下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【8/2オリ16回戦(京セラ)】今日は試合の勝敗以前の初歩的な大問題・決死覚悟の『体当たり特攻』を見据えたブルペンデーに触れる。まあ事前に必要な投手陣入れ替えという仕事を怠けたのだから、負けて当然の試合です。おまけに疲労も大きく溜まる。。。もちろん金子侑の負傷は痛く、我慢強い源田も心配。ネコ源でシンクロしたか。。。金子は早く復活されたく、源田は大事に至らねばいいが。

今日は京セラに移動してのオリ戦カード緒戦です。


先発は十亀が腰痛で欠けてしまい、
巨人戦と同様に泰雄が担うスクランブル状態でした。


泰雄には行ける所まで行ってもらい、
あとは中継ぎ陣で繋ぐ『ブルペンデー』
ということのようです。

佐野は「準備はしているが、やることは変わらない。行けるところまで任されたイニングを投げる」と意気込んだ。
小野投手コーチはその後の継投について「森脇や平良の生きのいい投手で6回くらいまで行きたい」と見通しを示していた。


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とりあえず、泰雄が長~く投げればいいわけですが、
鷹との三連戦は過酷な勝負となり、
中継ぎ投手陣が疲弊状態にありますね。


昨日は小石、森脇、ヒース、Kマート、小川が投げており、
彼らは今日出れば、『連投』(Kマートは三連投)ですね。
それ故に、彼らで『回跨ぎ』は御法度です。
昨日は投げてませんが、平井&増田も鷹戦で連投してました。
今日の投手陣で健在なのは、先発の泰雄平良のみです。


一方、二軍を見渡すと、
二軍は月曜日~木曜日の4日間、公式戦がありませんでした。
社会人チームとの練習試合が1つありましたが、
大窪、藤田、粟津、リャオ、中塚と
1軍ではまだほど遠いレベルの投手で賄っています。


そのため、今日登板を基準で考えれば、
大窪ら以外の二軍投手陣は、
中4日以上開けてます。
そして、誠は中8日、榎田は中5日、
伊藤は中7日開けてます。


普通に考えれば、
今日は回を跨いだ小石らも使えませんから、
昨日、使った小石、森脇、小川らを抹消し、
誠、榎田、野田らを昇格させ、
メンバーを交代させて
ブルペン陣を新鮮化しておきたい
ですね。


そう難しい話は言っておりません。
平井の代替を用意しろ!
というのは無茶難題の話ですが、
小石や森脇クラスを入れ代えよ!
と言っているだけなので、
さすがにその小石・森枠クラス
「いねぇんだよ!」と言うのなら
「優勝」なんて夢の又夢の話でありますが、
そもそも、実際には
「そのクラスはさすがにいます」から。


しかも榎田とかなら、
小石や森脇以上のクラスですし、
榎田の最近の二軍戦成績は、
7/3ハム戦が7回1失点、
7/20巨人戦が7回無失点
7/27ロッテ戦が4回無失点であり、
今月3戦は防御率0.50です。
すなわち、榎田はいつ一軍に上がってもおかしくない状態です。


野田もここ三戦は無失点です。


誠は前回7/24の楽天戦で
3回裏に5点を一挙失いましたが、
それ以外は無失点に抑えて完投しています。
その前の7/15のロッテ戦では
先発して6回2/3を無失点でした。


ところが、今日、昼間に二軍は久々の公式戦でした。
戸田球場でヤクルトとの試合でした。
そこで、先発したのは、、、


誠を炎天下の戸田球場の二軍戦で先発させるくらいなら、
今日、敗戦処理班でもいいから
一軍戦の京セラに出張させましょうよ!

と言いたくなる二軍戦登板でした。。。


確かに、今日のは、初回の立ち上がり
炎上して被安打5、失点3となり、
その後は2イニングを抑えましたけど、
今日は3イニングで早期降板となりました。


また大将が投げており、2イニング無失点でした。


は体調が良くなかったでしょうね。
ただ、前回が完投したとはいえ、
中8日を開けて夏バテということは、
休みの間に調整を失敗した、ということですね。


誠の諸事情は、正直、知りません。
それを見て、勝手に推測しますけど、
中8日で夏バテというのは、
二軍も、普段から、緊急な一軍昇格出撃も
なかなかないから気も緩んでいるのでは?
という気がします。
あと考えられることは、
合間の8日間、炎天下の第二で
黙々と投げ込んで疲労が蓄積したのか?
です。
いやいやいや、
炎天下での練習しすぎはバカでしょ。
(そうだったら、別の問題浮上です)
それは中学校の部活じゃ無いんだから。
プロ野球球団なんですから。
練習施設を新設もしていますし。


少なくとも、
炎天下の戸田球場よりは
涼しいドームの京セラの方が
試合はしやすいですね。


明日の二軍戦では
榎田が先発して、野田も投げていたりして。。。

という気もします。
サタデー・ファーム榎田&野田になってますから。


で、結局、今日の一軍・二軍入れ代えの公示は、、、


金子侑が昨日の与死球により負傷離脱です。
大きな大きな痛手ですね。


また今日のオリ戦では、
スタメン発表は源田が9番に入りましたが、
1回裏の守備になると、
源田がベンチに引っ込み、山田がショートを守ってました。



左ハムストリングスの張りが出て交代したようです。
多分、試合前、若しくは昨日から出ていたんでしょうね。


すなわち、金子侑の負傷は既に診断されており、
源田もその心配があったので
一応、試合直前までは様子を見るにしても、
2人欠場のリスクに備えて、
念のため、駒月も抹消して
愛斗と山田の二人を上げてきましたね。

ハムストリングスというと、
確か今年のキャンプ中に榎田もありましたね。
榎田が右太ももの後ろに張りが出てましたね。
下手したら、お盆ま以降に長引きますから心配です。
ネコ源でシンクロしなくても・・・


一応、負傷者が出たからでしょうが、
野手に対してはリスクを意識して
それに配慮した対応(入れ替え)をしています。

しかし、
肝心の投手陣に関しては、
全くの無策でした。

今日、泰雄が6~7回を投げ切るならまだしも、
巨人戦を考えれば、3~4回ですので
疲弊している中継ぎ陣が
総動員する懸念も大きい
ブルペンデーですね。


首脳陣は投手陣を
どう運営していくつもりなんでしょうか?
気合いで耐えろ!ということなんでしょうか?


決死覚悟の『体当たり特攻』作戦ですね。
当たって砕けよ!ですね。


このような話は先週もありました。


先週は、泰雄や森脇ら
『回跨ぎ』からの『連投』とか、
『連投』からの『回跨ぎ』とかになっており、
カツカツ状態にありました。


それだけに泰雄らと新鮮な二軍と入れ代えたかったわけです。


昼間の公示では「入れ代え無し」でしたけど、
試合直前の夕方になって
小石が急遽昇格して一軍入りしました。


しかし、このとき小石
前日に『回跨ぎ』をしていましたから、
当然、その日に登板すれば
『回跨ぎ』からの『連投』になります。


他に新鮮の投手がいるにもかかわらず、
少なくとも敗戦処理班なら多々いるのに、
疲弊しているブルペン陣に
疲弊している奴を補充して
何を考えているだ!

というようなお粗末な入れ替えでしたね。


小石に関しては、6月のときもそうでしたね。
二軍戦で先発して6イニングを投げ切っているのに、
中3日で一軍へ昇格させて、
その日に『回跨ぎ』をさせましたね。


獅子の場合、小石に限らず、
一軍へ昇格して先発しようとしてみたら、
実は二軍戦で直前に投げており
「中4日の先発」になってました
という愚行は、田辺政権の頃からありましたね。


要は、
一軍二軍の連携が
全く無しなんです💢💢💨


またそのブルペンデーで
中継ぎ陣が火の車になることが簡単にわかるのに、
しかも、小石クラスを入れ代えればいい話で、
そんな難しい話ではないのに、
何もしないというのは、
リスクへの意識が皆無なんですね💢💢💨


正直、低レベルの初歩的な大問題です。
試合の勝敗以前の大問題です。


結局、今日は泰雄が3イニングで降板。
十二分に想定される内容です。


で、二番手には平良を持ってきました。
平良は鷹戦で出てませんからね。
1イニング目はしっかり抑えました。
しかし、2イニング目は打ち込まれました。
そりゃ当然です。
平良は1イニングに集中させるタイプの投手であり、
回跨ぎをさせるタイプではないからです。


確かに平良については、
先発不足の問題がありましたから、
2軍戦で一時「先発をやらしてみよう」ということで
1試合先発して4イニング
中継ぎで4イニングを投げてはいます。
そのため、実績では最大4イニングです。
その中で、失点は1点程度でした。
(二軍が相手ということもありましたが)
ただ、その前の『回跨ぎ』の2試合(2イニング)では
どれも失点をしていました。


今年は、回跨ぎや先発を試みましたけど、
結局、回跨ぎ等が合わず
育成方針が1イニング限定に切り替わって
それで調整をしていましたね。


また今年は、4月18日の登板から
次の登板が6月16日になっており、
5月全球を挟んで約2ヶ月間、
負傷で休んでいましたね。

すなわち、肩か肘かわすれましたが
平良は2~3ヶ月前に
痛めていて投げられなかった
負傷持ちの投手なんですよね。

当然、下手に無理をさせれば
才能優れるタイプですが、潰れます。


あれだけの逸材ですから、
潰さぬようしっかり育てて欲しいわけですが。。。


当然、平良は2イニング目を抑えられず、
ここからが酷使劇場の開演です。
三番手に森脇が登板して
『連投』の『回跨ぎ』になりました。


ところで、明日は、オリは山本が出てきます。
こちらは多和田です。敗走一色展開もあり得ます。
でも、明日も入れ替えないでしょうから、
森脇は『連投』の『回跨ぎ』から
三連投になるのでしょうか?
明日や明後日、
泰雄がもう一度出てくるかもしれませんね。
今日は3回2/3しか投げていないから、
という理由で。。。


四番手は小川が『連投』の『回跨ぎ』です。


試合の方は、オリも疲弊していますから、
双方大量得点の乱打戦というよりも
双方大量失点の投壊戦でしたね。


まあ今日は、
事前に必要な投手陣入れ替えという仕事
怠けたのだから、負けて当然の試合
でした。


ちなみに、
鷹に勝ち越しても、
鷹が勝った日に負けたら
チャラですからね。


ところで、
今年の一軍・二軍の入れ替え数は、
パ他球団と比べてどうなんでしょうか?
過去と比べてどうなんでしょうか?


一応、抹消すれば、別の者を登録しますので
ここでは各球団の抹消回数(人数)をカウントしました。


一応、辻政権の2017年以降で整理しようと思いましたが、
田辺政権の2016年も含めて整理してみました。
なお、今年2019年に関しては7月29日時点で集計し、
年間143試合ベースに単純換算しています。
(現在、90試合なら今の数字に143/90倍しています)


もちろん、多ければ良いという問題でもなく、
多いことには、
例えば、ハムのように休養見据えて抹消もありますけど、
それ以外に、レギュラーが安定しないとか、
負傷者が多いとか、色々な要因がありますので、
入れ替えが多いことと成績はリンクしません。


ただし、入れ替え数が多いとうことは、
少なくとも、一軍と二軍の連携は図れている
と考えても良いと思います(例外もあるでしょうが)


今年の獅子は他球団と比べて
断トツで少ないですね。。。


他の年も獅子は少ない傾向であり、
辻政権一年目の一昨年2017年も
今年と同様に著しく少なかったですね。


他球団では、
例年、オリハムが多く、もそれに続きます。


しかし、パ・リーグの6球団の中で、
一軍と二軍の地図上の距離が最短の獅子
一軍と二軍の連携が最も遠いというのは、、、


小石や森脇、泰雄クラスであれば、
誠など二軍にいる1軍半のメンバーと変わりがありません。
彼らは実力が半端なんですから、
疲労を貯めて投げさせれば、
踏ん張れるわけがありません。


実力が半端だからこそ、
入れ替え頻度を増やして
疲労を少しでも低減しつつ、
その少ない実力を最大限に発揮できるよう
に使いたいです。


実力が半端だからこそ、
スクラム組まして総力を挙げて戦わないと!
今の獅子投手陣は、
一軍&二軍の総力をあげて戦わねば!


しかし、今の監督やコーチら首脳陣(一軍&二軍)には、
そんな意識を全く感じられず、
今日のような『投壊戦』の展開になることへの

リスク意識が皆無である
ので、
簡単な対応策すら無策なんでしょうね。
(小石クラスを入れ替えながら使う)


それは何故か?


例えば、昨日や今日のような『投壊戦』では
一応「投手陣も疲れているよな!」とはわかっていますが、
みんな無理してそこを勝ち上がるのだから
『疲れていようが、打たれるのが悪い!』
『先発が早期に崩れるのが悪い!』

しか考えてないからです。


松本航がしっかり投げていれば、
こんなことにはなっていないんだよ!

ということしか考えてないからです。


もちろん、
投手陣がしっかり投げ抜く!は大事です。
それが選手の仕事です。
でも、首脳陣の仕事には、
それと並行して、

選手らが実力を最大限に
発揮できるよう采配すること

も大事な仕事ですが、
それが抜けているんですよね。
それよか、
逆に選手らに苦境を築いていますからね。
敢えてハードルを高くして育てる!
という方針かもしれませんが。