下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【8/3オリ17回戦(京セラ)】首脳陣は好都合なシナリオしか想定せず相変わらず事前の責務を放棄。当然、そう都合良くそんなシナリオにならず『酷使残酷物語』劇場が開演される。それでも小石が踏ん張り、本来なら多和田vs山本の投げ合いにすべきはずが、途中から小石vs山本の投げ合いに。多和田もそれはアカンよ。一方、相変わらず獅子威し打線は山本にパ球団の中で最もカモられる状態に。完敗

昨日は、事前責務を放棄して
負けるべくして負けた消耗戦。
今日はカード2戦目となりますが、
昨日も投手陣を大消耗をしながらも、
やっぱり、今日も投手陣どころか
一軍と二軍の入れ替えそのものが皆無。

敗戦処理班すら入れ替えず!

タダでさえ、リスクへの意識が無いのに、
遠征中だからやるわけがない
ですね。


一方、今日の二軍戦、昨日に続いて
戸田球場でヤクルトと対戦です。

育成の東野が先発して、
二番手に腰痛で抹消していた
十亀が2イニングを投げましたね。
おいおい二軍で投げているなら、
敗戦処理班として一軍で投げさせろや!
とも思いますが、
まあ腰痛で調整中だから、
さすがに十亀にそれを求めるのは酷ですね。
二軍を相手に2イニングを
4被安打、2与四球で2失点だからダメダメでした。


ただし、野田も二軍戦で投げており、
たった4球で1イニング三者凡退でした。
これで4試合連続無失点中です。
まあ二軍戦だけど、中5日でしたし、
今日、十二分に京セラで投げることはできますね。
おいおい二軍で投げているなら、
中継ぎとして一軍で投げさせろや!


そもそも首脳陣による
野田の適用方針もどうか?
と疑問に思いますけど。


先日の二軍戦中継で話が出ておりましたが、
現在、野田が二軍で課題にしているのが
『左打者を抑えること』のようです。
すなわち、首脳陣が考えている
野田の一軍での適用方法は、
『左打者に対するワンポイント』
ということですね。


現在、小川が武隈に代わって一軍にいますから、
その小川が不振になったとき、
次に野田が一軍へ昇格するということと思います。


ただし、
左専用のワンポイントを起用するということは、
1イニングに2人を消耗しますし、
ブルペンにも1イニングを消化できぬ投手を
1名余計に用意しておかねばなりません。


現在の獅子中継ぎ陣は
ただでさえ駒が不足していますから、
そんな贅沢に投手を1名使う余裕はなく、
ワンポイントは家賃が高いです。


野田については、小川武隈もそうですが、
左右に関わらず1イニングを
投げ切るリリーフになってもらいたく、
それで使って欲しいです。


ちなみに、榎田は中6日の間隔を開けています。


結局、首脳陣が想定しているのは
『多和田が長~く投げること』
その一本道のみです。


もの凄く楽観しすぎた、
そして、超好都合な想定であり、
そうならねば苦しくなるしかない
戦略・戦術しか組んでおりません。


昔、太平洋戦争のとき、
作戦を決めるための図上演習がありました。
サイコロを振ってシミュレーションしてみるものです。


ミッドウェー海戦の事前に行われた図上演習では、
サイコロの結果、
日本の空母「赤城、加賀の2隻が沈没」となるのですが、
「今の命中弾は3分の1の3発とする」として、
「加賀の1隻のみ沈没」に結果が変更され、
そのまま図上演習を続けるのですが、
その続きの図上演習では、
沈没したはずの「加賀」が復活していることに、、、と
超楽観的な、かつ自分らに好都合な考えの基、
作戦が決められていきました。


今の獅子の戦略・戦術構想は、
まさにそんなイメージです。


そうならねば、
中継ぎ陣は腕が折れようが
投げ込み、あとは散るのみ!

まさに
決死覚悟の特攻作戦しか
策を考えていない

ということですね。


さて、今日のスタメンについては、


今日も源田がベンチスタートであり、
源田の状態が心配されるところです。
ショートに山田が、サードに龍世が、
レフトに愛斗が入り、
おかわり君はDHに、栗山はベンチスタートでした。
しかし、おかわり君については、
1打席目だけ打席に立って、
2打席目からはメヒア
代打で入りました。


どうやら昨日、一塁から三塁へ激走する際に
右足の甲を痛めたようで、
足に力が入らないとか。。。
大事に至らねば良いんですが、、、
金子侑、源田、おかわり君と一斉に離脱されたら、、、
今の獅子には
天にまで見放されているかも、ですね。
普段の行いでしょうかね。。。


なお、愛斗、山田、龍世らの若手を
使うことは良いと思います。
ただし、愛斗らは
この貴重な経験を有効的に糧にされたいです。
そして結果が出ればなお良しですけど。


一方、オリ山本については、
今年の各球団別成績を見ると、

山本はなかなか打ち込むことができぬ一流投手ですが、
獅子は2試合無得点であり、
他球団と比べて
山本の最高のカモになっています。


また一番得点を稼いでいるハムを見ると、
防御率は3.46ですから、
基本的に9回で4点以上を奪うのは困難
とも言えますね。


そして、今日の結果は、、、

簡単に申せば、
多和田は致命的な4失点をして早期KOとなり、
多和田山本の投げ合いになれず、
獅子中継ぎ陣の残酷酷使物語が展開される中、
中盤、小石山本の投げ合いになり、
結局、
獅子威し打線は山本を打ち崩せず『完敗』
でした。


これで鷹には差を
6ゲーム差とV字回復されてしまいます。
しかも、試合数が少なくなっていますから、
前のときの6ゲーム差より
もっと厳しい状況に追い込まれています。


投手陣の結果は、、、


まず先発・多和田ですね。
初回の立ち上がり一死から
西野、吉田正、モヤと三連打を浴びます。
西野はフォーク、吉田正&モヤはストレートと
球種こそ違いましたが、
どれも同じようなタイミングで右安打を
繰り返して低めで簡単に打ち込まれましたね。


牛打線が球を絞って狙い打ってきたかもしれませんが、
多和田もあっさりと単調に投げ続けましたね。
まさにバッティング投手の如しでした。
おまけに、三連打の直後に暴投して進塁を許します。
ピンチ時の暴投
典型的なやらかすパターンは相変わらず多しです。


ストレートに力はなく、
変化球もフォーク&新球種チェンジアップは
落ちきらずキレも鈍かったですね。
コースも甘かったですし。


縦に曲がる変化球では、
唯一、カーブだけが使えていました。
でも、ストレートがしっかりしていないと
相手に対抗することができませんね。


しかも、2回裏二死からの失点です。
それは福田の一安打から始まったわけですが、
その一安打も
多和田の一塁へのカバーが遅かったですね。
多和田自身、
集中力が散漫になってませんかね。。。


その後、中川には、
真ん中付近に入る甘い球
あっさり合わせられて
バットの先で押し込まれる
ポテンヒットタイムリーに。。。


前述したように、今年のオリ山本は
一番、失点が多い日ハムでも防御率が3.46ですから、
単純に考えたら、
9回勝負で山本からは4点以上を奪えないので、
多和田が4失点を許した時点で
(2回裏の1失点が致命傷となり)
『閉店ガラガラ』状態
とも言えますね。


その後、3回裏も修正できず、
与四球も重ねて二死満塁で降板になります。


多和田は、復帰以降を見ると、
2ヶ月かけた2軍での調整は失敗した
と言わざるを得なく、超重症ですね。


なお、首脳陣が唯一想定していた
『多和田が長~く投げること』
その一本道しかないシナリオは
あっさりと脆くも崩れました。

当然、そう都合良く
首脳陣が楽観しているシナリオにならぬ、
それが現状です。


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ここからは
【悲報】獅子中継ぎ陣の残酷酷使物語
が開演されます。


二番手には、
小石がマウンドに登板しました。


小石については、前回登板が一昨日の鷹戦であり、
そこで、回跨ぎで42球を投げており、
今日はそこからの中1日登板になりました。


まあ、今日は小石が踏ん張って好投しましたから、
今の首脳陣は打たれるまで替えませんので、
小石自身、4回1/3で63球も投げましたね。
もちろん、他に出す投手がいませんから、
ここは打たれぬ限り、
動けなくなる限界が来るまで
小石一人に防波堤の役目を担いました。


そして、小石は決死の覚悟で死力を尽くして
弁慶の最後の如く仁王立ちになって
オリの追撃を封じ続けました。


小石については、肩の仕上がりが早く、
ロングも行けますし、
2016年のときも酷使されて、良くも悪くも
耐え抜いた気力と体力はありますから、
本当に使い勝っての良い投手です。


それ故、小石の使い方については、
1イニングで終わらすことはもったいなく、
スクランブル時も含めて
ロングで使うことに効能があります。


ただし、今回のように
回跨ぎ→中1日→回跨ぎとか
6月のときのように
2軍戦先発6イニング→中3日→回跨ぎなど、
間隔を開けずの酷使はNGです。


今回、2016年に岸が負傷で早期降板したとき、
小石が二番手として登板し、好投したときのような好投でした。
確か、2016年はそのことをきっかけに酷使されました。
2016年の小石74回2/3で1325球を投げ、
球数なら中継ぎ陣でリーグ1位でした。
それで小石自身負傷することは無かったですけど、
当然、酷使により不振にもなっていたし、
翌年は閑古鳥状態になりました。


ちなみに、下記は当時の小石酷使の一例です。
ただ、当時も今、生じている投手陣の問題と同じことを述べてますね。
まあ、今の表現は当時より、だいぶ緩くなってますが。
結局、歴史は繰り返される!ということですね。


今日の小石については、終始、丁寧に投げ続け
緩急を活かしながら相手のタイミングを狂わし、
左右に球を揺さぶりながら相手を翻弄しました。
まさに小石自身の本領を発揮しました。


ただし、小石については、
相手にタイミングを掴まれると
大した球を持っていないから、
簡単に打ち込まれやすいです。
それだけに懸念されるのは、
相手打者が小石に慣れてくる
二巡目以降ですね。


それ故に、
本来、理想的な小石の使い方としては、
相手が不慣れになっている一巡目の9人を
相手にする最大で3イニングで使うことではあります。


まず多和田が築いた二死満塁のピンチ
福田相手で見事に火消しを成功させます。


その後、後藤に死球を与えましたが、
危なげなく、打者一巡目を抑えて行きます。


二巡目に入った6回裏一死では、
福田を遊ゴロで抑えましたが、
打球はど真ん中のチェンジアップを捕らえ
センター返しで
小石を弾いて二遊間を抜けそうになりました。

しかし、回り込む山田が
ジャンピングキャッチの好守を決めて出塁を阻止します。


次の西野遊ゴロに仕留めましたが、
相手も少し慣れてきて
粘られて球数を嵩ましましたね。
結果的に粘り勝ったわけですが。


やはり二巡目に入る6回裏二死から、
球数も嵩んでいますし、
小石も陰りの兆候が見えてきましたね。
本来なら、この6回裏までで
小石をお役御免にした方がベストでしたが、
首脳陣は7回裏も続投させましたね。
しかも、7回裏は、吉田正、モヤ、ロメロと続く
中軸と二度目の対決が待っています。


吉田正らも二度目なら小石に慣れてきますから、
正直、この7回裏は、
血祭り炎上の大惨劇を覚悟しました。


しかし、吉田正&モヤに連打を浴びてピンチを築きましたが、
その後、秋山のフェンス激突キャッチで助けられ、
次の中川には、低めで浅い中飛を打たせて
走者を釘付けにしてタッチアップを許しません
でした。
最後は、後藤を泳がして一ゴロに仕留め、
この大ピンチを無失点で凌ぎました。


小石も過酷な酷使状態と苦境の中、
無失点で抑え続けたのは立派でした。


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そして、小石が力尽きましたが、
まだ残り1イニングが残っております。
8回表で追いつくか、逆転すれば、
中2日の平井の投入でしょうが、
8回表も得点を挙げられず、
4点ビハインドの展開で8回裏に突入します。


そこで三番手で出てきたのは
昨日に回を跨いだ平良でした。
しかも、
43球を投げて力尽きた
回跨ぎからの連投です。


今年の平良については、
まず2軍において、回跨ぎを試していましたけど、
結局、1イニング集中の使い方に変更しています。
すなわち、回跨ぎは向かないと考えられたわけです。
それにも関わらず、
首脳陣が事前に二軍との入れ替わりを怠り、
敗戦処理班すら用意せず苦しくなった穴埋めのために、
打たれるまで交代を辞さない勢いで
回跨ぎをさせたわけです。


しかも、4月中旬~6月中旬の2ヶ月間を
負傷のために投げることができませんでした。
復帰してからまだ2ヶ月半しか経過していない現在、
相手レベルが高くなり、まだ不慣れの一軍戦の中、
首脳陣の怠慢の尻吹きのために
回跨ぎからの連投
をさせました。


すなわち、首脳陣は
まさに潰れようが当たって砕けよ!
特攻精神平良を送り込みました。

貴様達は
目のある魚雷となり・・・
獅子の危機を救うのだ!!
とばかりに。。。


でも、獅子の危機は
首脳陣怠慢によるところが大きいけど!

みたいな。。。


光成が台頭するのに遅れをとったのは、
本人のフォームが定まらず、負傷もあり、
1年目と違って怖さを知って臆しやすくなったことなど
要因として挙げられるわけですが、
もちろん本人の責任も大きいわけですが、
2016年の田辺政権時代、
実権を握っていた潮崎元コーチにより
先発後も休ませずベンチ入りさせ、
中継ぎとかもやらせて
酷使したことが負傷の一因になり、
台頭させるのを遅らせたことに響いた

ということが否めない状態でしたね。


負傷持ちの平良について、
こんな使い方をするようでは
将来性が如何に高くとも、
花を咲かせる前に潰す懸念大
と言わざるを得ません。


いずれにしても、
この入れ替えすらしない問題は
「平井酷使物語」を超越する
投手陣全体に関わる大問題です。


そして、小野コーチに問題ありありですけど、
小野コーチだけにとどまらず
辻監督ら以下首脳陣も共謀されている低レベルな大問題です。


小石クラスで一軍と二軍の入れ替えをせず
敗戦処理班すら用意できない状況、
ようやく入れ替えをやったと思えば、
小石昇格(2度とも)のように、
疲労紺倍のブルペンに
二軍で消耗して疲労している者を
補充するあり様です。
このような愚行は
今年に始まったものではありません。
以前は、昇格して即先発しているけど、
実は二軍で登板していて『中4日』だったとか。
どうも、昔から、
二軍戦の登板はカウントされないとい
おかしな兆候を感じることは多々あります。


結局、一軍二軍の連携が図れていないこと
すなわち
一軍二軍の首脳陣に
その意識が皆無であること
気づくことすらないこと
が最大のネックです。

監督も野手卒だから
野手の苦しみも含めて野手のことは理解されても、
投手に関しては
『投手を攻める打者目線』でしか見ていません。
だから監督の言動や采配から見ると
『こういう投手は打ち込まれる』
とかはわかられているので
『そうなるなよ!』という指導はできても、
投手の苦悩や彼らの繊細さまでは理解できていない
と思われます。


本来なら、辻監督は良くも悪くも
「コーチに一任しやすい面」が挙げられます。
しかし、今の尋常じゃない緊急的な投壊状況ですから、
不安で不安でしょうがなく、もの凄く焦られています。


一方、コーチの方もプレッシャーを感じており、
コーチは足りぬ頭で
愚策を上げるという空回り状態です。


でも、辻監督の方は、
投手のことを理解しきれていないから、
さらには、
昭和式のやり方に賛同している面もあるから、
コーチが立案する作戦案について、
愚かでも、的確な修正案を指示できていない、、、
もしかしたら、昭和式のやり方に賛同している面もあるから、
作戦の愚かさに気づかず、
的確な修正案を指示で来ていない、、、


結局、逆を言えば
「コーチに一任しやすい」タイプですから、
優秀な参謀が居ると
その特性は大いに効果を発揮できますが、
実際は、そうでないから
一緒になってあたふたしして

盲目状態になっているのかな
(ダメな組織の典型例)という気がしています。



あくまで個人的な勝手な推測ですけど、
そんなことが考えられる気はします。


ただし、投手陣に関して、
一軍&二軍の入れ替えはしない、
お構いなしに酷使しまくる
ついでに「左対左神話」崇高一辺倒と、
これら様々な問題は、程度の差はあるにしても
田辺政権時代(実権は潮崎氏)でも見られた
同じような問題を繰り返している
んですよね。


リスクへの『意識』の無さがネックですから、
この大問題は根が相当深いですね。。。


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一方、獅子威し打線については、、、


まあ、オリ山本は良すぎましたから、
打つのは至難の業でした。


ただし、本当に山本を攻略する隙は無かったか?
というと、それは「Yes」とは言い難いですね


まずは、逆球も目立っていた立ち上がりの初回ですね。
森の遊ゴロ併殺が痛かったです。
このとき、捕手は外に構えていましたが、
球は中へ入ってきました。しかし、差し込まれましたね。


しかし、その勝機を逃し
2回表から三者連続の三振劇場になってしまい、
山本に勢いをつけさせてしまい、
そこからは、もう手がつけられません
でしたね。


カットボールは、
右打者なら外角に逃げ、左打者なら内角に抉り、
ストレートシュート変化するので、
バットの芯を外されて手が出ませんでした。
また、フォーク見事に落とされ
凡退しまくりました。


でも、山本も球数が嵩むにつれて
疲れが見られてきていました。
6回表あたりから、
初球のカットボールが高めに浮いてきたり、
低めで外したり、制球が微妙になってきていました。


7回表は山川の前に走者を置きましたが、
泳がされながら、三ゴロになってしまい、
進塁はしましたが、
山川に求めるのはこんなことではありません。


9回表
山川の前に無死満塁の大チャンスが生じます。
このとき、山本はへばっていましたね。
でも、オリのベンチも
完封狙いがあり、4点差ありますから、
山本を下げることができません。
それだけに
山本を陥落する最大のチャンスでした。
ただし、1点でも入れば、
完封劇の可能性は無くなりまし、
点差も3点以内になりますから、
その時点でバテてきた山本はお役御免になり、
昨日休んでいて疲労感が薄いディクソンが出てきます。


もちろん、
バテてきた山本疲労感のないディクソン
どちらが打ちやすいか?はありますけど。


追いつくためには、
下手に1点だけ入れて
バテてない二番手に交代され、
山本に勝ち逃げされるより、
完封の夢を残しながら満塁にして、
バテた山本を続投させてもらいながら、
満塁弾の一撃で山本を沈めたい処でした。


そのことを考えれば、山川の打席では、
追いつくための最高のお膳立てができました。


しかし、ライトへの犠牲フライに終わり、
1点を何とかもぎ獲った結果に終わりましたが、
山川に求めるのはこんなことではありません。

この1点で完封の可能性が無くなり、
疲労している山本はここでお役御免と、
勝ち逃げされました。


しかも、こちらの後続は、
メヒア、龍世と続くので、
正直、不安は募ります。


結局、ディクソンを攻め崩せず
The END!となりました。


でも、山本は打てませんね。
しかも、獅子がパの中で最も打てておりません。
「山本が獅子のときだけ調子がいい」なんて
都合の良いことが続くのは考えにくく、
やはり「獅子打線の方に問題があり」
と考えるのが自然です。
選手任せの好球必打のみに頼らず、
他球団がどうしているのか?
しっかり参考にされながら、
山本攻略の策をチームとして講じられたい
ですね。


そもそも、山本が相手では、
好球なんて待ってても来ません。
誘い込まないと。。。


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明日は、ニールと竹安の先発予定です。


ニールについては、好調でありますけど、
リードしていても、ビハインドでも、
やはり中継ぎ陣への負担の懸念は残ります。


明日も、どうせ入れ替えませんから、
悲惨な酷使物語になる懸念は大いに残りますね。


もしビハインドになれば、
今日は使わなかった
森脇、小川、もしかしたら泰雄まで
登板してくる可能性はあります。


まあ、首脳陣の方は
1日休めば疲れはリセットされる!
と考えられているかもしれませんが、
血祭炎上の悲劇の日曜日
が待っているかもしれませんね。


一方、竹安には、
前回、良いように抑えられました。
今回もそれを繰り返す懸念は大です。
でも、阪神がプロテクトを外している竹安クラス
二度も抑えられるのは『恥』です。


最初は7回2失点でHQSを達成されましたが、
2度目の7月28日は2回7失点
序盤からの猛攻で早期KOにしました。


獅子威し打線も
しっかり序盤から猛攻して陥落されたいです。