鷹に連勝して『三連勝』へ王手をかけていた今日。

練習を開始した柳田、二軍戦で実戦調整している中村晃、
８月７日に戻ってくるグラシアル＆モイネロと
次回（８月１７～１９日）、
敵地で対戦するときにの鷹は、
戦力が復調していることが十分想定されます。

それだけに稼げるときに徹底的に稼ぐよう、
調子を落としていた鷹を
こちらホームのメラドで今のうちに
徹底的に叩いて是非とも三連勝したかったですが、、、

三連勝すれば鷹とは２ゲーム差ですけど、
２勝１敗では鷹とは４ゲーム差もありますから、
やはり、今回のカードにおいて
「三連勝」と「２勝１敗」の差は
大きすぎますね。。。

しかし、壮絶な殴り合いの展開となり、
乱打戦（投壊戦とも言うか）で打ち勝てず
力尽きての無念の敗戦。
鷹の意地を見せつけられるとともに、
鷹と比べ、投壊度の差が出てしまいましたね。

まず先発した松本航ですね。
２回２／３（５９球）で
５失点の早期KO。
７被安打、１与四球。

初回の立ち上がりは二死に持ち込むものの、
内川に内角低め２シームで左安打
デスパに真ん中ストレートで右本塁打２ラン

逆転してもらった直後の３回表、
栗原に真ん中２シームで右安打、
牧原に低めストレートで右安打
今宮にボール先行して
落ちぬ高め縦スライダーで中安打タイムリー１点
いきなり３連打です。
一死を奪うものの、
デスパに内角ストレートで左安打タイムリー１点
松田を三振にしますけど、
上林に内角低めストレートで右安打１点
（木村ファンブル）
上林の盗塁もあって、甲斐を与四球。
これで二死満塁のピンチを築いて降板しました。

松本航というと、
ストレートが最大の武器なんですけど、
今日は
ストレート＆２シームの直球系を
多く打ち込まれましたね。

中には松田を上手く仕留めたりしていましたけど、
やはり、今日の松本航は、
シュート回転していて中に入ったり、
逆球もあったりなどで
制球もそれほど良くなく、
また球に力も無かった分、
打ち込まれましたかね。

なお、なんかフォームを少し変えた
とか言ってましたね。
今までは、
ゆったりした二段フォームで
腕を振って投げるときは
素早く腕を思い切り振り切るので、
そのゆったりさと腕の素早さのギャップで
相手打者のタイミングを狂わしてます。
しかも、ストレートは重く力強くズバっ！と決まるので
そのゆったりした二段フォームとのギャップで
差し込まれたりします。

ただ、今回はリズムを良くしたいため、
足の上げ方を早めて
足を高く上げて勢いをつけることにしたらしいです。

前回、好投した時の楽天戦と比べると、
足を上げている滞空時間が短くなっており、
右腕を振り上げるまでの時間も短く、
投げ急いでいる印象を受けましたね。
（下図の連続写真で赤線枠以降参照）

※コマのスピードは同じになっています。

色々と試行錯誤はされているんでしょうが、
前の方が制球も定まりやすく、
球に力が入っていたのではないでしょうか。
もちろん、
変えて慣れるのに時間不足だったこと
もあるかもしれませんが。

まあ、目指すべき山が高い
発展途上のルーキーです。
今日の鷹を初めて相手にして
受けた洗礼を次ぎ以降に大きく活かしたいです。

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二番手については、
３回二死満塁から小石が出てきました。

正直、小石のチョイスは違和感を感じません。
というのも、
小石は肩の仕上がりが早いタイプなので、
スクランブル時に向き、
またロングが可能であるから、
イニングを稼ぎたいときに使え、
使い勝手がもの凄く良い投手です。

先発の早期降板でイニング数を稼ぎたいですから、
嵌まれば１６年に岸が早期降板したときに
第二先発で登板して好投したときの働きが理想です。

二軍では先発もして５～６イニングを行けましたから、
３～４イニングを消化してくれるとベストです。
３回表の満塁ピンチの火を消し、
４回表を無失点で抑えてくれました。
しかし、４回裏に突き放した直後の５回表、
先頭から電光石火の勢いで
上林の誕生日弾で締める三連打で
一気に１点差まで詰められます。

ただし、小石と鷹の力関係を踏まえれば、
３回二死～４回を抑えたことでも上々であり、
５回表の３失点は十分あり得る想定内の話です。
むしろ、同点・逆転されなくて上々でした。
とは言っても、
４回表までで小石を下げることは
できなかったでしょう。
５回表の小石続投はやむを得ません。
その理由は、
小石に期待することというのは、
大炎上しない限り（今回は同点・逆転）、
まあ、今回その寸前でしたけど、
多少は打たれても、
１イニングでも多く消化してくれること
にあります。
特に先発の早期KOとかのスクランブル時に有効です。
敗戦処理班に最も適任でもあります。
だから、打線も打ち続けなければ、
攻撃の手を緩めてはダメです。

もし４回表まで小石を次回で下げてしまったら、
残りイニング数が長く
中継ぎ陣が不足してしまいますね。

もし５回表から三番手に切り替えるとしたら、
まだ５イニングも残ってます。

ヒースは１イニングで回跨ぎNGです。
Kマートも連投ですから１イニングです
森脇、平良が各々１イニング。
これで合計４イニングで
まだ１イニング不足します。

となると、
平井、増田のどちらかを
三連投で出すことになります。
おそらく、
平井＆増田は三連投ですから
出てくるのは最後の方です。

もしそれまでに大差ビハインド展開になっていたら？
イニングは消化せざるを得ないので
それでも平井＆増田を
三連投で出さねばなりません。

もし延長戦になっていたら？？？
破綻していますね。

すなわち、
４日間も休んでいる二軍から
（誠らは先発も行ける間隔）
誰も一軍へ上げていなく、
明日はブルペンデーとして
泰雄を先発予定として
泰雄を休ましていることから、
もう既に破綻している
中継ぎ運営計画なんですよね。
５回までは松本とあと１名と
２名しか投入できないのがクリティカル
になっています。

本来だったら、二番手を泰雄にして
ロングを期待したいわけですが、
泰雄は明日の先発予定で休みになっています。
Kマートも回跨ぎできますけど、
昨日も投げて『連投』になりますから、
連投で回跨ぎをさせたら、ご乱心の懸念大です。
それだけに、
中継ぎ陣の駒不足になっており、
今日のブルペンのメンバーならば、
小石しかいなく、
６回表まで投げてくれたら理想でした。

すくなくとも、現在の松本航は
投げても５～６回程度が最大限ですから、
中継ぎ投入の負担が嵩むことは
誰もが戦前から十二分に想像つきます。

一方、二軍の方は
先週の２８日（日）を最後に
明日の８／２（金）ヤクルト戦まで
すなわち、４日間、試合がありません。
その間、社会人チーム相手に１試合だけありましたが、
大窪、藤田、粟津、リャオ、中塚と
１軍ではまだほど遠いレベルの投手で賄っています。
それだけに、その間（中３日）、
１軍に上げたい投手はお休みです。
また、今日を基準（登板）としたら、
誠が中７日、榎田が中４日、伊藤が中６日、
野田や大将、高木勇が中３日の間隔があります。

今日は中継ぎ陣が
火の車とスクランブルになることが
分かっていたのだから、
今日、熊代を下げて
誠ら誰かを一軍昇格させて
ブルペン待機させても良かったですね。
（先週もそんな話をしていた気がしますね。。。）

後述しますけど、
少なくとも、明日には
二軍との入れ替えにより
戦力の新鮮化を整えたいですね。

ただし、
小石も淡泊に注意不足となって
投げ急ぐ、雑になる癖があります。
変則投手でタイミングが生命線ですから、
淡泊になってしまうと
球に力も無いのでフルボッコになってしまいます。

とにかく、相手のタイミングを狂わすよう
丁寧に慎重に投げて欲しいタイプです。

５回表、先頭から３人に対して、
注意力が足らず淡泊に投げ込みましたね。
そのため、
真ん中及びその高めに入り、
三連打を浴びてしまい、
しかも、松田＆上林には
抜けたようなスライダーで甘く入る失投でした。
少なくとも、上林には
一番打たれてはいけない一発を被弾しましたね。
せめて二塁打程度で済んでいれば、、、でしたね。
その後は、疲労もあって栗原に与死球になりますが、
注意しながら丁寧に投げ込みましたね。

三番手・森脇は６回表から登板し、
二死をあっさり奪いましたけど、
デスパにはフォークが高めに抜ける失投で
手痛い同点弾を浴びてしまいましたね。
本来なら、森脇と鷹の力差を鑑みれば、
打ち込まれても不思議ではないです。
しかし、これも
一番打たれてはならぬ痛恨の一撃被弾でした。

そして、７回表に登板した四番手・ヒース。
二死までは至るのですが、
釜元のヒット、森の盗塁刺し悪送球＆釜元進塁
栗原への与死球、牧原の適時中二塁打２失点と
二死から手痛い失点をしてしまいましたね。
まあ、牧原の当たりはポテンヒットであり、
非力の牧原が相手だっただけに、
深めの守備体形ではなく、中間守備体形にしていれば、
秋山も間に合って中飛で仕留めていましたね。
７回表の２失点は
あまりにも勿体なかったです。

８回表のKマートは、
自らの背面キャッチによる好守で
（たまたま？若しくは、尻に目があるの？）
自分を助けましたが。。。

で、１点ビハインド展開の最終回・９回表、
上林、高谷、釜元、栗原、牧原と左打者が続きましたので、
毎度、お馴染みの『左対左神話』降臨により、
左打者に弱い小川を投入しましたね。

正直、１点差ビハインドでしたが、
こりゃ、９回表はダメ押しで突き放される
と覚悟をしていましたが、、、
小川自身、粘られながらも、
上林、高谷、釜元と
左打者から三者連続三振を奪いましたね。
獅子也も意地を魅せつけましたね。
これは立派でした。

それでも、
最終回は平良でも良かったと思います。
その理由は、平良にとっても、強き鷹を相手に、
点差が１点と緊張度の高い舞台だから、
今後の糧となる良い経験・貴重な経験になりますので。。。

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一方、獅子威し打線については、
おかわり君の代替で出た
ルーキー龍世が大暴れであり、
源田以外はスタメン全員出塁でした。

ただ、投手陣の脆弱さを考えれば
攻撃の手を緩めてはダメなんですが、
５回以降は１点しか奪えず。
少なくとも、
三連投の松田遼や髙橋純は
フルボッコにしないとね。
松田遼はストライクとボールが明瞭になり、
ストライクを入れるのも苦労していました。
森が打って、メヒアが四球散歩はいいですけど、
その前の外崎＆山川はしっかり打って欲しかった
です。二死からのチャンスメイクは
得点確率が高まらないですから。

また、秋山＆源田の
１・２番が打線を切ってしまいましたね。
特に秋山は最近の試合も含めると
スランプから脱しませんね。
秋山は考えすぎで空回りしまくってますね。
考えるのが秋山なんでしょうが、
森の打撃みたいに
一度は『無』になって開き直っても良い
と思いますが。
また悶々としてしまって
負のスパイラルへさらに入りそうな気が。。。

７回表に同点に追いつくチャンスでは、
高めボール球で球の下を
こすってしまい三飛に終わりました。
本来ならあの球は見逃したかったですが、
ビハインドでチャンスでしたから
焦っていたんでしょうね。

また与死球を受けた金子侑が心配ですね。

この与死球後、再び戻ってきて
全力疾走もしていましたけど、
その後、一塁で相手と交錯もあって
結局、ベンチへ下がりました。
大事に至らぬ事を願ってます。

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さて、明日からは京セラへ遠征して牛戦です。

明日は十亀が降格しましたので、
先発ローテに穴が開いており、
泰雄が先発します。
すなわち、巨人戦のときと同様に
泰雄にショートスタータを担わせ、
中継ぎ陣がフル稼働でする
ブルペンデーです。

ところで、
先日、降格した本田は？？？
２軍戦でも投げていませんから、
どこか負傷とか、
体調不良とかなのか？
心配ですね。

で、明日は中継ぎ陣のフル稼働になりますが、
この鷹戦カード三連戦で
今のブルペン陣は
泰雄＆平良以外が疲弊しています。
すなわち、今のブルペン陣では
明日のブルペンデーは耐えられません。

回跨ぎを期待したかったKマートは
明日出てくると三連投だから無理です。
ヒースも連投です。
平井＆増田は連投から中１日を明けますけど、
小石は２度の回跨ぎをしており、
明日の登板は厳しいです。
森脇や小川も連投になりますから、
回跨ぎは無理です。

一方、明日の登板を基準に考えれば、
誠が中8日、榎田が中5日、伊藤が中７日、
野田&大将、高木勇らが中4日と
間隔を開けて健在です。

それを考えたら、上記の投手は、
明日２日の二軍ヤクルト戦ではなく、
スクランブル状態にある
１軍オリ戦で投げさせたいですね。

すなわち、当面、登板できぬ小石、
森脇、小川を休暇含めて抹消し、
余ってしまう熊代を抹消し、
二軍から投手４名を昇格させて
京セラのブルペンで待機させたいです。
　※誠、榎田、伊藤、野田&大将、高木勇らから４名
　※榎田は中継ぎ二番手で３～４イニングなど。

とにかく、
明日のブルペンデーに備えて、
事前に投手陣を総入替えすべき
です。

今週が今シーズンの
ラストウィークではないのですから。

この問題は
「平井１人酷使」とかの話では済まない話です。
すなわち、
投手陣全体の大問題であり、
その結末は、
踏ん張れず簡単に打ち込まれたり、
負傷者続出が実現化してしまうリスクです。

小石や森脇、泰雄クラスであれば、
誠など二軍にいる１軍半のメンバーと変わりがありません。
実力が半端なんですから、
疲労を貯めて投げさせれば、
踏ん張れるわけがありません。

少なくとも、
入れ替えをしながら新鮮化を図って、
彼らの実力を最大限に引き出さないと、
１５点くらい獲らねば勝てません。

今の獅子投手陣は、
一軍＆二軍の総力をあげて戦わねば
破綻しますよ！
真剣に考えて頂きたいです。