下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【獅子威し打線2019】狂ったように打ちまくった今年の獅子たち! 昨年以上に尋常じゃないくらい大暴れしていました。今回は、彼らの成績データに着目してみましょう。ついでにCSで対戦する鷹や鷲と戦っているときの対戦別成績にも着目して。獅子たちよ!『令王』よ!CSの大舞台で勇猛果敢に暴れまくってくれ!

 今年の獅子威し打線は、昨年に比べられぬほど、狂気の沙汰と言ってもいいくらい、打って!打って!打ちまくれ!!状態で暴れまくりました。
 通年打撃成績を見ると、本塁打数こそ昨年に続いてソフバンへ1位を譲りましたが、得点が756点と2位のロッテより100点以上を上回り(失点も多いが)、安打数もあと1本で1300安打到達しそうで、これも他球団より100本以上多い数字です。打率、打点、出塁率、OPS、与四球、盗塁数と色々リーグ1位を誇ります。8月のチーム打率は0.299ともう少しで3割到達とかいう勢いでした。
 ただし、与死球は、うちの投手陣が他球団にぶつけているのもありますが、うちは故障厳禁ですから(故障したら代わりが不在)、大げさにでも避けている分もあってBクラスです。


 いずれにしても失点が多い代わりに、打線が利息を付けて奪い返してカバーし、今の『連覇』実現に貢献しました。


 ただし、打線は、9月が可もなく不可もなくと湿り気味になり、それに代わって、投手陣が奮起してくれました。特に先発陣は、ニールを中心として9防御率が2点台と堂々のリーグ1位を誇り、彼らの働き無ければ、鷹との優勝争いでいくつか試合を落としており、『連覇』実現は無かったと言っても過言ではありませんでした。


 さて、今日はその打撃陣について、データを色々見てみましょう。CSで鷹か、鷲か、どちらかと対戦するので、参考として鷹戦、鷲戦での成績なども併記します。
 なお、データの出典は主にえるてん ( @nf3_Infoさん)のnf3 -Baseball Data House-2019年版(http://nf3.sakura.ne.jp/index.html)より拝借しました。


 まずチーム打撃成績を下表のように抽出し、鷹鷲と比較しました。得点圏打点率(=点圏における打点から打席数を割ったもの)は野球データノート (2019年)さんHPより拝借しました。


 打率は獅子が高く、鷹&鷲双方似たような状況です。得点圏打率も似たようなところですね。


 ただし、走者有りの打率を見ると、鷲は獅子とあまり変わらず、走者無しより打率が約16%増えております。まあ獅子投手陣が走者を置いて浅村にドッカン!と打たれたりという嫌な経験も多いですが、浅村の走者無し打率が0.258に対し、走者有り打率が0.268と上がってますけど、得点圏打率は0.257と走者無しと変わりません。


 むしろ、要注意は銀次あたりであり、走者無しが0.279に対して、走者有りが0.335と一気に高めています(得点圏は0.307)。またウイラーは走者無しで0.228、得点圏打率こそ0.234ですが、走者有りでは0.262と高くなり、走者一塁のときは0.306と3割を超えます。すなわち、「浅村を突破口として、後続が猛攻を仕掛けてくること」が厄介であり、うちもそんなケースで打ち込まれましたね。


 ちなみに、島内は走者無しが0.278で、走者有りが0.297と上がりますけど、得点圏になると0.342とものすごくアップします。それ故、島内より前(1番のときは特に下位打線)は浅村以上に走者を置きたくないですね。



 このほか、鷹の場合は内野安打が多いこと、鷲の場合は与四球等が絡むIsoD(=出塁率-打率)が高いことも注意要です。特に鷹の場合、嫌らしい高いバウンドのボテボテでヒットにしてきたりします。それはうちの金子や源田もそうですが、内野安打率(=内野安打/総安打)で10%以上を見ると、獅子では18~19%の金子や源田、10%の外崎の3人ですが、鷹は26%の周東、23%の牧原のほか、15%の証や福田、足は速くないけどバットコントロールで嫌らしく打つ中村晃(24%)、ついでに高田(17%)や甲斐(13%)までが10%以上であり、内野安打を稼いでおります。


 足が速ければ内野安打も多いですが、それほど速くない中村晃、甲斐、高田とかも多い点が獅子との差です。鷹の場合、ポテンヒットを突破口にしてやられることも多いように、とにかく『打ち方が嫌らしい』です。「不運な当たりからヒットにされて、ホームランを打ち込まれて失点する」という経験も多いですね。
 ある意味で「不運」とも言えるのですが、鷹の場合、ポテンでも、ボテボテでもヒットにしてくるところ、むしろ、巧みなバットコントロールでそういう守備の穴になるところへ、わざと嫌らしく打ってくるのでは、と思わされることが多く感じられます。



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 次に個人成績を見てみましょう。


 森はまだ『吉田正尚ヒット打った?』の口癖がまだつきまといますが、現在、首位打者です。本塁打王はこのまま山川が、打点王はこのまま中村が受賞できるでしょう。しかも打点は中村、山川、森の100打点以上トリオです。盗塁王は金子が受賞でしょう。
 とにかく、野手陣の個人タイトルは、『吉田正尚ヒット打った?』が無事おさまれば、獅子勢の独占です。



 上表を見て気になるところは、秋山の得点圏打率、走者有りの打率の低さですね。昨年までは、普段の打率と得点圏打率はあまり変わらないで推移してきました。
 すなわち、走者が得点圏にいようが、いまいが、「安定して打率通り打っている」という状況でした。


 もちろん「得点圏打率」が全てではないですが、昨年までは何年も連続して『打率≒得点圏打率』だった男が、今年は『打率>>得点圏打率』になっているのですから、秋山の中で何かマイナスの方向に変化があると言わざるを得ません。


 しかし、今年は、普段の打率は3割をキープしており、走者が無いと0.341と高いにも関わらず、走者を置くと0.234(得点圏打率は0.244)と一変して低下していますから、やはり問題視せざるを得ません。


 確かに3番を打っているときに全体的に不振であり、先発3番では0.194と低かったですが、先発1番では0.256と上がっても、秋山の普段打率3割からは低すぎます。また得点圏打率の月別変遷は、3/4月0.179、5月0.286、6月0.353、7月0.211、8月0.235、9月0.238であり、6月以外は全体的にパッとせず低迷しています。


 『走者がいなければ打てるのに、走者がいると打てなくなる』現象。打撃そのものが『全般的に』不振というわけではないと思います。そのものが不振なら走者無しでも打てないですから。もちろん、走者を置けば、相手投手のギアがアップしますけど、相手から見れば、恐れ多い『秋山』が打席に入っているわけですから、相手はギアアップよりも、力み手元が狂う方が多いと思います。


 ということは、秋山自身の走者がいるときの打撃に問題があり、走者有りのときは、走者無しのときと比べ、『このチャンスをモノにするぞ!』と意気込み、打ち方が変わってしまっているの?という心配はあります。一応、秋山本人は4~5月の不振時は『クイックに間に合わない』というようなことをコメントしていましたね。


『得点圏でプレッシャーになっているのではなく、今、クイックに間に合わない打ち方なんですよ、たぶん。ワインドアップには間が取れて、コンタクトするまでの準備をできるけど、クイックだと肩や手首の力の入り方が、スイングスピードを加速させる時にロスを生んでいる可能性がある。ひじやグリップを抜いて、パッとヘッドを出せればいいですよ。でも、今の自分だと、それができない』
(https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2019/07/05/___split_115/amp.php)


 6月には一時的にアップしましたが、夏以降も『走者有りになると打てない』が続いております。最後のCSや日本シリーズでどうでしょうか?やはりこの男が打たないと、獅子は苦しいです。



 また四球等が絡むIsoD(=出塁率-打率)に関して、源田が意外にも低い傾向です。まあIsoDが低くとも、相手が嫌がる打者は多いのでそれほど問題視はしていません。でも、木村も低いですけど、木村の場合、打率そのものが、出塁率そのものが低いので問題ありです。『打てない、四球選べない』状態ですから。。。


 ただ、源田の場合、カウント別打数の割合を見ると、ファウル等で粘るイメージが多いですけど、初球打ちが全体の14%を占めているように(パ平均11%でチーム2位)早打ちも多いですね。ただし一般論でも初球打ちの打率は高いことが言えますが、源田の場合、打率は0.274とパ平均(0.254)以上にありますけど、初球打ちの打率は0.289とパ平均0.329を大きく下回っています。すなわち、『初球拙攻』が多いということですね。


 逆に森の場合、カウント別打率、打数構成比を見ると、初球打ちは全体の16%あり、打率になると0.455と概ね2回に1回の割合で初球を打てばヒットになるという、尋常じゃない数字をマークしています。


 カウント別打率でよくわからないのが外崎です。ストライクカウントが増えず0のままで、ボールカウントが嵩む場合(B0S0からB1S0、B2S0になる場合)、投手の方が苦しくなるから、一般的には打率が高まります。でも、外崎の場合、初球は0.409と4割超なんですが、B1S0で0.229、B2S0で0.091と放射能のような半減状態になっています。B2S0は打数が少ないところもありますが、B1S0とB2S0の合算で見ると、46打数で全打数の9%を占め、安打数が9なので打率は0.196と2割を切ります。正直、何故なのアップルパンチ?です。
 ここは推測ですが、外崎の場合、読みと違ったか?というような半端なスイングの見逃しも目立ちます。初球ボールから入って次の球で凡退、ボールカウントが2球続いて次の球で凡退と、ストライクが入っていない状態でもあるから、そのとき『次はストライクで来る!』と読んで、でも来たのはボール球で手を出して凡退、、、とある程度『決め打ち』が強いのかな?という気もしています。


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 さて、CSでは鷹か、鷲か、どちらが来るかわかりませんが、各選手らの打率&本塁打数に関して、参考として、通算と並べて、鷹戦、鷲戦の結果も併記しました。


 鷲に苦手な獅子キラー投手が多かったりするので、投手別成績にも着目したいですが、それは後日に改めて(多分)。今日はまず鷹戦、鷲戦の全般成績で着目して抜粋しております。


 本来なら、鷹や鷲との相性を考えて、レギュラーを決めて云々といきたいわけですけど、獅子の場合、尋常じゃないほど打ちまくっていますが、それはあくまでスタメン+αの12~13人の少数精鋭部隊に対して言える話であり、それ以外は、投手陣ではないですけど『いねぇーんだよ!』状態でもあり、相性で入れ替えられても、メヒア、栗山をどうする?木村をどうする?とその程度しか身動きがとれず、その中でやりくりをするしかありません。
 それら少数精鋭部隊以外の若手らに目を向ければ、他球団でもレギュラーが危うい2軍レベルまで低下するように、とにかく、獅子威し打線の格差はもの凄くあり、そこがアキレス腱になっています。


 26日の最終戦、将平、山野辺、愛斗、恭平らがチャンスをもらって出てきましたが、結局、打ったのは普段から一軍に帯同しているルーキー龍世、おまけで熊代だけであり、若手はチャンスをまたも潰しています。正直、二軍のメンバーも含めて考えると、彼ら若手らは昨年から成長しているのか???という気にもなってきます。まあ昨年と比べると、愛斗や将平の二軍打率が3割前後と昨年よりアップしていますが、山田遥楓や呉とかは打率も昨年と同様に今一つですね。西川や川越は二軍戦で規定打席数を超えましたが、西川は2割4分台で今一つ、川越は2割1分台で低迷して伸び悩んでおります。




 上表の個人打率(通算と対戦別)を見ると、
 秋山はハムやオリ戦で多く打ってますが、鷹、鴎、鷲と鳥群に弱いですね。。。
 ただし、それより問題なのが外崎です。鴎戦とかでは打つのですが、鷹戦や鷲戦になると打率が低迷しているように打てなくなります。
 また金子もハムは好きだけど、鷹&鷲では打率が低いです。美食家か?


 例えば、外崎の場合、今月9月の成績を見ても、鷹との天王山以降、9月3日からのオリ三連戦では本塁打を打ちまくったかと思えば、9月6日からの楽天三連戦では三振目立って1安打のみ。そのまま鷹との最終天王山ではノーヒット。でも鴎戦になったら打ち始めて、18日オリ戦ではアップルパンチ弾を1本打ちます。でも20日からの楽天戦では、中継ぎを休ましたく点差もあったので強引に続投してヘロヘロの石橋から1本打ちましたが、勢いに乗れず。でも優勝を決めたロッテ戦になると5打席2安打2四球(まあこの日はみんながそんな感じ)の大活躍と。結局、調子云々というより相手云々で結果も左右されやすくなってました。


 逆に栗山は鷹戦ではそれなりに打っているけど、鷲戦では閑古鳥。メヒアは、鷹戦では交わされるので低打率ですが、力と力の真っ向勝負に来やすい松井裕樹が大好きともあって鷲戦は滅法打っています。ただ、さすがに松井裕樹もメヒアに対して対策を講じ、交わしてくると思いますけど。


 あとは打数こそ少ないので、現時点では何とも言い難いところですが、龍世が鷹戦で打率が良いです。打った投手は、加治屋、大竹、高橋純ですけど。まあ最終戦では鷲戦で興奮の一発を打っていますけど。


 これらを考えると、そもそも秋山、外崎、金子らは引っ込めることができません。他が『いねぇーんだよ』状態なので。そのあたりを動かせるとしたら、『鷹戦ではメヒアより栗山を』、『鷲戦では栗山よりメヒアを』ということと、『木村ではなくメヒアや栗山の起用(金子がライト)』とかくらいですね。
 あとは『龍世を鷹戦でチャレンジさせてみる(おかわり君DH)』とかくらいしか、スタメンのチョイスでは動きようがありませんね。


 また本塁打については、中村は鷹&鷲に差がなく、秋山や森が鷲の方が鷹より打っているかな、という感じです。でも、山川は他球団よりも鷹戦で打っております。ヤフオクや那覇の恩恵もありますが、鷹戦で仕留めていることは好材料です。


 メヒアに関しては、松井裕樹から3本ですから、その額面通りです。松井裕樹もストレートで押したがるので、メヒアが大好きな力と力の真っ向勝負になりやすいです。それ故に、メヒアもパワーは大健在ですから打てています。問題はCSに入れば、次の対戦では、相手も交わすよう対策を講じてきますので、それに対応できるか?ですね。


 木村も鷲戦で4本も打っています。というか、一時的に好調だったときに固め打ちしましたね。ただし、木村も今年10本塁打はキャリアハイであり、固め打ちができたのも、メヒアから『グリップの位置をもっと後ろに引け!』とアドバイスをもらったからのようです。CSでも奇跡的に打ちまくると良いのですが、、、最終戦、せっかく自分のために配慮してもらったのに、規定打席数到達するぞ!の気迫がなかったですね。




 あとは、『鷲戦における下位打線問題』があります。


 上表は、だいたい打順通りに並べております。それを見ると、鷲戦の場合、中村まではまだ良いですが、栗山や外崎以下の下位打線が低打率にあります。獅子の下位打線は山川が7番に据えているように、ある意味で、『ダブルクリーンアップ』のような機能も見せていますけど、鷲戦においては下位打線が『本当の弱い下位打線』になっていますね。


 その要因については、塩見、福井、辛島、石橋、そして岸と獅子キラーが揃いにそろっており、調子が悪くなければ、美馬や弓削もその天敵の仲間に入ってくることが挙げられます。


 すなわち、獅子が苦手とする投手が多すぎ、他球団との試合と見比べても、鷲戦では全般的に低打率に低迷している、ということですね。
 打てぬ者が多すぎるため、『スタメン選定・打順決め』の段階における対策としては、打順を入れ替えるにしても入れ替えにくいみたいな状況であり、メヒアをスタメンで投じるくらいしか手がないですね。


 ただし、岸とか一線級が相手ならば、打てなくてもやむを得ない面があるのですが、福井とか辛島とか石橋とか、ある意味、塩見とかだって、こう言っては失礼でしょうが、『そんなに凄い一流投手なの?』と疑問の方が大きいです。彼らも、獅子以外では、打ちこまれていますからね。
 山賊は腐っても山賊です。12球団一の攻撃力も伊達ではないはずです。でも、二線級投手を含めた獅子キラーらに『同じように繰り返しやられてしまっている』のが現実です。



 もちろん、鷹も強敵ですが、上表の打撃成績を見てもわかるように鷲の方は、獅子キラーの天敵が多いから、鷹より厄介と思います。


 鷲の場合、CSファーストの鷹戦では、岸、鷹に相性が良い美馬、あと則本を投入し、もしそこを突破して所沢に来襲するとしたら、CSファイナルの獅子戦では、獅子キラー塩見から始まり、辛島、福井、石橋、弓削と1~3戦目を『獅子キラー・天敵オンパレード作戦』で凌ぎ、4戦目から中6日で岸、美馬、則本と来ると思われます。


 現在の成績データを鑑みると、『スタメン選定・打順決め』の段階における対策では、やれることがそう多くなく、頭打ちになってなっています。でも、前述したように、他球団は彼らを打っております。 
 それらを鑑みれば、獅子も他球団の戦い方も参考にしながら、天敵対策を組織を挙げて検討してその策を講じて、しっかり攻め込まれたい!ですね。
 獅子の場合、暴れる打線ですが、個々バラバラに対応し、しかも選手任せだったりしています。ハマると勢いに乗って打ちまくりますが、相手次第でつまずくと一斉に静穏してしまします。そして、同じ相手に何度も繰り返しやられるというのは、あまりにも学習能力のなさすぎ、対策を持たなさすぎ、と言わざるを得ません。


 『スタメン選定・打順決め』の対策も必要でしょうが、獅子キラーら天敵に対して、根本的かつ基本的な対策を講じなければ、打順を変えても、スタメンを変えても、繰り返す一方です。選手ら、首脳陣、データ班等の裏方などチームが一丸となって、それら獅子キラー退治をして欲しいです。


 『好球必打』も大事ですが、相手投手から連発で『好球』が来るとは限りません。やはり、『好球』をおびき寄せなければなりません。
 例えば、その「粘り攻め」を反復攻撃することで、相手も球数が増してきて隙が生まれ、精神的にも披露してくるから、その結果、『好球』が出てきやすくなることもあります。そうなれば、そこを叩き潰して行きたいですね。


 ハムあたりはそれをやってきますね。先日、鷲の則本もそうやって攻略しました。このとき、栗山監督は試合前に「簡単にヒットにできなくても、ファウルにならできるかもしれない」と選手らを鼓舞して、組織的にその策を敢行しています。




獅子たちよ!『令王』よ!
CSの大舞台で勇猛果敢に暴れまくってくれ!