下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鷹3回戦(MLD)】打てなきゃ、勝てないですね。獅子威し打線がうちの売りなんですから。終盤に反撃しかけましたが、時すでに遅い反撃であり、鷹戦はやはり序盤戦を制することが大事。今日はこちらが先行することを、追撃することを力で抑えられた感じに。

この鷹との6連戦は、ついつい
何か、CSでの対戦を見ているような気分になります。


まあCSだったら4勝2敗で良いわけですが、
獅子が苦手とする敵地・福岡での6連戦も控えていますから、
地の利を活かせる今週は4勝2敗では不安が小さくなりません。


とはいえ、今週はもう2敗してしまいましたから、
もうどんなに頑張っても4勝2敗止まり。


まだそれで終われば、
勝ち越して2ゲーム差リードですから良いですが、
しかし、
それすら、危うい懸念を残す現状もありますね。


さて、今日はバンデンに抑えられ、
時すでに遅い反撃も、手遅れで鷹の逃げ切りを許しました。


鷹から見れば、
ある意味、鷹らしい野球で勝った、
鷹が得意とする先行逃げ切り野球を成して勝った
というところですね。



鷹戦の場合、鷹以外の戦い以上に
「序盤戦」を制することが大事です。


昨年までの過去3年で見ると、
3回終了時に
鷹が1~2点リードしていると、鷹の勝率は7割~8割弱
鷹が3点以上リードしていると、鷹の勝率は10割です。


獅子がリードしていると、獅子の勝率は7割ちょい。
獅子がリードしていないと、獅子の勝率は2割ちょい
(木村の打率未満)。


8回からの反撃では、
「時すでに遅し」というところは否めず、
獅子が鷹に勝つには、
序盤から先行することが求められます。


その傾向は、やはり鷹のリリーフ陣が
強靭であることなどがあるからでしょうね。


しかし、今日は鷹のバンデン
獅子が先行することを、
さらには追撃することを
完璧に抑え込まれ、ねじ伏せられましたね。


山賊の獅子も、バンデンに手なづけられ、
獅子威し打線ではなく「鹿威し打線」に、
獅子ではなく「鹿」になってしまいました。。。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓(変身)↓↓↓↓↓↓↓↓

確かに、投手が良いと打てぬのが野球です。
そもそも、
出塁率だって高くて4割程度
打率だって高くて3割台という世界です。
すなわち、アウトが6割の世界です。


単純に考えれば、
打者:投手=4:6ですね。


野球は、能動的に動ける投手の方が
受動的に動かざるを得ぬ打者より有利なスポーツですからね。
(投げる球を決めるのはバッテリー、打者はそれに応じるのが基本)


ただし、もしCSの戦いである場合、
バンデンにこういう投球をされ、
エース千賀、つかみにくい高橋礼などなどが調子よかったら、
「投手が良いと打てぬ」で
あっさり3~4敗となってしまいますね。


もちろん、そういう展開の場合、
こちらの投手もゼロで抑える意気込みが必須になりますが、
うちに鷹をゼロに抑える投手もいませんからね。


そうなると、
獅子が鷹にCSで勝てる年はいつくるのか?
という袋小路にハマってしまいますね。。。


そう、うちの投手陣の実力を勘案した上で
鷹に勝って行くためには、
「投手が良いから打てないよ!」と
言っている余裕が無いところが辛いですね。


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で、今日の獅子威し打線、いやバンデンは、
ストレートを主体としつつ、
カーブ、チェンジアップなども駆使しながら
それらで緩急を活かして獅子を戸惑わせ、
しかも、制球力も良いから、
ストライクゾーンで勝負してくるし、


序盤戦は早打ちだったこともありますが、
早打ちを止めた中盤以降も含め、
ノーヒットが続いた1~7回においては、
外崎を四球で歩かせた以外の打席で
ボール3のカウントになることが
皆無でしたね。


さらには、コースを突いてきたり、甘く見せたり、
コースポイントは、
ストライクゾーンの中で神出鬼没だから、
様子を見ていたら、あっという間にカウントを稼がれ、
粘るにしても、追い込まれたら、
キレ変化球で勝負されて、カットもなかなかタイミング合わず、
手を出しても、仕留めることはできずと、
獅子の打撃陣は、翻弄されまくります。
各打者の頭の中で
「打てる気がしない」ともなっていたでしょう。


序盤戦では、獅子の方も、
追い込まれると、
キレのあるカーブ、チェンジアップでやられるので、
ストレートに的を絞って早打ちしていきましたね。


ただ、的を絞るのは良いですが、
早打ち攻めを講じるのであれば、
その狙うストレートを仕留めないと
相手をリズムに乗せ、スタミナを温存させるので
相手から見れば徐々に「七面鳥撃ち」状態となり、
こちらが苦しくなりますね。


一方、甲斐の方は、
獅子打線がストレート狙いであることがわかっていながら、
バンデンのストレートも調子が良かったので、
敢えて、初球でストレート勝負を選び、
獅子打線に打たせていきましたね。。。
獅子はその甲斐が巻いた餌に
「パクっ」と食いついて
釣られまくりましたね。。。


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初回裏の先頭スパンジーにも
3球連続でストレートを投げ込んできました。
しかし、ストレートは大好物であるスパンジーでも、
仕留められずファウルの山を築き、
それで追い込まれているから、
あとは緩めのカーブで攻められ続け、
最後は逆球ですけど、
緩いカーブで着実に空三振を奪われました。


スパンジーにも
変化球が頭にあったかもしれませんが、
3球連続の高めストレートに対し、
全て振り遅れていましたね。
3球目のファウルは、
外角狙いが中へ入り甘くなりましたが、
フルスイングで詰まらせていました。。。


源田は高めストレートに詰まらせて力負け、
森は内角ストレートで詰まらせて二ゴロ。。。


スパンジーの3球目ファウル、源田の左飛も、
外角に構えるところを逆球気味になっているわけですが、
そのコースは、内角に入り込んではなく
甘めに真ん中の高めに入っているのですが、
詰まらされています。


それだけバンデンのストレートは走っていて、
手元でもノビている(失速しにくい)ので、
甘く入っても、
振り遅れを誘っているところですね。


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2回裏に入ると、
先頭の山川には、そこまでコースが厳しくなく、
振るタイミングもそう遅れているわけではなかったですが、
球の下を叩きつけて打ち損じ、打ち上げてしまいましたね。
これはもったいなかったです。


ただ、バンデンのストレート
初速と終速の差が小さく、手元でノビているから
落ちにくい軌道を描いているので、

実際の投球軌道が
山川が読んでいた投球軌道(バットのインパクト位置)より
微妙に高めに入っている
ため、球の下を叩いてしまったと思います。


次の外崎にはインハイ攻めでも四球で歩かしてもらいますが、
中村は初球の外角ストレートを打たされて
6,4,3の併殺打に。。。
遊撃手がバックハンドとなって上手かったですが、
中村が打った球も、
一見、甘そうに見えるわけですが、
甲斐が構えたところに決まる外角球であり、
バットから球は遠く、
バットの先で計算通り打たされましたね。


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3回裏においては、
先頭の栗山には高めストレート攻め。
初球はストレートを振り遅れて空振り。
2球目はストレートのすっぽ抜け。
3球目は、変化球待ちで手が出ず、
問題のB1S2からの4球目の内角ストレートは、
栗山自身、見極めたつもりが、
内角一杯に決められて、見三振に終わります。


様子を見ようとすると、
ストライクゾーン一杯に決めてくるから、
さらに厄介になっています。


次の木村も、
初球の高めストレートをボテボテの三ゴロ。


次の金子には、
1~2球目が外角高めに抜ける形となり、
今日、初めてボールが先行しましたね。
ちなみに、金子は左打席に入っているので、
その1~2球目は、
右打席から見れば、インハイのコースであり、
先ほどの外崎のインハイ攻めでも
カウントを悪くして歩かせてましたね。
どうも、
右打者から見れば内角高め、
左打者から見れば外角高め
は、
シュート成分の変化量が大きく
制球力を乱す一面を抱えていたかもしれません。


しかし、3球目は内角一杯に決められ、
4球目は、スライダーを真ん中付近から縦に曲げられ、
カウントを稼がれ、あっという間に追い込まれます。
5球目の外角高めはカットしましたが、
6球目の低めに落ちるチェンジアップは、
走り打ちをしながら、当てるだけの半端な打撃で遊ゴロに。


まあ、バンデンの方が上手でしたが、
金子も走り打ちが好きですが、
その走り打ちにより、インパクトも半端となり、
打撃の安定感を損ねている面は否めませんね。


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そして、打者一巡して4回裏に入ると、
先頭のスパンジーには、
ストレートを全く投げず、
緩いカーブ&チェンジアップ攻めで遊ゴロに打ち獲られます。
抜けるカーブもありましたが、
二巡目ですから、バンデンも調子が上がってきているので
もうスパンジーの大好きなストレートを投げてきませんでしたね。


次の源田は、1打席目と同様に
高めストレートを詰まらせての中飛です。


次の森には、
初球、低めが僅かにハズレてBカウントスタートでしたが、
ストレートは、角度のある低めや、
外角高めでコース際をを突きながら、
チェンジアップも混ぜて
緩急を活かし始めます。


二巡目以降は、獅子の方も
狙い球は各自に任せているかもしれませんが、
早打ち作戦の手を緩めました。


その一方、バンデン&甲斐のバッテリーは、
カーブやチェンジアップを混ぜていきながら、
緩急も活かしながら惑わしてきます。


しかも、荒れ球も武器になって良き、
もう絞ることも難しくなっていきます。


とにかく、今日のバンデンは、
軸となるストレートが走っているから、
そのストレートで甘く入っても打ち獲られるし、
また見極めても、
変に際どいコースに決められるし
さらに変化球が活かされてしまうのも大きかったですね。


そのため、獅子の方は、
ストレートなのか?
チェンジアップなのか?
カーブなのか?スライダーなのか?
コース際に一杯に決めてくるのか?
頭の中がゴチャゴチャと迷走し、翻弄され、
甘い球が合ってもタイミングも合いません。
振り急げばファウルにしかならず、振り遅れれば凡退。。。


今日のバンデンについて、まとめれば、
ストレートの力でねじ伏せられ、
神出鬼没にストライクゾーンに収まるように
 ※甘い球もあれば、コース一杯の球もある。
  ただ甘い球はストレートの力で抑えられたり、
  タイミングが掴めず抑えられたり。。。
ストライクゾーン全面をキャンパスに使っての荒れ気味で
概ねストライクゾーン(際を含めて)で荒れている
コースへの見極めが難しくなり、
さらに、中盤以降は、緩急も活かされて
獅子打線を翻弄しまくりました。


ある意味、バンデンには、
概ねストライクゾーンで勝負しながら
「勝つ投球」をされたと思います。


楽天の福井とかも、制球力が無いため、
獅子打線も、その荒れ球でやられますが、
福井とかの場合は、
ボールゾーンも含めた荒れ球であるため、
見極められると、与四球にもつながりやすく
「弱い」ですよね。


でも、バンデンの方は、荒れていても
概ねストライクゾーンで荒れているので、
球は絞りにくいとともに、
見極めようとしても、カウントを稼がれるので、
楽天の福井などの「荒れ球も武器」と種類が違います。


とはいえ、ストライクゾーン内ですから、
甘い球があれば打ち込まれるわけですけど、
ストレートが力強く、手元でノビている
(球速が落ちない、軌道が落ちない)ので、
さらに、緩急も活かしてきますから、
ストレートと変化球が相互作用して
そう簡単にも打てないですね。


このようなバンデンの投球は、
光成や今井らにとっても、
勉強になる投球だったと思います。


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で、試合の方にもどすと、
8回裏、先頭の山川が
高めストレートのボール球を
バットの先で下へ叩きつけるように当て
(「打った」という印象ではなく、当てただけ)
そのバウンド球バンデンを襲いますけど、捕球できず、
二遊間を抜けるコースへ転がるものの、
二塁手の川島がダイビングキャッチで止め、
体勢崩しながら送球しますが、
際どく山川が間に合う形の内野安打でした。


まあ、基本的に打ち獲られていますが、
飛んだ方向が運良く、
ノーヒットを阻みましたね。


解説は「お互いにプロ同士の最高のプレー」と言っていましたが、
間に合わなかったけど二塁手の川島はそう言えますが、、、
「お互いに」は疑問ですね(^0^)


一応、バンデンから打ったヒットと言うと、
このイニングの中村&木村のヒットくらいでしたね。。。


まあ2点を返して、接戦に持ち込みましたが、、、
9回表に余計な1点を失いましたけど、
それ以前に、強靭なリリーフを備える鷹相手には、
時すでに遅い反撃となりましたね。


まあ、こういうノーヒットがかかっている投手を沈めるには
それを逆手にとって、
『引っ張り過ぎ(交代させない)』
の隙を活用したいですね。
(完封目前とかも同様)


ノーヒットがかっている場合、
ヒットを打たれても「完封」が残っているので、
交代させにくいですよね。
でも、球数も嵩んで、
さらに、ノーヒット達成を意識している分、
緊張感もあるので、疲労度は増しています。


だから、引っ張り過ぎの隙を狙って
一気に畳み込みたい
ですね。


でも、今日もそうでしたけど、
1点失えば、そこでリリーフに交代です。
その1点が勝ち越し点なら、最低限、同点ならまだ良いですが、
今日のように3点差離れていると、1点では足りず、
その後、リリーフに抑えられて、こちらの反撃も息切れします。


それだけに、1点を奪いそうで奪わず
走者を塁に貯めて
「一撃必殺」の一発が欲しい
というのが理想形です。


もちろん、走者を貯めた時点で
非情になってリリーフへ交代させるケースもありますが。


今日のケースで言えば、勝つためには、
完封に狙いを切り替えて
続投するバンデンを相手に
「栗山の3ラン弾」が理想ということですね。


まあ、栗山にその一発を期待するのも酷ではありますが、、、
でも、木村が結果的に打ちましたが、
どうせ代打は出さないでしょうから、
栗山の次に木村、金子と続く場面だっただけに、
栗山で決着をつけないと、追いつかないと
勝てる公算が高まらない状況でもありましたね。


でも、鷹に勝つためには、
獅子の投手陣の実力(ゼロ封は困難)も鑑みれば、
バンデンのストレートが良いだろうが、
ストレートに狙いを定めて良いけれども、
序盤のうち、そのストレートを
潰さなければなりませんでしたね。
そうすれば、バンデンもリズムを崩します。


それこそ、
相手が立ち上がりに不安を抱える初回、
(どんな投手でも大なり小なり不安はある)
必ず先頭に回ってくる1番打者の1打席目
ですね。


一般的に1番打者に求められることは、主に次の2点です。


①必ず先頭で回ってくる1打席目で
 相手の立ち上がり時に相手へ脅威を与えること
 相手のリズムを崩すこと。
 →1打席目できっちり爪痕を残すこと
 ※まあ、2番以降に相手の様相を伝えることもある
②最も多く打席が回ってくるので、
 できる限り、倒れず数多く出塁すること。


今日はそのうちの
①の役目がカギだったと思います。


しかも、今日のスパンジーの1打席目では、
スパンジーが大好物のストレート
最初から3球連続で投げてくれた
のですから、
その得意のストレートで力負けしてはダメですね。
まあ、最初からカーブ等の変化球攻めだったら
やられてしまうのもやむを得ないですけど、
大好物のストレートが3球も続いたことは、
スパンジーにとってラッキーでしたね。


その3球も続いたストレートしっかり仕留めて出塁し、
斬り込み隊長として、バンデンにリズムを掴ませぬよう
何とかしたかったですね。


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一方、投手陣について。


先発の本田は、
バレンティンに一発を連発され、
それに泣かされましたね。


確かに1発目は、ボール先行し、
フルカウントに持ち込みましたけど、
粘り負けして甘く入りましたね。
片手でスタンドインですから、
バレンティンのパワーもあるけど、
本田の変化球も甘かったですね。





昨日の今井もそうですけど、
伊藤、田村、本田などは、
球質が軽い方なので、
一発長打の被弾(一発病)
は前々からの課題
ですね。


まあ、一発病を克服するには、
①雄星みたいに体重を増やして球質を重くするか
②楽天の岸みたいに制球力を高め、
 際どいコースを突きまくるか
ですけど、
今さら、目方を上げて①のようにするのも難しく、
目指すのは、②の制球力タイプですね。


ただ、②の実現を果たすには、
道のりは楽ではなく、茨の道ですね。


そこで、気になるのは、本田の場合、
ゴロ打よりフライ打の方が多い傾向です。
(昨年、GO/AO=0.71)


一般的にゴロアウト派、フライアウト派
どちらでも良いところでありますが、
本田のように一発病を課題にしているならば、
フライ打は一発長打につながりやすいので、
ゴロ打を増やすように努力されたいですね。


グラウンドボール投手になることにより、
本田もさらなる成長が見込めると思います。


ゴロ打を打たせるようにするには、
低めに球を集める制球力も欲しいですし、
また、2シームなどニール先生から
動く球を伝授してもらい、身に着けられたいですね。


しかし、今日の本田は、
一発連発に泣かされ、反省点として残りましたけど、
5回2失点であり、被安打3、与四球1で試合を築きました。


立ち上がりには、柳田を詰まらせて左飛に打ち獲り、
柳田の2打席目は、ピンチでしたけど、
柳田自身が驚くほど
内角一杯に決めて見三振を見事に奪いましたね。


今井や光成らと比して、
本田の方が求めるレベルが低いところもあるので、
鷹相手にここまで投げれば上々の評価ですけど、
実際に、今井と比べれば、
同じように二発打ち込まれましたけど、
十分、良い投球でしたね。


ただ、5回を投げ切って、そこで降板しましたね。
5回の雰囲気ならば、球数も82球なので、
もう1イニング行けそうな気がしましたが、
どうやら、陣営の方は、昨年もそうでしたが、
80球を過ぎると急に厳しくなりやすいということを懸念し、
また、本人も今季、初登板で緊張もしていたので
その疲労度も懸念されて、早期交代になったみたいですね。


まあ、そこはベンチに帰ってからの様相もあるので、
また、本田自身、メンタル面への課題も抱えているから、
自信を持たせたまま、良いイメージで下げる
というのがあったかもしれません。
昨年、鷹戦でフルボッコになっていましたからね。


でも、今後は、鷹相手でも6回まで投げ切る、
100球までは投げることができるように成長すること
そこが欲しいですね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2番手に6回から浜屋が出てきましたね。


そのままロング体制に入ったので、
ある意味、
本田&浜屋の第二先発構想のようなものです。


ただ、立ち上がりで先頭の左腕殺しの川島
一発被弾してしまい、
余計な失点を許しましたね。


立ち上がりから制球に苦しみ、
外角へストレートを3球連続して外し、
4球目は決めて、カウントをB3S1にしましたが、
5球目は「先頭で四球を与えたくない」の気持ちが先行して
ストライク欲しさに、ど真ん中へ投げてしまいましたね。


カウントがボール先行から、
ストライク欲しさで置きに行き、
ドッカン!と打ち込まれる典型的なパターンです。


これに関しては、浜屋も反省要であり、
今後につなげて欲しいですね。


それでも、それ以降、
球は荒れながらも、
長谷川に四球を与えましたが
それ以外を抑えましたね。


6回表は球も荒れていましたが、
2~3イニング目の7~8回表は
落ち着いてきてもいました。


柳田に対して、6回表の打席は、
川島の一発被弾直後で動揺もしており、
柳田の打ち損じに助けられましたが、
次の8回表の打席では、
ボールカウントを重ねましたが、
堂々とフォークで空三振を奪いましたね。


今日の浜屋について、
立ち上がりはあまり良くありませんでしたが、
イニングを重ねるにつれて、良くなっており、
立ち上がりの力みも、
経験を重ねれば解決できそうな感じですね。


そして、鷹を相手に
ロングで見込めるようになったのは大きいです。
第二先発要員として、十分、期待できますね。



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最後に宮川が三番手で登板しました。


バレンティンを外角ストレートで空三振を奪いましたね。


入団前にストレートの回転数が2500〜2600回転/分と言われていたように
ストレートの質はかなりよく魅力です。


その質の高いストレートを外角一杯に決め
バレンティンを空三振に仕留めました。


でも、次の長谷川には、初球に力んで内角へ外し、
2球目、ストライクに入れに行って、
真ん中をジャストミートされましたね。
ストライク(制球)を意識した分、
甘く入って、球の力も減ったんでしょうね。


で、最もダメだったのは、走者は盗塁を許して二塁、
上林のゴロアウトで三塁に進められましたが、
二死まで追い込んでおきながらも、
松田に対して、
余計な致命的となる失点を許し
松田自身に打点を上げさせたことですね。


まず今日の試合として、
致命的となるダメ押し点になりました。


次に、今の松田は不調モードに入っていたわけですが、
松田を着火させると、
鷹全体が盛り上がってくるので、
明日以降が脅威になってきます。


まあ、一発でなくて良かったですけど。


ただ、宮川のカウントを稼ぎに行った初球カーブも
真ん中高めの甘かったですが、
緩い球でタイミングを外しているので、
打ち損じ気味で、詰まらせた打球でした。


しかし、センター金子が突っ込み、
グラブの先っちょで打球に触れていますが、
ポテンヒットとなるタイムリーを許す形になりましたね。


まあ、金子が捕球していれば、
ある意味、ファインプレーになって
盛り上がりながら9回裏に入れたわけですけど、
金子自身、結果を出せぬ焦りから気負い過ぎているので、
流れが無く、負のスパイラルにハマっているだけに、
全くリズムに乗っていませんから、
身体の反応も鈍り、最初の一歩が遅れがちになりやすいので、
こういう勝負処では、僅かに負けてしまう
(捕球できない)という結果
になってしまいますね。


逆に、リズムに乗っていれば、
心理的に流れもあるので、身体も素早く反応しやすく、
数多く見せてきた好守のようになりやすいわけですが。


ただ、この場面、
かなり深めの守備隊形を敷いていましたね。


松田の場合、長打もあり得るから、
二死なので犠牲フライもありませんから、
深めの守備隊形を敷いていたんでしょうが、
このゲームは、この展開なら、
もう1点失った時点で致命傷になりやすいので、
その1失点を阻止することが大優先でしたね。


もし松田に長打を打たれたとしても、
1失点は確実に入り、2点目も失う危機になりますが、
もうそのときは「The End」です。


まあ、宮川の球数が増して宮川の疲労感で違うほか、
長引けば、もう1人の投手を投入する危険性もあるわけですが。


単打でも本塁を刺せること(難しいけど)や、
実際に打たれたポテンヒットでも
三塁走者を釘付けにしたいことを見据えたら、
かなり深めの守備隊形は損ですね。


ただ、二死なのであと1つアウトを獲れば
無失点で9回表を切り抜けられる
ので、
前進守備をしていて、
頭上を越えられたら、嫌ですね。


それなら通常の中間守備
良かった気がするのですが。。。


ちなみに、鷹の場合、内川とかもそうですけど、
嫌らしいポテンヒットって多い気もしており、
そこから崩されて負けることも目立っていますよね。


ポテンヒットの練習、
バットコントロールを意識した練習をしているのでは?
と思わせるほど。


チーム全体で
チグハグした守備になっていると思います。


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結局、今日は打てず抑えられたこと
最大の敗因ですね。


しかも、今日も川越らを使いませんでしたね。


もちろん、今日のバンデンを若獅子らが打てるか?わかりませんが、
今日のようなバンデンのストレート
二軍戦ではあまり経験しない代物です。


どうせ、同じ打てないのであれば、
若獅子らを打席に立たせて、
目前で一級品のストレートを味合わせ、
今後の成長の糧にする手もありますよね。


現在、
控え野手を多くベンチに座らしていますけど、
今のままでは、
ベンチで野球観戦&声援させているだけです。

まあ、今は無観客だから、せめてベンチだけでも???


要は、控え野手を多く用意しているのだから、
それであるならば、
若獅子らを積極的に起用したいですし、
それでも、積極的に使わないのであるならば、
野手の代わりに投手を増やしてほしい
ところですね。



でも、昨日と対照的で
なかなか投打が噛み合いませんね。


しかし、今日は、
鷹を相手に浜屋&宮川が見込めること
確認できたので、それは大きな収穫ですね。
(本田もね)


さて、明日はニール神が先発しますね。


相手は復活している東浜のようですが。。。


東浜も開幕戦では良かったようなので、
昨年のような不振時のイメージは無さそうなのが
厄介になりますけど、
こちらも一番手投手の「ニール神」で
負けるわけにはいきませんね、