下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

3/22ハム練習試合(メラド)7回まで相互で投壊戦!?打ちまくってはいるけれど、相手の格下投手が投壊という印象ですし。でも、こちらの若獅子らは。。。/世間が注目のデースケ・マジックはどうだったのか???

今日は日ハムと三戦目の練習試合でした。


今日の結果を一言で申せば、
7回までは、
獅子&ハム相互の『投壊戦』でしたね。


獅子投手陣
 8被安打、4与四球、1与死球、失点6
ハム投手陣
 14被安打、3与四球、2与死球、失点9


また打撃のところで詳述しますが。。。


さて、今日のスタメンと結果です。


まず今日の投手陣について、
「サンデー松坂」が実現するか?否か?
松坂が先発しましたね。


もしこれが公式戦だったら、
松坂の獅子復帰初勝利!
ということになってるわけですが、、、
その内容が????でしたね。。。


 
投手陣の結果を示します。

まず松坂について。


良かった点というと、
中田が完全にタイミングを狂わされており、
全く打てる気配が無かったということですね。
中田自身、首をかしげながら迷走していましたね。
しかし、さすがに次回は、
しっかり研究して合わせてくる
と思います。
今日はその機会を与えたかな、
根本的に安定しないと危ないね、という感想です。


確かに、今の松坂の武器は、
デースケ・マジックのタネについては、
①相手が打ちたくなる甘い球で相手を誘い
 相手が打とうとするときに、
 芯を外してゴロ凡打を打たせること、
②相手打者のタイミングを狂わせることにより
 相手を翻弄させること
が肝になります。


ただし、上記①は諸刃の剣です。
甘い球と思わせて、相手に手を出してもらい、
相手が手を出すときに、球が動いているから
芯を外してゴロアウトの餌食にしていく
わけですが、
(ある意味、ウルフやニールの如く)
球が思うように動かず(制球できず)、
高めなど打ちやすい所にそのままハマったり、
簡単に捕らえられてしまったら、
もう炎上コースまっしぐらになります。


上記②でタイミングを外して
フライアウトに仕留めるのも良いですが、
タイミングを狂わせるだけでは
さすがにプロの一軍戦だけでは通じず、
やはり
芯を外してゴロ凡打を打たせること
かなり大事になってきます。


それがウルフのように2シームでも良いし、
松坂が武器としようとしている
カットボールでも良いですが、
またニールから直伝された
スプリットチェンジでも良いですが、
投げる球はお任せしますけど、
1つ言えることは、
球威があるわけではないから、
一発被弾もあり得る話なので、
フライアウトよりゴロアウトを増やすこと
すなわち、
ゴロアウトの山を
築けるようになることが欲しく、
まずは、
そこが上記①でのポイントの一つになると思います。
(バロメータの一つ)


今日の結果を見ると、
5回でゴロアウトはたったの4つ
松坂自身が弾いてしまった大田のヒットも
ゴロ打で打ち獲ってはいましたけど。
とにかく、ゴロアウトが少ないですね。


そして、何よりも大事になってくるのが、
上記①②の双方を活用して抑えていくには、
本来なら緻密な制球力が欲しいですね。


少なくとも晩年のウルフくらいの制球力
欲しい所です。
もし与四球率(BB/9)で例えるならば、
ウルフが西武時代に残した
BB/9=2.5が目安と思います。
※ウルフ
 17年125回1/3でBB/9=2.45
 18年66回でBB/9=1.84


しかし、松坂については、
炎上した2回表抜け球、逆球のオンパレード
球を制御できなくなってしまう状況でしたし、
4回表もそうでしたが、
無失点に抑えた初回表3回表でも
それらが散見されており、
初回の先頭・松本に対しても、
打ち獲ってはいましたが、
松坂自身、首をかしげている様相
本人も納得していない状況でしたね。
(思ったところに投げ切れていない)


まあビヤヌエバに対しては
1打席目&2打席目とも、
初球緩いカーブインハイに投げることで、
1)緩い球を見せて速度感覚を鈍らせること
 →緩急でタイミングを狂わせること
2)内角を意識させること
 →外角球で踏み込ませぬように
それらを狙って、
その初球攻めをインハイカーブで徹底しましたが、
どちらも、松坂の球が抜けてしまって
ビヤヌエバが避けることとなったので、
内角への意識づけが狙い以上に強くでき、
上記2)の効果を発揮しましたが、
これはたまたま抜けても良かったね!
という結果論なんですよね。


そもそも
狙って抜け球込みでインハイを投げ切った
というくらいなら、
制球力で悩みませんから。。。


結局、今日は、
要所を締めて4失点で食い止めた!というより、
抜け球や甘い球のオンパレードで、
相手がタイミングを狂わしてくれたり、
打ち損じてくれたり、
暴走して木村が刺してくれたなどから、
結果として4失点で免れたけど、、、
という印象の方が強いですね。


確かに「2回表を除けば」ということを
解説者も言っていたけど、
根本的に、全般で
球を制御するのに
苦労しすぎていましたからね。
安心して見ていられず、
無失点だったとき、
「切り抜けたか。良かった。良かった」
とホッとする、という方が強いですね。


今のような制球難では、
デースケ・マジックショー
なかなか厳しいかな、という印象ですね。


まあ、デースケ・マジックショーについては、
観客が入っていれば、それがサンデー開催なら
出てくるだけで、
大いに盛り上がるでしょうし、
三振を1つ奪ったら
大いにお祭り騒ぎになると思いますが、、、


それもデースケ・マジックが、
松坂魔術が効いてこそ

盛り上がる話でもありますからね。。。


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そして、二番手以降は、
平井→増田→ギャレット→平良
獅子の勝ちパ陣営がリレーしました。


平井はいきなり王に
外角腰高に甘く入ったストレートを
完璧に捕えられましたね。


しかも、そのストレートには
力が無ったですね。


それでも、
その後は、持ち前のスライダーを駆使して
ビヤヌエバを空三振、石井を見三振に仕留め、
(ビヤヌエバは平井スラに全く合ってなかった)
鶴岡にはタイミングを狂わせて打ち上げさせ
捕邪飛で料理しました。


もちろん、スライダー彼の武器であり、
そのキレが一つの彼のバロメータになりますが、
石井へ投げた5球目スライダーはまだキレ不足であり、
さらには、
ストレートとセットで組み合わせて行かないと、
配球面からかなり苦し攻めを強いられやすいですが、
今日はストレートがなかなか力を発揮できませんでした。


昨年酷使の影響?
その懸念はまだまだぬぐえません。
まあ、その懸念が最も試されるのは、
実際に公式戦本番で負担が増えてきたときに、
平井の耐性がどうなるか?になるので、
「昨年の影響は小さかったよね」
という結論が出せるのは
まだ先(過密になるGW過ぎや夏)になり、
当然、それまでの使い方も響くので、
併せて評価していかねばなりませんけど。


もし現時点で、
 その影響が露呈されている、となると、
 それはもう超重症であり、
 場合によっては「負傷直前」
 という評価をせざるを得なくなると思います。


ただ、少なくとも、
今の平井自身、本調子にはなさそう
というところでしょうね。


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3番手の増田については、
自慢のストレートもそうですし、
変化球(特にフォーク)も含めて、
今日は良い球がほぼ皆無だった
という感想ですね。


ストレートは相手が合わせやすく、
変化球(フォーク)も抜けていたり、
落ち切れなかったり
、という処でした。


確かに、最後は
王をフォークで空三振に仕留めました
このとき、
外へ逃げながら空を切らせました。
しかし、本来なら外角でもっと落として
空を切りたいフォークでしたが、
王のバットは球の下を通過して
すくい上げようとしていたように、
フォークが落ちた、というより、
球そのものが抜け気味だった分、
ストレートを想像していた相手
タイミングつかめず振り遅れ、
その緩い分、慌ててフォークと悟って
バットを下からすくい上げようとした
かな、
という印象です。


抜けた分、結果オーライでしたが、
もし合わせて流されていたら
三塁線鋭い当たりだったかな、
(下手したら長打
と思わせるような甘い球だったと思います。。


いずれにしても、本来の増田なら
ストレートで勝負するタイプですが、
今日の増田は、
ストレートも合わせられやすく
準レギュラー陣を相手に空振りを奪えず、
結局、緩急で何とか乗り切る
苦し紛れの投球になっていました。


これがまだ2月なら、
ギリギリでも3月上旬ならまだ構いませんが、
もう当初の開幕戦だった3月20日を
既に過ぎている現在であり、
前々回や前回より悪くなっている???というところなので、
何とかしたいところですね。


ちなみに今日は、
7回まで6失点となり、
正直、6失点でよく収まったなぁ・・・
という印象です。
このままの流れでは、
ルーズベルトゲームに突入なるか?
いや、もっと打撃祭りになっていたかも?
という印象でしたね。



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4番手のギャレットは、
今日の中では最も危なげなかった投球で、
試合の乱打の流れを断ち切りましたね。


ストレートも速く重く、
相手も振り遅れており、
そのストレートの意識を強く植え付けているので、
変化球も大いに力を発揮していました。


もともとストレート縦スラの二択タイプでしたが、
豊田C直伝のフォークもまだ粗々ですけど、
石井のバットをへし折って遊ゴロに仕留めましたね。


まあ、先頭の横尾に投げた最初の2球
抜け球だったので、冷やっ!としましたが。
(しかも2球目は大いにすっぽ抜けたので)


米国時代を見ても、基本的に
制球力に優れているという方ではないから、
(与四球率BB/9はAAAで4以上)
そのような「すっぽ抜け」から
制球を崩して乱れていく、、、
という外国人投手は過去にも多々いましたからね。


今のところ、
来日以来、大乱調とかは見られていませんね。
もちろん、まだまだ経過観察要ではあると思いますが、
このまま難なく活躍してくれることを願いますね。


あとは欲を言えば、
ストレート
腰高以上の高めばかりに集まりやすい
ので、
せっかくストレートの質は良いのですから、
低めに決めて、角度が増すようになれば、
相手はもっと打てなくなってきますね。
それ故に、
自慢のストレートに関しては、
低めを突く球を増やしたいですね。


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最後の平良について、
今日は変化球ばかりになっていましたが、
その変化球が優れていた、というより、
相手が早打ち拙攻したかな、
という感想です。


とりあえず、次もどうでしょうか?
(特に与四球で崩れないか?
というところですね。



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一方、獅子威し打線についてです。

今日は14安打で9得点を稼ぎ、
山賊化して大暴れしたね。
(残塁は10個でしたけど)
昨日や一昨日と違って得点を稼ぎました。


ただし、一般的にも
相手投手次第で結果が変わること
は当たり前な傾向ですが、
獅子の場合
「相手投手次第で結果が大きく変わる」傾向
不調・格下には大暴れ天敵や強敵には閑古鳥
顕著であることは前々から課題があります。


今日のハム投手陣は、
OP戦で好調だった育成の長谷川が先発しました。
OP戦では5イニング無失点だったみたいですね。
ただし、将来のクローザー候補らしく、
今日は、後先考えず、
全力で投げさせる予定だったみたいですね。
そして、ハム首脳陣は、
OP戦が無失点で来たので、
打たれたときにどうなるか?
を試したく、
先発で使ったようです。


長谷川は、ストレート主体の投手であり、
ストレートには角度があり良いモノを持っていますが、
フォーク等の変化球が今一つのタイプでした。
ストレート主体のわかりやすい、
獅子威し打線好きのタイプの育成投手です。


そして、2番手には3年目の鈴木遼太郎が登板。
そして、3番手には2年目の生田目が登板。


最後は堀が登板しましたけど、
正直、堀以外の3人は明瞭な格下投手です。


うちで言えば、伊藤とか、国場とかを
相手にしたようなレベル?


正直、打って得点を稼ぐのも当然の相手であり、
獅子威し打線らしく、
格下相手に容赦なき大暴れ!

というところでしたね。


それでも、この大暴れを機
気分よく勢いに乗ってくれればいいですが、
次回以降、
強敵・天敵を相手でも閑古鳥にならぬこと
もの凄く大事な課題になりますね。


ところで、
このOP戦が不振だったおかわり君が打ちました。
(2回裏の二死一塁、vs鈴木遼)
初球や5球目は
流したというより振り遅れのファウルを打っていて
追い込まれていましたけど、
最後の7球目は、
軽打狙いで甘い球を弾き返しましたね。


確かに昨年、復活したときもそうでしたが、
難しい球だったりしたら、
強引にホームランを狙うのではなく、
出塁するよう、後につなげるよう
敢えて、軽打狙いで打っていくことも多々あり、
それが昨年の活躍を促した一因にもなりましたね。


そういう状況に応じた軽打狙いは構わないのですが、
ただ、今日、中安打を打った球は、
真ん中ちょい高めのホームランボールと、
かなり甘い超絶好球でしたね。


おかわり君の調子が良ければ
一発になる絶好球だったと思います。


それだけまだおかわり君の調子が戻っていない
ということを示した一打になったと思います。


ヒットを打ちましたけど、
彼の調子を示すバロメータという観点で見れば
少なくとも一発狙いのフライ打が欲しかったかな、
(ただの凡フライはダメ)
すなわち、
投げt球を捕えてフェンス際の中飛とかの方が
まだ調子の面では高い評価を与えやすかった気がします。


正直、軽打狙いで苦し紛れに打った
という印象を否めません。


ただし、このヒットを機に気分良くなって
今後の状態をアップしてくれるといいのですが。


次の打席では、
ボール先行で有利なカウントでしたが、
内角腰高のフォークを
引っ掛けて詰まらせながら三ゴロで終わりましたね。。。


ところで、今日はスパンジーがベンチスタートで
川越が9番レフトでスタメン入りしました。


この時期の練習試合ですから、
主力らもある程度仕上がっている時期でもあるので、
この時期の練習試合を活かして
若手を試すということは、
「その強敵を相手に結果を出せるのか?」
「本当に一軍戦で通用するか?」と
若手の真の実力を試す絶好な機会とも言えます。


今までの練習試合やOP戦では
相手が格下や、格上でも調整途上でもあるから、
結果を出しても半信半疑なところだったのは
否めませんから。


それだけに、これからの練習試合で
強敵を相手に結果を出すことができれば、
ある程度、今後の一軍戦でも見通しが立ちます。


そのために、
若手の覚醒・台頭が必須である獅子にとって、
若手らがその真の試験で結果を残してもらいたい
残してもらわねば困るところです。


ただ、今日は川越をスタメンで使ってくれましたが、
ハムの方が格下投手を用意して、
むしろ獅子威し打線を踏み台にして
その格下投手を試す舞台にしましたからね。
そればっかりは、やむを得ないわけですが。。。


で、今日の川越は、
1打席目を四球で散歩しましたね。
3球目、5球目とタイミングが合ってませんでしたが、
相手が自滅して四球で出塁しました。
2打席目は肘のプロテクターに直撃して死球
ただし、3打席目は、甘いフォークを
振るタイミングが良かったですが、
打ち上げてしまいました
4打席目は、
バットの根元で詰まらせて打ち上げることに。
確かに、生田目に内角に投げ切られましたが、
ボール先行のB2S0と有利なカウントでしたのに、
打っても凡打になりやすい難しい球で
勝負を急ぎましたね。
もちろん、
積極的にバットを振っていくことは良いですが、
迂闊だったかな、という印象です。


結局、今日の若獅子らは
山野辺や戸川、呉も途中から出場したのですが、
ハム側は
そうレベルが高い相手を揃えたわけではなく、
むしろ、
若獅子らと同レベルの1軍半の相手でしたが、
今日、打った者らは
金子、源田、森、山川、外崎、栗山、木村と
実績のある選手ばかりであり、
若獅子らからは快音は聴かれません
でしたね。
※川越の四死球2のみ
 川越、戸川、呉、山野辺ら
 若手ら合計6打数で無安打でしたね。。。


実績のある者が打つのは良いのですが、
若手らが打てない、、、
それでは困るのが今のチーム状況なんですよね。


7回裏の満塁の舞台
戸川や呉が打席に入り、
そのチャンスを活かせませんでしたね。


そのときの相手は、
昨年一軍で登板していたであり、
生田目らよりは格上であり、
堀自身、前々から素質の高さが買われていた投手
でしたけど、
森に対して満塁で手元が狂ったように
正直、1軍実績があっても格下の存在です。


8回裏の山野辺も含めて、
堀は生田目らより少し格上になりますが、
戸川、呉、山野辺には
堀から結果を出して欲しかったというのが感想です。


堀あたりを打てぬとなると、
一軍戦での活躍も怪しい
と評さざるを得ません。


しかし、
今の獅子の戦力状況については、
若獅子らの中から
一軍戦で安定して活躍できる者台頭しない
チームそのものが厳しい状況に陥ります。


それだけに、若獅子らには
開幕までの練習試合で結果を着実に出してもらい
(強敵を相手に結果を出してもらい)
ある程度、
今後の一軍戦に見通しを立てたいですね。


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ところで、
しばらく当初の日程をベースに
練習試合が予定されています。
3月30日~4月5日の
鷲&鷹戦カードは熱そうですが。。。


現時点では、いつ開幕になるか?
新コロナ次第であり、全く読めない状況ですね。


それは東京五輪も読めませんね。


しかも、東京五輪の場合
IOCが決断する話ですし、
WHOがパンデミック宣言をしていますから、
日本で終息したからと言って開催できるものでもなく、
世界的に終息しないと開催は厳しいのではないか?
と個人的には思います。


「世界的に終息」となると、
そう簡単に解決するとも考えにくく、
それを鑑みると、
やはり予定通りの開催困難が濃厚?
しかも、延期といっても
1年単位での延期が濃厚?
という気がしています。


もし来年以降への五輪延期、ということになれば、
NPBとしては、「五輪期間中の休み」が無くなるので
これからの日程的には少し楽になるかもしれません。


ただし、
延期したそのときになれば
経済的な効果はそのときに見込まれますが、
(そのときには株価も上昇)
それまでの間の経済的な打撃が大きいでしょうし、
その他の影響が大(出場選手らも含めて)でしょうね。


さて、この先、どうなることやら。。。