下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【平井酷使問題(発想の転換期かな?)】『え?ナニ!?もう1回投げられるの?ラッキー♪』日程ポスター第5弾は平井登場!登場はいいけど、、、今まで『酷使』には反対してきましたが、何か、、、ね。この問題は解決しないし、次のリスクを考える転換期だと思います。それなら平井への考え方を変えてみようかな、と思います。それも平井の人生だ。『酷使道』を極めるのも良し。全力で応援するよ。ご武運を祈ります。マウンドに上がる以上、すべてを越えろ平井克典♪ しかし、その一方で球団は、必ずそのリスクを鑑み、絶対に来季戦力のリカバリーをよろしくお願いしいます。平井が投げ続けるのと球団の仕事は別物ですからパラレルでね。

恒例になっている「選手日程ポスター」


今年は第5弾として、平井が選ばれました!


そりゃ、獅子の中で働き詰めであり、
活躍もしているのだから、平井が選ばれるのは当然ですね。

西武選手日程ポスター第5弾に“シンガリ部隊”の切り札・平井克典が初登場!
8/1(木) 12:46配信
 (週刊ベースボール)


キャッチコピーは“快投乱麻のジョーカー”
  西武ライオンズが2017シーズンからシリーズで展開している選手日程ポスターの2019シーズン第5弾(8月6日からの試合日程を掲載)を、8月2日(金)から約1カ月間、メットライフドームをはじめ、西武鉄道各駅、全国のプリンスホテル、西武グループ各施設、所沢市内の商店街などに約5000枚を順次掲出する。


  第5弾ポスターには、ライオンズが誇る“シンガリ部隊”の切り札であり、いまや不動のセットアッパーとなった、平井克典投手を起用した。


  同投手の本ポスターシリーズでの起用は“初”。キーカラーには力強いピンクを採用。サイド気味の変則フォームから繰り出す特大スライダーとそのタフネスを武器に、絶体絶命のピンチに颯爽と現れ、回またぎも喜んでしまうのは平井投手のタフネスがあってこそ。今のフォームにたどり着いた社会人野球時代のマル秘エピソードを含め、今回も一度読めばファンになる、そんなポスターになっている。


 〇平井克典投手コメント
「選手日程ポスターに初めて起用され、テンションが上がっています! ポスターを見かけたら、立ち止まってぜひ、ご一読ください。このポスターをきっかけに僕のことをもっと知ってもらえたらうれしいです! 今回のポスターには、8月6日(火)からの試合日程が掲載されています。8月はメットライフドームでの試合が多く、8月23日(金)には、生ビール&チケット半額デーや、8月25日(日)にはご来場の小学生に『ライオンズキャップ型キッズバッグ』を配布するなど、子どもから大人まで楽しめるイベントを多数ご用意しています。ご家族やお友だちを誘って、メットライフドームに来てください。僕はマウンドに上がったら、チームのために強気の投球をします!」


 〇ポスター制作担当者(事業部 プロモーショングループ 武井達志)コメント
「周囲の心配もよそに、『もっと投げたい』と口にする平井投手の姿を見ると、明日もがんばろうと思います。そんな“タフネス”の権化ともいえる平井投手の快投をぜひ、球場でご覧ください」


 写真=埼玉西武ライオンズ提供


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ただ、昔のキャッチをなぞって
記事タイトルに「シンガリ部隊」とありますが、
シンガリとは、劣勢な状況で、
本体が後退せざるを得ないとき、
敵に本隊の背後を突かせないために、
シンガリ(殿)はその敵の追撃を阻止し、
本隊の後退を掩護するための部隊です。
危険であり、ある意味で大役ではありますけど、
出てくるときには、負け戦の展開になっています。


あくまで個人的な印象ですけど、
正直「勝ちパ」というよりも
敗走一途の展開の中、
主力を温存させるための
「敗戦処理班」の方を連想させてしまいます。。。


それとも、
後先考えぬ決死の覚悟で挑む特攻隊長・平井!?


ちなみに、競馬でいうシンガリは、
最後方の追走を意味し、
シンガリ負けとは最下位負けであり、
シンガリ一気とは、
最後方から最後の直線で追い込むことを
言いますね。


話が脱線してしまいましたが、
本論に戻しますと、


今の平井の登板ペースでは、
現在が53試合、57イニングであり、
投球数が1013球であるので、
それを年間の143試合換算すると、
約80試合、約86イニング登板
投球数は約1530球となり、
最近のプロ野球界では
ぶっちぎりのハイペースの登板・投球数ですね。


投球数にしても、
パ・リーグ1位でも1300球前後くらいです。
当然、それを余裕で更新します。


昔の投球数はわかりませんけど、
あの鹿取さんの西武時代は
最高が95年の85回2/3であり、
その前年94年&92年の76回2/3でした。
もしかしたら、
西武時代の鹿取さんの最高登板イニングを超える勢い
かもしれません。
(巨人時代の若いときはもっと投げていたけど)


少なくとも、
昨年、リーグ上位で投げ込んでいた
ソフバンの加治屋とかは
昨年の登板過多は開幕当初に影響していたし、
登板過多の中継ぎ陣が後々に影響を来している者も多くいます。


ただし、平井やトモミらが憧れている
ハムの宮西については、
息長く何年も中継ぎの第一線で活躍を続けていますが、
年間の球数は800~900球で抑えています。


すなわち、
ある程度の球数を超えてしまうと
その後に支障を来すかもしれませんが、
宮西の例を見ると、
長く活躍するためには、
その一線は超えない方が良い
という可能性が示唆されます。


また、先日の文春砲の記事では、
平井自身が曰く、
登板過多のことは気にして無く、
その代わり、登板の合間の調整について、
昨年までは不安が先行していたため、
「練習」をしてしまって疲労感が増したけど、
今年は勇気を持って「休むこと」にしているそうで
それが功を奏して好調さにつながっている
というようなことを述べていましたね。


結局、「休むこと」で好調を得ているにも関わらず、
「休まず投げ続けること」と相反になるんですよね。
すなわち、
好調を維持するためには、
「休むことも大事」と当たり前のことが
平井にも言えるわけですよね。


もし今日、鷹戦に登板したら『三連投』ですね。
正直、抑えるのが厳しくなりそうであり、
まだ中1日のヒースの方が信頼できそうです。


しかも『三連投』すれば
本人もその後に調子を落としそうですし、
落とされても困りますし、
下手をしたら
負傷離脱、若しくは来年以降、負傷して消えていく
ということになりかねません。


そうなってしまうと、
今日、勝ったとしても
その代償は大きくチームの損失は計り知れません。


そんな背景から、
○今年、若しくは来年以降に
 今の酷使の影響が生じそうな懸念・リスク
○昨年や最近にも見られているように
 登板過多に伴う疲労感から来る不調のリスク
などを懸念して、
今までは『平井の登板過多、酷使』には反対してきました。


でもここまで来ると、
首脳陣だけの問題ではなく、本人の問題でもありますので
(もしかしたらそう思うしかないと思っているかもしれませんが)
しかもこれからもっと過酷な日々が続きますから、
もっと顕著になることはあっても
改善されることはもう無いと思われます。


それらを考えると、
『酷使反対!』と言うのも疲れてきました。


しかも、本人が書いたものではなく、
球団のプロパガンダ的な要素もあるでしょうが、
『え?ナニ!?もう1回投げられるの?ラッキー♪』
確か文春砲か何かの記事で
そんなことを本人が言っていましたね。。。


なんか反対するのも
バカバカしくなってきました。


そこで、このポスター発表の今日を境に
『平井』に関する考え方を転換しようか、
と思うようになりました。


その投げたい気持ちは十分理解しました。


もう、とことん気が済むまで
遠慮なく、いくらでも投げてくれ。


登板する平井は、
200%全力以上に応援します。
ご武運を祈ります。


その代わり3つお願いがあります。
◇意地でも絶対に抑えて下さい!
◇意地でも疲れようが好調をキープ下さい!
◇意地でも負傷離脱とかはしないで下さい!


無茶だろうが、
それが試練となる茨の道『酷使道』です。
だって酷使されて疲れていたから
ダメでしたでは本末転倒ですからね。
マウンドに上がる以上、すべてを越えろ平井克典♪.
です。


だから抑えてくれればもの凄く讃え、
逆に打たれたら激は入れます。
今までは、打たれて炎上しても。
責める気になれませんでしたが、
遠慮はしません。


まさに贈る歌はこれです。


一方、球団にも切に願うことがあります
今年はもう補強期間が締め切られました。
ただし、今年の平井は、
最近のリーグ最上位の登板過多レベルを
遙かに超越することが見込まれます。
もしかしたら、
今年中に離脱せざるを得なくなり、
超えることができないかもしれませんけど。


いずれにしても、来年の話です。
平井がまだ元気だったら問題はないでしょうが、
もし今年を乗り切ったとしても
今まで過去に見られたように
やはり来年、ダメになるリスクも十分考えられます。
トモミのようになってしまうリスクは十分あります。


そのリスクに備えて、
一線級セットアッパーの補強は
絶対に欠かせないで下さい。


もし平井が来年も健在で、
平井と競合することになれば、
それはそれで競争になるわけですから、
相互にレベルアップ、
球団の底力向上につながります。


平井が頑張って投げ続けていくことと、
球団がやるべき仕事は、基本的に別物ですから、
今からでも動いても構わないと思います。


もちろん、球団フロント陣の仕事は
他の仕事も山積していますけど、
きっちり仕事をして下さい。


誠に恐縮ですが、
よろしくお願い申し上げます。