下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【9/4オリ23回戦(神戸)】連勝『れおほ~✌️』 獅子&鷹、双方でノーブレーキ前進中/本来なら序盤から自滅しかけた相手先発を打ち崩して、もっと楽に勝ちたかったですね。明日以降にゆとりを持たせるためにも。結局、相手の守乱を突破口に流れを掴み獲る!一発攻勢で荒々しく猛攻👊 /『守乱はダメ』という教訓を示す一戦になりましたね。

鷹との勝ち星獲り合戦はまだまだ続きます。


獅子は一発攻勢で今日も勝ちましたが、
鷹も鷲を一発攻勢で撃破しており、
結局、双方ともノーブレーキ状態に突入しています。


昨年のように双方でノーブレーキ状態の
過酷なチキンレースを展開するのか?
そうなると、こちらには分が悪いですが。


なお、今日を含めた優勝ラインです。


今日の試合について、
次がスタメン結果です。


今日も早く帰れたので
頭から観ることができました。
結果の詳細を示します。


今日の試合については、
最終的に一発攻勢でオリを引き離して勝ち
平井&増田を温存することができました。


ただし、前半は課題も残しましたね。


相手の先発・張は、立ち上がりから
力みっぱなしで抜け球は目立つし、逆球もあるしと
ボロボロの状態でしたね。


序盤(1~2回)の張は、
ストレートに力があるのが厄介ですが、
フォークは、落ちず、抜け抜けであり、
使い物になってません。
まだカーブの方が良いですが、それも今一つであり、
ボール明瞭のワンバンとか、抜け球も見られています。


またタイミングも合わせやすい投球フォームですから、
正直、投球が乱れている立ち上がりは
叩き潰すことが十分、可能に見えました。


初回表、先頭の秋山は、
高めに抜けた球を完全に捕らえて中二塁打を打ち、
いきなりチャンスメイクになりました。


で、源田はバント作戦を講じます。


これが木村や熊代などのように
低打率の打者ならまだ理解できます。
これが終盤の1点を争う展開ならまだ理解できます。


8回表に4点差の無死一二塁の場面で
源田はバントを敢行しました。
まだ、こちらは理解できます。
ここで、源田がバントを成功刺せれば、
一死二三塁になって、
1ヒットで2点が一気に狙え、
その2点が試合を決するダメ押しになるという
2つのメリットが見込めるからです。


このとき、無死一二塁のままでは、
1ヒットで2点までは難しく、
1点止まりになる可能性はありますね。


ある意味で、
1ヒットで返せる点数を増やす
『攻めのバント』とも言えます。
しかも「ダメ押し」というおまけ付きで。


しかし、初回においては、
是が非でも先制をしたいわけですが、
相手が不安を抱える立ち上がりです。
しかも、今日は、源田の打席の時点で
先発の張が不安定であり、
秋山が早速、チャンスを築き、
一気に畳み込める勝機でした。
ましてや、
源田ならそれなりに打てる打者です。


しかも、まだ無死二塁の状況ですから、
バント後に1ヒットだったとしても1点しか入らず、
強行策で1ヒットでも1点は返せて走者も残せます


ある意味で、8回のような
『攻めのバント』とは言い難い『バント』
です。


ここは強行策(ヒッティング)で
一気に張を叩き潰すことを狙いたい場面でした。
それがこちらの先発の榎田への手厚い援護射撃にもなります。


そもそも、バント作戦を遂行する背景には、
「着実に1点を奪いたい」という狙いがあります。
それは「バント=堅実に1点奪取」という
昔からある固定概念に基づきます。


でも、「バント=堅実に1点奪取」は
本当でしょうか?


一般論で考えた場合、
無死二塁から得点をする確率は、約59%です(※1)。
(これが無死一二塁から強行策に出て得点する確率です)


一死三塁から得点をする確率は、約63%です(※1)が、
バント成功率80%を鑑みると、
バントを成功させて、一死三塁から得点するのは
約63%X約80%=約50%です。


 (※1:2004~2013年のNPBを対象)


すなわち、無死二塁からバントをすることは、
無死二塁から強行するよりも
2割弱の得点確率を低下させます。
しかも、これは平均的な数字ですから、
打てる打者だったら、強行策の成功率も高まりますので、
その差はさらに大きくなりますね。


やはり、得点確率を低下させる大きな要因は、
一死を献上することにあります。


野球は1イニングでアウトが3つまでです。
強行策ならアウトが3つ残ってますが、
バントをすればアウトは2つしか残りません。
それは当たり前の話ですが、
一死増えることで得点確率を約2割下げてしまいます。


ましてや、得られる得点は、
無死二塁からバントをする方強行する方より少なくなるので、
榎田への援護射撃は薄くなりやすいです。


結局、森は歩かされてい一死一三塁になりましたが、
おかわり君&栗山が倒れて、
このチャンスは活かせず
無得点に終わりましたね。


それをこちらから見たら、
嗚呼、もったいなかった、、、と
凹み感が大きいですね。


それを相手から見たら、
先頭打者からピンチに陥りながらも、
無失点でピンチを凌いだのですから、
その安堵感はもの凄く大きいですね。


勝負の流れは、神頼みの運任せのように見えても、
人と人が戦うことで変化するものですから、
戦っている相互の心理状況の変化や相互の差
もの凄く左右します。
よく言われる「ピンチの後にチャンス有り」なんかは良い例です。
そのチャンスを活かせなかった方が凹みやすい反面、
ピンチを切り抜けた方が安堵感から前向きになりやすく、
「よし、反撃するぞ!」と意識も高揚しますから
気分良く攻撃できますので、そのまま流れを得やすくなります。


結局、1回表のチャンスをモノにできなかったことは、
こちらは流れを失い、
あちらに流れを掴ませるきっかけ
になることが懸念されますね。
しかも、あちらのホームであるから、
盛り上がって相手も高揚しやすいですね。
(ガラガラに見えましたけど)


その原因に、おかわり&栗山の凡退は当然ありますが、
源田のバント作戦敢行も大きな布石になったと思います。


で、1回裏、榎田の立ち上がりも不安があり、
先頭の福田にいきなり打たれて出塁を許します。
嫌な空気が漂いますね。
しかし、
吉田正に外角球を泳がせて打たせ、
6,4,3併殺に仕留めました。

吉田正でチャンスを一気に潰させたのは大きく
あちらは、心理的にもかなり凹んだでしょうから、
こちらが流れを掴み獲るチャンスに反転しました。


そして、2回表、先頭・外崎のソロ弾で先制します。
しかし、その後が続かないため、
苦しんでいる張を攻め切れません。


一応、二死から金子侑が
張の一塁カバーが遅れて一安打で出塁できました。
張自身のプレーが絡んだ出塁ですから、
その後の張も力が入ってしまうでしょうし、
次の秋山が嫌らしく粘るため、
張も相当、苦しい投球を強いられています。
しかし、張が秋山に粘り勝って
結局、このイニングは外崎のソロのみ
相手から見れば、先制点は許したものの、
最小失点で切り抜けた、という印象ですね。


獅子は流れを奪うことはできず、
流れが相手に傾くおそれが出ましたね。


そして、2回裏、
モヤ&中川が積極的に打ってきて連打し
こちらは、相手の電光石火の連打によって
ピンチに陥ります。
そこで、宗がバントを成功させます。


ただ、このバントについては、他所の話ですが、
バント策の方は強硬策より得点確率を下げても
打率が低い宗がやっていることなので、
その差は小さくなります。

しかも、一二塁でバントですから、
バント成功後は1ヒットで2点奪取が狙えます。
それ故、オリのこのバントは、
こちらが初回に源田にやらしたバントより有効ですね。


そして、杉山は倒れるものの、
山足に逆転2点タイムリーを浴びましたね。


おまけに、失点につながらなかったものの、
その後に「暴投」して相手の進塁も許してしまいます。
そのようなミスは、こちらは凹みますね。


でも、獅子の暴投数は、著しく多いですね。
チームで54個もあり、リーグ1位です。
リーグ2位のハムでさえ40個です。
他4球団も30個前後です。
当然、もったいない話であり、
失点が多いことの一因ですね。


そして、3回表から、の方は、
逆転してもらって落ち着いてきて
落ちなかったフォークも
変な力みが消えて、落ちるようになりました。
しかも、
ストレートには、もともと力があり、
その上、変な力みも消えてきているから、
持ち前の力が無駄なくストレートに伝わりやすくなり、
張の投球は、立ち直りしかけ、
厄介になってきます。


しかも、こちらが先制した直後に
倍返しをされましたから、
こちらは流れを失いやすいですし、
張も元気になりやすかったですね。


結局、3~4回は、流れも相手に傾いて
こちらは苦しい展開を強いられましたね。


一方、榎田の方も、逆球とかも目立ち、
正直、状態は復調している様相が見られませんでした。
しかし、榎田は、2回裏は失点しましたが、
決め球では、インハイで詰まらせたり、外角で泳がせたりと、
要所を押さえながら、
相手を上手く打たせたりして
相手に追加点を与えず乗り切っていきました。
(相手の打ち損じもありますが)


中盤においても、甘い球とかを投げていても、
勝負球では要所を押さえて追加点を許さずと、
ベテランらしい投球を見せていきます。


今日の榎田については、
調子が悪いながらも
オリ打線の打ち損じも含めながら、
要所を押さえつつ、乗り切ったというところ
でしょうか。


そして、このゲームを決した熱視線が、
流れを大きく変えた場面が
5回表のオリ遊撃手のポロリ守乱でしたね。


5回表は、先頭の金子侑のボテボテを
遊撃手・山足がエラーしたところから始まり、
秋山が右安打で出て無死一三塁になると、
次の源田は、ボテボテの投手ゴロに。
ところが、三塁走者の金子侑はホームへ突っ込んでおり、
捕球した張がホームへ送球していれば、
金子侑は刺されていましたけれど、、、
こちらに点が入らず、一死一二塁でしたが、
何を考えていたかは理解できませんが、
張はホームではなく、
二塁へ送球してしまいます。
併殺を狙ったんでしょうが、
(1→4→3)
源田の足が速かった分、併殺は崩れ、
オリは一死しか稼げずに失点を許し、
もう今日の試合の流れは
こちらに傾きましたね。


正直、オリは一死を稼ぎましたが、
張のフィルダースチョイスという印象ですね。


しかも、森がヒットで出塁し、
おかわり君が中犠飛で1点を奪取しました。
ただし、このとき、
おかわり君の打球は浅いセンターフライとなり、
タッチアップは難しそうでしたが、
源田はタッチアップを敢行します。
おまけに、森も二塁まで進み、
W進塁となりましたね。
まさに、獅子の機動力を活かした
見事なW進塁でしたね。


張はここでお役御免です。


あとは、オリのレフトに入っていた、
杉本がまさかまさかのイージーフライを落球しましたね。
これもこちらに流れを
さらに引き寄せるきっかけになりました。


その反面、
こちらもおかわり君から山川への送球でミスがありましたが、
金子侑の2度のファインプレー
(特に杉本のHR阻止となる好守
外崎、源田らも好守を魅せて、
こちらの投手陣を大きく援護しましたね。
打撃による援護射撃もありますが、
好守による援護射撃も大きいですね。


結局、相手の守乱を突破口にして
一発攻勢で荒々しく猛攻👊

しましたね。


やはり今日も
『守乱はダメよ🙅』という
教訓を示す試合になりました。


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それでも、今日の試合については、
正直、序盤に自滅しかけていた張を
しっかり打ち崩していれば、
榎田に手厚い援護射撃ができ、
試合ももう少し楽に勝てたと思います。


やはり、
相手が弱っているときは
容赦なく徹底的に叩き潰せ!
勝負の鉄則ですね。


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一応、榎田も本調子になくとお、
6回までは投げ込み、
QSは達成でき、試合を築きましたね。


その後、7回を平良で抑え、
8回を泰雄、9回を野田で継投しましたね。
まあ、やむを得ない継投だったとは思います。


平良に関しては、連投になりますが、
昨日登板が中2日になっており、
昨日はワンポイントのような使い方でした。
明日も使って三連投w!としなければ、
まだ今日は許容範囲と思います。


ただし、今週はまだ4戦残っております。
しかも、今年、厄介にしている鷲戦が控えております。
鷲を見据えたら、
温存できるときに温存したく、
二番手に泰雄を投入させて
7~8回を回跨ぎで対応させたかった

という面はあります。


あとは、榎田も5~6回にリズムに乗っていたから、
またオリ打戦も打てる様相もあまりなかったから、
7回まで引っ張っても良かった気はします。


しかし、実際には平良を出してしまいましたね。。。


それだったら、次の一手として
9回はそのまま泰雄の回跨ぎでも良かったでした。
そうすれば、
中継ぎ陣の消耗は2名で留まります。


しかし、実際には最終回に野田を出してしまいましたね。。。
しかも、野田は連投になりますね。


9回の野田投入は、
普段なら無駄な投入であり、
「連投」になるから避けたいです。


せめて投入するなら、國場ですね。


しかし、昨日、野田は
ストライク入らず病でボロボロでしたね。
気分的にも大きく凹んでいたと思います。
下手をすれば、自信喪失になるかもしれません。


そういうことを鑑みると、
昨日の失敗をトラウマにさせないためにも、
昨日、凹んだ気分をアップさせるためにも、
すなわち、
本人のためにも、チームのためにも、
点差も開きましたし、
9回の野田投入は良かったと思います。


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さて、明日は松本航が先発します。
それほど長くは投げられないから、
ブルペンデーになる可能性がありますね。


もちろん、負けられぬ一戦になり、
松本航が先発としての責務を果たすことが最重要ですが、
鷲戦で息切れしないよう、
継投には配慮も必要ですね。


あちらは左腕の山田を先発で立ててきます。
山田と言ったら、昨年、酷使しまくりになった中継ぎです。
正直、そう長くは投げることはできますでしょうか?


もしかしたら、明日のオリ
山田をショートスターターで使い、
あとは継投策でつなぐ可能性はありますね。


他投手の特性もしっかり頭に入れながら
試合に挑まれたいですね。