下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

今年2019年の漢字は『令』でした。今年2019年のライオンズを漢字一文字で表現すると? 辻監督は『打』を選ばれ、来年は『投』を加えて"漢字二文字にしたい!"とのこと。今回、漢字一文字を勝手に選ばして頂きました。

今年2019年の世相を表す漢字は『令』でしたね。
ストレートに決まったかな、という印象を持ちました。


ところで、今年2019年のライオンズを
一文字漢字で表現すると? 

今年も勝手に選ばしていただきました。


ちなみに
3年前は『愚』一昨年は『改』
昨年は『激』を勝手に選ばして頂きました。


過去の詳細はこちら(↓↓↓)をどうぞ



ところで、今年のライオンズの漢字一文字について、
辻監督は、記者らに聴かれて
『打』を選ばれましたね。
そして、来年は『投』を加えて
"漢字二文字にしたい!"
とのことでした。



 西武は12日、所沢市内で新入団選手発表会見を行った。辻発彦監督(61)は、リーグ連覇に貢献した「獅子おどし打線」をたたえ、チームの今年の漢字に「打」を選んだ。育成を含む9人の新人のうち、ドラフト1位の宮川哲投手(24)=東芝=ら6人の投手が加わる来季。「投手王国」再建へ期待がかかる。
 「今年の漢字」を聞かれると辻監督は、しばらく考え込んだ。そして、打ち勝つ試合が多かったシーズンへの思いを、1文字に込めた。「よく打ったな」と打撃タイトルを独占した野手をほめた。一方、今季のチーム防御率はリーグワーストに終わり「来年は『投』を加え、2文字にしたいな」と投手陣の奮起を促した。


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さて、今年も勝手に漢字一文字を選んでみまししょう。


今年2019年のライオンズは、
雄星、浅村、銀が流出しましており
昨年活躍した
多和田、榎田、Kマート、ヒースなどが不発でしたが、
一年間、補強はほとんど行わず、(ニールがいますけど)
後藤社長の「ライオンズはやわなチームじゃない」と、
辻監督は
「チャンスだと思って選手たちがどれだけ意識を持ってやってくれるか。
レギュラーを狙えるチャンス。今でしょってこと(笑)」と述べられ、
若手の覚醒に大きな期待を込められ、
スローガン
「CATCH the GLORY 新時代、熱狂しろ!」
のもとに戦ってきました。


結果は、開幕から鷹相手に三連敗を喫し、
その後は「一進一退」を繰り広げ、勝率5割前後を推移
貯金は頑張っても最大4つしかできず、歯がゆい成績が続きます
しかも、浅村が移籍した先の鷲は厄介な存在になり、
鷲戦では負けが先行します。


交流戦では、例年の如く、鷹が弾みをつけて
6月29日で首位に立つと、一気に貯金を稼ぎまくり、
鷹が独走態勢へ突入する勢いで走りまくり、
7月9日には貯金が17となり、
鷹と獅子の差が8.5ゲーム差まで広がります。


しかし、例年の鷹であれば、
夏以降の勝率は3連戦カード勝ち越し以上を誇り、
一気に後続を突き放す勢いがあるのですが、
鷹は、例年のような勢いがあまりなく、
交流戦以降の加速が鈍化
していましたね。


鷹の方も負傷者が続出しましたし、
1番打者が固定化できませんでしたし、
鴎にカモられる状況に陥って苦しんでおりました。


そのように鷹が足踏みをしている中、
獅子の方は8月10日からのロッテ戦カードから
鴎と牛を相手に5連勝して一気に反攻体勢に突入しました。


その後、獅子も、鷹も
譲らぬチキンレースを繰り広げて死闘を演じ、
最後は、獅子が形成逆転の形で鷹を競り落とし
リーグ優勝「連覇」を決めました。

投手力が野球の基本であり、打撃は波があるので、
投低打高のチームの強さはそう長続きしにくいですが、
そんな12球団最弱の投手力でリーグ連覇というのは、
ある意味、歴史的に異質の「連覇」とも言えました。


もちろん、打線が湿り気味になった土壇場の9月
投手陣(特に先発)が活躍してくれたことが
「連覇」実現に大きく貢献してくれましたけど。
(その投手陣の活躍が無ければ「連覇」実現は無し)


確かに、今回のリーグ優勝は、
鷹の方がブレーキを踏んだから、鴎が鷹を足止め、
獅子の尻を持ち上げてくれた
から、は否めません。
鷹が鴎戦では8勝17敗獅子が鴎戦で16勝8敗1分
獅子と鷹の差は、鴎戦を通じて8.5ゲーム差も節約できました。


しかし、『連覇』達成という大偉業は、
運で成し遂げるほど甘くはなく
マグレでは成し遂げられるモノではありません。

当然、実力無き者が
成し遂げることはできぬ大偉業
であり、
だからこそ、その『連覇』には
それだけ大いなる価値があります。


それ故に、
リーグ『連覇』の大偉業は誇りにして良く、
その実績には、堂々と胸を張って良いと思います。
(否定できるものではない)


しかし、CSでは、フルスペックになった鷹を前に
無抵抗のまま終えて無残に散り悔しさ倍増でシーズンを終えました。


リーグ連覇は二年連続が故に大光栄な結末になりましたが、
逆にCS敗退は二年連続が故に大屈辱な結末で終えましたね。


そんな背景を踏まえて、
今年のライオンズを表す漢字一文字を考えていきます。


今年は、昨年の独走態勢と違って、
最初から追っていく立場で
シーズンを戦ってきました。


最後は土壇場の馬鹿力、いや底力で
猛チャージで鷹を追撃して、
ある意味、逆転優勝を実現しました。


一応、リーグ王者としてCSで鷹を迎えましたが、
結局、二年連続で鷹の前に轟沈しました。
しかも、今年は全く抵抗できずに敗走しました。


これで真の悲願(日本一)を目指すには、
リーグ王者の立場ではなく、
鷹の姿を追う立場として
『打倒、鷹!』を目指すべく
努力
しなけばなりませんね。


それらを考えると、
今年の漢字一文字として
『追』という案が考えられます。


若しくは、
今年は開幕から順風満帆ではなく、
耐え忍ぶことも多かったでした。


選手もいないことから、
酷使にも耐え忍びました。
平井の酷使登板もそうですし、
岡田の負傷離脱により、
森が正捕手として孤軍奮闘しました。


最後の鷹とのデットヒートについても
「負けたら終わり」というチキンレースを繰り広げ、
その死闘に耐え忍び乗り越えました。


そして最後のCSは、無念の大敗走となり
獅子の耐え忍ぶ日々が
来年にもまだまだ続きます。


それらを考えると、
今年の漢字一文字として
『耐』『忍』という案が考えられます。


もちろん、日本一という悲願を成就するには、
来年、王者の立場ではなく、追う立場として
耐え忍びながら、鷹らに挑まねばなりません。

当然、敵は鷹が超本命の相手ですけど、
鷹に限らず、鷲、鴎、ハム、牛ら警戒が必要であり、
鷹ばかりを見ていると足下をすくわれます。


ただし、『追』と言っても、
リーグ2位で終わったのなら相応しいのですが、
連覇は果たして一度は喜びがありますから、
今年一年を表すには、しっくりきません。


『耐』『忍』にしてもそうです。
チームが崩壊してBクラスで終わったなどなら
相応しく思うのですが、
シーズン終盤における鷹とのデットヒートは、
「先に顔を上げたもの負け」と苦しく忍耐の戦いでしたが、
一度は、その忍耐の先の喜びはありましたので、
また監督は、今年は追う立場だったので、
独走し続けた分だけ
優勝できないとやばいと感じた昨年の方が
今年より「苦」しかったとも述べてますので、
今年一年を表すには、しっくりきません。


ある意味で、今年のシーズンは開幕から
勝ったり負けたりと、
『一進一退』の状況が続きました。


そして、連覇を果たして悲願(日本一)に向けて
『一進』することができましたが、
CSで昨年に続きの大敗走を喫し、悲願に向けて
『一退』する形でシーズンを終えました。
さらに、秋山流出でさらに『一退』。。。


それを考えると、今年一年を表すのは、
『一進一退』の意味を成す漢字一文字?
という気もしています。


ただし、その一進一退の同義語となると
滞る、頭打ち、横這い、足踏み、行き詰まりなどが想像されます。
ただ、『滞』『這』『詰』というのも
立ち止まっていたわけではないので、
今年一年を表す一文字としては、しっくりきません。
CSの大敗走を鑑みると、
鍔迫り合い、接戦とはちょっと違う気もします。


ところで、今年は令和元年と新時代を迎えました。


とはいっても、
ライオンズに「これ!」という新しきものがあったか?
というと、、、ニール?新星・平良?本田?
『新』などは今年一年を表すのに厳しいですね。。。


ストレートに『令』にした場合は、、、
「新時代、熱狂しろ!」の号令のもと、
戦力層が薄い中
狸執鼠(特に得意の打撃を活かして)しながら
チーム一丸で衷協同を図りつつ、
令和初のリーグ優勝を果たして王』となり、
昨年の忘れ物・悲願の日本一を目指しますが、
CSで鷹を前に無抵抗の大敗走を喫し、
その大敗走に人髪指となってしまい、
昨年に続いて、「来年、今度こそ日本一!」を
自分(獅子)自身に
三令五申することに、、、


しっくりこないのが
最後の「令人髪指」と「三令五申」ですね。
『令王』までは何となく悪くない気もしており、
最後のCS敗退時の話がクリアすれば、
『令』もありかな?とも思います。


CSでは大敗走しましたが、
その大敗走に「烈しい怒り」を覚えたとしても、
大敗走時に感じた気持ちは、
何か「怒り」ともちょっと感情が違うし、
(むしろ「無念」「悲しさ」「悔しさ」)
怒りで髪の毛が逆立って(髪指)ませんからね。
しかも、そんな髪の毛が逆立つような「怒り」では
何も解決しません。


「来年、今度こそ日本一!」は、命令ではありませんし、
命令(人から命じられた)では実現できません。
一応『自分で「自分自身に」何度も命じる』
という解釈で使えそうではありますが、、、


でも、(根拠の)強引さもあって、
個人的にしっくりは来ませんね。


結局、もっと簡単に(単純に)考えてみて、
今年は、昨年の独走態勢で突っ走ってないですが、
例年の如くFAで流出が
昨年にいて投手陣のやりくりに悩まされ、
その苦悩は一年間
平井は投げ続けはマスクを被り続け
でも、皆でそんな苦しみ続けた中、
昨年にいてリーグ優勝を果たしましたが、
昨年にいてCSで大敗走を喫し、
まだまだ来年へ向けて
獅子の悲願(日本一)成就への道のりは続く。。。
そして、十亀や金子は残留意志を表明してくれたものの、
秋山の渡米により今年も中心選手のFA流出は続く


ある意味で、今年は
リーグ優勝→CS大敗走→悔しいです!
昨年の忘れ物を取り返しに挑んだ今年も忘れ物をしてしまい、
来年、その忘れ物をもう一度、獲りに挑む道のりが続きます。
昨年から「繰り返し」とも言うことができ、
結局、今年も『続けてしまった』
まだ同じ挑戦が来年も『続く』という観点から、
(留年生の気持ちと似たようなところ)
今年一年を表す一文字としては
『続』という漢字が合っているかも?
という気はしています。



そんな検討経緯から、個人的に勝手に選んで申し訳ありませんが、
今年2019年のライオンズを
表現する漢字一文字については、

次の『続』を選ばさせていただきます。