下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

明日からCS開幕。ファイナルで獅子に対峙する鷹や鷲の先発勢の布陣はどうなるのか? まだ勝負処での底力が脅威の鷹、苦手意識のある鷲のどちらが所沢へ来襲するか?わからないので、双方を見据えて先発勢の布陣を想定してみる。まあ、いずれにしても『返り討ち』が必定!猛禽類を相手に『メラドの七面鳥撃ち!』に持ち込めれば理想。

明日からCSファーストが開幕し、
ヤフオクで鷹と鷲が対決します。


そのどちらかと獅子は対決します。
CSファーストをどちらが制するか?わかりませんが、
現時点では双方を見据えておかないとなりません。


今ある情報の中でCSファイナルで
鷹、鷲の先発勢の布陣がどうなるのか?
獅子の方も併せて考えてみます。


なお、獅子の方は、
「こうして欲しい」という個人的な要望ではなく、
「実際は、こうなるのかな?」という推測です。


【想定される先発勢の布陣】

※黄色で着色したところは、
 今までの報道から得た情報になります。


現在、明日の予告先発と報道の情報を鑑みると、
の方は、CSファーストで
千賀→バンデン→高橋礼を予定しており、
CSファーストが2戦で終了すれば、
高橋礼をCSファイナル緒戦へスライド
ということですね。


の方は、CSファーストで
則本→美馬→岸を予定しており、
CSファーストが2戦で終了すれば、
をCSファイナル緒戦へスライドのようですね。


獅子の方は、CSファイナルで
緒戦はニールが先発し、
2戦目については、
相手との相性を鑑み
鷹が相手なら十亀
鷲が相手なら今井らしいです。
また先発候補に関しては、
上記の3名のほかに本田松本航が挙げられ、
榎田はブルペン待機のようです
榎田は、先発に何かあれば先発で使い、
第二先発のような使い方も見据えられているようです。


なお、7日から始まるフェニックスリーグ参加投手
渡辺、斉藤大、中塚、野田、粟津、内海、森脇伊藤
田村、相内、藤田、与座、東野、大窪の14名なので、
また光成はCSに間に合わないので、
CSファイナル参加投手は、
前述6名(ニール、今井、十亀、本田、松本航、榎田)と
増田、平井、ヒース、小川、平良、泰雄、マーティン、
泰雄、國場の15名でやりくりをする感じですね。
まあ、所詮、フェニックス開催地は宮崎ですから、
何かあれば「いざ所沢」と招集可能ですが。


それらを鑑みると、想定される先発は、
ニール、今井、十亀、本田、

松本航の5人立てと想定されます。
(榎田はブルペン待機)


そうなると、6戦目は穴にならざるを得ません。
ただし、ニールは米国時代に
中4日登板が主流でした。
開幕当初、不振だった要因の一つに、
今までの中4日から来日して中6日に変わり、
中6日の調整へ慣れるのに
時間を要したことが挙げられてますね。


中3日はギャンブル性が高まりますが、
米国時代に主流だった
中4日なら間隔を詰める影響は大きくなさそうなので
6戦目中4日でニールを先発させて、
4~5回以降は、全員投入の総力戦が想定されます。


なお、2戦目については、相手との相性を鑑み
鷹が相手なら十亀鷲が相手なら今井
と報道されていました。


とはいえ、
相手次第で、どちらを先にするか?
の選択肢はありますけど、
先発候補が前述の5名しかいないので、
その5名は外さず先発で使うしか道はなく、
結局、2戦目&3戦目における
順番の組み合わせだけなんですよね。
すなわち、
どちらのカードを先に出すか?
ということで、最終的には、
どちらのカードも出すことに変わらない
です。
とはいえ、
先に勝ち星を稼いだ方が優位ですから、
相手次第で先に出すカードを決めるのは
重要な判断になりますね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、鷹でも、鷲でも、こちらの注目は
CSファイナルでどういう布陣になるか?です。


1)鷹と対戦する場合
鷹の方は千賀、高橋礼が不動の先発であり、
またバンデンも復活傾向なので先発一員に挙げられますが、
正直、鷹の先発4番手以降が読めません。
ミランダは調子が良くなく、
バンデン、モイネロ、デスパ、グラシアルと
外国人枠が一杯だから、
使うとしてもバンデンがもう出番終了となったとき、
バンデンを抹消してミランダを昇格させる形で
CSファイナル最終戦あたり、と思われます。


普通に考えたとき、
和田武田あたりが4~5番手で妥当と思いますが、
成績を見ると、
和田は投げても最大4~5回までですね。
そのため、勝ちパまでつなぐ中継ぎが必要です。
勝ちパを高橋純~甲斐野~モイネロ~森で組み立てれば、
和田が5回まで投げれば、6回以降はつながります。
でも、CSファーストからの連戦になりますので、
第二先発の役回りを準備するでしょうし、
その候補として、武田、椎野、石川が挙げられます。


武田も最後の2戦は中継ぎ起用であり、
石川、椎野も中継ぎで使われています。


となると、
和田武田、石川、椎野の4人で
2戦を消化する可能性は考えられます。


確かに、先発ローテの谷間に
二保を先発させてもいましたが、
そのときも打ち込まれているし、
さすがにCSの大舞台では、
中継ぎ起用(敗戦処理含め)と思います。


となると、鷹の先発勢の布陣については、
①千賀、②バンデン、③高橋礼、
④和田&武田、⑤石川&椎野の

5ユニット構成と想像されます。


そこで、5ユニットの並びについては、
CSが2戦で終了、3戦まで長引くの2種類で考えますが、
中5日ローテの方針で行くなら、
案1のローテで想定します。


ただし、この場合、
CSファイナル6戦目が穴になりやすく、
その6戦目については、
CSファーストが2戦で終了している場合、
(A)高橋礼を中4日で強行登板させるか?
CSファーストが3戦まで長引いた場合、
(B)バンデンを抹消してミランダを使うか?
それとも、
和田・武田を中4日で強行登板させるか?
でも、和田は負傷持ちで間隔を開けて使われてきたので、
(C)武田を中4日で先発させ、あとは総力戦か?
それら(A)~(C)という気はします。


しかし、昨年の鷹は、CSにおいて、
ミランダ、千賀、東浜、バンデンで組み
中4日ローテの方針で挑んできました。
ということは、
今年も中4日ローテ方針はあり得ますので、
案2のローテが想定されます。


しかも、終盤の優勝争いでは、
千賀や高橋礼を中4日登板させていますから、
中4日路線で案2の方が濃厚かな?
と思っています。


ただし、この場合、昨年同様、
先発陣の投球イニング数が
短くなる可能性がありますね。
昨年は、千賀も6回→5回でした。
その分、昨年は武田らを第二先発で使って
その足りないイニング数を補いました。


また中4日で進んでも、
CSファイナル5~6戦目(特に5戦目)は
別の誰かを用意しないと埋まりません。
5番手がどうしても必要になります。
昨年は高橋礼が担いましたね。
今年で言うなら⑤石川&椎野でしょうか。
そうなると第二先発が多忙になりますね。


こちらから見ると、
なるべくなら長期戦に持ち込みたくなく、
6戦目に突入すると、
相手も王手が必須となるので
正直、アドバンテージを使って
勢いを持って4戦くらいで片づけたいです。
獅子は勢いが大事でもあるから。


特に、CSファーストが2戦で終わっていれば、
高橋礼がファイナルで
2度登板(中4日)できる
ので
第6戦は避けたいところです。


ただし、CSファーストが3戦まで行っていれば、
CSファイナルを6戦目まで見据えると、
1~3番手(千賀、バン、高橋礼)は
中4日だろうが、中5日だろうが、
ファイナルでは1度しか登板できない
ですね。


昨年は、第二先発陣にやられた面もありましたが、
厄介な1~3番手(千賀、バン、高橋礼)は
中5日より中4日で投げてくれた方が
攻略のチャンス(隙)は増える
と思います。


そもそも、鷹に勝つためには、
昨年のCSも含めて、3ヶ年の戦いを見据えると、
先発を叩いて
序盤からリードすることが必須です。
(ただし、これは必要条件ですが、十分条件ではない


鷹自身も、自分たちの野球は『先行逃げ切り』である
と認識していますから、リードを必死に奪ってきます。

 59勝21敗1分け。  
 9月25日現在、今季のソフトバンクが、先制した試合での成績だ。
打線が序盤に得点を挙げ、終盤の甲斐野、モイネロ、森らの救援陣が締める。
工藤監督は「先行逃げ切りがうちの勝ちパターン」と繰り返してきた。
<中略>
 短期決戦では、より先制点の重みが増す。昨年のパ・リーグのCSはファーストステージ3試合、ファイナルSは5試合が行われたが、先制したチームが7度、勝利を収めている。プレッシャーの懸かる大一番。今年のCSでは、先行逃げ切りができるチームはどこか。(記者コラム・川島 毅洋)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


序盤3回終了時点で
獅子がリードを奪っていないと、
勝てる確率は2割3分未満と低い
です。
逆に、リードを奪っていれば、
勝てる確率は7割5分と高まります。

この傾向は、他球団との対戦より顕著であり、
昨年のCS2~5戦目もその傾向でした。


※今年、鷹戦以外のパ他球団相手のとき
 3回終了時に
 獅子がリードをしていない場合、
 試合に勝てる確率は0.477です。
 (2019/09/09時点)


すなわち、先発を叩くのであれば
相手が中5日で登板するより
中4日で強行に登板してくれた方が助かります。
昨年と違って、先発を着実に叩き潰したいですね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2)鷲と対戦する場合
鷲の方は、鷹より先発の布陣が想定しやすいです。


その理由としては、
則本、美馬、岸の表ローテが確立しているとともに、
裏ローテも含めて、獅子キラーが多いので、
彼ら天敵をぶつけてくる公算が高いですからです。


一般的には、CSファーストを戦って勝ち上がっても、
中心とする主力先発(表ローテ)を
CSファーストで消耗しやすいので、
CSファイナルでは、前半を
力が劣る4~6番手の裏ローテで組み立てざるを得ないので
CSファイナルから開始して
緒戦からエースを立てられる優勝チームより苦しいです。


すなわち、本来なら、優勝チームには
アドバンテージがあるとともに、
緒戦から先発布陣の優位性もあるのが強みです。


しかし、鷲がCSファーストを突破した場合、
岸や美馬以外に、塩見、福井、辛島、石橋と
獅子キラーが
4~6番手の裏ローテにも揃って多いから、
緒戦から先発布陣の優位性は
無いに等しいのが現状です。


なお、鷲の場合、
鷹のような中4日強行軍の可能性が低いです。
そもそも、獅子キラーが多いですから、
先発を6~7人立てることが可能です。


となると、鷲の先発勢の布陣については、
終盤における鷲の獅子との戦い方と同様、
①則本、②美馬、③岸、
④塩見、⑤福井&辛島、⑥石橋の
6ユニット構成
と想像されます。


美馬も好調なら獅子が苦手としやすいです。
上記の②~⑥が天敵になりやすいです。
逆に、獅子にとっては、則本の方が助かります。
則本は、調子に乗ってしまうと、
全く手が付けられなくなります。
ただし、調子に乗る前に、
序盤に叩けば、カモになります。
(一昨年のCSでの対戦が理想形です)


なお、鷲にCSファーストを2戦で突破されると
CSファイナルの緒戦でをぶつけられますから、
こちらがニールで試合を落とすという事態もあり得るので
CSファーストは
3戦までもつれて欲しいです。
鷹の場合でも高橋礼がスライドですから同様ですね)


でも、則本をエースと考えており、
美馬が鷹を相手に相性がいいため、
則本→美馬→岸の順番で並べてくれました。
この中で一番、厄介なのはです。


もしCSファーストが3戦まで突入してくれれば、
岸と当たるのは
5~6戦目と後回しになってくれます。
それなら、
則本とはほぼ対戦する可能性が高いですが、
岸とは対戦しないで終える可能性がある
ということですね。


ところで、前述したように
鷹を相手では先制、リードが必要ですが、
中継ぎ陣が強靭である鷲に対しても
中継ぎが出てくる前に
先発陣を叩いて

リードしておかないと
勝つのに苦しくなりやすい
ですね。
リードしていることは
勝つための十分条件ではないけど。


やはり、鷲が相手にしても、鷹が相手にしても、
中継ぎ陣が強靭ですから、
中継ぎ陣から点数を奪うのが容易ではないですから、
中継ぎ陣が投入される前に
リードしておきたいが本音です。
それには先発を叩かねばならず、
『獅子キラー』とか、『苦手』とか、
そんなことを言っている余裕はありません。


その点は、CSファーストで鷲と戦う鷹も
鷲に対して、その主旨を話されてていますね。

「中継ぎに関しては6球団ナンバーワン。整備されているので、先制することが大事」と、ソフトバンクの「3.24」を上回る救援防御率(3.07)を誇るリリーフ陣につながる前に点を奪うことがカギになるとの見解を示した。
一方、打線に関しては「(楽天は)逆転勝ちも多いので、気を引き締めていかないといけない。一発もあるし、つながりのある野球を脅威に感じている」と語り、

<略>
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


所沢を来襲するのは、
鷹、鷲のどちらかわかりませんが、
も勝負処で示す底力の高さが脅威ですけど、
獅子キラーが多いもかなり厄介です。


ただし、どちらがメラドに乗り込んできても、
(どちらも中継ぎ陣が面倒なので)
相手先発を叩き潰し、
リードを奪う展開で試合を戦いたいですね。


 次の表は、獅子、鷹、鷲のスコア別得失点です。
 上段が勝利した試合を対象に、中団は敗戦や引き分けの試合を対象に、下段は全試合を対象にした場合です。

   えるてん ( @nf3_Infoさん)のnf3 -Baseball Data House-2019年版(http://nf3.sakura.ne.jp/index.html)より拝借しました。

 獅子の場合、失点は相手打線が二巡目に入る4回に見られやすい傾向と伺えます。しかも負けるときは大量点を献上してます。そこを失点しても、大怪我にならぬよう踏ん張れるか?が勝敗のカギの一つになりそうです。
 得点も序盤からも点を奪いますが、本格的な猛攻は二~三巡目にあたる中盤が最も多いという傾向です。そして、勝つときには、終盤にダメ押しで畳み込んでいるという傾向が伺えます。


 鷹の場合勝つときは序盤から攻めてリードを奪い、勝てぬときはその序盤攻撃に失敗している傾向が伺えます。それだけに、鷹自身、自分たちが勝つ野球は『先制逃げ切り』であることを熟知しているから、序盤からリードを奪いに来ることに集中します。全体でも序盤の得点が最も高いです。


 鷲の場合、今年は逆転勝ちが多かったように終盤8回とかに点を奪い、勝っているときには獅子ほどではなくてもそれなりに点数を稼ぎます。
 ただし、鷲の勝敗のカギを握るのは、失点をしたとしても『中盤までの失点を如何に防ぐか?』であることが伺えます。
 勝ち試合では、序盤から失点をしていますが、ゲームを壊すほどになく、2回以降をしっかり抑え、ゆっくり時間を掛けながらじわりじわりと追い詰めながら、終盤に逆転するというパターンです。
 一方、負け試合又は引き分け試合では、序盤にそれなりに失点していたり、中盤に多く失点したりして、『逆転するにも時間(イニング数)が足りぬ』という展開に持ち込まれたパターンが伺えます。
 ただし、鷲の中継ぎ陣は、8月防御率が2.41、9月防御率が1.56と堂々のリーグ1位を誇っており、その脅威は鷹以上あります。それだけに『中継ぎ陣が登板する前までにリードを確保しなければならない』というのは鷹戦と同様の勝つための必要条件になると考えられます。



来襲するのは鷹か?鷲か?
どちらが来ようとも、
悲願「日本一」へ向けて
返り討ちにしなければなりません。

猛禽類を相手に序盤からリードを奪い、
メラドの七面鳥撃ち!ができれば理想です。


ところで、優勝記念グッズにこんなものが。。。

我が家の家宝に!!!


いや、、、さすがに、、、、
これに6万5千円は。。。。
カミさんに三行半を突きつけらる。。。