下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【7/26ハム16回戦(MLD)】「乱打戦」というか「投壊線?」の展開で、相手の自滅助けもあり、劇的に追いつくも、力尽きて消耗感・疲労感が大きく残る敗北!十亀さん、ご乱調でバッティング投手と化す。。。最終回は将来に向けて明るい兆しを見ることができましたけど。問題は明日以降、投手陣の駒は足りるのか?少なくとも入れ替えてブルペンを新鮮化しておきたい。

今日は荒れに荒れた試合で、
敗れているだけに、
消耗感・疲労感が多く残りましたね。

今日は、十亀の早期KOも、
中盤にその7点差を奇跡的に追いつきましたが、
そこで力尽きて大敗に。


「乱打戦」とも言えますが、
どちらかというと
『投壊戦』とも言える乱戦でした。


こちらが追いついた5回裏、
岡田の振り逃げから始まって、
秋山&源田への連続与四球
ハムの自滅型満塁チャンスをもらったのが始まりでした。


まあ昨年の8点差逆転勝ちも、
ハムの自滅が大きく響きましたからね。


ただし、外崎が空三振に終わり、
山川も甘い高めの縦スラを仕留められずファウルに。
本人も悔しそうに。タイミングが合ってません。


しかし、山川も追い込まれてから
タイムリー狙いに切り替え、
低めボール球の縦スラを強引に片膝つけながら
走者一掃の適時左二塁打を放ちました。
まあ、これだけ崩れたバッティングですから、
この一打では今後の復調はまだ望みにくく、
本人もチャンスを潰さなかったことに安堵はしたけど、
まだ不安は残りますね。
しかし、試合展開上、この一挙3点は大きく、
4番としての仕事を果たし、山川の執念・意地は感じました。


そして、次のおかわり君が、、、
綺麗なフォームで今日2発目のおかわり弾!
しかも、この2ランにより
7点差ビハインドの展開を追いつきました!

それにしても、
おかわり君は一人絶好調!です。


楽天戦から3試合連続HR!
しかも3試合で4本の荒稼ぎ!
打点も4試合連続で9打点の荒稼ぎ!
現在、打点がリーグ2位ですからね。
1位の山川も3打点稼いだので、
今の3打点差は縮まってませんが。


この点差を追いつき、
この直後の6回表、
森脇が続投して二死まで持ち込み、
流れはこちらにあったわけですが、
大田、近藤の連打を浴びて、
中田への与四球となって二死満塁の大ピンチに。


森脇も力尽きましたね。
ただし、今日は、
十亀から受け継いだ泰雄が何とか無失点に抑え、
5回表に森脇自身、2奪三振含む三者凡退に抑え、
5回までの泰雄&森脇の踏ん張り
奇跡的な同点劇を呼んだ
のですから、
そこまでで十分の働きでした。


森脇も回を跨ぎながら
大田、近藤、中田と相手ですから、
苦しい状況の中、今の森脇には力不足でした。


森脇も回跨ぎはしますけど、
基本的には1イニングの方が今は良いタイプです。
泰雄の方はスタミナがまだありますけど、
そこまでのスタミナはありませんね。


話は変わりますけど、
泰雄は2回2/3を52球投げて下がりました。
4回表二死から制球を乱すようになってきましたが、
踏ん張って無失点で凌ぎました。
まあ制球を乱したのも、
近藤、中田と中軸の強打者相手でしたからね。
獅子に相性が良い渡邊には、
粘られましたが、空三振を奪いました。


その後、続投しても、
次の回は下位の方に入っていきます。
少なくとも下位打線までは投げさせる価値はありました。


まだ5回表時点では5点ビハインドでした。
5回表から3番手になるとなると、
残り5イニングを賄わなければならず、
Kマート、平井、増田を連投で敗戦処理では使えません。
森脇、ヒース、平良、武隈といますけど、
最低限、誰か回を跨がなければならなく、
もし大炎上したら、さらに跨がないとなりません。
またヒースもこの展開で使うのは勿体ないです。
ヒースに信頼は無いようで、
現在、ビハインド専門
になっていますが、
防御率はKマートより悪いですけど、
DeNA戦やオリ戦で多く失点したことが響いており、
失点した試合数割合なら、Kマートの方が多く、
失点しない安定性ならKマートより上です。
また7月に入ってから、
5試合登板しており無失点中です。


それらを考えると、
泰雄には今日80球以上も見据えて
投げることができるところまで投げ続けさせたく、
明日、休養を目的として抹消し、
二軍から別の投手と入れ替えればよく、
泰雄は10日過ぎたら再昇格させればいいのですから。


そうすれば、
泰雄一人に負担が集中するけど、明日入れ替えれば良く、
他投手の負担が減るので、
明日以降に備えられます。
誰か1人は使わずに済む可能性もありました。


しかし、結局、今日は追いつかなくても、
最もロングが期待できる泰雄を4回で交代することは、
森脇以外に、ヒース、武隈、平良も出すことになり、
場合によっては、回を跨がせるか、
下手したら、
平井らを敗戦処理で連投投入になっていました。


問題は明日、同じような
敗走展開になったらどうするのか?


もし今日のような継投で行くのなら、
明日、敗走展開のリスクも見据えて、
二軍と総入れ替えしておきたいですね。
泰雄、森脇は中2~3日必要ですから、
一層のこと、一旦抹消して休養させ
二軍の誰かと入れ替えたいです。
状態が良くない武隈も小石らと入れ代えたいですね。


しかし、多分それはやらないだろうし、
明日も敗走一色の展開になったら、
敗戦処理で何人も酷使がしそうですね。
平井ら勝ちパが不足するのはわかりますが、
さすがに敗戦処理班が不足する、
敗戦処理班を酷使するというのは、
30人以上投手を抱えているのだから、
おかしな話なんですよね。
チームとして成り立ってませんね。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
話を6回二死満塁のときに話を戻しますと、
森脇から平井にスイッチしました。


まあせっかく追いついた直後大ピンですから、
平井を投入する心情は理解できます。
ただし、平井は連投ですし、
昨日、三者凡退に気迫で抑えましたけど、
三人目の打者・山下には
粘られやすく、ヒット性のファウルもあり、
危なくなっていましたね。


まあ平井投入も、二死とは言え、
こんな大ピンチの苦しい状況で出すと、
疲労感のある中、最も酷な状況で出していますから、
せめて回頭とかで出したかったですね。


①まず1つは二死満塁の時点で
 連投の平井ではなく、
 連投ではないヒースではダメだったのか?


せっかく5回裏に追いついたんですから、
6回表は、回頭からヒースを投入し、
 その先は、連投になるけれど、
 回頭から勝ちパを投入ではダメだったのか?
 (Kマート、平井、増田)


追いついていなければ、
森脇続投で②は見据えません。


いずれにしても、
今、ヒースを首脳陣が信用していなく、
Kマートより下に評価して扱っていることが大きいですね。


結局、今の平井、普段の勤続疲労の影響もあってか、
身体が開いているから、リリースも早いので、
自慢のスライダーのキレは鈍っており、
制球力が低下して
コースも甘くなりやすいですからね。


打ち込まれても、本人を責めることができませんね。


また渡邊の走者一掃の中三塁打は、
前進守備をしていたことが裏目に出ましたね。
秋山の頭上を抜けて、走者を一掃させてしまいました。
前進守備体形でなければ、
中飛の無失点で済みましたね。
二死満塁でしたから、アウトをあと1つ獲ればいいのにね。
渡邊も獅子戦を得意としており、
長打もあるタイプだったのに、ですね。
どうしても1点もやりたくない!
という焦り裏目に出て怨めになりましたね。


これで獅子も終了しました。
攻撃面についても、
ロドリゲスに代わってから
ハムが自滅すること無く締めていましたので、
こうなってしまうと、手がでなくなります。


一応、今日は7点差を追いつきましたが、
絶好調のおかわり君の働きが大きく、
まあ山川もタイムリーを打ちましたけど、
ハム(公文)の自滅(助け)が
前提にあってこそ!でしたからね。


四球数は6個ありましたけど、
安打数はハム14本に対して獅子は6本でした。
5回までで見ると、
ハムは9本に対し、獅子は5本です。


5回裏は、獅子の新旧横綱により
チャンスをモノにしましたが、
今の獅子威し打線においては、
相手が締めてしまう
それを打開するだけの勢いは
まだありません。


獲った直後に獲られて戦意が凹んだことも確かであり、
そもそも7点差を追いついただけでもGood Job!であり、
一方、投手陣の力尽きた問題の方が大きいですが。。。
今日の同点劇だけでは、
明日以降の打線復調はまだわかりませんね。


7回表に出てきた武隈は、
どうも負傷してから、腕の振りが不足しており、
自慢のチェンジアップにキレがない
ですね。
一旦、二軍で調整させた方が良いかもしれません。
一応、二軍戦ではそれなりに抑えていましたが、
今の状況では、一軍戦で厳しいですね。
また、以前もしていたか忘れましたが、
投げた後に左腕をぐるぐるまわしたり、
抑えていたりする仕草が目立ちます。
痛みや違和感は無いと思いますが、
気になりますね。


で、最終回に登板した男梅・平良海馬!
今日はここが大きなポジティブネタの一つになりましたね。
(あとは、おかわり君のおかわり)


最初の平沼からの奪三振はラッキーでしたが、
(バットに当たってはいなかったですが、
 ハーフスイングでバットが僅かに出ていた?)
三者連続奪空三振を豪快に決めましたね。
まあ、相手打者も大した相手ではなかった面はありますけど、
自慢のストレートがホップしているから、浮き上がっているから、
打者の手元でしっかりノビており、相手を振り遅れさせますね。
二軍戦とはいえ、奪三振率が11~12もありました。
増田の後継者候補No1として
相応しい楽しみな逸材ですね。

いつも、投げ切るとき
帽子がズレるんですよね (^_^)


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さて、今日、最大のネックになったのは
何と言っても十亀ですね。。。

いきなり出鼻をくじかれ、
2回の序盤で7失点。。。

完全に試合を壊しました。


まさに今、近づいている台風のように、
日本近海で発生してすぐさま直撃です。

こんな日本近海で発生するとは、、、
以前もありましたけど、、、
それだけ気候変動が激しくなっている
ということですね。


近い将来、日本もスコールの降る
熱帯地域になってもおかしくないです。
そもそも、最近は、暖かくなってきてますから、
いろんな自然界の北限が北上していますし、
お米も新潟や宮城より、
北海道の方が美味くなってますから。


いずれにしても、皆さま、
台風にはご注意ください。
決して河川等には近づかない、
命が大事ですから、
危険と感じたら逃げることを優先下さい。



話が脱線したので、話を戻しますけど、
今日の十亀は、与四球こそ1個でしたが、
制球も甘いコースが目立ち、
ストレートに力も無く、
変化球もキレが鈍く、
前回と一変して絶不調
でしたね。


平沼あたりには、
低めのストレートを投げているのにも関わらず、
ストレートに力が無いから
プロ入り初HRを被弾していましたね。


もちろん、そんな力の無い球だから、
甘く入れば、フルボッコ状態です。
まさに今日は
バッティング投手と化していましたね。


最近、十亀与四球が少ない傾向にあります。
昨年と比べたら、かなりの改善されています。


先日、十亀の記事が出ておりました。



西武・十亀剣プロ8年目で50勝到達。“力まない投法”で生まれた安定感。
7/25(木) 7:01配信 


<前略>
今年の十亀について、キャッチャーの森友哉は言う。
 「テンポよくストライク先行で投げられているときは、結果が出ていると思います。それが後手になると、どうしても単調になる。『後手にならないように行きましょう』という話は常に十亀さんともしています。今シーズン、ここまでクオリティスタートが多い要因は、丁寧に投げている点。逆玉も少ないし、意識して丁寧に投げている印象は受けていますね」
十亀は語る。
 「実は、調子自体は去年のほうが圧倒的によかったんです。今年は調子が上がらないうちに一軍に呼ばれて、でも、上げていただいたのだから、調子がどうのこうのと言っている場合ではないじゃないですか」


不安が残るとはいえ、「先発として最もやってはいけないのは試合を壊すこと」と腹をくくった十亀はピッチングのスタイルに着目した。
 「調子が悪いのはわかっていたので、ダメモトで軽く投げてみたんです。でも、その代わり、丁寧にコーナーをついて投げようと思いました。その結果、最初の先発で7回3失点、なんとか試合を作ることができて、自分でも感覚がよかったんです


昨シーズン、常時146~147kmを表示していた速球が、「軽く投げた」という最初の試合でもそん色ないスピードを記録した。ファウルの打たれ方も、昨年の感覚と一緒で自分のボールに球威を感じた。なおかつ、翌日の疲労具合は昨シーズンと比べ物にならないくらい軽かった。「全力で投げないメリットだと思います」と十亀は分析した。
 「こういうピッチングでもいいのかもしれない、と現在も続けているところです」
力まない投法が4勝という数字につながっている。


 同時に、荒れ球が多かったという弱点も、力まないことによって改善した。
 「インコースをつけていることも大きいと思います。バッターがインコースのボールをよける場面は何度かあるんですが、でもキャッチャーの動作を見ると、キャッチャーはそれほど動いていない。キャッチャーの意図と差がない、ちょうどいいところに投げられている証拠だと思っています。打者にそのボールの残像があるので、インコースを利用できているのかなって思いますね。それは森や岡田(雅利)がうまくリードしてくれているおかげでもあります」


 特に今シーズンのライオンズ投手陣では、相手のインコースを攻めることを課題に挙げる投手が多い。十亀も同様だ。
 「昨年までは、インコースのサインが出たときに力んで放っていたんだと思います。力むことで、シュート回転して中に入る。もしくは指にひっかけて真ん中に入るってことが多かった。ずっとそれを課題としてきました。ただ、今年は追い込んでからも力を抜いて、丁寧に投げることが実行できていると思います」


 インコースのコントロールの必要性について、十亀はこう考えている。
 「今はバッターの力がついてきているので、外に真っすぐのいいボールを放っても、簡単に打たれるケースが多いんです。うちの中村(剛也)さんとかは、外の力のあるボールだってスタンドに放り込む。そういう時代だからこそ、バッターに自分のスイングをさせないためにも、インコースへのボールは絶対に必要です。特にいいバッターこそ、インコースを攻めないと打たれるという思いはありますね」


<後略>


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
確かに今まで変に力んで自滅しやすかったです。
変な力みは、余計な力みは、制球力も狂わしますし、
力が無駄になっていることが多いですから、
球へ力も有効的に伝わりにくいので
球威も減りますよね。


変な力み、余計な力みがなければ、
抜けたりもせず、制球力が改善されますし、
無駄な力が減りますから、
投げ込む球に力が伝わりやすくなり、
球威が増しますね。

打撃面も同様のことが言えますね。


ただし、投げるときの顔の表情は
あんまり変わってませんけど。。。


昨年まで↓↓↓↓

今年↓↓↓↓(2枚目よりは力んで無い???)



力まない投球は
前述の背景から別に良い
のですが、
逆に、心底で無意識に
「力みを入れてはならぬ」と意識しすぎて

慎重になりすぎている?
思い切りの良さを減じている?
こじんまりしてしまっている?

その結果、力の無い球を放り、
魂がこもっていない球を放り、

それが簡単に打ち込まれてしまっている?
という気がするのですが。。。。


十亀のセールスポイントは、本来、
荒々しくとも大胆に力強く投げ込むことでもあります。
力まないことは良いのですが、
それが逆に力まぬことを意識しすぎ
持ち前の大胆さ、力強さを失い、
本来のセールスポイントを減じていないか?


その結果、今日は、
与四球こそ少ないですけど、
簡単に打たれてしまっている状態に。。。

確かに、昨年のように力みすぎてもダメ、
力まないことを意識しすぎてこじんまりしてもダメ、
難しいことはわかりますが、
そこを制御していかないと厳しいですね。


まあ、このように波があるのも
十亀らしいと言えば十亀らしいですけど、
次回も不安か?というと
そうとも言い切れません。
波があるのが十亀ですから、
十亀は、本来、
投げてみないとわからないタイプですからね。


まあ、次回は修正して来てください、
ですね。


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今日は鷹が負けたので、
ゲーム差は
昨日と同じ5ゲーム差のままです。


ただ、ハムは球宴後が8勝1敗!?
このカードを
ハムの勢いに飲まれて

三タテ食らったらヤバすぎますからね。


ただ、ハムだって勢いがありますけれど、
7点差リードを一旦追いつかれるくらいです。
もし、私がハム党の立場だったとして、
今日、ハムが逆転負けしていたら、
(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)でした。


すなわち、
今のハムは勢いもありますけれど、
隙を突くことも可能、
付け入る隙はあるとも言えます。


問題は、今の獅子に
その隙を突く勢いがあるか?
ですね。


明日は多和田がしっかり投げ切り、
打線がハムを食い尽くし、
ハムの勢いを消化したいですね。