下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【9/22鷲24回戦(宮城)】獅子キラーの親玉・岸を先発に立てた鷲を撃破してマジック2!ただ、浅村には相変わらず打ち込まれているが。/優勝争いは鷹も負けず、獅子・鷹双方で「先に負けた方が負け」というような過酷な展開に。獅子はブレーキ踏まず残り2試合を連勝し、自らの手で自力本願で『連覇』の座をつかみ獲れ!そうすれば、鷹が負けないを前提にしたとき、遺恨のある鷲をBクラスに沈めることにも、遺恨のある鷲の目前で胴上げすることにもつながる。

岸との今季初対決で鷲を撃破し、
鷹との優勝争いをマジック2に!


その前に、今日の試合前公示では
榎田を抹消して、マーティンを昇格させました。


ブルペン陣の層を厚くしておくために
中継ぎ陣を二軍から昇格させるのは良いと思います。


問題は、ところで昇格させる際、
マーティンには何と伝えて招集させたの?
というところが気になります。


基本的には、
二軍生活をしているマーティンに
「一軍昇格命令」が伝えられて、
マーティンはそのまま仙台に向かった
と思いますけど。。。


マーティンは、先日、楽天戦で
送球まで含めて制球が大荒れで
ノーヒットで5失点という珍プレーをさらしました。
その後、一旦、一軍に復帰しても、
バント処理を同じような悪送球で、、、
大荒れ西部劇『マーティン劇場』
繰り広げていました。


こんな状態ですから、まだ時期尚早の話ですけど、
マーティンの来年の継続契約は危ういです。


本人は「来年も継続して残りたい」という気持ちはあるでしょうが、
もし「どのみち、俺は来年クビだろうな」と考えていれば、
モチベーションが違ってきます。


もちろん、プロとして契約対象期間に
全力を尽くすのは当然ですが、
そこは人間の心理ですから、
モチベーションに響く可能性もありますし、
そのモチベーションが結果を左右しやすいです。


一軍に昇格させるにしても、
そのモチベーションは
やる気に満ちているか?

そして、
そのモチベーションを高めるために
何か手を打ったのか?


もしこれからの短い時期での貢献の有無
来年の進退に関わる、となれば、
モチベーションはアップしますが。


どうやりくりするか?は色々あるでしょうが、
モチベーションの持続、高揚
大事なところですね。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、今日の鷲戦では、
鷲の先発がであり、今年初対決に。
獅子は岸と同じ出身大学の後輩になる本田が先発でした。


今日の結果については、

8回表 メヒア決勝打
(普通に外野フライになっていた気はしますが)

4回表 山川先制打

6回裏 本田、島内を泳がせて二ゴロ

3回裏、本田&森で鷲のスクイズ阻む


昨日は鷲に敗れて、屈辱的な鷲戦の負け越しを決し、
鷹は勝ったので差を詰められて追い込まれました。


そして、今日の鷲戦では、岸が先発しましたので、
戦前、今日はかなり苦戦させられることを想定していました。
そして、獅子が負けて、鷹が勝つことになれば、
鷹に逆転マジックが点灯しておりました。


しかし、結果は、苦戦を強いられはしましたが、
本田が踏ん張って粘りりながら
相手にリードを許さぬ投球を繰り広げ、
岸から山川の適時打で先制点を奪います。


ただし、7回表、岸を降板させて
得たチャンスを潰した直後の7回裏、
浅村に左安打を打ち込まれ、
ブラッシュに同点弾を食らって
本田も降板することになります。


しかし、その直後の8回表二死から
今日、月間MVPで試合前に表彰されたブセニッツが
おかわり君や外崎が粘りる中、
三者連続与四球と
自滅型満塁チャンスを献上してくれて
代打・メヒアがそのブセニッツから
左中間を割る走者一掃の
3点タイムリー二塁打を放ち、
 ※普通に外野フライになっていた気はしますが、
  ブセニッツが自滅していたことから、
  流れが獅子にあったという証ですね。
あとは、平井&増田が抑えて逃げ切りました。


確かに今日の試合について、
色々と言いたいことはあります。


①初回表、源田のバント作戦
 岸からはそう簡単に点を奪えませんが、
 自分たちの野球を捨てた消極的な野球では苦しく、
 相手にとっては、不安な立ち上がりの中で
 一死献上はありがたい、となります。
 この土壇場になったら自分たちの野球を信じて、
 それをやり尽くされたい
のが本音です。


②3回表、二塁走者の木村が飛び出して走塁死
 岸が相手ですから、チャンスはそう何度も訪れません。
 しかし、木村自ら上手く打ってチャンスを得たのに、
 自ら走塁ミスでそのチャンスを逃しました。


③3回裏、ウイラーの打球を守乱
 グラウンドが濡れていたので、
 金子侑がそこで滑り転んでの守乱だから
 やむを得ないです。
 ただし、3回表の走乱、この守乱と併せて
 流れを失うきっかけになりやすい
です。
 でも、その後、相手のスクイズを潰して
 流れを引き込みましたが。


④チャンスに弱い秋山
 今日、初回の一打席目にヒットを打ちますが、
 その後、
  3回表二死一塁:見三振
  5回表一死二塁:二ゴロ
  6回表二死一三塁→二三塁:中飛
  9回無死二塁:見三振
 秋山の打率は0.304ですが、
 得点圏打率は0.235と低いです。
 昨年までは、打率と得点圏打率があまり変わらずでしたが、
 今年は打率よりはるかに低いです。
 チャンスになると、打席で考えすぎのでは?
 という気がしています。


⑤中継ぎ二~三番手の無駄遣い
 本田をどこで交代させるか?は色々あると思います。
 7回裏を頭から二番手を投入する手立てはあったでしょう。
 ただし、鷲の方は本田に合っていなかったので、
 「本田には交代して欲しい」と望んでいた
でしょうから、
 鷲は本田を下げるのは喜びますね。
 それ故に、本田の続投はやむを得ぬ面はあると思います
 問題は小川を投入して、代打・下水流が出てきてヒースに代えます。
 確かに小川は銀次にヒットを打たれましたが、
 交代の要因はそれよりも、
 相変わらずの「左右伝説」に基づくものです。
 結局、その結果、2/3回分を二人消耗です。


 問題は、このときイーブンの状態でした。
 このイニングを抑えると、
 9回まで残り2イニングであり、
 勝つには、残り2イニングで勝ち越すか、
 延長戦に持ち込んで勝ち越すか、しかありません。


 一応、鷲の中継ぎ陣は簡単に打ち込めないから、
 延長戦での戦いを見据えておかねばなりません。
 その延長戦に突入したら、
 こちらの中継ぎ陣の駒が足りるのか?
 という疑問が沸きますね。
 マーティンに託すのでしょうか?
 一応、昇格させましたからね。


 この7回裏は、小川か、ヒースか、
 どちらか一枚で対応したかったです。
 ここで2人を使ったことにより、
 残り2イニングで勝つ越さねば
 こちらの勝機は低下したと思います。


 残り2イニングで勝ち越すには、
 8回表のブセニッツ、9回表の松井裕

 攻略が必須になります。
 まあ、結果的にブセニッツが自滅して
 勝ち越しに成功しました
が、
 ギャンブルとしては確率はそう高くなかった
 と思います。


⑥7回表、栗山バント失敗
 前項①と同様です。
 またこのバント失敗秋山のチャンス潰し(前項④)により
 流れを相手に引き渡しました。
 相手から見れば、
 「ピンチを凌いだ直後にチャンスあり」です。
 その直後、7回裏に追いつかれましたね。


⑦9回表、源田セーフティバント
 最終回、もう1点欲しく、
 源田が一死一塁からセーフティバントで走者を送りました。
 源田自身も生き残ることを見据えた源田自身の判断
 と思いますが、源田が生き残らねば、
 二死(あと1人)になって、一塁が空きますから、
 またおかわり君が既に引っ込んでいましたから、
 森が歩かされるのは必定であり、
 龍世勝負に持ち込まれるは十分読める話ですね。
 それを鑑みると、
 このバント作戦の価値は
 一死を与えるに値したのでしょうか?


⑧相変わらず浅村のカモになる獅子投手陣 
 増田の被弾は、増田も力勝負に行って
 返り討ちにあったという印象の一発被弾でした。
 まあ、今日の増田の状態を鑑みると、
 その一発がソロ弾ならそこまで影響は大きくなく
 (後続に対して2点差は死守できる)
 勝負に行った分、やむを得ぬ面はあります。
 ただ、7回裏の反撃の突破口になるヒット
 それまで抑えてきた本田を責めることはできぬかな、
 と思います
 ただ、相変わらず獅子戦では打ち込んできますね。
 当然、どうにかしないといけませんね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
色々を簡単に述べてきましたが、
今は結果が全てです。
とにかく
「勝てば良し」という面は大きいです。
というか、
「勝てねば終わる」という面が大きいですね。
まさにトーナメント戦です。



なお、今日の詳細は前述の上表の結果をご覧下さい。


ただし、今日の試合に関しては、
8回表に見られたチャンスは
相手が流れを自ら喪失させる自滅により
献上してくれた大チャンスでしたから、
ある意味で、最後の絶好なチャンスなので
メヒアが決めてくれたのは大きかったです。


ただし、7回裏に同点弾を放たれましたが、
今日の殊勲は
それまで抑えていた本田ではないでしょうか。


この試合、やはり岸攻略は難航しました。
一応、4回表に先制できましたが、
それでも得られたのは、たった2点です。


昨日までの連敗もあって、
初回表の森の遊直の結果を見てもわかるように
試合の流れは、序盤から鷲にありました。
それだけに、
さらに戦いの場が鷲のホームであり、岸が登板していますから、
リードを許せば、
流れは鷲に一気に傾きます。


こちらがリードしたからと言って、
こちらに流れが傾くとは言えませんが、
流れを鷲に傾かせることは抑制できます。
 ※岸が登板しているから、
  得られてもロースコアなので、
  また今年の鷲は逆転が得意なので、
  おまけに、鷲のホームでの戦いですから、
  鷲が「やられるかも」という恐怖心が小さく、
  「いつかは逆転できる」という想いが強いでしょうから。


 ※もしリードを許せば
  もう球場一体で盛り上がり、
  鷲も行け行けドンドンと勢いを増してしまいますので
  当然、鷲に流れは一気に傾きやすいです。


6回までは、
打たれた安打がたった2本であり、
(ウイラーの二塁打と三安打のみ)
与四死球がゼロで、失点を許しませんでした。
失点を許さなかったことは大いな価値ある成果です。


6回までの中で最大のピンチになった3回裏は、
太田の打球がおかわり君の真正面を突いたことや
辰巳のサイン判読ミスによりスクイズが失敗したことが
ありますが、
金子侑の失策により傷口が広がった
無死三塁の大ピンチ冷静に対処して
失点を許さなかった
のは、
本田自身の投球にも価値があります。


なお、太田の三直も、
内角に投げ切って詰まらせていましたね。


また岸の十八番である
ストレートをコース一杯のところに決めて
見三振を奪う術
本田もこなしておりました。


詳細は前述の上表をご覧下さい。


いずれにしても、
今日の本田の好投は、立派であり、
今年の本田の成長ぶりは頼もしいもの

と思います。


ところで、今年の本田は
マウンド上で妙な笑顔を見せております。


中継の解説者からは
「ピンチ時でも本田は堂々としています」と評価されていましたが、
正直、心の中ではバクバクだったと思います。
だけど、投げるときには、
その自分の心理をコントロールできています。


心理状況を前向きに持って行く一つの手として、
『苦しいときほど笑え』ということはあります。
これは、メンタルメンに課題を残す郭俊麟なども
妙な笑顔を浮かべながら、投げています。


笑うことで、ネガティブ思考を減らすことにつながります。
メンタルメンに課題を抱えていた本田や郭俊麟ですから、
そういう術を二人と取得していますね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、今後の残り試合日程優勝ラインです。



一応、マジック2ということで
獅子には「自力で優勝を奪える」権利が残っていますが、
こちらも残り2試合ですから、
優勝争いとしては、
獅子と鷹、どちらが先に負けるか?
先に負けた方が負けというよう状況にあります。


鷹が負けなければ、
獅子は自ら負けずに勝ちを稼がねばならず、
もし鷹が勝って、獅子が負ければ
鷹にマジック2が点灯します。
一方、鷹ももう負けることができません。
(獅子が連敗しない限り)


とにかく均衡しており、
獅子も、鷹もブレーキを踏むことができぬ
チキンレースになっております。


ということは、
獅子ブレーキ踏まず残り2試合を連勝し、
自らの手で自力本願で
『連覇』の座をつかみ獲れ!

ということですね。


一方、CS出走権を賭けた3位争いは、
現在、
楽天は69勝68敗4分で残り2試合です。
ロッテは69勝69敗4分で残り1試合です。


今年は、鷹を足止めし、
こちら獅子に貯金をくれた鴎さんには恩があります。
一方、鷲には遺恨しかありません。


まあ、そういう感情的な話は別として、
獅子が日本シリーズに進出するために、
CS相手関係が最もベストなのは、


CSで鷹や鷲と戦うのは苦戦必須です。
鷹は強いからもちろん苦戦必須ですけど、
鷲も獅子が苦手とする獅子キラー投手が多いです。
短期決戦では、期待できる投手の駒数がモノを言いますので、
それを鑑みると、鷲相手でも苦戦を強いられます。


その反面、鴎となら勝負がしやすいです。
鴎戦の場合、接戦やそれに伴う延長戦とかが多かったですが、
今までの直接対決成績(今年に限らず)を鑑みても
鴎さんは獅子のカモでもあります。
おまけに、
今年の鴎は、鷹の天敵にもなっています。


それなら、西武は優勝、ロッテはCS通過となれば、
CS1stで鴎が鷹を下す可能性があり、
CSファイナルは獅子vs鴎の戦いになり、
獅子が鴎を負かして日本シリーズへの進出
という絵空事が想像できます。


それを踏まえると、今後の展開に関しては、
〇獅子は明日の鴎戦で勝つ!
〇鷹も明日の鷲戦で勝つ!
〇獅子は26日の鷲戦で勝つ!


これなら
獅子は自らマジック2を消して優勝できます。
おまけに、
遺恨のある鷲の目前で胴上げができます。


また、3位争いの方は、そうなれば、
鷲も、鴎も69勝70敗4分でフィニッシュし、
鷲vs鴎の直接対決で
勝ち越している鴎がCS進出します。


要は、3位争いは
獅子&鷹の上位二騎が勝ち続けていれば
自動的に鴎のCS進出が決まる

ということですね。


まあ、明日、獅子&鷹が双方で敗れれば、
獅子のマジックは1に減って、鴎がCS進出を決めますけど、
負けることで流れを失って鷲戦が危うくなるので、
鴎さんには申し訳ないけど、
明日は勝たせてもらう、最終戦も鷲に勝つを目指します。


やはり、こちら獅子の方は、鷹の動向に関係なく
連勝して自力本願優勝をつかみ獲るべし!
ですね。


当然、楽な話ではないですが、
自らの手で『栄光をつかみ獲れ!』


明日、メラドのパブリックビューに
行くことができたら行きたいですけど。