球です。

※桃色着色:3イニング目へ突入
 黄色着色:2回投げ切り
 緑色着色:回跨ぎで2回未満


これを考えると、
まず「回跨ぎ」は問題無さそうと考えられます。
ただし、
3イニング目突入の回跨ぎも大丈夫かも、ですが、
「3分前の君は何処へ?」の急性乱調症の発症
の懸念は、どうしても残ります。


まあ3イニング目に突入した7回表、
先頭の丸へ初球がすっぽ抜けて与死球。。。
しかも、一歩間違えれば、流れがなかったら、
危険球退場あり得たすっぽ抜けでした。


そして、次の岡本には、
甘く真ん中上に入ったスライダーを投げ込み、
岡本が打ち損じてくれて助かりましたが、
次の大城には、甘く入ったど真ん中
右二塁打を打ち込まれます。
(ここまで34球)


一死二三塁のピンチです。
まあ4点差のリードがありますが、
次に陽ダイカン、ビヤヌエバと迎えますので、
ここで平井に交代しちゃうかな?
と思いました。


しかし、Kマート自身、
ギアが入ります。
森と一緒に強気で
自慢のサークルチェンジで攻め続け、
二者連続奪空三振!


今日のKマートは、丸の打席で暴れましたが、
全般的に乱れることなく、
自慢の重く角度のある速いストレートは走り、

落差のあるサークルチェンジは見事に落ちましたね。
こうなってしまうと、
Kマートは確変モードに入り
相手はそう簡単に打てなくなります。

特に対戦経験のないセ球団は打てません。


一応、Kマートは、
自身最長の3イニング
投げ切って結果を出してくれました。


しかし、泰雄とKマートは
しばらく使うことはできません。
いつもの風潮なら、
明後日には出てきそうな気がしますが。。。


前述したKマートの3A時代の登板間隔を見ると、
3イニング目に突入した6試合の次は、
最初の1試合目(5/12)の次は中7日
2試合目~4試合目は中3~4日を開けています。
5試合目(6/23)の次は中2日であり、
次の6/25は1回を三者凡退に抑えています。
ただし、この頃の6月中下旬は、
3イニング目に突入した試合が続いていたように
Kマート自身、かなり好調だったことが伺えます。


6試合目(7/16)では2回1/3を投げて
その次が7/19に中2日で登板しています。
しかし、中2日になったその登板では、
1/3回のみで、
打者4人のうち与四球3と、
いつもの自滅型Kマートになっていた

ということを示します。


すなわち、中2日で登板させると、
次は乱調Kマートになる不安
があり、
中3日以上は間隔を開けるべきです。


それを考えると、泰雄もKマートも、
中3日以上を開けることが必須であり、
次の登板は、
早くても15日(土)となります。
ということは、
明日、明後日、明々後日の3連戦
泰雄&Kマートはいないものとして
考えて戦わなければなりません。


なお、原監督の試合後談話では、
「(あまり対戦していないので)
 情報がなかったから」と言ってましたね。
銀から情報は行ってなかったのでしょうか?
まあ銀が知っている泰雄はダメなときであり、
今日のKマートは手がつけられなかったですからね。
ただし、馴染みのある獅子威し打線の情報は
兎バッテリーに筒抜けだったと思いますけど。


で、4点差リードの展開でしたが、
8回は平井、9回は増田と、
お約束の登板
になりました。
結果に関しては、
平井は甘く真ん中に入ったフォークで
亀井に打たれ、坂本与四球がありましたが、
平井も増田も
しっかり無失点で締めました。
増田は7試合連続三者凡退です。


平井も増田も、さすがであり、
2人には本当に
頭が下がるばかりです。
m(__)m m(__)m m(__)m

でも、増田も
セーブポイントがつかぬ展開での
登板が多い
ですね。


連戦が続きます。当然ながら
平井&増田、ヒースではないと
絶対にダメな局面が必ず生じます。

本来ならば、そのときに
最大限に力を発揮できるよう

他の者で良い局面では、
彼らを無駄遣いしないこと

が肝要です。


早い話、森脇&小川で
8~9回を1イニングずつ
ということも考えられます。
もし、森脇&小川が疲労蓄積したら、
2軍の誰か(復調気配の武隈や野田ら)と
交換すればいいわけですから。
でも、平井&増田、ヒースの
代用はききません。


実況のフジテレビTwoでは、
最終回の増田登板については、
「今週に勢いをつけるために
 週頭をしっかり増田で締める
みたいな話をされていました。


なら百歩譲って、
最終回を増田で締めるを許容しましよう。


ただし、兎打線も
最終回は覇気が全くなく、
早々に戦意喪失しておりましたけどね。


しかし、8回の平井は
絶対に必要だった???
疑問が残ります。


今日の平井&増田の双方を投入したことにより、
明日、絶対に出てもらわなければならない展開になれば、
どちらを出しても連投になります。
もし、明後日もそのような展開になれば、
基本的に皆が避ける3連投になります。


今日はヒースを温存できましたが、
せめて、平井又は増田のどちらかも
温存しておきたかったです。


さて、前述したとおり、
泰雄&Kマートは中3日以上を開けるべきです。
12日(火)~14日(金)の三連戦では、
泰雄&Kマートはいないものと考えなければなりません。
となると、残るブルペン陣は、
明日登板になれば、連投となる平井&増田、
あとはヒース、小川、森脇、松本直のみです。


残り5連戦はメラドだから中止もあり得ません。
となると、
今日は週頭だから、乗り切れましたが、
 相変わらず、「そもそも1日休んだら
 疲れがリセットされる」というような使い方です。
 そんなわけはないのですが。。。
今のブルペンメンバーだけでは、
今週の残り5連戦で
破綻するリスクが十分想定されます。
来週もある連戦日程を乗り切れるか???


やはり2軍から
誠など他の投手を
(ロング可がベスト)
1軍に上げていかないと
この先は地獄への一方通行を
香車の如く進むだけです


真剣に考えて下さいよ。。。


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一方、獅子威し打線については、
初回裏に、
山川の中安打25億円男のポロリにより
先制することに成功しました。


しかし、それ以降、今村を攻略できず
ゼロをスコアボードに並べます。


100km/hを下回るカーブ、
140km/h前半のストレート、
この球速差を、
緩急を上手く活かされました。
特に、
一巡目はストレートなど速めの球を中心に、
二巡目に入ると、緩いカーブを投げはじめ、
変化球を増やしてきました。
しかも、スライダー、フォークを織り混ぜてきます。
※一巡目:全33球のうち45%の15球がストレート
※二巡目:全38球のうち32%の12球がストレート


まあ獅子威し打線が緩急に弱いのは、
昨年、内海にやられているパターンでもありますからね。


結果的には、80球以降の6回表になって、
ようやく今村を捕らえることができました。
6回表山川&森が双方初球打ちで
このイニング僅か2球でチャンスを形成し、
おかわり君&メヒアの適時打で
ようやく貴重な追加点3点を奪えました。
ここで黒い兎軍団の戦意が急落していましたね。


こう言っては悪いのですが、
今日の巨人は
それ以降、覇気を感じられませんでしたね。
普段のパ・リーグ他球団や
広島、DeNAと違って、
何か迫るものがあまり感じられませんでした。
まあ僅か3安打ということもありましたけどね。
明日以降、DeNAのように逆襲されて
噛まれるおそれはありますが。。。


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さて、明日の先発は、


前述したとおり、
誠などロング可能な他の投手を
早急に2軍から上げること
喫緊の課題です。
(ニールは今日投げて炎上していました)


しかし、今の首脳陣は、
下から上げることはなく、
自転車操業の不安は続く
でしょう。


どんな計算を立てているのでしょうか。
首脳陣が考えてそうな計算を想像してみると、


◇まず十亀は6回まで投げてもらわねば困る。
  →十亀の6回投げ切ることは前提条件
 まあ7回まで投げてくれる
 という楽観的な前提条件が根底かもしれませんが。。。
残る3イニングについては、
 リード又は接戦の場合、
 〇最終回は増田で決まり→連投ありき
  ただし延長戦に入ったら回跨ぎ。
<首脳陣が考えそうな案1>
 〇7回は小川&森脇で1イニング
 〇8回はヒースを連投で1イニング
  もしくは、森脇がそのまま回を跨ぐ
<首脳陣が考えそうな案2>
 〇7回は平井が連投で1イニング
 〇8回はヒースが1イニング


もし十亀が5回までしか投げ切れなかった場合は、
(それでもリード又は接戦の展開)
 〇6回は小川&森脇で1イニング
 〇7回は平井が連投で1イニング
 〇8回はヒースが1イニング
 〇9回は増田が連投で1イニング
でも、これでは松本直しか残りません。


となると、
 〇6~7回は平井が連投で回跨ぎ2イニング
 〇8回はヒースが1イニング
 〇9回は増田が連投で1イニング
  延長戦の場合は10回へ回跨ぎ2イニング。
 〇11回は小川、12回は森脇
  松本直は何かあった場合の控え。


もし十亀が早期降板になった場合は、
(ビハインドの展開)
※例えば、榎田のように2回途中で降板
 〇2回途中~5回は森脇で3イニング+α
 〇6~8回は松本直が3イニング
 〇9回は小川が1イニング
だたし、これは森脇&松本直が
6イニングを消化できること前提条件になってます。
正直、森脇は先日の2回2/3、頑張っても3回、
松本直は頑張っても2回がいいところであり、
大炎上しても代えることができない
という制約が必要になります。


敗色濃厚の展開になった場合、
ヒース、平井敗戦処理班として
使わざるを得なくなる可能性もあり得ます。


すなわち「2軍から上げない」というのは、
早期KO、負傷・危険球退場等による降板
延長戦突入リスクへの意識は薄い証ですね。


やはり誠など他の投手(ロング可がベスト)を
明日にでも1軍に上げて欲しい
です。


余っている野手を下げても良し。
泰雄を休暇目的で抹消しても良し。
(10日後に昇格)
とにかく、投手を上げないと・・・
破綻への地獄の道をまっしぐら・・・