下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【7/31ソフバン16回戦(MLD)】鷹ゼロ封&山川適時打+大激走で鷹に連勝。光成は援護無き中を孤軍奮闘。勝ちパも疲労強行の中を奮闘。山川談「8月爆発したいと思います」「明日どすこいできるように頑張ります」/課題は三タテして一気に差を詰めるか?三タテできず1歩しか詰めないか?ただし増田&平井を蒸し風呂状態のMLDで三連投は難儀だから、明日は中継ぎ陣が手薄になる。それだけに中継ぎ起用で首脳陣の手腕が問われ、獅子威し打線の序盤からの早期山賊化が必要となり、それらが明日の勝敗に大きく左右しそう。柳田らが動き出した今、鷹の不振期間もそう長くないから、今のうちに叩いておきたい。。。

今日も仕事によりリアルタイムで観ることできず、
帰り途中に一球速報を見たときには8回でした。
試合の結果は知りましたが、内容はほとんどわからず、
帰宅してから録画を拝見しました。


で、今日は
獅子投手陣の鷹シャットアウト!
山川の適時打&激走!により
鷹相手に連勝『れおほ~!』でした。
これで鷹との差が3ゲーム差まで来ました。
できることなら、
ここのカードは三連勝を決めて、
一気に2ゲーム差まで追い詰めたいのが理想的な本音です。
明日負けたら、再び4ゲーム差に戻ってしまい、
再び鷹の尾っぽが遠くなりますから。。。


ただし、今日は増田&平井が連投していますから、
明日はメラドの蒸し風呂状態で三連投となり、
出てきても危ないし、明日で終わりではないから
明後日以降、不振に陥ってしまわぬよう、
明日は増田&平井を休ませたいです。


一方、松本航が先発ですから
最大6回で精一杯ですので、
中継ぎで3~4イニングを消化せねばなりません。


となると、
明日は、中1日のヒースを軸として、
泰雄、森脇、小石、小川、平良らでカバーしたり、
最悪、Kマートの連投も見据えたりして
中継ぎ陣は苦しい自転車操業になり得ます。


それだけに明日以降は、
今日以上に厳しい戦いが強いられそうです。


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さて、今日の試合について、
まず光成6回無失点は大きかったですね。


<初回表>
先頭の明石を高めボール球のストレートで
差し込んで左飛に処理します。ストレートに力があります。
まあ3球目が逆球になり、最後も外構えから中に入りますが。
次の今宮には内角ストレートで詰まらせて三ゴロに。
(一瞬、おかわり君がお手玉しそうに見えましたが)
次の内川には内角ストレートで詰まらせて遊ゴロに。
ここまで11球でした。


立ち上がりの光成は、ストレートに力があり、
逆球もありましたけど、内角に投げ切ったりしていました。


<2回表>
デスパイネは、フォークが落ちて空三振を奪いました。
デスパ自身、昨日の熱中症の影響もあったでしょうが。
次の松田には、デスパに続いてストライク球から入ります。
ボール球で内角を攻め続け、B2S1になります。
でも、フルカウントから
内角低めにフォークを落として連続奪三振に。
ただし、次の上林には2球で追い込みますが、
その2球目は逆球気味になります。
(かなり外に構えていたけど中へ)
内外でボール球を投げ込みますが、
5球目フォークでファウルを打たれますが、抜け気味に。
最後は低めのカーブに上手く合わせられて
拾い打ちの中前安打をされます。
次の甲斐には抜け球もあり、
全くストライク入らず与四球に。
それでに二死一二塁になりますが、
釜元は外角低めフォークを
泳がせながら引っかけ二ゴロに。
ここまでで36球です。


2回表の二死まではテンポ良く稼ぎますが、
上林に上手く打たれたのはやむを得なくとも、
甲斐を簡単に歩かせたのはもったいなかったです。
それでもこのイニングも無失点です。


<3回表>
先頭の牧原に内角スライダーを
思い切り引っ張られて右安打に。
しかし、次の明石を外角ストレートで
高く打ち上げさせ中飛に処理します。
少し中寄りでしたが、
ストレートに力があるので詰まらせます。
今宮にはファーストストライク2球目は逆球でしたが、
外角低めに投げ切ったスライダーでやや深めの右飛で料理します。
外角低めと遠目だった分、当たりもバットの先でした。
今宮への3球目はフォークが落ちて空振りを奪っているように
力のあるストレートの他に、
フォークが落ちて有効的な球種になってました。
また二死から内川の打席で
牧原の盗塁阻止をしてこのイニングを無失点で切り抜けます。
ここまでで46球です。


3回の光成は、先頭の牧原を出しましたが、
ストレートに力があり、フォークも落ちており、

打球は深め外野フライでも、
投球そのものは悪くなかったでした。


<4回表>
先頭の内川には、やや粘られますが、
最後は、前の回の今宮と同様に
外角低め一杯に決めたスライダーを
片手打ちで打ち上げさせて二邪飛に。
外崎もファウル打球がスタンドに入りそうも、
腕を伸ばしてしっかり捕球したのは大きかったです。
次のデスパには、フォークが落ちず高めに抜け気味も、
シュート回転してインハイ突いた分、詰まらせて右飛に。
次の松田は、早打ち拙攻してくれて
真ん中スライダーを打ち損じ中飛に。
結果として、ここまで56球であり、
このイニングを三者凡退で終了させます。


なお、光成の場合、
ゴロアウト:フライアウトは約2:約1にあり、
基本的にゴロアウトが多いタイプです。
でも、ここ3~4回に関しては、
フライアウトが多く目立ちましたね。

で、今日全体では、バントを除き
ゴロ6個、フライ6個、三振4と
ゴロアウトはそこまで多くありませんでした。

<5回表>
前の4回裏で満塁チャンスを活かせず潰し、
なかなか援護射撃をもらえぬ中での5回表です。
鷹から見れば、この5回表は、
「ピンチを切り抜けた直後にチャンス有り」と考えやすく、
光成は、ここを他以上に踏ん張ってもらいたい局面でした。


そんな中、先頭の上林を歩かしてしまいます。
フォークは抜けてしまい、逆球もありましたね。
次の甲斐バントを決めて、一死二塁に。
でも、次の釜元も歩かしてしまい、
一死一二塁にピンチを広げます。
それでも、次の牧原には、
フォークのど真ん中でしたが、
球の頭を叩く打ち損じで一ゴロに。
その間に二塁走者は三塁へ進塁し、
二死一三塁のピンチになります。
次の明石には、3球目のど真ん中ストレート
流されますが、レフト線を僅かに切れて助かりました。
5球目は自信を持って外角低めに投げ込むが、
僅かにハズレてフルカウントになります。
結局、牧原を仕留めた球と同様の
ど真ん中フォークで甘かったですが、
泳がさせて山川真正面の一ゴロに。
ここまで77球で
このイニングのピンチを凌いで
無失点に抑えます。


5回の光成は、
フォークが落ちなくなって
相手の打ち損じに助けられましたね。
また制球も乱れがちになっています。
まだ80球に達してませんが、
投球に疲れが見えてきましたね。


<6回表>
先頭の今宮には、
ストライク先行でカウントを稼ぎ、
最後は外角低めスライダーで空三振に仕留めます。
このスライダーはキレがあって曲がりましたね。
良いスライダーを示しました。
次の内川にも、その今宮を仕留めたのと同様、
外角低めスライダーで三ゴロに料理します。
まあこのスライダーの変化は小さめでしたが、
内川自身、タイミングを狂わされました。
ただ次のデスパ歩かしてしまいます。
6球目は抜け気味のスライダーで
球1つ分、中に入っていたら一発被弾が懸念されましたが、
インハイに抜けた分、ファウルで終わりました。
で、最後は抜けた高めストレートで与四球でした。
でも松田には、フォークの使いますが、
粘られつつも、
最後は緩いカーブで空三振を奪います。


6回の光成については、
フォークが落ちなくなってきたので、
変化球はスライダーとカーブで対応
してきましたね。
しかも、スライダー
ただし、このイニングは
21球と球数は嵩みましたね。


結局、ここまで98球を投げ、
6回無失点で投げきりました。
(2被安打、4与四球、4奪三振)
投げたイニング・球数は、
昨日の今井と同様の6回100球寸前でした。
このため、中継ぎ陣は
残り3イニング以上を負担することになります。


ただ、昨日の今井は中5日でしたが、
今日の光成は中11日でした。
光成はもう1イニング、
7回まで投げることがデキなかった?

とう気はしています。
もう1イニング投げ切ってくれたら
1人は中継ぎ陣を休めさせられます。

確かに5回表に疲れが見られるようになってきたのか、
フォークが落ちなくなってきていました。
しかし、6回表の変化球は
キレのあるスライダーカーブに切り替え、
ストレートもまだ勝負ができました。

松田から粘り勝って奪った三振は、
気迫があったでしょうけど、
球種(変化球)も変えながら見事でしたからね。


まあ、6回表を終えて、
本人も気が抜けてしまっていたかもしれませんが、
また双方とも無得点の展開だったこともありますが、
変化球の球種を変えたことから、
相手も今までと違うので翻弄させやすく
タイミングもつかみにくく、
7回表の鷹は、下位打線からの打順でしたからね。


もちろん、無得点の均衡を破って
先制を許すおそれのあるギャンブルですが、
光成をもう1イニング
続投させても良かったかな
と思います。


でも、光成は、味方の援護が無く苦しい中、
崩れること無く、無失点に抑えたのは立派でした。


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今日の2番手以降は、
7回表にKマート、8回表に平井連投、9回表に増田連投
なりました。


2番手・Kマートについては、
相変わらずの制球が暴れん坊であり、
釜元を歩かしてしまいました。
Kマートの武器は、
◇角度のある重く速いストレート
◇落差のあるサークルチェンジ
にありますが、
今日はサークルチェンジの落差が
いつもより小さく、

空を切れませんでしたね。
まあ、上林には低めサークルチェンジで
打ち上げさせて三飛もあり、
牧原4球目は、内角低めにもの凄く落ちて
空を切らせましたが(この落ち方が本来の武器)、
最後の5球目は、
落ちずに高めに抜け気味だったので、
打球はポール際で金子侑が捕球する左飛。


それでも
このイニングを無失点で凌ぎました。


ただし、サークルチェンジの落差が今一つでしたが、
それに代わって、甲斐を三振に仕留めていた
縦に大きく曲がり落ちるナックルカーブは、
Kマートの大きな武器になるかもしれませんね。
正直、今まであまり使っている印象が薄かったでした。
ナックルカーブというと、
ヒースから教わって習得したのかもしれませんね。


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3番手・平井については、
8回表を無失点で凌いでくれました。
ただし、先頭の明石には
内角ストレートを右安打されましたね。
内川のファウルフライ
山川が上手く捕球して平井を助けました。
デスパにはギアを上げたキレのあるスライダーで
空三振を奪って8回表を凌ぎました。


4番手・増田についても、
最終回を無失点で凌ぎましたね。
ただし、松田&上林初球拙攻しており、
長谷川には甘く真ん中付近に入ったカーブ
右二塁打を打たれます。
それでも、次の栗原には、粘られながらも粘って
低めフォークで投ゴロに仕留められました。
ただし、外角高めストレートは粘り続けられましたね。。。
同じような球が続いたとはいえ、
最近、課題と思われる
『粘られやすく、空を切らせてくれない』


いずれにしても、今日の平井&増田は、
あっさり三者凡退と終わっていません。
そこで三連投とかは、
さすがにやらせたくないですね。

無理に三連投させても、
負傷等への懸念もありますけど、
明日、抑えられなくなる可能性が高まりますね。


となると、明日はリードしている場合、
中継ぎ陣不足に陥る心配があります。
一方、松本航が先発ですから、
中継ぎの負担が増す心配があります。


それだけに、明日の勝敗は、
中継ぎの継投采配が

大きく響きそうです。
中1日のヒースを軸として
増田&平井以外で

上手く組み合わせて使われたいです。


中継ぎ起用で首脳陣の手腕が問われ、
それが勝敗に大きく左右しそうですね。


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さて、獅子威し打線については、
8回裏になってようやく、甲斐野を打ち崩して
均衡を破って貴重な2点を奪取しましたね。


源田が外角ストレートを
逆らわず流し打ちして三遊間を割る左安打で出ると、
外崎の三ゴロの間に源田は二塁へ進塁。
山川が外角ストレートをバットの先で打ち込むと、
右中間を割るフェンス直撃の適時中二塁打
ようやく先制点を奪いました。
もう少しでライトスタンドにインしてましたが、
山川自身、バットの先だったので
ここはホームラン狙いをしていなかったですね。


さらに、森が外角低めストレートで
適時左安打を放ち、
山川がノンストップで激走してホームに生還し
貴重な2点目を奪いました。

正直、送球のタイミングはアウトでしたが、
甲斐が球をこぼして空タッチをしようとし、
結局、山川は既にホームに生還していました。
その間に森も二塁まで進みました。
獅子の武器である機動力を
山川にも適用して活かしてきましたね。


ただし、今日はゼロを並べていましたが、
相手の先発スアレスについては、
負傷回復後、獅子は抑えられてなく、
正直、打ち崩しやすいタイプです。
特に先発になってから、スタミナがネックですね。


しかも、今日のスアレスは初回から制球が乱れ、
初回だけで50球を投げるありさまでした。
しかも、二死からとはいえ、
初回&4回と
2度に渡る満塁チャンスがありましたが、
結局、そのチャンスを活かせず
残塁祭で潰しました。


粘って四球を選んでも、
ヒットが出ませんでした。
それではチャンスを活かせませんね。


獅子威し打線のスランプは
まだ脱することができていません。

また秋山4打席が全部二ゴロ。。。
秋山の場合、ライト方向に飛べば、
半分以上がヒットになりやすいので、
調子が悪くなると
引っ張り癖が目立ちます。
平成最後の不振時もそうであり、
それがしっかりライト方向へ飛んで
ヒットになってきてから令和の復活劇がありました。
でも、それがライト方向に飛ばないと、
そのまま内野で処理されてしまいますから、
二ゴロが増えてしまいますね。
すなわち、打球が上がりにくく、
外野(ライト)に打球は飛ばず
それだけに、
そのような打球になっていることは、
まだ秋山が不調ということを示している

というところでしょうか。


ところで、
今日は、正直、序盤から
スアレスを攻め落として
一気に得点を奪って、
こちらが優位な状況(主導権を握りながら)で
試合を進めたかった
です。


で、明日は大竹が先発します。
大竹は、昨年、天敵化しましたけど、
昨年の終盤は打ち崩しつつあり、
今年は2試合対戦し、
5月15日にQSを達成されていますが、
次の5月22日は4回2/3を4失点でKOしました。


すなわち、獅子にとっては、
大竹が天敵化しかけたけど、
天敵化に至らず打ち崩しています。


また大竹自身、最近の成績を見ると、
 7/25鴎:5回1/3 自責点6
 7/15ハ:4回2/3 自責点5
 7/  6オ:5回1/3 自責点4
 6/29ハ:6回1/3 自責点4
 6/20ヤ:5回   自責点4


5~6回を投げて
自責点は4~6点を続けています。

すなわち、
それだけ大竹も調子が良好でない
とも言えます。


それを考えると、
明日の中継ぎ陣が手薄になるため、
明日は序盤から山賊化して
ロケットスタートを決めて、

一気に大差をつけて逃げ切りたい

ですね。


現在、鷹は不振に陥っています。
でも、柳田はベースランニングを開始しており、
中村晃は2軍戦で復帰しており、
いずれ、グラシアルモイネロも帰ってきます。


なお、中村晃は
7/27、28、30と3試合二軍戦で出て
7打席2安打1四球でした。


すなわち、
鷹の不振期間もそう長くありません。
稼げる今、稼ぐだけ稼ぎたいです。
それだけに、
このカードは三タテしたいですね。