下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【最終戦(9/26鷲戦)】消化試合とはいえ三日酔い状態で、見る価値が無い最終戦。獅子を練習台にする鷲だけが喜ぶ一戦に。木村を1番に据えた目的もあっさり消え、松本航8勝目の夢も初回から叩き潰される。CSでは鷹より天敵が多い鷲の方が脅威になるかもね。遺恨のある鷲に志し潰されて終わる一年にならぬよう『気合いを入れろ!ライオンズ』相手が鷹か鷲かでは鴎と違って余裕ブッこいているゆとりは無い。ところで『吉田正尚ヒット打った?』

今日がレギュラー最終戦であり、
仙台へ乗り込んで鷲と戦いました。


もう優勝を決めているから、『消化試合』ですので、
CSに向けて、おかわり君や栗山、森らの休養は良いです。


山野辺とかを昇格させて、
若手に経験を積ませるのも良いです。


木村が一番に入りました。
規定打席まであと6つであり、
木村が規定打席に到達すると、
9人の獅子たちが規定打席数クリア
珍しい記録になります。


優勝祝勝会の後の深夜インタビューで
『9人規定打席数到達』に向けて
秋山が言っていた『木村1番』案ですね。


本人は『緊張しちゃう』と言ってましたが。。。


とにかく、木村に6打席を回さなければなりません。
則本が相手だから、大変なのは確かです。
ただし、則本は、
調子に乗られると手がつけられないタイプですが、
調子に乗る前に叩き潰せば問題ありません。
(むしろ則本攻略は序盤に叩き潰すが定石
その後者のパターンで一昨年CSとかを叩いているように
獅子から見ると、どちらかと言えばカモでした。


だから、本気でやれば、
木村の規定打席到達は可能性がある話です。
ただし、今日の獅子打線は、
下位打線が脆弱すぎて自動アウトに近いので
1~6番で打って!打って!打ちまくれ!!状態ですが。


少なくとも、
『稀哲さんに回せ!』じゃないけど、
『木村に回せ!』という意気込みで
チーム一丸になってそれを目指して
打って!打って!打ちまくれ!!

となってくれることを願って
『木村1番』案は良いと思いました。
それで結果的に5打席で終わってもいいから、
今日、スタンドに来られた獅子党のお客さんには
その意気込みを見せてあげようよ!
とは思いましたね。


少なくとも、6打席回すということは、
それなりに攻撃ができているので
面白い試合になりやすいです。
46以上の打席があり、アウトが27個として、
単純に20個くらいは出塁するわけですから。


しかし、得点は龍世の一発のみ。
龍世は良く打ったと思いますけど、
三振は9個、無死四球で安打数はたった3つ!?
本人も含めて
『木村に6打席回す』意気込みは全く皆無
でしたね。


少なくとも木村自身が自ら
1番打者で1打席目から打てば、

みんなも盛り上がってやる気が出る
というもんです。


木村も緊張している場合ではなく
せっかく1番にいるのだから
自らの手で盛り上がる流れを作らないと!
木村自身に、
絶対に6打席打ちたいんだ!
の気迫と執念が足りませんでした。


4タコでは、、、
盛り上がるわけがありません。


今日の唯一のビューポイント
龍世「やっちゃった!ウォッシャー!」


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一方、先発は中5日で松本航が登板しました。


何で松本航なの?中5日で。。。


一応、今日の松本航の先発登板は
両リーグで新人単独トップの8勝目がかかってました。
あとは、これから短期決戦に突入しますので、
中5日とか、スクランブル用の使い方もあるだろうから、
そういう間隔を詰めて使われることに慣れさせたい、とかも
考えていそうな気はします(あくまで推測ですけど)。


でも、いきなり初回から、
オコエに中安打&盗塁辰巳に左二塁打タイムリー
そして、浅村にど真ん中の失投で2ラン本塁打を被弾!
(いくら消化試合と言っても、これはダメ
三連打で8勝目なんか吹っ飛び、
間隔詰めに慣れるどころか、
浅村ら鷲打線の恐怖を
植え付けられてしまいそうな
逆効果登板に。。。


しかも、非力な打てぬ足立にも一発被弾!?


一応、マーティンの試し投げはできたけど、
(いきなりCSでは投げさせられないから)
調整登板した野田も、今井も失点してしまってました。
結局、鷲打線の勢いをつけるための練習台に。


逆に、
獅子キラー塩見練習台になり、
獅子の天敵候補生・弓削練習台になり、
おまけに、
由規のテストまでやらしてしまった獅子打線でした。


鷲の場合、CSファーストの鷹戦では、
、鷹に相性が良い美馬、あと則本を投入し、
CSファイナルの獅子戦では、
獅子キラー塩見から始まり、
辛島、福井、石橋、弓削
1~3戦目を
獅子の天敵オンパレードで凌ぎ、
4戦目から中6日で
岸、美馬、則本と来ると思われます。


そのため、今日の塩見や弓削は
CSでの獅子戦を見据えた調整登板です。
そのため、そこで今日、フルボッコにさせておけば、
少なくともCSでの立ち上がりでは不安を促せたのに、
ですね。
逆に今日は自信を助長させる材料になりました。


双方とも失策もあり、
気も抜けていた面もあったでしょう。


まあ、消化試合とはいえ
三日酔い状態でやる気の無い
見る価値の無い最終戦でしたね。
まだ、少しでも止めてやろう!打ってやろう!
という意気込みがあった
20失点野球の方が見る価値はありました。


選手らがやる気が無いことが分かってしまう試合は、
本当に見る気が出ませんね。

まあ、消化試合だから、しょうがないでしょうが、
スタンドで見られて応援されていた獅子党の皆様、
本当にお疲れ様です。


ところで
『吉田正尚ヒット打った?』

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さて、これでレギュラーシーズンを終え、
既にCSの戦いに入っています。


CSでは鷹か、鷲か、
どちらが出てくるか?わかりませんが、
鷲の方は、獅子キラーの天敵が多いから、
鷹より厄介と思います。


最終的な目標『日本一』への志
遺恨のある鷲に
潰されて終わる一年にならぬよう
『気合いを入れろ!ライオンズ』ですね。


鴎と違って、CS相手が鷹や鷲では
余裕ブッこいているゆとりはありませんね。

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【追伸-おまけ】

獅子球団は、
秋山へ5年25億円で打診するようですね。


秋山本人の最終決断は、
戦いが終了してからになるでしょうが。


ところで、5年25億円だったら、
4年25億円とか、4年24億円とか
になることはできなかったですかね。。。


それなら1年当たりの金額を考えると、
柳田を超えるインパクトがある
6億円以上になります。


もちろん、
6億円以上を提示しても
残ってもらえるかは不明です。


ただ、秋山の気持ちを察するとね。。


せめて、
柳田を超えるインパクト
与えたかったですね。


それで残らなかったら
残らなかったでしょうがありません。
それでも、秋山だって
『柳田を超えた金額を提示してくれたよ』
嫌がることはなく、喜んでくれて、驚きもあり、
球団に好感度はアップしやすいです。
「おっ、こんなにくれるの」という感覚です。
もちろん、それが「残留するほど」かどうかは別として。


でも、最初から5年25億円では
『ああ、やっぱり柳田を超えないよね』
と想定の範囲内なので
驚きもなく、好感度はアップせず、
『はいはい』という感じで心に留まりません。
ケチった感じも見え見えです。


確かに、4年25億円、4年24億円とすれば、
5年25億円と比較すると、
球団側が5年目に余計に払う可能性があり、
球団内の単年当たり年俸相場をアップさせるし、
他選手らとの交渉で球団側から見ると支出を増やす懸念あり)
当然、年間予算が高くなってしまいます。
前者は年当たり最大6億円以上、後者は最大5億円ですから。
8割のデキで前者は5億近く行きますね。


でも、これは秋山問題に限らず、
他の選手らで
いずれ生じるFA流出問題も見据えて指摘しますけど、
交渉でインパクトは大事ですよ。


しかも、好感度アップさせる驚きのインパクト
最初の方で与えるとより大きな効果が出やすいです。


最悪のパターンが、
2回目、3回目と交渉を進める中、
「しょうがない。額を上げていくか。。。」
というケースです。
好感度が低いから、
相手もその心証で2回目以降も話しを聴くので
逆に高くつきやすく、失敗に終わりやすいです。


同じ事を話をしても、当然、
聴く側の心証が良い、悪いで
結果は変わるのが交渉ですからね。
人間と人間のやりとりなんですから。


まあ、秋山問題に限らず、
今後のFA流出問題に共通した話ですが、
交渉が後手後手にならぬよう
マメに丁寧に積極的に巧みに、

緻密に人間心理を鑑みながら、
事前交渉を含めてしっかり対応されたいです。


秋山は、新書「技術と心」において、
秋山に対する本交渉前の事前交渉(下交渉)
に関して暴露されておりました。


『(18年オフの契約交渉について)
 実は、正式な契約更新の前に、
 2度、下交渉があった。
 1回目は日米野球の開催前のことで、
 そこでは3年契約最終年の19年の話だけに終わり、
 20年以降の話はなかった。
 ボクも「ないんだ」くらいに思っていた。』


『ところが、
 日米野球での成績がそれなりに良かったからなのか、
 2回目の下交渉の時に
 複数年契約の話が急に提示されたので、
 ボクとしては済んでしまった話としてお断りした。』


秋山としては、
複数年契約が切れる1回目下交渉ですから、
メジャーに行く、行かぬに関わらず
そもそも論として、
球団として、
ボクに将来も残って欲しいという
誠意(意思)はあるのだろうか?

と思って1回目下交渉に挑むでしょう。


それで1回目下交渉で
20年以降の話が無いのですから、
当然、秋山自身、凹みますよね。
(メジャー行く・行かぬに関係なく)


でも、WBCでやれることを示し、
米国野球に興味を持っていることがわかってから
『ねえねえ、秋山君。
 20年以降の話なんだけど、、、』


そりゃ『何だよ!』という感情が
生まれるのは自然であり、
当然、次の交渉では、
好感度低い状況
球団の話を聴くことになるので
球団の話は
あまり耳に入りません
あまり心に留まりませんよね。


1回目にしっかり20年以降の話を触れて
WBCへ行ってらっしゃい!と話をしておけば、
結果はどうなるか別としても
少なくとも、球団への好感度は高まります。


まあ、後手後手にならぬよう
宜しくお願いします!