下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【投手陣問題】獅子中継ぎ陣における一軍&二軍の登板状況はどうなっているのか?一方、この暑い時期におけるパ他球団の投手起用状況はどうなっているのか?/ところで、今日、内海が古巣の二軍相手に実戦復帰!一応、今井も今日の二軍巨人戦で調整で先発登板!

中継ぎ陣については、
小石らが登板過多によりヘロヘロの状態であるのに対し、
一方、二軍には、
間隔開けている小石レベルの投手が多々いるのに、
首脳陣は、試合前、
一軍・二軍における彼らの入れ替えを怠り、
その結果、
小石らが無理なヘロヘロ状態で投げざるを得なくなり
実力不足の上に疲労感が重なって打ち込まれる
という懸念が以前からあり、
昨日のオリ戦ではその懸念が顕著に露呈され、
20被安打20失点という希に見る大完敗につながりました。


しかも、明日からは休みなく盆明け9連戦です。
この盆明け9連戦は、京セラ&苦手ヤフオクで鷹と戦い、
ホーム開催とは言え、
疲労に響きやすい灼熱メラドでハム、鷲を迎えます。


この盆明け9連戦は、獅子にとって、
今後の優勝戦線の行方を左右する超重要な決戦であるとともに、
休みなく続く過酷な戦いのため、
一軍&二軍の総力で投手陣を巧みに運営しないと
駒不足に陥って地獄絵図の大惨事になる懸念
が想定されます。


投手陣に関して見れば、
まず先発ですね。
やはり「先発が試合を作ること」
それは基本的な問題
ですね。


現在、想定される先発要員
光成、十亀、ニール、榎田であり、
当然、人数が不足しています。
一応、今の状況だと本田も残るかもしれませんが。


9連戦最初の鷹戦カードでは
光成から始まり、中6日で三戦行けますね。
次のハム戦カードでは、
榎田、本田をハム2~3戦目なら中6日です。
少なくとも
そのハム戦カードで1戦分、先発が不足します。
次の鷲戦カードでは、
鷹戦の先発をそのままもってくれば、
三戦とも中5日で登板せざるを得ません。


最低限、誰かを先発陣に補充するのは必須であり、
できることなら
中6日で登板できるローテを組んでもらいたいですね。


例えば、鷹戦で
光成、十亀、ニールと行くなら、
ハム戦緒戦は誰か別の者を入れ、
さらに鷲戦緒戦も別の誰かを入れて、
光成は鷲戦カード2戦目に投入するとか。


いずれにしても、
先発陣は9戦中2戦分ほど足りなくなるから、
その分の対応を考えなければなりません。


二軍から先発陣を補充するとしたら、
誠、郭俊麟、高木勇、伊藤あたりが考えられます。
その中、二軍戦で好投しているのは、
イースタンで首位争いをしているロッテ戦で
7回無失点の郭俊麟、6回1失点の伊藤あたりでしょうか。


あとは、今日、二軍で先発した今井
盆明け9連戦に間に合いそうにありません。
9連戦後に復帰すれば御の字かと。


松本航も、
プロの壁にぶち当たっている印象ですから、
二軍で一旦、調整した方がいいでしょう。


ただし、最近、小野コーチらが言う
『ブルペンデー』を適用してくる可能性は高いです。
結局、やっていることは、
ショートスタータ、第二先発体制であるわけですが、
とにかく、それを敢行するには、
無理な間隔ではない状況下で登板できる
ロング要員を用意しなければなりませんね。
例えば、誠を先発させたとして、
二番手のロングにヘロヘロ状態で泰雄を使う
とかではダメですね。
もしハムとの緒戦をブルペンデ―として、
泰雄を使うのであれば、
泰雄は鷹戦を全休させてハム戦に備えたいです。


まあ、先発に6~7回まで投げてもらいたい
と考えていたとしても、
今の先発陣はいつでも早期KOになりやすいので
実際に「ブルペンデー」になる頻度が多いわけですから、
それを今までのように
泰雄や小石らばかりに負担をかけていれば、
当然ながらパンクします。


一軍&二軍の総力を挙げて
投手陣を巧みに運営されたいですね。

総力を挙げることで、
負担低減にもつながりますし、
来年を見据えて、若手ら成長の糧にもなりますね。
また二軍でも投手が必要ですから、
一軍昇格にほど遠い低レベルの選手にとっても、
一軍半のメンバーが一軍で登板することにより、
二軍戦での登板チャンスが増えますから、
底辺の底上げにもつながるかもしれません。


一方、勝ちパのリリーフ陣については、
ヒースが負傷離脱しましたから、
平井&増田しか駒はなく、
不足している現状にあります。


ヒースの離脱により
Kマートを戻すということも考えられますが、
正直、Kマートは間隔を詰めて使えば、
いつもの大乱調
荒れまくりの西部劇を演じやすい不安があります。
Kマートは、少し間隔を開けて、
回跨ぎするロング要員で使う方がいいのでは?
という気もしており、
信頼を失墜した先日の一件で
どうしても使うのに抵抗感があるのなら、
まずは敗戦処理班で良いからロングで試してみて欲しいです。
それで結果を出したら、もっと重要な場面で出せばいいので、
とにかく、あらゆる面で駒不足の今、
少しでも使える者は積極的に使用したいです。


で、問題は「勝ちパ」が不足しています。
もしリードしていても僅差の展開が
4戦連続して生じたら、
平井&増田を四連投させることができるのか?
というと、正直、厳しいですね。


まずは少なくとも、
「平井や増田でなければ絶対にダメ」
という局面が必ず出現しますから、
そのような局面に備え、
点差が離れたリード時など
「平井や増田でなくても大丈夫」
という局面は絶対に我慢して登板させぬこと


確かに今の獅子投手陣のレベルを鑑みれば
平井や増田以外の他投手に任せたら
5点差あっても危ういという不安は当然あります。
しかし、その不安に我慢できず、
「平井や増田でなくても大丈夫」
という局面でも平井や増田を酷使しまくり、

結局、その疲労蓄積に伴い、

平井らのパフォーマンスを低下させて
危うい場面を増やしてきたのが
今までの状況
です。
まさに不安から来る依存症により、
平井&増田特効薬を
常に多用してしまう中毒患者ですね。


そこの我慢ができないと、
平井らの無駄な使用を減らさないと

いくら駒があっても
足りなくなってしまうのは必定ですから、
そこは不安が勝っても
特効薬の無駄遣いを
耐えて我慢してもらいたいです。


ただし、
それでも平井&増田だけでは駒不足です。
一方、連投させるにしても限りはあります。
「平井や増田でなければ絶対にダメ」
という局面が何試合も続いてしまったら
とにかく、
平井&増田らに三連投や回跨ぎと無理をさせれば
平井&増田もパフォーマンスを低下させますし、
その無理している試合そのものや、
場合によっては、次のカードで力を発揮できません。


実際に東京Dを含む球宴前の鷹戦カードで
平井を三連投させましたが、
その後、間隔を開けたのに
次のロッテ戦では2戦とも失点しています。
三連投はそれだけ負担が嵩みます。


増田に関しては、
やはり回跨ぎをさせたら失点しやすいですね。
3月鷹戦、4月鴎戦の2戦では無失点でしたが、
7月鷹戦、8月鷲戦の2戦では失点していますね。


まあ回跨ぎに関しては、
そのときの試合展開、ブルペンに残る投手に応じて
生じるか否かが絡むので読みにくいですが、
三連投とかは読める話です。


もし平井&増田が前日に連投していたら、
翌日にその出番の展開が訪れたら、
平井&増田を休ませ、
調子の良い『別の2人』を登板させます。
まあそのケースだけでは、
『別の2人』の出番も少ないでしょうから、
無理の無い範囲で
別の場面で登板させることもあるでしょう。


平井増田の替えはいませんから、
その『別の2人』は平井らより劣りますので、
当然、打ち込まれる可能性はあります。
しかし、平井&増田を三連投させて、
その試合やその後の試合で
平井らが打ち込まれる可能性もあります。
それならば、
来年を見据えて『勝ちパ』の育成につながります。
少なくとも
『リードしている場面』で
登板できる投手育成につながります。


まあ、その『別の2人』を誰にするか?
はありますけど。


例えば、小川とかは、
使われ方が左打者相手をメインとされていますが、
左打者以上に右打者を抑える実績があるので、
左右に関わらず1イニングを投げ切る投手として
使って欲しいです。
小川の状態次第でしょうが、
サブのセットアッパーとして
試してみるのはありか、と思います。
ただし、最近のように
左打者を抑えていることが必要条件です。


もう一人は、
まだ実力不足は否めないのが現状ですが、
増田の後継者候補になりそうな平良
サブの抑えとして
試してみるのはありか、と思います。


まあ、状態が良ければ、
大石や森脇などもあるかもしれませんが、
適切なタイプを選定してくれれば、と思います。
でも、昨年のカスティーヨを最後の抑えに選択のような
ナンセンスな選択は避けたいです。


いずれにしても、
少しでも使える者は積極的に使って
一軍&二軍の総力を挙げて戦って欲しい
ですね。


ブルペンにロング要員を用意するのであれば、
盆明け9連戦以降も見据えてになりますけど、
例えば、
今週は泰雄&小石、来週は誠&郭、
再来週は高木&伊藤
3パーティくらいでローテを組ませれば
その週にロングや連投させたとしても、
抹消期間10日で休みを与えられます。
それでも実力不足で炎上するかもしれませんが、
少なくとも、
顕著な疲労蓄積や負傷へのリスクは減ります。


なお、最近、約二週間における
中継ぎ陣等の一軍戦&二軍戦の登板状況を示します。


ストライクが入らない中塚や南川、
その他、藤田や育成と一軍昇格がほど遠い者や
二軍登板が全く無く負傷等が気になる武隈は外しました。
(理由は不明)


リャオは厳しい気もしますが、
今日の二軍巨人戦で与死球ゼロでしたので
一応、残してみました。


内海に関しては、
今日、二軍巨人戦で実戦復帰しましたね。
(投球を見ていないからわかりませんけど)
1アウトも奪えず大炎上したらしいですが、
まずは実戦に復帰できたことが
第一歩前進!ですね。


また、今日の二軍巨人戦では、
今井が先発して
3イニング無失点6奪三振でした。
こちらも早く復帰してほしいですね。




話は脱線しましたが、
前述の一軍&二軍登板状況の一覧表を見てもわかるように、
二軍の投手陣は間隔がゆるりとしています。


盆明け9連戦の緒戦となる明日に
昇格させて即登板できる投手と言うと、
中6日の、中8日の野田高木勇
中9日の田村がいますね。


誠や高木勇はロング可能ですね。
田村は回跨ぎが可能です。
野田もいれば心強いです。


例えば、泰雄と小石を
誠や高木勇と入れ替える手はあります。
そもそも泰雄も小石も今の状態では、
実力を発揮できる登板を
しばらくさせることができません
からね。
盆明け9連戦には間に合いませんが、
10日休ませてから、
盆明け9連戦でボロボロになった投手と
入れ替えればいいです。


野手の愛斗まで下げれば、
野田まで昇格
させられます。


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ところで、この暑い時期における
パ他球団の投手起用状況は
どうなっているのでしょうか?


最近、約二週間における登板状況を見ながら
簡単に整理してみましょう。
なお、ヌルデータさんのデータを参考にしました。


比較的、酷使傾向のある球団というと、
オリソフバンですね。
ただし、
ソフバンの場合は森、嘉弥真に集中しやすく、
その森も負傷で一時離脱し、
嘉弥真も今年は昨年ほどパッとしません。


オリの場合は、昨年も含めて
多くの投手を酷使しやすく、
黒木など負傷者が出ており、
増井も最近まで不調に陥ってました。



◆ソフバン

三連投させている投手は、
森、高橋純、嘉弥真と比較的、多いですね。


森については、
中1日で三連投をさせて、その後が中2日でした。
高橋純については、
中2日で三連投させて、その後が中1日でした。
嘉弥真については、
中1日で三連投させて、その後が中3日でした。
ただし、三連投の最中においては、
回跨ぎは行っていません
でしたね。


他投手の場合、上表期間において、
甲斐野については、
連投を2度行っており、その後が中2~3日でした。
松田遼については、
連投を1度行っており、その後が中4日でした。
こちらの連投においても、
回跨ぎは行ってません。


鷹と獅子を比べると、
連投させている傾向にありますが、
獅子のような三連投中の回跨ぎや、
ロング後の間隔短縮(連投や中1)は
見られていない様相ですね。


◆オリックス

三連投させている投手は、
近藤、海田、山田、吉田一とかなり多いですね。


近藤、海田については、
中1日で三連投して、その後が中3日です。
山田については、
中1日で三連投して、その後が中2日です。
吉田一については、2軍から昇格させて、
2軍戦から中4日で三連投して、その後が中1日です。


最近、久々に1軍へ昇格した吉田一は、
三連投で1戦だけ回跨ぎを行っていますが、
近藤、海田、山田の方は
回跨ぎをせず、
三連投後は中2~3日を開けています。


他投手の場合、上表期間において、
ディクソン&神戸については、
連投を1度行っており、その後が中1日です。
(回跨ぎ無し)
比嘉については、
連投を1度行っており、その後が中1日です。
(そのうち、1戦回跨ぎ有り)


牛と獅子を比べると、
連投させている傾向にありますが、
獅子のような
ロング後の間隔短縮(連投や中1)は
見られていない様相ですね。

三連投中の回跨ぎは、
2軍から昇格して中4日だった吉田一以外、
行っていませんでしたね。



◆日ハム

西村がかなり酷使されていますね。
回跨ぎ1戦を含む連投をしてから、
その後、中2日で1度回跨ぎする三連投をし、
その後、中2日で1度1イニング登板をして、
その後、中1日で回跨ぎ1戦を含む連投をしています。


最初の連投及び三連投が、その間の休みを含めて
ちょうど1週間あるわけですが、
その1週間で126球を投げさせてますね。


その他に関して、
玉井については、
中3日で連投(1度回跨ぎ)して、
中2日で再び連投(1度回跨ぎ)させて
中1日で1度1イニング登板をさせています。
公文については、
回跨ぎ無しの連投を2度やっていますが、
その連投の間は、中5日も空けています。
石川については、
中1日で回跨ぎ無しの連投をし、次は中2日開けています。


ハムと獅子を比べると、
西村と玉井は連投させている傾向にあり、
そのうち、
西村は獅子顔負けの酷使をされていますが、
その他については、
獅子のような酷使の様相はありませんね。



◆ロッテ&楽天

鴎&鷲においては、
連投頻度がそれなりにありますが、
三連投をさせていません。


鴎の場合、
メジャー仕込みの吉井氏が投手コーチですから、
アホみたいな酷使はあまりさせませんね。


ロッテにおいては、
東條、益田、ルーキー東妻が1度
松永が2度の連投を行っています。
彼らの連投に回跨ぎはありませんね。


楽天においては、
ブセニッツが3度、
ハーマン、森原、窪がが1度
連投を行っています。
松井祐に関しては、
上表期間では連投が1度ですが、
必要な展開ならば、連投も辞さないので、
連投数はそこそこあります。
ただし、
彼らの連投に回跨ぎはありませんね。


鴎&鷲と獅子を比べると、
獅子のような酷使は行っていませんね。



以上のように、
他のパ球団を見てもわかるように、
回跨ぎを含む三連投や
ロング後の中1日などを行っている獅子
やはり他のパ球団より酷使傾向にありますね。