下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【6/23阪神3回戦(甲子園)】交流戦ラストを勝利で飾る結果だが、理解不能の謎の采配により、今までの問題を今後に向けて深刻化させる。/交流戦が終わってみれば、上を行く鷲や鷹は獅子をさらに突き離す結果に。

今日は交流戦が最終戦となり、
最後を飾ることができました。
ただし、結果論では勝ちましたが、
今まで生じていた問題
今後に向けて深刻化しましたね。


今日のスタメン結果です。

阪神は、守乱が多い反面、
勢いに乗ると手がつけられなくなります。
それ故に、
勢いに乗せることなく
相手の守乱あらばその隙を着実に突くことが大事ですね。


今日の試合を総括すると、
松本航甲子園でのOP戦のリベンジを果たし、
獅子威し打線
中盤に球数嵩んだガルシアを一気に叩き、
そのまま逃げ切りました。



まず獅子威し打線について


①相手のミス(自滅)は見逃さず
 その隙を突いて叩く!


最初の得点は
相手三塁手の悪送球で返すことができました。
そういう相手のミスから奪う得点は大事ですね。


そして、
②球数が嵩んできた相手が
 疲れた隙を突いて叩く!


どんな投手でも
不安のある立ち上がりや、
スタミナが切れかかっている継投直前
勝負処になりやすいですから、
その鉄則は、
試合に勝って行くのに重要であり、
獅子らがそれを成し遂げたことは評価できます。


5回表、一死から愛斗
外角のチェンジアップを
泳いで腰を引きながらも
バットの先で上手く合わせて
中安打を打って出ました。
虎の方は、愛斗が引っ張ると思ってたのか、
三遊間を比較的狭く締めていた分、
二遊間が開いていた?
という気がしましたが、
まあ、その間を打球が上手く抜けました。


次の松本航の打席では、
松本航も、前の4回裏に
制球が怪しくなっていましたから、
ここで代打を送ってもいいかな、
とも考えていました。
ただし、そうなると、
投手が不足してしまう可能性があります。
そこは難しい判断であり、
松本航をそのまま打席に送り込むなら、
松本航がもう1イニング投げ切ってくれるか?
にかかっているわけですが。


松本航は、そのまま打席に入り、
3バント覚悟でバントを成功させました。
まずは打撃面で1つ課題をクリアしましたね。


投手が打席に入ってますから、
ここは「バント作戦」で良いと思います。
GAORAの中継では、
「バントは成功して当たり前に見えるけど、
 プロの投手からバントするのは難しい。
 逆にバントさせるよりは
 普通に打たせた方が気楽に打てたりする」
みたいな話をしていました。


まあ投手がバントするのも簡単ではないですが、
どっちが良いかは何とも言えないですね。
それを評価するには、バントの成功率と、
出塁率+ゴロアウト率の天秤ですね。
ただし、バントの場合、
利き手がバット上部を握って前へ出るので
利き手に球が直撃するリスクは高まりますね。
十分、注意されたいですね。


そして、二死二塁の状況で、
次の打席が秋山ですから、
当然、秋山が歩かされて、
源田勝負に出られても

不思議ではなかったですね。
しかし、普通ならそうするでしょうが、
虎は秋山勝負に出てくれました!
これはありがたかったですね。
虎も秋山の怖さをあまり感じていなかったのか?
わかりませんが。。。


で、打席に立った秋山は、
愛斗が打って、松本が送ってくれたから、
 ここは打つしか無い」と思ったようで
外角の球に逆らわず自然に流し打ちをして
左安打タイムリーを決めました。


プロ野球ニュース情報ですが、
秋山松本航が登板した6試合で
打率0.526(25打数13安打)6打点
大活躍みたいですね。
さすがキャプテンです。たまたまでしょうが。


そして、この適時打、
ようやくでしたね。
昨日の岩田や今日のガルシア、
球も動いてゴロアウトを狙っており、
昨日も外角球を強引に引っ張って
ゴロアウトの餌食になってました
から、
ようやく理想的な打ち方
「逆らわず自然に流す」形で打ち込んでくれました。


まあ、レフトの打球処理位置も浅かっただけに、
ここでタイムリーになったのは、
愛斗の走りが大きかった
と思います。


そして、6回表一死から
山川おかわり君が軽打狙いで、
岡田が低めを上手く合わせてと、
三連打で
一死満塁のチャンスを築きます。
で、相手のガルシアが岡田に打ち込まれたとき、
カッカして沸騰中でしたね。
ガルシアが
冷静さを失ってくれていたのは
ありがたかったです。


そして金子侑適時中安打を放ち、
近本の悪送球もあって、もう2点奪います。
ガルシアはさらに怒っていましたね。
このように冷静さを失ってくれるのはありがたく、
もっと怒れ!怒れ!怒りまくれ!でしたね。


そして、一死二三塁の状況で
次の愛斗が打った打球は、遊ゴロコースでしたが、
(記録は遊安打でしたが)
遊撃手ポロリするとともに
慌てて転がる球を握れず
打球処理にもたついて送球遅れます
愛斗がギリギリ一塁に間に合ってセーフ判定に。
リクエスト検証になりましたが、判定覆らず。
その間にもう1点入りました。


そして、虎の方はガルシアから
岩崎に交代させましたが、
秋山が高めストレートを叩き込み、
フェンス直撃の左二塁打を放ちました。
フェンスの上を球が転がっている間、
時間も稼げて2点追加しました。


結局、この6回表に一挙5得点を奪う大暴れ。
本塁打はありませんでしたが、
打線が線になって
連打で猛攻仕掛けたことは価値があります。


しかも、
前述の①②の鉄則を活かしました。


ただし、それまでは
ガルシアの
ゴロアウトの餌食
になっていましたね。


ガルシアは、
ゴロアウト率11.1、フライアウト率4.0
というようにゴロアウトの魔術師でありますから。


もう当分、
ガルシアと戦うことはありませんから、
ガルシアのことはどうでも良いですが、
昨日に続き、『左腕病』や
『ゴロアウトの魔術師との対決』は、
今後の戦いに向けても課題ですね。


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次に先発の松本航について。


松本航は、
雨の中の甲子園でのOP戦
炎上してフルボッコであり、
その直後に発熱になしましたね。
発熱だけで終わればよかったですが、
1日休んだら熱が下がったからと言って
すぐ練習をしてしまい、
肺炎になってしまいましたね。
報道では「軽い」ということでしたが、、、
肺炎に軽いも、重いも、
肺炎なんてちょくちょくやる病気でもないし、
重かったら、かなり重症なんですが。。。
まあその肺炎により
開幕に間に合いませんでしたね。。。


今日はその甲子園で
リベンジの意気込みで挑んだようですね。


初回の立ち上がり
虎クリーンアップにより
電光石火の攻撃を受けて
先制点を許しました。
しかし、それ以降は、
ピンチを背負いながらも

無失点で耐え切りました。


出塁を許しても、失点を許さず
将来、エース級に育つための重要な要素の一つですから、
最小失点で切り抜け耐えたのは評価できます。


そこで1つ言えることは、
イニング別のストレート投球頻度を見ると、
失点した初回のストレートは約45%でしたが、
(全29球中でストレート13球)
次の2回は約68%が、3回は約73%
4回は約64%がストレートであり、
ストレートの頻度を増やしましたね。
(5回は50%に減じますが)


ストレートは一級品であるのに比べ、
変化球はまだそこまでありませんから、
ストレートを増やしたことで
相手を抑えていた可能性
はあります。


とはいっても、今日、
ストレート一本槍のハム吉田輝星
中日打線に打ち込まれていましたように、
変化球も混ぜながら、
自慢のストレートの威力を増したく、
今日の松本航は、変化球の精度が粗くても
緩急を活かして虎打線のタイミングを狂わせる面も
見られていました。


ただし、今日も球数が嵩んで
5回を投げ切ることがやっと
でしたね。


イニング別球数を見ると、
29球/回、19球/回、15球/回、
25球/回、18球/回であり、合計106球、
1回平均21球と多かったです。


今日もストレートは相変わらず良く、
左打者には外角へ投げ込むストレート
相手の空を切らせたりしていました。
今日のストレート割合6割弱
前回より少なかったですね。
ただし、過去と比べると平均的の頻度ですけど。


ボール球率については、全体が38%、
ストレートが34%、変化球が43%であり、
前回のヤクルト戦と大きく変わりませんでした。



ところで、
ボール球率について、走者あり・なしで見ると


全体のボール球率は38%と、
前回と同程度でした。
ただし、
今日は「走者なし」の状態で多かったでした。
(前回が少なかったわけですが)


気になったのは、
糸井とかが相手のときですが、
初球(又は初めの方)で力んで抜け気味
ボール球になっている傾
向が見られてますね。


初球から警戒して(←大事ですね)
微妙な処を狙って僅かに外れるのは良いですが、
力んで、高めに、外めに外れたり、
引っ掛けて低めに外れたり、
明瞭な制球乱れのボール球ですから、
そういう無駄球は低減したいですね。


ストレートを内外に投げ切ったり、
変化球も精度が微妙な面がありますけど、
ストレートを意識させた分、
緩急でタイミングを狂わせたりして、
凡打、奪三振と仕留めていくわけですが、
当然ですけど、甘く入ると、
打ち込まれたりしていました。


初回の大山には
最初、外狙いで外してしまい、
B2S0からの3球目、
ストライク欲しさで
中に甘く入ったところ
を打ち込まれます。


次のマルテには、
甲子園のマウンドが合わなかったのか、
足下を気にしながら、
高めに甘く入ったところ
を打ち込まれます。


2回の高山には、先頭打者で
最初の2球がストライク入らず、
B2S0からの3球目に
ストライク欲しくて
真ん中に甘く入ったところ

思い切り引っ張り叩かれました。
(初回の大山と同じパターン)


3回こそ三者凡退で切り抜けましたが、
それ以外は毎回、
得点圏に走者を置いています。

当然、球数が嵩んで不思議ではありません。


また、ストレートと変化球で
緩急を上手く活かしている打席もありましたが、
2回以降、
ストレートを7割前後と増やしていますから、
立て続けにストレートを投げ込むときがあります。
そうなると、
単調に、淡泊になりやすく、
相手もストレートに合わせてきますから、
ファウルで粘られやすくなって
球数を嵩ましている面も見られています。


ところで、ストレートの球速を見ると、
波はありますけど、前回と同様に
比較的、終始安定していましたね。

ただし、前回もそうでしたが、
球数が嵩んでスタミナが切れてくると、
意図したところに投げる制球力が低下し、
コースが甘くなってきますね。


緩急で誤魔化しながら
相手のタイミングを狂わせたりして抑えてましたが、
 ※だから5回はストレート率が低下し
  変化球が増してましたね。
 ※緩急を活かすのは大事なので
  それはそれでOKです。
5回の糸井のように
甘く入ると打ち込まれやすいですね。


まあ、それでもルーキーで1年目から
とりあえずここまでやってくれるだけでも
今の獅子投手事情を踏まえれば、助かります。
もちろん、
いずれは多和田、光成、今井らとともに
彼らも発展途上中ですが)
獅子のエース級四銃士を築いて欲しいので
QS、HQSが達成できるよう
ステップアップして欲しいですね。


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さて、問題の継投です。
今日は試合に勝ちましたが、
継投の采配に関しては、
指摘されているブロガーの方も
多いのではないでしょうか。


今日は6回裏をKマート、
7回裏&8回裏途中を平井、
8回裏残りをヒース、
9回裏を増田でつなぎましたね。


ちなみに、
今日のブルペン陣メンバーにおける
前回までの登板状況今日までの間隔です。


◇増 田:6月19日、20日で連投各1回→中2日
◇平 井:6月19日、20日で連投各1回→中2日
◇ヒース:6月21日→中1日
◇Kマート:6月20日2回(回跨ぎ)→中2日
◇泰 雄:6月18日1回、21日1回0/3→中1日
◇森 脇:6月18日1回、22日1回→中0日
◇小 石:6月18日6回(2軍)、
     22日1回1/3→中0日
◇松本直:6月16日→中6日


そもそも事前に
ブルペンの新鮮化と増員をしていなから、
カツカツ状態になってます。


小石を昇格させても明らかな人選ミスですし。
2軍で先発して6回投げたばかりでしたから、
中5~6日で考えたら、
交流戦が終わっているんですよね。


確かに明日から4日休みになりますので、
多少の無理はやむを得ません。
「連投」はやむを得ぬ面がありますね。
(ただし3連投はNGですが、今回は該当者無し)
とはいっても、
小石は昨日の前回登板が
2軍で先発した後の中3日登板ですから、
今日は登板させたくないです。
「回跨ぎ」に関しては、
Kマートや泰雄がもう少し間隔が開いていれば
良いですけど、上記の状況では厳しいです。
正直、「回跨ぎ」は、
1イニング目がかなり楽でない限り、
避けたいですね。


まず6回裏のKマートについて。
前回は回跨ぎの登板になり、
それから中2日の間隔が開いています。


正直、Kマートに関する
回跨ぎした後の適切な登板間隔は?
難しい面があります。
ただし、Kマートの場合、
米国時代(3A)を見れば、
間隔を短くすると、
『乱調Kマート』が発症しやすい

という懸念があります。


西武に入団した2018年は
入団前の前半に3Aで30試合登板しています。
その30試合のうち
16試合が2イニング以上を投げています。
(回跨ぎは22試合)
2イニング以上の試合から次の試合への登板間隔は
平均すると中2.9日を開けていますね。

その16試合のうち
中2日以下で登板したのは6試合のみであり、
残り10試合は中3日以上を開けています。


例えば、3A最後の試合(18/7/19)では、
その前に2回1/3無失点の登板があり、
それから中2日で登板していました。
しかし、このときの結果は、
1アウトを奪うのがやっとで、
打者4人に対して3与四球で降板でした。
(想像がつきますね。マーティンあるあるですね。)


それを考えると、Kマートは
2イニング以上を投げた次は
中3日以上を開けておきたい
というのが本音ですね。
それは疲労蓄積の話もありますが、
Kマートは急性ご乱心がありますから、
『乱調する要素』を1つでも減らしたい
ところが大きいですね。


ちなみに、Kマートの武器は
◇角度のある重い速いストレート
◇落差のあるサークルチェンジ
 (シュート気味に落下)
であり、この二本柱がしっかりしていたら
そう簡単に打ち込まれません。


今日のKマートについては、
結果論として、
木浪の併殺により
無失点に凌ぐことができました。


しかし、投球内容は、
状態が今一つでしたね。


最初のマルテには
球が暴れてストライクが入らず、
ストライク欲しさで制球を気にして
ストライクゾーンに入れた
角度もあまりなく
球に力のないストレート
簡単に打ち込まれました。


また落差のあるサークルチェンジが武器ですが、
それほど落ちず、落差不足であるから、
空を切れずにバットに当てられます。


投球内容が今一つだったのは、
登板間隔の短さが絡んでいる可能性は
考えられますね。


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で、大問題の3番手・平井さんについてです。


点差が離れていましたが、
前回の登板間隔明日からの休みを考えれば、
7回裏に平井が登板したこと
指摘をするつもりはありません。


7回裏の平井については、
先頭の原口に初球を打ち込まれたのは、
警戒が薄かった面もあるでしょうが、
しょうがないと考えてます。
まあ、原口が打つことにより
甲子園が盛り上がって
虎に勢いをつける可能性が気になりましたが。


糸原まで、二死を奪うまでは良かったです。


でも、糸井の打席に入ってからですね。
最初の3球で追い込んだときまでは、
糸井も平井の球に
タイミングが全く合ってなく
カウントを含めて平井が優勢でした。
ただ、平井が決めようとして
力んで4~5球目の2球を外してしまいます。
これでフルカウントになって
平井が苦しくなってきます。
6球目は、糸井にカットされ、
7球目、岡田が内角を要求しますが、
それが甘く真ん中に入って
右安打を打ち込まれます。


このとき、
二塁走者は三塁で止まらずラッキーでしたが、
これパ球団ならホームへ突っ込んでますね。


次の大山にも、
追い込みを決めようとすると、
甘くなって中に入り、
タイムリーを痛打されます。
糸井と似た甘い球です。


このとき、既に、平井は
制球力が低下していました。

特に、決めに行こうとすると、
甘く入ってしまいます。


今まで蓄積した疲労により
スタミナが切れやすくなっているのか?
わかりませんが、
1つ言えることは、
平井はもうこの時点で
フラフラ状態、ヘロヘロ状態
陥っていましたね。


次のマルテは、
最初、平井の球にタイミングが合ってませんでした。
4球目は外角低めスライダーを空振りしていました。
しかし、5球目は、
4球目よりもう少し低めで厳しいコースでしたが、
バットに当てられてファウルを打たれ、
空を切ることができませんでした。


おそらく岡田は、4球目の空振りを見て、
「もう一丁」行けると考えて投げたんでしょうが、
しかも、4球目より厳しく低めを突きましたけど、
空を切れなかったのは、
マルテも4球目で見ていて
タイミングを少しは掴んでいたことと、
また平井もバテてきて
スライダーのキレが
鈍くなっていた

(抑えるほどの鋭いキレがなかった)

という可能性が考えられます。


そして、さらなる追い討ちダメージになったのは
マルテが途中でとったタイムでしたね。


6球目、投げるときに
マルテがタイムをとり、
投げた球が無効になりました。
これにより
平井もリズムを崩して
制球力が乱れましたね。


これはマルテ個人の作戦でしょうね。


それで、
二死満塁のピンチに陥りますが、
このイニングを
何とか最少失点で切り抜けました。


この7回裏を終えた時点で、
平井については、
投球内容は制球力低下、
 変化球のキレ鈍化
 フラフラ、ヘロヘロ状態

大ピンチを乗り切って
 一旦、ホッとした状態
 これが回跨ぎで一番疲労を貯める。
 もう一度、集中力を高めるのは楽でない。
無失点で切り抜けられなかったけど、
 1失点で何とかこのイニングを投げ切り、
 ここで終えれば、
 イメージもどん底の状態にならず
 (途中降板、KOだとダメージ大きい)
という状態です。


当然、これらの状態(特に①②)を考えれば、
回跨ぎで続投すれば、
炎上必須の結果になること
簡単に想像できますね。


まあ、8回表は平井に打席が回る打順だったので、
そこで代打が出されて平井はお役御免になる
と考えていました。
そもそも野手が余ってますからね。
余らすんだったら、
野手を減らして投手を増やせ!


ところがどっこい、
平井が打席に立っている
じゃありませんか。。。
平井は抜け殻のように全く打つ気無しでしたが。


そうです。
8回裏も平井続投で
回跨ぎの残業です。


当然、打ち込まれて炎上し、
一死満塁の大ピンチを築いて
途中降板、KOになりましたね。

打ち込まれた平井を
責めることができません。

普段の勤続疲労や強引な過酷残業が
この結果を招いている可能性大ですからね。


しかも、その次にヒースが救援で登板しますが、
一死満塁の大ピンチと
泥沼になってからの登板ですから、
ヒースについても、
イニング頭で登板したときより
緊張度高い分、
疲労も多く残りやすいです。


完全に対応が
泥沼化してからの
後手後手になっていました。


またヒースが
抑えてくれたから結果的には良かったですが、
最初の陽川が打ち損じてくれたから良かったですが、
陽川も、ヒースの出鼻をくじく意味で、
かつ甘い真ん中に来たスライダーだったから
初球狙い打ちをするのも適切な作戦であり、
球が甘かった分、
そのままタイムリーになっても
おかしくなかったでした。


そうなっていたら、
ヒースへのダメージも大きく、
下手をしたら、
逆転負けの可能性もありました。


炎上濃厚の続投をさせたのは、
・虎を舐めていたのでしょうか?
・根性論で何とかなる
 と考えていたのでしょうか?
・適切に状況判断することができないのか?
・打たれるのが快感なマゾなのか?


明日から4日休みに入りますが、
KOされて終わるのと
1イニング投げ切って終わるのでは
残る精神的ダメージが違うので
休み中の癒え方も違います。


確かに平井は秋山ほど考え込まないでしょうが、
秋山曰く、
日曜日に打ったときと、打っていないとき
次の日の休日(月曜日)はだいぶ違うらしいですね。
打てなかった次の月曜日は
1日中、打てなかったことを考え込み
悶々としているらしいです。


またこういう強引なことをすると、
それを機に下降線を辿って
不調に陥る懸念もあります。


来週からリーグ戦が再開しますが、
7月入ったらシーズンを左右しそうな
地獄の敵地9連戦遠征も控えています。
この遠征では、ヘロヘロになった終盤に
苦手なヤフオクでの鷹戦が待ってます。


このときは、
中継ぎ陣のフル回転が求められますから、
「疲れていて調子が悪い」とか言ってられず、
その遠征に突入するまで
如何に疲れを溜めないか、

がかなり重要になってきます。


7回裏の平井投入は許容できても
その7回裏の登板を見れば、
8回裏の平井続投は理解できず、
8回裏を頭から
ヒースか、泰雄か、森脇かを投入すべきだった
と思います。


Kマートも含めれば、
6回泰雄、7回平井、8回ヒース、9回増田
でしょうね。
まあ、勇気があれば、松本直もあるでしょうが。
(ヤクルト戦を鑑みれば3失点を覚悟して)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、交流戦が終了し、
鷹の8度目の優勝が決まりました。


鷹は負傷者も多く出ており、
今までの鷹と比べると、
そこまでの強さを感じませんが、
 ※例えば、本塁打は打つけど、
  タイムリーが乏しく、
  決めたいときに決めきれない
  とかも見られますので。


それでも、追う巨人を撥ねのけて
交流戦優勝を実現するあたり
鷹の底力は恐るべしところです。


交流戦突入前に本ブログで挙げた記事です。


ただ鷹は弱っていても
交流戦優勝を弾みにして、
そのまま一気に回復する可能性はあります。


そして後半に柳田らが復帰すれば
昨年のお盆以降、
7割以上の勝率で獅子を追い上げた勢いで
一気に優勝へ向けて突っ走る可能性
もあります。
鷹の場合、終盤になると強いですからね。


またおまけに厄介なのは鷲の存在ですね。
一昨年のように、
夏になったら失速する可能性がありますが、
その失速は鷹に関係があっても、
獅子には関係ないかもしれません。
(鷹だけが差を広げるだけ広げていく一方とか)


岸も復帰していますし、
(今日は味方の援護なく負けてましたが)
塩見、辛島、福井と天敵が多いです。


直接対決で
岸、塩見、辛島と天敵を立てられ続ければ、
当然、獅子は苦戦必須です。


本気で真剣に「連覇」「日本一」を考えれば、
獅子も、平均2勝1敗ペースで
反攻体勢に入らなければならないのですが、
交流戦が終わってみると、
交流戦成績は、10勝8敗(勝率0.556)


鷹は11勝5敗2分ですから、
交流戦前から2ゲーム差、
置いて行かれています。


はまだ1試合残していますが、
現時点で10勝7敗ですから、
0.5ゲーム差広げられてますね。
もし残り1試合を鷲が勝てば
1ゲーム差広げられること

になりますね。


そもそも、獅子は
追わなければならぬ立場なのに、
交流戦が終わってみたら、
差がさらに広がっている
というのは、
まさにジリ貧の展開ですね。


差が広がりすぎると、
当然、「脱落」の域に達しますね。


やはり7月入ってからの
地獄の敵地9連戦遠征
(ハム→鴎→鷹の9連戦)
シーズンを左右しそうな
大きなカギになりそう
ですね。



お盆後の
鷹(敵地)→ハム(メラド)→鷲(メラド)の
9連戦も厳しいですが、まだホームであり、
まあ、そのころに生き残っているか否か
もありますね。