下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

ミラクル元年 奇跡を呼んで♪ 『令王』土壇場の勝負強さで怒濤の追い込みを魅せ、奇跡的な逆転Vで 『リーグ連覇』の栄光つかみ獲る! 次は猛禽類(鷹鷲)をぶっ潰して『CS突破』を果たし、最後のハードル『日本一』へ向けて、獅子よ!駆けろよ!果てしなく!

今日はメラドのパブリックビュー
優勝の瞬間を見ることができました。
メラドも最初はまばらでしたが、
終盤になってくると、獅子党がわらわら続々と集まってきましたね。
メラドでは画面を見ながらの応援や歓声と盛り上がりました。
チャンテ4やフラッグ応援、個々の選手への応援と
みんなで勝手にやっていましたね。

鷹が敗れてマジック1の瞬間

辻監督、コーチ陣、選手の方々、
裏方の方々、関係者の皆様、
この度は、パ・リーグ『連覇』達成!
おめでとうございます。

そして、『連覇』の感動を頂き、
誠にありがとうございました。

まだ1試合ありますが、
レギュラーシーズンお疲れ様でした。

そして、CS&日本シリーズとまだ残っており、
昨年の忘れ物『日本一』の栄光をつかみ獲るよう
是非とも、チーム一丸となって頑張って下さい

祝勝会!
平良は未成年なんで我慢ですね。。。

今年こそ監督の笑顔で締めくくりましょう!

獅子の絶対的な守護神!

野球人としても、人としても獅子の宝!

令和初完封男!突破するシンデレラボーイ。

祝・初2ケタ勝利!大舞台での早期復帰を!

1年目からV2へ貢献!さらなる飛躍を!

最近の投球は圧巻!大舞台でも意地の奮起を!

今年一番の成長株!
岸との投げ合いで一歩も引かず威風堂々投球!

獅子のエース!超優良助っ人!

神様!仏様!平井様!凄すぎるよ。

念願の表舞台でキャリアハイ!
緊急先発でも、ロングでも、ユーティリティー投手?

もう左打者は恐くない!左右関係なく抑えられる!

チームの要として「打てる捕手」目指して大いに成長!
『打つのと、守るのは別のスポーツですから』by森友哉
打撃は『無』で打つ天才児!あとは捕手力アップを!

走攻守!何でもやれるアップルパンチ!変顔も。

源田たまらん!今日は火曜日で残念だけど。。。

東の横綱!どすこい!

西の横綱!打てて良かったです!
最後のウイニングボール・キャッチは残念。。。

レジェンド栗侍、健在!

神速王子!走のほかに華麗な好守を!

キャリアハイ2ケタ本塁打!メヒアからの伝授の成果?
激走サヨナラ×2!幻のランニングHRもあったけど。

お笑い番長!副番長の「おかまさん」は不在だけど。
あっ、試合前の監督さんでしたね。
お面を被って年俸10万円アップ!?

みんなの給料アップと補強をお願いします。
オーナーは日本一になったら
優勝旅行を5泊7日から7泊9日に延長と仰っていましたが。。。

締めの挨拶


今年の優勝については、
確かに終盤に優勝争いで熱くなることができ、
『連覇』の栄光をつかみ獲ることができたのは、
鷹の方がブレーキを踏んだから、
鴎が鷹を足止め、
獅子の尻を持ち上げてくれたから、は否めません。
鷹が鴎戦では8勝17敗獅子が鴎戦で16勝8敗1分
獅子と鷹の差は、鴎戦を通じて8.5ゲーム差も節約できました。
鴎さんには感謝です。
(鴎党の皆さんは感謝されてもと思われるでしょうが)
ただし、最後は鷲のCS進出を許し、
鴎さんの恩を仇で返しましたが。。。


これで2位が鷹、
3位が鷲で確定しました。


昨日までの鷲との戦い今日の鴎との戦いを見ても
CSで対戦するなら、鴎は鷹を退治してくれて
鴎と対決している可能性はあって
そうなれば、鴎との戦いなら楽であり、
鴎がCS進出した方が、戦略的には

日本シリーズへの進出がしやすかったです。
しかし、こればかりは勝負のアヤもありますから、
しょうがありません。


鷹鷲のどちらかとCSで対決します。
どちらも手強く、
CSの戦いは熾烈な戦い
が想定されます。


鷹も柳田とかが最後の最後で復調気配を示し、
バンデンハークとかも復活したので、
そもそも論として
脅威の存在であることは間違いありませんので
昨年同様、優勝を逃した悔しさから
鷹が一挙に勢いを増す懸念はあります。


でも、正直、鷲の方に脅威を感じております。
CS短期決戦では、投手陣の駒数がモノを言いますので、
鷲には獅子キラーが多く存在することが懸念材料です。


普通ならCSファーストを戦うと、
先発1~3番手を消費し、
ファイナルは4番手以降が出てくるのでレベルが下がります。
でも、今年、鷲との戦いでは、
鷲の1~3番手(岸、則本、美馬)よりも
4番手以降(福井、辛島、石橋、弓削)と戦うことが多く、
その4番手以降にも苦手投手が多かったです。
さらに塩見も加わってきます。となれば、
鷲の戦い方を想像してみると、
CS1stの鷹戦では岸、則本、美馬を投入し、
ファイナルでは、獅子が苦手とする
塩見、辛島&福井、石橋で凌ぎ、
4戦目から岸、則本、美馬と投入してくるでしょう。
結局、4番手以降も強敵(天敵)となります。


もちろん、鷹だって、昨年同様、
4番手以降は強敵であり、武田の第二先発とかもあります。


すなわち、
本来、CSファイナルを戦う優勝チームの利点は、
本来なら1勝分アドバンテージのほか、
相手チームがCS1stで投手を消耗して、
ファイナルで格下の4番手以降を出さざるを得ない
相手の方の弱みにありますが、
鷹や鷲の場合、その後者の利点はほぼ無い
と考えざるを得ぬところがあります。


そんな懸念材料はありますが、
早い話、相手が誰だろうが、どこだろうが、
『令王』の底力で相手を撃破してCSを突破し、
日本シリーズへ挑み、
そこで昨年の忘れ物『日本一』の栄光を

つかみ獲れば良く、
この土壇場で見せた実力をその大舞台で発揮できれば、
最終目標『日本一』も成就できるはずです。


今年の成績は、前述したように、
鴎の働きや鷹自身のブレーキも大きく左右し、
それが無ければV2の栄光も無かったかもしれませんが、
とはいえ、『連覇』達成という大偉業は、
運で成し遂げるほど甘くはなく
マグレでは成し遂げられるモノではありません

当然、実力無き者が
成し遂げることは
できぬ大偉業であり、
だからこそ、その『連覇』には
それだけ大いなる価値があります。


今年は、
投手陣が崩壊状態にある中、
中継ぎ陣も平井や増田、泰雄ほかが働きまくり、
野手陣投手陣の穴を埋めるべく
攻撃で大暴れしながらチームを支えましたね。

700点近く失点して、750点以上を得点し、
その得失点ともども、他球団より高すぎます。


でも、終盤の優勝争いでは、
野手陣に陰りが見えている中、
投手陣がそれまでと一変する活躍を果たしました。
(9月防御率がリーグ2位、先発では断トツの1位)
もし9月も投手陣が今一つであったら、
取りこぼす試合も多く、V2達成は無かったでしょう。


結局、一年を通じてみれば、
打撃陣が大きく投手陣の穴を埋め続け、
土壇場の肝心な戦いでは投手陣も奮起し、
投打双方でチームを支え、
過酷な優勝争いを勝ち上がりましたね。


昨年もそうですが、
終盤の優勝争い、
土壇場での獅子の強さはさすがです。
もちろん、勢いもありましたが、
最後に『連覇』の栄光をつかみ獲った
土壇場での勝負強さは立派でした。

しかも今年は、昨年と違って
逆境からの怒濤の追い上げを魅せてくれました。


最大8.5ゲーム差鷹が足踏みをしている隙に
一気に追い上げを繰り広げ、
デットヒートする過酷な優勝争い勝ち抜きました。
その土壇場での底力の高さ
獅子の勝負強さは本物であり、
それが『連覇』成就の賜でしたね。


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今年は地獄の一丁目ヤフオクで
鷹を相手に開幕しましたが、
その開幕戦カードで三連敗を喫し、
大コケのスタートを切ります。

ただし、所沢に帰ってきて
ホーム開幕戦カードでは鴎に三連勝を果たし
5分に持ち込みます。
しかし、今年の前半は
5月21日以降、借金生活に入ることはありませんでしたが、
勝ったり、負けたりと『一進一退』の状況が続き、
貯金は頑張っても最大4つしかできず、歯がゆい成績が続きます。


それでも助かったのは、
パ・リーグ全体が団子状態だったことです。

ただし、鷹が交流戦で弾みをつけて
6月29日で首位に立つと、
一気に貯金を稼ぎまくり、
7月9日には貯金が17となって、
鷹と獅子の差が8.5ゲーム差まで広がります。


例年の鷹であれば、
夏以降の勝率は3連戦カード勝ち越し以上を誇り、
一気に後続を突き放す勢いがある
のですが、
今年の鷹は、
貯金を12前後でしばらく横這いにふらつきます。
今年の鷹は、鴎に大きく負け越したように
負傷者も多かったことも響き
(あれだけ負傷者が続出する体勢に問題はありますが)
例年のような勢いがあまりなく、
交流戦以降の加速が鈍化していましたね。


そのように鷹が足踏みをしている中、
獅子の方は8月10日からのロッテ戦カードから
鴎と牛を相手に5連勝して
一気に反攻体勢に突入します。
それでも8月17~19日の鷹との直接対決では、
敵地ヤフオクで1勝2敗と負け越してしまい、
一旦、ブレーキを踏んでしまいますが、
その後のハム戦以降、カード勝ち越しを重ねて行きます。
8月20日~9月8日まで鷹戦を含めて
6カード連続勝ち越しを決めます。
それ以降も鷹2連戦で1勝1敗、
先日の鷲4連戦で2勝2敗はありましたが、
8月20日以降は、カード負け越しがありません。


8月に話を戻すと、
反攻体勢に突入した8月10日以降、
お盆過ぎの9連戦を含み、
8月30日~9月1日の鷹との天王山勝ち越しを含み
9月1日までの成績が15勝6敗で貯金を9つ稼ぎ、
8月31日時点で鷹には0ゲーム差まで詰め寄ります。
(9月1日には鷹に負けて1ゲーム差)


それ以降、9月8日までは、
獅子が勝てば、鷹も勝つ、
獅子が負ければ、鷹も負けると
獅子も、鷹も譲らぬチキンレースを繰り広げ、
獅子も、鷹も6戦を5勝1敗で乗り切ります。


しかし、鷹の方は9月9日に鴎戦を戦って負けたため、
最後の天王山(9月11~12日)には
鷹が70勝55敗4分(勝率0.560)
獅子が71勝57敗1分(勝率0.555)と
0.5ゲーム差で突入しましたね。


そしてその最後の天王山・緒戦(9/11)
ニールが鷹打線を抑えて、皆が集中力を切らさず
1プレー1プレーで全力を注ぎ、勝利をもぎ取りましたね。
その結果、130試合目にして首位の座に立ちます。
しかし、鷹の方もそう簡単に引き下がりません。
翌日の最終戦(9/12)では、
十亀が意外な奮闘を見せましたが、
千賀に獅子威し打線が抑えられてしまい、
獅子の首位は一夜限りの『一夜天下』となり、
鷹の『マジック12』点灯を許しましたね


とは言っても、獅子と鷹の差は僅か。
その日で双方の直接対決は終わりましたが、
ここからは、残り12戦で如何に勝ち星を稼ぎまくるか、
ブレーキ踏まずのチキンレースとなる
『優勝戦線~第二章~』が幕開けしました。


獅子の方は、天王山翌日からの鴎戦で
連日のサヨナラ勝ちを含めて3連勝を果たし、
その一方で鷹が15日ハムに敗れてしまったことで、
獅子が首位に立ってマジック9を逆転点灯させます。


そして、9月16日は獅子、鷹とも双方敗れて小休止となり、
獅子はホーム地の利を活かしながら、
オリ、ハム、鷲に三連勝を果たして猛進します。
しかも、天王山以降の7戦中3戦がサヨナラ勝ちと
土壇場になってからの馬鹿力、
土壇場の勝負強さが半端なく
『連覇』へ向けてマジックを減らしていきます。


一方、鷹の方は、15~18日、
ハム戦2つ、鷲戦1つで三連敗を喫します。
この三連敗が鷹にとって痛く、
獅子にとって美味しかった結果になります。


結局、最後の天王山以降、9月20日までは、
獅子が6勝1敗、鷹が3勝3敗に終わり、
獅子は鷹に2ゲーム差をつけてマジック4で
敵地仙台に北上します。


とはいえ、それでもなかなか
スンナリ終わらぬのが今年の優勝争いです。


獅子はホームに強くても
アウェーで弱い面がありますね。
試合になると
『メラド大好き』『ホーム好き』

内弁慶というのが皮肉ですけど。
でも、FA流出の大きな要因の話になると、
『メラド嫌い』
が挙げられており、
『どっちやねん?』と言いたくなりそうですね。


でも、獅子は敵地・仙台に乗り込みましたが、
鷲戦をいきなり連敗して返り討ちにあいます。
獅子キラーの福井&辛島、石橋に抑えられ、
浅村に打ち込まれて痛い連敗を喫します。
しかも、その連敗により
屈辱的な鷲戦の負け越しが決まりました。


鷲との因縁については、色々ありましたね。
元は岸のFA移籍から始まって浅村のFA移籍と
遺恨が残った相手です。


昨年までもにはとことん抑えられており、
屈辱を味わわされていました。


今年は、岸との対決がなかなか見られませんでしたが、
浅村に獅子投手陣はフルボッコに打ち込まれましたね。
浅村が移籍する際、
監督は「内角に気をつけて」と彼に話しましたが、
浅村は「内角に投げ切れる投手が西武にいるの?」とコメントし、
現実が浅村の言ったようになってしまい、
フルボッコの大炎上とい屈辱的な結果のオンパレード
でした。
奴が放った32本のホームランのうち10本が獅子戦。
打点も獅子戦で最も多い25点でした(2019.9.23現在)。


しかも、鷲の場合、岸や浅村以外にも、
獅子戦を最も得意とする獅子キラー・天敵が多いです。
 ※塩見、辛島、福井、石橋、好調なら美馬や弓削
  茂木や島内など
彼らにも何度もやられっぱなしですね。


もちろん、今年は順位で鷲を上回りましたが、
やはり岸を、浅村を、鷲そのものを徹底的に叩き潰さねば、
鷲から見て獅子は絶好のカモであり、いい笑いモノ
です。
石井から見たら、今年の対戦成績を見ることで
「所沢牧場から育成した作物を刈り取る作戦」は
やっぱり効果的であり正解だったね、と確信を得ることができ、
今後も育った作物を奪われる作戦を講じ続ける、
獅子球団はナメられ続けられることが止まぬ
でしょう。


それ故に、プロとして
鷲を完膚無きまでに叩き潰してもらいたいです。
獅子が鷲に
勝って!勝って!勝ちまくる!姿
望む獅子党も多いと思います。
そのため、
来年こそは、鷲に対して、
その雪辱を本格的に徹底的に晴らすべく、
しっかり精進してもらいたい
です。


さて、優勝争いに話を戻しますと、
鷹は21日、ハムに敗れていたので
マジックは3に減っていましたが、
22日、オリには勝ったため、
獅子と鷹の差は1ゲームに肉迫します。
次ぎに獅子が負けて、鷹が勝てば、
鷹の方にマジックが逆転点灯するという状況
になってました。


しかも、獅子は23日に苦手な岸との対決を控えていました。
しかし、結果は本田が終盤に同点弾を打ち込まれましたけど、
岸との投げ合いで一歩も引かず、相手のリードを許さず、
最後は相手の自滅
メヒアさまさまや~弾勝利し、
マジック2に減らして、千葉へ乗り込むことになりました。
まあ福浦の引退試合と重ならなくて良かったでしたね。
まさか、辻監督の胴上げ後、福浦の引退式&胴上げでは、
昨年の「空気読めなくてスミマセン」山川弾どころか、
生きて帰らせてもらえない心配がありますからね( ̄∇ ̄;)
そして、獅子が千葉で優勝を決めました。


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ところで、今年は、
雄星、浅村、銀が抜けて大きく戦力ダウンし、
しかも、浅村が移籍した先の鷲は厄介な存在になり、
戦力流出に伴う苦しい戦力状況から始まりましたね。


さらには、人的補償で入団した内海は負傷で活躍できず、
昨年2ケタ勝利を稼いだ最多勝投手・多和田や榎田も不振。
昨年、雄星、多和田、榎田で稼いだ41勝も
今年は多和田1勝、榎田4勝と僅かに5勝しか稼げず、
昨年とのその勝利数の差は、36勝もありました。
しかも、中継ぎ陣は、マーティンが誤算となり、
ヒースも負傷をしながら不振でした。


にもかかわらず、球団は、補強はほとんどせず、
現勢力の中から台頭すること
に期待しました。


彼らに代わって、
昨年から台頭してきた今井のほかに
光成、松本航のドラ1勢、本田
泰雄、平良の若手が名を挙げます。


また新加入したニールが開幕当初は今一つでしたが、
一旦、二軍で調整して復帰してからは
日本の風土、野球にも馴染み、怒濤の連勝街道を築き、
郭泰源が保有していた外国人投手の球団連勝記録を更新し
12勝1敗と貯金を11も稼いでくれて、
今では獅子先発陣の一番手として活躍してくれました。


また平井&増田は、酷使状態の中、フル回転し、
特に平井は81試合登板と
神様、仏様、稲尾様の稲尾氏の記録を更新し、
歴代単独2位の登板数になりました。


とはいえ、今年の獅子投手陣は、
昨年の成績よりさらに悪化し、
チーム防御率は4.36と
(先発4.64、中継ぎ3.88)
パ・リーグワースト、12球団では11位。

 <※数字は2019.9.23現在>


一番酷かった8月には
チーム防御率は5.48、先発6.34、
中継ぎ4.42という有様でした。
特に先発陣の6点台はあまりにも酷く
一時は初回失点が当たり前のようになっていました。


平成最後のホームゲームでは鷹との戦いで
16失点という大炎上。11点差が縮まりそうで縮まらずフィニッシュ。
8月には8得点を挙げながらも、
20被安打20失点の大完敗とかもありました。
20失点目のときはレフトスタンドからも拍手が上がりましたね。
でも、その次が鷹を相手に西13-8ソという
勝ちはしましたが、荒れ荒れの馬鹿野球を繰り広げてました。
もう野球ではなく、別のスポーツか?と思うほどに、


ハムを相手に、森の3発弾を含み6発のHRが出たのに負けた
ということもありましたね。
まあ、ソロばかりのときは、タイムリー欠乏症になって
逆に負けてしまうということはあり、以前も見られていましたが、
さすがに6得点は奪っているので、珍事でしたね。
またマーティンが1イニング無安打5失点という珍事も。。。


しかし、獅子脅し打線が山賊化して
投手陣の穴を埋めるべく暴れまくりました。


2019.9.23現在ですが、個人成績は、
森が打率&OPS&得点圏打率首位、山川が本塁打数首位、
打点は中村、山川、森で100打点トリオが誕生し、
外崎も90打点を得ています。
秋山が安打数首位、金子侑が盗塁数首位(源田は2位タイ)


森に関しては、銀が抜け、岡田が負傷で途中リタイアし、
正捕手として、『打てる捕手』を目指して
未熟ながらも孤軍奮闘で戦い、
もの凄く大変であり、かつ有意義な一年を得られた
のではないでしょうか。


もちろん、「孤軍」というと語弊はありますが。
秋元コーチら指導者や岡田、中田、駒月の捕手陣や投手陣らに支えられ、
山川らにも助けられ、
「疲れといらだち」お腹が痛くなったら秋山や平井、増田らには
“友哉を励ます会”を「焼肉屋!?」で定期開催
してもらい、とか。


とにかく、森はこの一年で大きく成長しましたね。
できれば、日本シリーズのような最高の舞台での短期決戦は、
捕手力を大いに開花させやすい舞台
ですから、
是非とも、今年、森にも日本シリーズに進出してもらい、
その経験を糧にされたいです。


チーム得点数も755点と断トツのリーグ1位を誇り
(パ2位がロッテの592点)
失点も688点と断トツでした。


点を獲られたら、利子付きで獲り返すという
大荒れの野球を展開して凌いできましたね。


ただし、そんな打撃のみの
大荒れ野球では、限りが生じてきます。

そのような野球を続けていたら、
打線が湿り気味になった肝心の9月の優勝争いでは
勝ち星をいくつも落として、
優勝という栄光は手に入らなかった
ですね。


9月の投手陣防御率については、
一時、2点台をキープしてリーグ1位を走っており、
2019.9.23現在では、3.16とリーグ2位にあります。
特に先発陣については、2019.9.23現在で
防御率が2.87でリーグ1位(2位は鴎の3.00)
9月QS率は63%でリーグ2位(1位鴎74%、3位鷹47%)
を誇っています。
一時期、月防御率が6点台だった先発陣から一変しています。
今までの月QS率は
4月44%、5月32%、6月36%、7月59%、8月33%でした。


まだ奪三振率が低迷中で改善されていませんが、
先発投手陣を中心に
土壇場の9月成績は良好でした。
光成の負傷離脱はありましたが、
今となっては獅子のエース(?)ニールを中心とし、
十亀、松本航、今井、本田が踏ん張ってくれています。
相手にリードをそう簡単に許さず、試合を築いています。


もちろん、9月好調なのはそれだけではないでしょうが、
やはり先発陣が試合を築くこと、リードを許さぬことは、
勝つ確率を高める基本
と思います。


なお、月別勝率を見ると、<※数字は2019.9.23現在>
4月が0.500、5月が0.542、6月&7月が0.500、
8月が0.630に対して、9月が0.684と最高です。


まあ試合数の差があるでしょうが、
やはり先発陣がしっかりすれば勝つ確率は高まる
ということを獅子自らが証明
していますね。
(もちろんそれだけではダメですが)


また9月の投手陣の威力を維持できれば
CSや日本シーズでの勝機が高まります。

それが本物の威力になれば、来年にもつながりますね。


こんなあんなで、皆が頑張り、
令和元年となる今年は
獅子が奇跡的な逆転Vで
『連覇』をつかみ獲りました。
まさに
『ミラクル元年 奇跡を呼んで♪』に
相応しい『令王』誕生でもあります。


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ただし、『連覇』の大偉業を達成したのはそれで良いのですが、
今年の様相を通じて、課題も山積になっており、
優勝したからと言って
『今年のやり方で間違いなかった』と勘違い
をしてはいけないと思います。


もちろん、それら山積する課題は
「来年に向けて」という中長期的な側面を有し、
まだ目の前にCS突破、日本一実現というハードルが残っており、
今年はまだ道半ばであるから、
「来年に向けて」を語るのは時期尚早でもあります


また、今日は『リーグ連覇』を祝すべき日でもありますから、
そんな野暮なことは触れず、祝う言葉だけを並べたい気持ちはあります。


しかし、目標の一つ『リーグ連覇』を果たしたときだからこそ、
『今年のやり方で間違いなかった』勘違いしてもらいたくないからこそ
今年も大事ですけど、
来年以降、強き獅子軍団を形成して欲しいからこそ、
(さすがに黄金時代復活!とまでは言いませんが)
ここでは、「来年に向けて」山積する中長期的な課題には
『敢えて』触れなければならぬと考え、簡単に触れておきたいと思います。
 ※CS突破、日本一実現に向けての短期的課題は改めて書きます。
  戦術的な課題では、一部、重なる面はありますが。


1)秋山&十亀のFA流出やニール帰国、牧田鷲入り阻止
 秋山の新書「技術と心」において、
 本交渉前の事前交渉(下交渉)に関して暴露されておりました。


 『(18年オフの契約交渉について)実は、正式な契約更新の前に、
  2度、下交渉があった。1回目は日米野球の開催前のことで、
  そこでは3年契約最終年の19年の話だけに終わり、20年以降
  の話はなかった。
ボクも「ないんだ」くらいに思っていた。』


 『ところが、日米野球での成績がそれなりに良かったからなのか、
  2回目の下交渉の時に複数年契約の話急に提示されたので、
  ボクとしては済んでしまった話としてお断りした。』


 米国野球に興味を持っていることがわかってからの後手対応です。
 しかも、その対応は後手な上に内容としても薄い(本人も不満足)印象です。
 もし秋山がメジャー挑戦への思想を表に出さなければ、
 このとき下交渉は、WBC挑戦前の金額調整の1回のみに終わっており、
 秋山から見れば、「メジャー挑戦」の選択肢がもしなかったら、
 西武は秋山に複数年契約を結ぶ気はないんだね
と考えてしまいます。
 そうなれば、西武残留の気持ちも薄まるのは当然です。


 過去には秋山だけではなく、色々な選手に対しても
 こんな感じだったのか、と推測されます。


 秋山の問題に限らず、将来のFA権利を得る主力選手に対しても、
 FA流出阻止するなら、球団には、緻密に人間心理を鑑みながら、
 マメに丁寧に積極的に巧みに、後手にならぬ交渉をされたいです。


 ニールはメジャーが狙っています。それは阻止すべきです。
 牧田は吉本を通じて鷲入りの疑惑が高まっていますが、
 厳しい状況ではありますが、すんなり鷲入りされれば、
 今後も鷲の横取りは促進されます。
 結果にかかわらず、全力で抵抗しましょう。


2)毎年「補強」&「育成」の双方に努力されたし。
 今年は主力選手流出にもか関わらず、
 補強はニール、人的補償の内海、あとルーキーとリャウくらいで
 基本的に現勢力の中から育てて主力選手流出の穴をみんなで埋める
 というような方針で進めてこられました。


 確かにニールは超優良外国人投手で、今では獅子のエース!?
 ルーキーは松本航を中心に、森脇、龍世の台頭も。
 他では、本田が、光成が、平良が新たに台頭。
 野手陣では、森や外崎のスキルアップ、中村の変革が見られています。


 ただし、野手陣にはレギュラーと非レギュラーの格差があるため、
 相変わらず、レギュラーの少数精鋭状態が続き、
 将来も見据えた組織作りとしては不安を呈し、
 投手陣も平井&増田へ集中的に尋常じゃないほど負担が嵩んでおり、
 組織力としては、厳しい状況にあることに変わりがありません。


 確かに「雄星らが抜けた中でよく頑張って結果も出した」とは言えますが、
 組織として、ネジ1本でも歯車が狂えば、組織崩壊もあり得る紙一重状況
 にある
とも言えます。


 今年「育成」を重視した年ではありますが、
 本来、「育成」は毎年行っていかねばならぬ仕事です。
 とは言っても、「育成」には時間がかかります
 その反面、「FA流出」は一瞬で失います。


 その「育成」と「流出」の速度差により、
 当然、「FA流出」の穴を「育成」だけで埋めるのは無理があり、
 それには「補強」の側面も必須です(補強しても完全に埋まるのは難儀)。
 すくなくと
 「補強」は、FA流出にかかわらず、
 そのときの戦力を鑑みたとき、
 本来、「補強」も
 毎年行っていかねばならぬ仕事です。


 すなわち、安定して強いチーム作りを行いたいならば、
 本気で毎年「補強」&「育成」の
 双方に努力されてその結果が欲しい
ですね。


 もちろん「補強」には新外国人選手の招聘、
 トレードによる獲得、ルーキーらの獲得が挙げられます。
 それら具体的な話は、後日、改めるとして、ここでは2つだけ。


1)シーズンが終了すれば、
 翌日にでも公表される「自由契約」対象選手たち。
 厳しい状況であることは、わかっておりますが、
 既にやられているでしょうが、
 いきなりクビを切る前に、他でトレードを出せる所はないか?
 ギリギリまで粘られ、トレードを模索して欲しいですね。
 当然、その後の本人のがんばりが全てですが、
 ロッテの田中靖やヤクルトも田代あたりも、
 何か釣ることができれば、それで御の字というのが
 ネコの手も借りたいくらいの
 今の獅子の戦力状況ではないでしょうか。


 あと今年は平井がもの凄く頑張ってくれて重労働にも耐えてくれました。
 それはそれでしっかり評価して労ってあげて下さい。


 当然、来年も平井らの活躍が期待されるわけですが、
 中継ぎ陣の場合、他投手を見てもわかるように、
 あまりにも過酷に酷使された場合、
 それ以降、負傷等に悩み、不調に陥ったりして
 短命タイプが見られたりします(消えるリスク)。
 それは彼らも神様ではなく、人間様ですから、当然のことです。


 それ故、来年の戦力計算で平井を含めるでしょうが、
 前述のようなリスクは考えられるわけですから、
 そのリスクが生じてからでは手遅れになるので、
 いつリスクが生じても良いように
 中継ぎ陣「補強」により
 そのリスク発生時の対応を図れるようにしておきたいですね。
 もちろん、リスクが生じなければ、それはそれで良く、
 どのみに平井とそのもう1人で二枚看板が形成されるので
 無駄使いにはなりません。


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 一方、「育成」方面については、
 箱物施設の方は現在も建設中であり、
 着実に立派な施設が仕上がりつつあります。
(見た目は「市役所」ですが・・・)


 箱物さえ出来てしまえば、
 お金は掛からないと思われているかもしれませんが、
 優秀な指導者やメンタルトレーナーなど
 外部から招聘し、そこに資金を投じて欲しいです。


 正式なコーチ職にならなくとも、
 球団で適切な金額を支払って雇用してもいいわけですから。
 それは選手らにとっても、球団にとっても
 ウイン・ウインの効果を得られるはずです。


3)首脳陣の入れ替え
 今日は、優勝達成の記事ですから、
 ここでは個人を指摘する気はありませんが、
 少なくとも『現在のまま』スライドは避けたいです。


 人には適材適所というものがあります。
 前任の田辺監督とかは、監督としては微妙でも
 育てるコーチとしては優秀な方でした。
 また現場で指導・采配するよりも
 編成で補強の仕事の方が向いている方もいるかもしれません。


 また指導者としては、自分の経験や直感力も大事ですが、
 常に頭の中をアップデートしながら理論を持ち、
 柔軟性、コミュニケーション力(心掌握術)を有する方が欲しいです。


 西武の場合、OBを中心とした閉鎖的な人事が多いですが、
 そのような閉鎖的な人事では、
 優秀な指導者をターゲットとしたとき、
 獲得に限界も生じてくるのは当然です。
 今の現役選手らの将来への安心感の観点から、OB雇用も大切ですが、
 OB一色と極端な布陣をせず、外部からも招聘して、
 より良い首脳陣を整えて行かれたいです。
 特に要職、主たる職においては、
 内外関係なく、優秀な指導者を据えたいですね。


 またこれは真偽が確かではありませんが、
 今年、ロッテがソフバンに強い一因には、元ソフバンコーチらを雇ったから
 という都市伝説があります。


 そもそも西武は主力選手がFAで敵球団へ移籍することが目立っており、
 まあ宿敵球団から選手を引っ張ってくるのは無理があるとしても、
 宿敵球団に在籍していた元コーチを招聘するのは選択肢として有りと思います。


 ただし、この場合、諸刃の剣ではないですが、
 そのコーチが西武から他球団へ流れ、結局、情報がだだ漏れになる
 という副作用
がありますので、
 雇用前や雇用中には慎重な丁寧な対応が必須です。


 でも、今年のロッテがソフバンに強い云々の話は、
 コーチが詳細なデータ等を持っているからとかよりも、
 (そのようなデータは集めようと思えば外部からでも手に入るし)
 例えば、甲斐の性格を熟知しており、考えそうなことがわかる
 という類の話
のような気がします。
 それ故、逆を突かれれば、その情報も価値が下がります。
 でも、現役捕手の流出は危険すぎます。
 銀が鷲に行っていなくて良かったと思います。


4)一軍&二軍の総力を挙げて戦う組織になって欲しい
 今年は平井酷使物語もありましたが、
 泰雄や小石らまで酷使されていましたね。


 確かに今の戦力では『いねぇーんだよ』だから、
 『信頼できる者だけに頼む』思考となれば、
 『出来る奴』に負担が集中するのは当たり前です


 しかし、『いねぇーんだよ』とは言っても、
 小石クラスだったら、二軍にゴロゴロいます。


 また『いねぇーんだよ』と言っていても前には進まず、
 今年の泰雄のように我慢しながらでも使って育つ場合もあります。
 野手陣には我慢して使いがちで、木村とかも育ってはいます。
 その『我慢』を野手陣のみならず、投手陣にももっとして欲しいです。
 まずは『信頼できる者だけに頼む』思考(①)を撤廃すること


 そして、『疲労が蓄積すればパフォーマンスを低下させる』というのは、
 一般的にも通じる当たり前の話です(②)。


 現在のような終盤の土壇場の勝負ならまだしも、
 シーズン序盤から、前半から前述①の発想により
 限定的に負担を集中させることは、②の話を助長することになります。
 (現在も「限定的な負担集中」であり、それは「総力戦」とは呼べず)


 すくなくとも前半戦においては、
 ②の概念を優先的に配慮しながら、我慢もしつつ①の思考をやめて
 「限定的な負担集中」采配ではなく、
 もう少し使う駒の裾野を広げて(駒の人数を増やして)、
 役割を明瞭にしながら、
 真の総力を挙げた戦い方を繰り広げられたいです。
  ・平井で無くてもOKなところは他に任せる
  ・小石とかなら疲労したらすぐ二軍と入れ替えるなど


 そうすれば、余計な疲労蓄積の低減につながるほか、
 後半戦や終盤に、
 その経験を糧として台頭してくる若手が出てくることも期待でき、
 戦力層の幅が広がることに少しでも効く可能性が出てくるわけですから。


5)一軍&二軍の連携改善
 獅子の場合、二軍から昇格した日に一軍で投げようとするとき、
 実は二軍で先発していて、その日は「中3日」なんだよね、
 なんてことが見られます。明らかな一軍&二軍の連携不足です。
 前述の課題4)を見据えても、そこは大きな改善ポイントです。


6)状況・展開、特性、データを無視した「固定概念」一辺倒の対応
 これは今さらの問題ですが。。。
 駒不足にも関わらず『左には左、右には右』神話による駒の無駄使い


 獅子の特性を無視した『バント作戦』(特に、打てる打者、序盤など)


 マウンド上の投手の状況や勝負処を無視した『先発引っ張りすぎ』
 (先発は長く投げるもんだという固定概念)


 ただ他では信用できず不安に感じるから
 その使うことで安心感を得たい一心で後先考えず『信頼できる者』を闇雲に乱用
 『大胆かつ繊細な投球をせよ』の指導

 正直、この指導は、今年、与四死球数が増えた一因になっていると思います。



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野暮なことをあれこれ書いてしまいましたが、
それらは日本シリーズ後に考えていただければ幸いであり、
(フロントは今からでも取り組んで欲しいです)
まずは第二関門『CS突破』、そして最終関門『日本一』ですね。


昨年の辻監督の涙を思い出せば、
今の獅子たち自身が『リーグ連覇』だけでは物足りず、
最終関門『日本一』の栄光をつかみ獲ることに
集中して執念を燃やされている
でしょう。


残り最大13試合(CSが6、日本Sが7)
全力を尽くされたいですね。


そして、もちろん結果もそうなんですが、
CSや日本シリーズという舞台はなかなか経験できるものではなく、
まずはCSですが、獅子軍団のみなさんが
それを経験することができる資格を得た
わけですから、
思う存分、悔いなく、結果を恐れず、
この大舞台を楽しみながら、

ノビノビ大暴れして下さい。

そして、選手らは、1プレー1プレーを
噛みしめながら集中力を切らさず、
全身全霊をかけて大暴れして下さい。


一方、首脳陣らは、選手らとともに熱くなるのみならず、
二手、三手先を見据えながら
勝てる戦略・戦術を冷静に考え、
選手らの実力を最大限に発できるよう采配を下し、
選手らを『日本一』の栄光へ導き下さる
ようお願いします。
(当然、選手以上に大変かつ重要なお役目です)


心は熱く、頭は冷静に
獅子たちの実力を最大限に発揮することができれば、
『日本一』の栄光という結果はついてきます。