下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

外出禁止→時間を持て余す。西口先生からの投手陣への宿題!ババンババンバンバン♪「宿題やったか」/ババンババンバンバン♪「お風呂入れよ」/ババンババンバンバン♪「歯みがけよ」/ババンババンバンバン♪「風邪ひくなよ」

現在、外出禁止状況になっていますね。
いつになって解けるのか?
まあ、選手らも時間をもて余しそうですね。


そこで、先日の報道では、
西口Cから投手陣にこんな宿題が。。。

活動休止中の西武投手陣に宿題、タブレットで試合見直し復習するポイント
2020/4/2 18:03 (2020/4/2 18:03 更新) 
西日本スポーツ

 西武の西口文也投手コーチ(47)が全体練習を実施した2日、投手陣に活動休止中の“宿題”を出した。3日からの3日間はチームの活動を休止し、自宅待機が決まっている。この時間を利用し、昨季の試合映像をタブレット端末で見直し、配球などの“復習”をするように指令を出した。
 全体練習の開始前に投手陣の円陣をつくり、西口コーチは休日の過ごし方を通達した。「
昨年の映像を見返して、(状態が)いいとき、悪いとき、どういう配球がいいかを考えてほしい」と指示。2年連続防御率リーグワーストに終わった投手陣は痛打を浴びた場面も数知れず、配球面からあらためて反省して次に生かすことを求めた。
 24日に設定されている開幕日もさらに延期となることが濃厚だ。西口コーチは「どのように調子を持っていくのか難しい」と頭を悩ませる。ローテ候補の松本は「できる範囲でやるしかない。時間も有り余ると思う。いろんなことをやっていければ」と前を向いた。
 この日の練習で投手陣はスタンドの階段や坂道を使ったランニングなども行った。開幕投手に指名されているニールは「ロッカーに置いてあるエクササイズの道具を持って帰るよ」と自覚十分。「休日」の時間を無駄にすることなく頭と体を鍛えていく。
(小畑大悟)

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この西口Cの宿題は良いと思います。


配球もそうでしょうけど、
自らフォームをチェックするのにも役立ちます。


今井君、綱島君と一緒に
お顔にパックをしている暇はありませんね。


とにかく、
最近は、情報収集面で色々と便利な時代になりました。


一般的にも試合の録画をほとんど観ることができ、
球団であれこれ撮影した動画や、
そのほか、様々な計測データ等
把握することができるのですから。


ソフバンあたりは、IT企業なだけに、
その手の分野が十八番であり、
前々から選手らが活用していますよね。


例えば、
「ライオンズ」→「秋山翔吾」→「2018年」→「対左投手」→「安打」と条件を順にタップしていくと、今季、秋山がサウスポーからヒットを記録した打席だけを集めた映像が自動編集される。さらに「結果球」を条件に加えれば、ヒットを打った投球だけに絞ることも可能。もちろん、逆に凡打に倒れたとか、三振に打ち取られたシーンの条件でも検索できる。
とか。。。


まあ、非IT企業の他球団では、
さすがにここまでのものは
なかなかできないでしょうが、
専門に外注して作成してもらう
という手はありますけどね。
年間2~3千万円も出せば、、、ね。
1千万ではちょっと安いからやってもらえませんね。
常時メンテの即時対応まで含めると
5千万円くらいは掛かるかもしれませんけど、
メンテ費が毎年嵩みますね。
それなら専属社員を雇って内業すれば、
コスト縮減にはなるかもしれませんが、
ただ、その社員の生涯賃金を考えたら
外注の方が楽かもしれませんね。
動画は、独自のものが無いから、
パTVのものを使用することになるでしょうが、
そこはシステムを球団が販売等をするわけでないので
そう難儀ではないでしょう。


そこまではやらずとも、
少なくとも、自宅等で
前述の西口Cの宿題くらいはやれるはずであり、
普段から実行する習慣を身につけたいですね。


過去の試合を観るだけなら
一般人にだって
やろうと思えばできるのですから。
(有料にはなるでしょうけど)


もちろん問題は、
ただ漠然として観るのではなく、
そこから何かを得ることが大事なんですけど。


そして、今回は投手陣への宿題ですけど、
この宿題は、
や新人捕手の柘植などにも有効ですね。
ただし、森らが観るのは、
自分たちの試合だけではなく、
自分たちが観ていない、戦っていない
他球団の試合からの情報収集
(例えば、楽天vsソフバン)
多いに重要になりますね。


まあ、柘植はルーキーだから、
西武戦も含めて
過去のあらゆるゲームを観なければなりませんけど。


もちろん、
その現場でリアルタイムに感じることと、
中継の録画で終わったものから感じること
異なって当然であり、前者が後者より大事ですね。
(だから前者は「経験の糧」になるので)


だけれども、
例えば他球団同士の試合など
自分が経験できていない試合を
観ることも多いに参考になりますね。


その効果としては、
様々な試合をVTR等で観て
データを頭に叩き込むのに
ちょうど良いし、
その試合の局面を観て
また自分だったらどうする?
イメージトレーニングで
色々シミュレーションもできる
はずです。


昔、森が骨折により
長く戦線離脱していた時期がありましたね。
このとき、森自身、捕手として
本格的にやろうとし始める時期でした。
すなわち、経験が著しく乏しい時期でした。
しかし、骨折により練習はできないけど、
時間ばかりはかなりもて余していただけに、
そうその負傷して空いた時間
様々な試合をVTR等で観て
あれこれ研究するのに、
ちょうどいい時間になった
はずです。


しかし、当時の彼は
それをしませんでしたね。


戦線離脱によるストレスでイラだち、
それを解消するために、
「なるべく野球のことは
 考えないようにしてましたね。
 『無』です、『無』」と言っていましたね。


もちろん、ストレスが溜まり、
その鬱憤は晴らさないと
心身共に不健康になるから
それは大事なことなんですが、
当時、捕手で駆け出したばかりなんですから、
逆に「他選手を研究する時間が増えた」と
前向きに捉えて欲しかったところはありましたね。


まあ、今の森は当時よりだいぶ考え方も成長し、
当時のようなことは低減できていると思いますが、
あれこれと研究のために
特に他球団同士の試合は観ておきたいですね。


1日、4~5試合は観ることができますね。
ポイントを絞れば、もっと観ることができますね。


例えば、昨年は浅村にコテンパにやられました。
もちろん、うちの投手陣はノーコンも多いから、
森がいくら上手く導いても、
投手の方がダメダメということも多いですけど、
レギュラーシーズンでは、
少なくとも、
ソフバンは奴を抑えていたのですから、
ソフバンが奴をどうやって抑えていたのか?
西武と奴の対戦とどこに違いがあるのか?
などを把握するためにも、
鷹vs奴の全打席を観ること、などは必須ですね。


そして、期待感溢れるルーキー柘植にとっては、
プロの試合が未知の世界でもありますから、
是非とも、この空いた時間をフルに有効活用し、
過去の試合について、
目的や課題を持って観て研究されたい
ですね。


元ロッテの里崎氏曰く、彼は
パ対戦球団5球団に関しては一軍半まで、
交流戦や日本シリーズで対戦するセ6球団は
レギュラークラス(9~10人)
合わせて約120人の打撃傾向を
常に頭の中に入れていました。

酔っぱらっていても
それを言えるそうですね。


確かに、最近はデータ班の裏方から
あれこれデータを教えてもらえますが、
データは他人から教えられるだけでは
身に付きません。
自分でも感じて、考えてナンボの処があり、
それで初めて活かされるところがあります。


当然、データを頭に叩き込むだけでは通用しません。


本来、プロ捕手には、
 幅広くかつきめ細かい洞察力、
 相手の心掌握術、データの習得能力
 理詰めで物事を考える力、状況に応じた判断力
などが求められ、それら能力を養いつつ、
 試合中・外で、常に頭をフル回転
させてなければなりません。


ある意味、
データ取得は最低限の必須事項ですね。
でも、柘植の場合、ルーキーであるから、
とにかくプロの試合に関しては真っ白です。


それだけに、過去の試合を観ることで、
(本来「それだけ」ではダメですけど、最低限として)
相手の癖等を概略的に、参考的に確認したり、
「自分だったらどうする?」を自問して
感覚を養ってもらいたいですね。


とにかく、選手全員が
この自宅待機中の空いた時間
この時間を如何に有効活用するか?
そのときの空いた時間は、選手ら次第で
彼ら自らの成長に大いに左右するはずです。


やれることは、何でもどん欲に
全てをやり尽くす勢いでやる!
とにかく、この空いた時間は、
確かにあらゆる面で、
マイナス面が大きすぎますけど、
ある意味、
個々が成長するために良い時間ができたとも言え、
1分1秒を無駄にしないで欲しいですね。