下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

NPB無観客の方針で一致/高木勇人メキシコで置き去りにされる・・・

台湾では無観客で開幕を果たし、
韓国も無観客で開幕を予定しています。


日本でも開幕したとしても、
当面、無観客で開催する方針で一致しましたね。

プロ野球 開幕後も当面は“無観客” 新型コロナウイルス
2020年4月23日 17時38分(NHK)

 プロ野球は23日、12球団の代表者による会議を開き、新型コロナウイルスの感染を防ぐため今シーズンは開幕しても
当面、公式戦を無観客で開催する方針で一致しました。
 プロ野球12球団の代表者は23日午後、ウェブ会議を開き、午前中に開かれた「対策連絡会議」で、感染症の専門家から無観客での開幕が妥当という見解が示されたことについて意見を交わしました。

 会議のあとの会見で、斉藤惇コミッショナーは、今シーズンは開幕しても当面、公式戦を無観客で開催する方針で、12球団が一致したことを明らかにしました。


 80年以上の歴史があるプロ野球で公式戦が、無観客で行われれば初めてとなります。


 斉藤コミッショナーは「状況から考えて、まずは観客を入れずにやっていこうということにどこも反対はない。
財政的な問題も考えないといけないが、今は野球を通して全国の皆さんに元気になっていただきたいという気持ちが全球団強い」と話していました。

 また、斉藤コミッショナーは
開幕日を、来月11日に予定している次の会議で決めたいという意向を示したうえで「緊急事態宣言の内容がより厳しくなってくれば、また様子を見ないといけないかもしれないが、緩和の方向が見えてきた段階で、前向きに取り組むことになると思う」と述べました。

 さらに、シーズンを開幕するには試合を行う球場がある、地元の自治体の理解が必要だとして、今後、各球団と自治体とで話し合いを進めていく考えを示しました。
 プロ野球は、すでに来月中の開幕を断念して交流戦の中止を決め、今の段階でレギュラーシーズンは当初の143試合から125試合以下に削減されることなっています。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

プロ野球無観客で開幕へ「非常に残念なことだが」西武球団本部長
4/23(木) 19:05配信(西日本スポーツ)


 西武・飯田光男球団本部長「たくさんのファンの皆さまが楽しみにしている中、開幕直後の試合が無観客での開催となれば非常に残念なことだが、感染拡大防止の観点から致し方ないことだと考えている。大勢のファンが球場に来ていただいた中で開幕することがチームにとって一番であることは言うまでもないが、無観客での開幕が決まったらテレビ、ラジオ、ネットなどを通して応援してもらい、プロ野球を楽しんでいただければと思う」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
MLBの場合放映権料が高騰しており、
各球団で自前球場を保有しているので、
多少は無観客でも稼げるかもしれませんが、
選手の総年棒が球団収入の半分近くを占めるので
客からの収入ダウンは、苦しくなる面はありますね。


一方、NPBの場合無観客で行うということは、
安価な放映権料等は入ったとしても、
自前球場を所有していない球団も多く、
移動等の経費なども嵩みますから、
OP戦と同様に、やればやるほど赤字になるので、
経営的な打撃が大きすぎますが、
この状況ですから、
自粛緩和が見えたときに開幕することはできても、
「無観客」の条件は受け入れざるを得ないので、
合意されたというところですね。


ちょっと競馬の話をしますが、
騒動が酷くなっている欧州では、
一時中止にしている国々もありますが、
米国の一部と香港、オーストラリア等では開催しています。


日本は、JRA職員から感染者が数人でていますが、
2月末から「無観客」で万全の体制を敷いて開催され、
今でも続いています。(馬券は電話・インターネットのみ販売)


まあ農林水産省関連の組織であり、
国庫納付金を納める存在ということもあるかもしれませんが。


東日本大震災後には被災地復興支援競走を行ったように、
売り上げの一部を寄付をしておりましたように
今回のコロナ対策費としての寄付もあるとは思いますが。


「公的機関がなんてことを!」と
怒る方もいらっしゃるかもしれませんが。。。


それは置いておいて、
競馬の場合、開催場所の入場料も徴取しますが、
馬券が売り上げのほとんどになるので
野球等のスポーツとは比較ができませんが、
それでも、電話・インターネット以外では馬券を売らないので、
競馬場や場外馬券場で馬券を買う
パソコンやスマホなどの操作に疎そうなイメージのある
酔っ払いおっちゃんたちから巻き上げる、
いや馬券の収入もJRAには大きいので、
JRAの売り上げは相当減少するだろう
と見られていました。


しかし、蓋を開けてみたら、
私も含めて競馬ファンはアホが多いので(^o^)
インターネット購入の申請者が急増し
結局、2月29日~3月15日のJRA全体の売り上げは
約1350億5900万円で前年比82.7%と
落ち込みを2割弱にとどめました。


先週の皐月賞G1では、
昨年が概ね182憶6千万円であったのに対し、
今年が概ね153憶7千万円と、前年比84.2%でした。


逆に地方競馬では、
無観客でインターネット販売になって、
2月27日から3月15日までの売り上げが
インターネット発売は約1.5倍に膨らみ、
昨年同時期に比べ107.9%と増えましたね 


地方競馬は普段から経営が苦しい状況でしたが、
逆にインターネットになって
買いやすくなったのかもしれません。
平日とかも開催されているので、
平日、仕事して働いている人は、
競馬場や場外馬券売り場でなかなか買えません。
(酔っ払いおっちゃんらの吹き溜まりになっていますが)


しかし、中央競馬JRAのインターネット購入者が増え、
そこから地方の馬券が買えますので、
競馬ファンらは中央のみならず地方まで手を広げ
(私も含めて基本的にアホですからね)
その分、地方競馬の馬券購入も増えたようですね。


地方競馬全国協会(NAR)関係者は
「地方競馬に興味を持ってくれる
 20~30代のスマホ世代の方々が増えたのも
 ネット発売拡大の要因の一つ」と話しています。


競馬に関しては、
無観客でも収入が大きいので「やる価値」はあるところです。


そして、今まで促進してきた
インターネット購入者の増加も助長されましたね。


JRAがインターネット購入者が増やしたいのは、
馬券窓口で売るおばさんらを削減(人件費削減)とかもあるでしょうが、
 ※おばさんらもJRAにコネがないと入れず、
  給料もそこそこ良いんですよね。
現金購入だと現金の減り方が目に見えるので
購入も鈍る可能性があるのですが、
インターネットだと気持ち的に多めに買いやすい
ということもあるでしょうが、
少なくとも、
高額配当(100万円以上)の的中者からの
税金獲りぱぐれを阻止できる点が挙げられますね。


今までは帯付きで現金での換金となり、
その後の追跡は不可能でしたが、
インターネット購入ということは、
銀行振り込みで馬券をやりとりするし、
購入・結果の記録が残りますからね。


だから、最高で億円単位まであり得て、
高額配当も出やすいWIN5という馬券に関しては、
最初からインターネットのみ販売ですからね。


脱税したとき、裁判になっても
言い分は聞いてくれますが、
「支払わなくていい」という判決は出ませんから。


だいぶ本題の野球の話から逸れましたが、
「無観客」でやったとしても
少しでも球団への収入は増やしたいですね。


その故に、あれこれ儲ける方法は考えられたいですね。


今回のコロナ騒動は、例えばテレワークもそうですが、
コロナ騒動後の色々なあり方を変える起爆剤になると思います。
アフターコロナの世界は、
今までと違った価値観も生まれるでしょうし、
そこにビジネスチャンスも転がっている
と思います。


あれこれ考えた儲ける仕組みは、
アフターコロナの世界でも大いに活かすこと
ができるかもしれません。


なお、「無観客」でも稼げる可能性のある手立てに関して、
「首都圏でプロ野球観戦」さんや「tthg」さんが
あれこれ考えられており、
結構、価値のあるご提案であり、実現したら面白いので、
「拡散」の意図も含めながら、紹介させていただきます。


一方、BCリーグの方はかなり危ない状況のようですね。
スポンサーのホテル・ルートインも収入減が大きいですから
球団への影響も大きいですね。


ホテルを軽症・無症のコロナ感染者の隔離地として利用してもらい、
自治体から収益を得るということも考えられます。
 ※東京都は滞在できるホテルなどを借り上げる費用に
  108億円を計上し、ことし6月までに3000人分を確保。
  医療従事者の支援として、深夜まで勤務した医師や看護師が
  病院近くのホテルなどに宿泊するための費用として、
  1泊当たり1万円を支給ですから、
  ホテルにも1人1泊1万円でしょうかね。
  公費だと8千円くらいもしますが、一応。、都内ですから、


ただ、ルートインも全国で300店あり、
そのほかも含めればもっとありますので、
会社全体で考えれば痛手の方が大きく、
それらの維持ができるか?もありますね。


先日、埼玉武蔵野の選手らが球団へ「年棒を返上します」と
自らの意思で申し出た記事がありましたね。
結局、球団社長は
彼ら選手らはもともと低年棒で生活がカツカツですから、
「その心だけ受け取ります」と言ってそれを断りましたね。


今では独立リーグは、苦しいながらも、
微力でも地域振興への貢献を担いながら、
NPBの人材確保のための土壌として存在価値も高まってきていましたが、
その独立リーグが揺らぐのは野球界にとっても大きな損失になりますね。

BCリーグ存続危機「興行なければ球団なくなる」
4/23(木) 7:00配信(日刊スポーツ【酒井俊作】)

 プロ野球独立リーグのルートインBCリーグが新型コロナウイルスの影響で存続危機に陥っていることが22日、分かった。当初は4月11日に開幕予定だったが2度延期し、いまも確定できない。公式戦を開催できなかった場合は、リーグ運営の大きな財源であるスポンサー料の返還が生じ、窮地になる。同リーグの村山哲二代表が日刊スポーツの電話取材に応じ「興行できなければ、ほとんどの球団はなくなると思います」と危機感をにじませた。
 日本のプロ野球界を底支えしてきた独立リーグのBCリーグに激震が走った。新型コロナウイルスが猛威を振るい、開幕日が決まらない。
公式戦を開催できなければリーグ存続の窮地に陥る。同リーグの村山代表は一般論も交えつつ、強い危機感を込めて説明した。


 「(今季の運営の見通しは)立っていません。プロスポーツは、試合できなければスポンサー料も返還しなければいけない。興行できなければ、ほとんどの球団はなくなると思います」


 当初は4月11日に開幕予定だったが、コロナ禍で2度の延期。5月中旬の開幕を目指してきたが、政府の緊急事態宣言の全国拡大を受けて、同17日に5月6日までの全体練習、対外試合などチーム活動の休止を発表した。ルートインホテルズが命名権を持ち、5社の公式スポンサーのほか、複数企業のサポートを受ける。また、各球団も地元企業を中心にスポンサーを募って運営資金に充てる。主な財源は入場料やスポンサー収入で、選手らの給与もまかなう。開幕できなければダメージは計り知れない。


 村山代表は「独立リーグは親会社が担保してできる状況ではない。こういう事態は初めてです」と苦悩する。NPB球団のように潤沢な資金力があるわけではない。同リーグ1球団の年間予算は平均約1億3000万円でNPB球団の50~100分の1の規模(18年3月調べ)。リーグは深刻な状況を打開すべく、NPBとも緊密に連絡を取る。また、毎週、全球団の臨時代表者会議を開催し、状況を見て善後策を協議する。


 「緊急事態宣言が終結すること、全体的に感染者数が減って、終息に向かうことが開幕するための大前提になります。我々も開幕に向けて努力するだけです」(村山代表)


 東北、北信越、関東、近畿まで広範囲にまたがる日本最大規模の独立リーグだ。今季は神奈川も加わり、初めて12球団でシーズンを迎える予定。無観客での試合放送やスポンサーCMなど、収入源の確保も検討する。毎年、NPBに選手を輩出し、野球界のレベルアップに貢献してきた新興リーグが、ピンチに立たされている。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ところで、
昨年まで西武にいた高木勇人は、
今、メキシコにいますが、
メキシコの開幕も早くて7月?という感じのようですね。


ただ、チームの活動休止中は給料もストップするらしく、
安全面、医療面への心配もあるそうな中、
チームの外国人選手もそれぞれの国へ帰国し、
高木勇人の通訳も一時帰国したけど、
高木勇人はメキシコで置き去りにされたようですね。


まあ、高木自身が「メキシコで絶対に活躍するぞ」
という覚悟から前向きな気持ちでメキシコに残る決断をしたわけですが、
(新婚で奥様も残留?)


ただ、比較的、治安は悪くないようですが、
外国なだけに、安全面、医療面などに不安はあるでしょうから、
何よりご家族のご健康と安全に気をつけられながら、
元気に開幕を迎えて活躍できること
を祈っています。



高木勇人はメキシコに残る決断。
開幕予定日白紙も「前向きな気持ち」、
通訳がコロナ禍の現状語る
4/23(木) 12:10配信

(ベースボールチャンネル、高橋康光)
 コロナウイルス感染拡大の影響を受け、日本、アメリカ両国でいまだ開幕の見通しが立たないのと同様に、メキシコ球界もまたリーグ開幕延期を余儀なくされている。日本にあまり情報の入ってこない、メキシコ球界は今どのような状況なのだろうか。今季メキシカンリーグのレオネス・デ・ユカタンの一員となった高木勇人投手の通訳を務める藤田直人さんがその現状を語ってくれた。


 4月14日に日本に一時帰国し、現在ホテルに隔離滞在中という藤田さんに、波乱の一カ月を語ってもらった。


 「まず、私たちは3月5日にキャンプ地でもある本拠地メリダに入りました。この時点ではまだメキシコ国内でウイルスは大きな問題となっておらず、通常通り4月上旬に開幕する予定でした。ところが徐々にウイルスの影響が拡大し、3月14日に開幕の延期が発表され、翌日以降のキャンプも打ち切りとなりました。


 10日足らずのキャンプでしたが、勇人さんはチームメイトと積極的にコミュニケーションを取っていましたし、うまく溶け込んでいけそうだなと思っていたので非常に残念です。プレー面でも、ここから上げていこうという段階だったので勇人さんも悔しいはずです。


 キャンプが打ち切りになってからは、近くの公園でキャッチボールをしたり、自室でトレーニングをしていました。ただ、時間とともに、様々な面で制限が大きくなり、公園も立ち入り禁止になり、ジムも閉鎖され、今できるのは自室でのトレーニングのみという状況です。


 メキシコというお国柄もあり、治安を心配してくれる方も多いですが、私たちの住む街は思ったよりも落ち着いています。レストラン、娯楽施設は閉まっています。しかし、入場制限こそありますがスーパーでは買い物もできるので日常生活に困ることはありませんでした。


 当初は5月11日とされていた開幕予定日も白紙となり、今では7月にズレ込むという噂です。何も動けない状況の中で、チームの活動休止中は給料もストップするということ、安全面、医療面への心配もあり、チームの外国人選手もそれぞれの国へ帰国しました。そして私自身もメキシコに残る決断をされた勇人さんには大変申し訳ないですが、この度一時帰国を選択させてもらいました


 「今はただ終息を待つしかないです」という藤田さんの言葉が重く響く。それは、強い想いを持ってメキシコ挑戦に臨む高木投手も同様の気持ちであろう。それでも藤田さんの「こういう状況ですが、勇人さんが前向きな気持ちであるのは救いです」という言葉は安心させてくれるものだ。日本からも多くのファンが、高木投手のメキシコデビューが1日でも早く実現すること願っている。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー